投      稿      企      画

特 集  さ び し い 

そんなにたいしたことじゃなけいけれど、
ふだんの暮らしの中でふと出くわしてしまう
さびしい空気。本当にさびしい時は泣けばいい。
けれど、それとも違うちょっとだけ切ない気分。
そんな時、ここに寄ってみてください。



<投稿方法>
さびしいと思ったことを書いて送ってください。
文字制限はありません。
tanita@dp.u-netsurf.ne.jp迄。




2002年3月22日更新分>

一人でテレビを見ていて、泣き笑いした後に鼻をかんだ瞬間(♀・26)


大岡越前のテーマンソング。
 ムームー、ムムムム、ムームー、ムムムムム、ムームー、ヒャーララリラララ、
 ルールールルルルルー♪ あくまで陰な世界 (♂・27)


特ダネの秋川リサ。あの若作り、コメント…、すべてがさびしい。(♂・30)


誕生日(♀・20)


何年も放置されてるホームページ(♂・25)




2002年3月19日更新分>

あまった、もう1枚のチケット(♀・23)


「巨人の星」で、飛雄馬と明子が一徹を見放し出ていったとき、
 ぽつり部屋に残った一徹が大リーグボール養成ギプスを手にして
 涙するシーン。ギギギという音…。(♂・30)


AV鑑賞後の約12 分(♂・21)


『あの有名人は今』的な番組や雑誌の記事(♀・27)


品数の少ない店(♀・20)


ドナドナ(♀・23)


ちょっとアンケートですからと、ファッションビルで
 おねーちゃんに呼び止められ、買う気ないと言うと、
 「それでもいいですから」と、散々人のことを聞いて、
 さらに持ち上げて、いろいろ商品を持ち出してきて、
 20分くらい経って、だから買う気ないじゃん、って言うと
 ハイじゃあお帰りください、と表情を一変させ無表情に
 言った彼女の、宝石をか片付けるしぐさ。(♀・25)


いつかけても出ない電話。
 それでもかける自分。 (♂・23)







2002年3月7日更新分>

自分が必死になって作った10年前のミュージックテープ。(♀・29)


商品街の洋品店(♀・26)


近所にある「イチロー」という店名の韓国マッサージ屋。(♂・32)


同じく近所にある「ファイナルアンサー」という店名の韓国マッサージ屋。(♂・32)


お金がないとは言えず、用事があるからと断わった友達の誘い。(♀・24)


一匹も釣れなかった、釣り。(♂・29)


「朝まで生テレビ」のあれだけ討論しても、それが国政や世論にまったく
 反映されず、ましてや人々の行動を呼び起こすでもなく、単なるショー
 として終始している事実。(♂・30)


タイガーマスクのエンディングテーマ曲
 「みなしごのバラード」(♂・34)

「えーっと、レギュラー、5リットルでいいや」(♂・25)


相手の話を聞かない人との会話。(♂・24)




2002年3月7日更新分>

中学生の頃録音した「吉田輝美のテルテルワイド」のカセットテープ。
 実家で見つけて、すごくさみしい気持ちになった。(♀・30)


電話中、相手が早く切りたがっているのがわかったとき(♂・29)


桜を見ると、何かやり残したような気になって、寂しさを感じる。(♂・27)


休みの日、部屋でウトウト寝ちゃって、気がついたら夜中だったとき(♀・26)


おヒョイさん(=藤村俊二)の横顔(♂・27)


お持ち帰りしたら、冷めてふにゃふにゃになってて
 おいしくなかったクレープ(♂・32)

十三星座うらない。
 一時話題になったけど、とんと聞かないよね?(♀・30)


「また今度電話するわ」「今度飲みに行こうよ」という
  紋切り型の挨拶をされたとき(♂・25)


雪印のせいで終わってしまう「料理バンザイ」。
 公共広告機構のCMばかりなのも、さびしい。(♀・28)
 

用件だけのメール(♂・24)




2002年3月6日更新分>


めざましテレビの占いコーナーで、
 今日が「最悪」の運勢だと分かった朝(♂・32)


同性愛。不毛ゆえの純粋さが、寂しく、美しい。(♀・31)


盛り上がるダッシュ村で、ひとり冷水浴(?)している村長「アヒル隊長」(♂・32)


『大きな古時計』。
 私の子供のときの“さびしいとき”のテーマソングだった(♀・21)


誰かといっしょの部屋で眠るとき、相手に先に眠られて、
 自分だけ眠れないと、まるでこの世で目を覚ましているのは
 自分だけじゃないかと思い、とてもさびしくなる。(♀・28)

天気予報はどこもかしこも「雨予報」なのに、
 なぜか雪が降っている○○村(♂・32)


江戸川乱歩の『芋虫』。
 最後に主人公が「ユルス」と伝えた描写は悲しく、寂しかった。(♂・36)


