タイトル■狼男の記録
書き手 ■谷田俊太郎

はガガーリン空港へ行く」を主宰している
の書いた制作記録でがんす。略して「狼男の記録」。
狼男といえば、「ウォーでがんすのオオカミ男♪」
でおなじみの「がんす」でがんす。でも面倒くさい
ので、本文では「がんす」は省略するでがんす。

>>
これまでの記録


<151> 7月15日(月)

■■ ぶつぶつ思う、夏 ■■

不思議なものだ。

やらなきゃいけない、と思っていると
やりたくなくなる。
やらなくてもいい、と思うと
逆にやる気がわいてくる。

たとえば、漫画を読むことは好きだ。
でも、それが「仕事」だと思うと
とたんに面倒くさいことに思えてきて、
違うことをしたくなる。

試験前日に
突然「巨人の星」全巻読破を始めたり、
机の整理とかしたくなるのも
同じだろう。

強制されるものや義務感を感じるものには
たとえそれが何であっても
自然と逃避しようとしちゃうもんなのですな。

「やらなくていい」という
環境設定こそが自分にやる気をわかせる
有効手段なのかも。

…なのかも
って、もともとホームページでの日記なんて
最もやらなくてもいいものなのか(笑)

変な義務感を感じて思いつめて
勝手に煮詰まっていたのかもなぁ、俺。
そういや恋愛もそれで自滅するパターンが
多かった…。

成長してない自分を感じる、夏。

さ、過去を振り返るのはやめて
若者らしく未来を見つめるのだ。
あしたのためにその1。

昨日のK-1は抜群に面白かった。

K-1vsPRIDEという対抗戦が
初めて大成功した興行だったと思う。

この一連の対抗戦は
クリーンな立ち技競技として確立したK-1を
ぶち壊す危険性があり、
話題性があるとはいえ
果たしてやる意味があるのか
とずっと疑問を持っていた。

ミルコという新たなスターを生み出した功績はあるものの、
これまで行ったきた「K-1vsPRIDE」対抗戦のほとんどは
成功しているとは言い難いと思う。
(中迫vsボブ・サップ戦など)
しかし、今回のアビディvsランペイジ、
セフォーvsアイブル、武蔵vsデンプシーは
各々の魅力が存分に発揮された傑作試合だった。

守るより攻めろ。
トライアル&エラーを繰り返すことは、
やっぱり重要なのだなぁ。
勇気ある決断をした石井館長に
今さらながら脱帽だ。
余計なことの大切さをしみじみ実感。
実に勉強になったです。

同じような意味で「濱マイク」2話目も面白かった。
1話目よりもさらに「ドラマ」という枠から
逸脱した作りで、より方向性が明確になった。

誰にでも楽しめるハリウッド映画だけが映画じゃない。
同じ映像表現であるドラマだって、それは同じはず。
こういうドラマもあっていいのだ。
少なくとも俺は見たい。

視聴率やスポンサーの反応はどうなのか知らないけど、
そんなことは一視聴者には知ったこっちゃない。
今後ともヤンチャし続けてくれることを希望。
となると、人気は下降していくかもしれないけど、
それも一視聴者には知ったこっちゃない(笑)。

音楽界では、十年前ならヒットチャートに入ったり、
メジャーではあり得なかったものばかりが
ガンガン人気を集めてる昨今。

ドラマ界はそれにくらべると
ずいぶん遅れていたのかもしれない。
こういう作品が徐々にゴールデンタイムを
侵食していったら、俺は楽しいなぁ。
そうなったらなったで、王道ドラマも
逆に光ってくるだろうし。

世の中、ヒントだらけだ。

…とか、ぶつぶつ思う、夏。


(つづく)





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