タイトル■はなびの“は”
書き手 ■こばみ

普段何気に足を運ぶ花火大会ですが、
花火大会って無料ですよね。無料なら、
いっそお得に見物したくないですか?
そこで“花火フェチ”の私が
自然と身に付けた花火大会の観覧方法。
素敵でお得で役に立つ花火大会の必勝法を
お伝えできたらと思っています!

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<その14> 
今年観た花火大会・後編

打ち上がるまでの待ち時間に
私は人間ウォッチングもしてみました。

花火に来ている人たちの幅って本当に広いんです。

やはりファミリーは多いですね。
大人数の、親戚もみんな一緒なんじゃないか?
というくらい大人数のファミリーが
けっこういました。
で、打ちあがる前からちびっこたちはおおはしゃぎ!

あとはカップル。
待っている時間なので、どちらかが寝ているケースが多いですね。
たしかに、付き合いはじめの2人が長時間待つのはきついかもしれません。
なので、寝ているカップルはもう長い付き合いか夫婦でしょう。

付き合いはじめのカップルは、
混んでいるのを覚悟して、ギリギリに
来るのがいいんじゃないでしょうか?

混んでいるのもまた
2人には良いシチュエーション
でしょうし。(おおきなお世話?)

そして、私たちのような学生みたいな若い団体。
こいつらは、打ちあがる前からうるさい。飲んでうるさい。
あっ、私たちも含むってことで・・・。

さてさて、
打ち上げは突然でした。

江戸川の花火は、最初に数十発もの花火が
一気に打ちあがるのが特徴です。

(市川サイドは、市が主催でアナウンスを流していて、
カウントダウンをして打ちあがったような記憶があります)

やっぱりここの花火はいいですね。

バランスがいい。
あまり飽きさせないように
上手くプログラミングされてますね。

江戸川の花火は、
コンピューター制御で打ち上げられています。
なので、風向きによっては、煙が停滞してしまい
花火がきれいに観られないこともあるのですが、
今年は大丈夫でしたね。

最後に、今年ひとつ初体験したことが。

いつもなら、終了後少し時間をみつつ帰路についていたのですが、
今年は人数も多かったので、そのまま人が引くまで遊びながら
待とう!ということになったのです。
で、ヤイヤイ1時間くらいは河川敷で盛り上がっていました。

そうすると、1台のトラックが・・・。
すぐそばを通ったのです。

えっ?こんな河川敷に大きなトラックって通れるの?
と思った瞬間、

あっ!打ち上げ師の人たちのトラックだ!
と気が付きました。

そうしているうちに、次々に大型のトラックが通るのです。
まだ残っていた若い人たちがそれに気づき、
トラックに向かって自然と拍手が起こりました。

そのうち拍手は歓声に、
歓声が“花火師コール”に。

このコールですが、完全にW杯の影響です。
横浜の花火でも、花火終了後、若者たちが
「パパパッ(拍手)、横浜!! パパパッ(拍手)、横浜!!」
というコールをしていました。
横浜にコールって、かなり笑いました。

それに続き、今度は“花火師コール”。

「弟子にしてくださーい!」
ってトラックに走り寄る酔っ払いもいたりして。

トラックの花火師さんたちも、
最高の打ち上げが終って、盛り上がっていたようです。
拍手に、クラクションで答えたり、
手を振る花火師さんもいました!

なんか、いいですよね。
新しい発見ができました。

行くメンバー、時間、場所、天気、服装・・・。
それによっていろんな思い出が作れる花火大会。

だから私は花火大会が好きです。






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