タイトル■ニューヨーク貧乏 〜金が尽きたら、さようなら〜
書き手 ■マイティー井上Jr

現在ニューヨーク在住のフォトグラファーによる
貧乏生活報告を含めた、ニューヨークの今を伝え
る身辺雑記です。あくまでも1個人のみの視点で
お送りするエゴイズム通信であります。「
セプテ
ンバーイレブンで激減した観光客を1人でも多く
ニューヨークへ呼び戻したい!そんなピュア−な
気持ちもありますよ」という、そんな企画です!

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第42回 
 アメリカの結婚式 ■

どうもです。
6万人まであと少し、そんなに頻繁に更新はしてないが、毎日200人ぐらいの人が
このウエッブを訪問してくれているとなると、書かねばと・・・

昨日はフィラデルフィアまでアメリカ人の結婚式の撮影に仕事として行って来た。
朝9時に家を出て、帰って来たのは翌日の夜中の2時過ぎ、へトヘトに疲れる。

日本にいる時も親戚、友人、編集者や仕事仲間の結婚式にカメラマンとして
20回は出動したが、何回やっても結婚式の写真は疲れるし慣れない。
まあ、長丁場の仕事という事もあるが、正装をしなければ成らないのが
特に俺には苦痛でネクタイは犬の首輪の様に感じるし、
革靴も長い時間履いていると足が吊りそうになる。

しかし、息苦しいとか足が痛いやらと言い下手な写真を撮ると
一生恨まれるのでは・・・と思い一生懸命撮るのである。

ところで、アメリカの結婚式も日本の結婚式も
基本的には写真を撮る上ではなんら変るところはない。
強いて言えば、新郎(グルーム)、新婦(ブライド)の支度風景、
式まえの様子などをスト−リーぽく撮ることだろうか・・・?
日本でも結婚式写真が変ってきたと聞くのでなんとも言えないが・・・。

で、結婚式そのものもそんなに違いはないと思うのだが、
今まで何回か見た限りで言えば、教会で式を必ず挙げるものと思いがちだが、
意外やそうでもなく、式場のホールなどでする場合も結構あるみたいだ。

面白いのは、ダックスフントみたいに長〜いリムジンを借りて
新郎新婦や家族などが移動に使うのがお決まりのようだ。(当然例外もあるみたいだが。)
以前に行ったNBAプレイヤーの結婚式にはなんと5、6台が列を連ねて移動し
壮観だった。アメリカではリムジンは現代の白い馬車のようだ。

セレモニー(結婚式)では新郎、新婦の友人か兄妹が[新郎側(ベスト・メン)
新婦側(メイド・オブ・オーナー)]が付き添うという形で式などが行われ
その他にグルームズ・メン、ブライズ・メイズという友人数人がそれぞれ同じ衣装に
身を包みそれに従う。お雛様の5人囃子と官女みたいな感じだ。

そして、両親、親戚、グルームズ・メンとブライズ.メイズがそれぞれペアーを組み
入場した後、新郎、新婦が入場するといった段取りで、
フラワーガールという女の子が花を捲きながら先導したり、
ウエディングドレスの端を男の子が持ったりすることもあるようだが
ときどきで多少変わるみたいだ。
それ以外はさしたる違いはなかったように思う。

披露宴は、日本のように音楽が流れる中、二人にスポットライトが当たったりの
ドラマチックな演出や両親を泣かすような過剰演出があったりすることはなく、
アメリカはサッパリしたもんで
飲んで、食べて、喋って、踊り騒いで終わりといった感じが多く、
日本の様に1段高いところに二人が鎮座させられるということはなく
バリアフリーなのだ。

また、二人の会社の上司やら、親戚のスピーチなどの歯が浮くような祝辞はなく
2人を良く知る友人が少し喋ったりするぐらいで、あとは招待者が入れ代わり
新郎新婦にお祝を言いに行ったりダンスをして時間を過ごす。

表面上はさっぱりした感じに受け取ったが、式までに日本同様に席次がどうだとか
誰を呼ぶか水面下ではどうなっているのかチョット知りたい感じで、
ここらへんを知り合いのアメリカ人既婚者に聞き少し探ってみようと思っているのである。

しかし、アメリカの離婚率は半分を上回っているそうで
ここら辺の話は縁起が悪いので次回ということで・・・。



(つづく)





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