タイトル■狼男の記録
書き手 ■谷田俊太郎

はガガーリン空港へ行く」を主宰している
の書いた制作記録でがんす。略して「狼男の記録」。
狼男といえば、「ウォーでがんすのオオカミ男♪」
でおなじみの「がんす」でがんす。でも面倒くさい
ので、本文では「がんす」は省略するでがんす。

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これまでの記録


<149> 7月7日(日)

■■ 夏の両国 ■■

七夕である。
でもそんなこととはまるで無関係に
ZERO-ONE両国大会へ。

以前に「さいたまスーパーアリーナ」の
悪口をさんざん書いたけれど
最も好きな会場が、この両国国技館。

家からも近いし、隅田川沿いという立地もいい。
あぐらをかいて座れるマス席もいい。
ビール(500円と安いのもいい)も飲める。
東京ドームのように広すぎないのもいい。
なんというか下町的な親密感を感じられて、いい。
周辺にはチャンコ屋などの飲み屋もふんだんにあって、
完璧。

特に夏の両国は、
なんともいえない風情があって最高。
今日は晴れたし暑いし絶好の両国日和だった。

客入りが少ないだろうと判断して
ダフ屋で安く買って見ようと思っていたのだが、
なぜかダフ屋があまりいなかった。
しかもみんな券を手に持ってない。
聞いてみると、今日のチケットは
あまり出回ってないとのこと。
不思議である。

仕方ないので当日券を買うことにしたのだけど、
当日券売り場は長蛇の列。
みんな考えることは同じだったか?

強い日射しに照らされながら
並んでるうちにビールを一本飲み終えてしまった。
数十分待って、やっと券を確保。

マス席の最後方の席という
絶好の場所だった。
ここだとマス席を仕切るパイプに座って
少し高い視点から見られるのだ。

思ったよりも客が入っている。
ほぼ満員といってもいいかもしれない。

異様な勢いでビールを飲みながら
楽しく観戦。
しみじみ「両国はいいなぁ…」と思う。
実際のところ試合を見ることよりも、
この会場にいることが心地よい。

大会終了後も御機嫌なまま
飲み屋に直行。
21時くらいに終わってくれたので
たっぷり時間がある。
いやー飲んだ飲んだ。
酔っぱらった。

昨日の主役は小川でも橋本でもなく
両国だったなぁ…。

…というわけで
試合の感想は省略!

以上


(つづく)





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