タイトル■突刊マット
書き手 ■koga 

マット界の出来事について、徒然なるままに
思いついたことを書きます。わけがわからない
話が多いかもしれませんが、それだけ熱くなれ
る魅力があるものなんだ、ということだけでも
伝われば、嬉しい限りです。どうぞよろしく。

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リレー式エッセイ
さよならリングス特集(1)

2月15日・横浜大会を最後にリングスが解散します。
ただ黙って見届けるのは、ちょっとさびしぎるので、
リングスが好きだった人達何人かに、解散の日まで
リングスへの思いをリレー方式で書いてもらいます。
投稿も大歓迎です。tanita@dp.u-netsurf.ne.jp 迄どうぞ。

トップバッターはデザイナーkogaさん(♀)!
以前にもらったメールでは「2.15は泣くかもな」
と書いてました。まあ、ミートゥーですが。では。




<2002.1.26>
リングスは「リッチな世界」だった


初めてリングスを見たのは6年前。
突然(本当に突然)
プロレスにはまり、
東京近郊で「興行」と名が付くものは、
毎週、手当たり次第に見に行ってた頃。

1995.3.18 有明コロシアム。
この日初めて見たリングスの印象は、
とにかく『リッチな世界』。

おぼえにくい名前のゴツゴツした外国人選手。

リングサイドで審議委員が着ている赤のブレザー。

ふむふむ、この山本って若者は
4月にヒクソン・グレイシーと対戦するらしい

……などなど。
ギラギラした感じはなく、
シンプルで上品な、気持ちよい空間。
いわゆるグローバルってこんなカンジ?
とても気に入った!!

人間、出会った時の印象が消えない。
リングスに関してもそう。
ずっと見続けてあれから6年。

ルールも顔ぶれも
大きく変化してしまったけど
私の中の『リッチな世界』の印象は
今でも変わらない。

一方、今の自分はといえば、
プロレス・格闘技界を眺めて楽しむのが好きな
あんまりタチのよくないファンに
成長してしまったかな。
特に熱心に応援している選手がいるわけでもなく、
基本的に情報は『週刊ファイト』のみ…(オイオイ)
最近では、リングス以外の会場に行く機会も
めっきり減ってしまった。

でも、だれかとプロレス・格闘技の話題が出た時に
「自分はリングスファンです」と言うときの、
あの誇らしい気分が好きなんだ。
鼻の奥がスッとするようなカンジがして、
大好きだった。

実際はきっと『リッチ』じゃないから
活動停止なんだよね…はぁ

WOWOWさん、今までどうもありがとう。
呪いの言葉じゃないけど、
WOWOWの今後もちょっと不安………ですよ。





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