改札で偶然見てしまった、知り合いの無賃乗車(♂・29)


おかし箱の中身が、最後の1個になったとき。(♀・29)





2002年3月5日更新分>


「杉浦さんって若く見えますよね」と言われても
 素直に喜べなくなったとき(♀・31)

会社でシケモク(♀・31)

眠れないので電気をつけてタバコに火をつける、明け方4時(♀・31)

そういえば1ヶ月マニキュアを塗ってない、不健康な私の爪(♀・31)


イカのおいしいというところにはるばる行って、
 イカを頼んで、出てくるまでワクワクしてたのに、
 イカが2〜3切れしか入ってなくて、
 すげーさみしかった (♀・28)

ジャーメイン・ジャクソン(♂・27)


歯科助手に「今日でおしまいです」と言われた瞬間(♂・26)


中国の田舎。のどかを通りこして、物質の何もない状況に
 恐怖さえ感じる。(♀・33)


カラーヒヨコ(♂・25)


テレクラの個室内TVでバラエティー番組を観て
 笑ってる自分。(♂・27)



2002年3月4日更新分>


昔の思い出。小学生の時やった「フルーツバスケット」で鬼になった時、
「○○の人!」と元気いっぱい言ったのに、誰も立たなかった時(♀・27)

おなじく、昔「ハンカチ落とし」で
ゲーム中1度もハンカチを落とされなかった時(♀・27)

日曜、1人で注文したピザ
(デリバリの男子に、「奥に人がいるのよ、1人じゃないのよ」フェイク付き)(♀・31)

いけてない靴下のときに限って座敷で飲む(♀・31)

村上龍の「ダメな女」というタイトルの本を購入してしまったとき(♀・31)

同じくアラーキーの「すべての女は美しい」(だっけかな?)という
タイトルの本 を購入してしまったとき(♀・31)

さらに同じく田口ランディの「バカな男ほどいとおしい」という
 本を購入してしま ったとき(♀・31)


昼間に聴くシャーデー(♀・28)


NHKラジオの『中国語講座』のテーマ曲(♂・27)


動物園。彼らは生涯あそこでエサをもらい、
 死んでゆくのだと思うと、たまらなく寂しく、
 この世に動物園なんていらないと思う。(♀・31)


100円ケーキ(♂・21)





2002年3月1日更新分>


帰省するたびに年老いていく母の姿(♂・29)


晩ごはんを食べに出て、1人会社に戻るとき(♀・31)


自分からは出さないくせに、ポストに行ったら
 年賀状がほとんど入ってない1月1日。
 1月3日に来てないと、さらにさびしい。(♀・21)


しょう油をつけた海苔だけの食事(♂・25)


メールのやりとり、こっちからの返信で終わっちゃうとき(♀・31)


たばこ「峰」。(♂・28)


友達に彼ができたとき(♀・26)


下校になって、教室から子どもがいなくなった。
 人がいなくなると、どんどん、どんどん、寒くなっていくのです。
 ファンヒーターを入れても、なかなかあったまらない部屋に、
 ぽつんと一人…洒落にならない冗談をかまされ、
 「それ洒落にならないっすよ」とかまし返したら、
 必死にフォローを「されている」私。
 ああ、さみしいわ…(♂・32)


当然、誘われるはずの合コンに誘われず、
 翌日楽しそうなその話が聞こえてきたとき。(♂・26)


山岸涼子作「日出処の天子」の結末。(♀・31)


利根運河の土手に東武野田線が走る姿。(♀・22)


日曜、夜の1人「松屋」(♀・31)


男同士、専門店で食べるパスタ(♂・29)




2002年2月28日更新分>

留守番電話の「ゼロ・ケン・デス」という音声(♀・26)


すうどん(♀・30)


ライブが終わった後の会場(♀・28)


射精(♂・29)


スーパーで買い物しているおじさん(♀・24)


体中の毛を苅られたポメラニアン(♂・30)


貧血。
 満員電車で貧血になって倒れ、オヤジの膝の上にもたれていた。
 「驚かせるなよ」というオヤジ。
 私は立っていられず、社内で膝を抱えて座った。
 誰ひとり席を譲ってくれなかった。
 自分のルックスのかっこ悪さ。
 さびしさがこみあげてきた。(♀・21)


私。(♀・20)


みんなが同じ注文をしたのに、
 自分だけまだ食事が来ない時。(♀・34)


竹内まりあ「駅」(♂・25)


博物館で恐竜の骨を見ると、
 いつか人間もこうやって飾られるのかと思うと
 さびしい。(♀・21)


みんな一緒に昼飯行っちゃって、一人ぼっちになっちゃって、
 それでも強がってホワイトボードに「取材」とか書いて、
 一人でメシに行くとき「さ、行ってくるか」とつぶやく自分(♂・29)


『四季の歌』(♀・30)


男同士のプリクラ。しかもノって写ってる。(♂・24)




※この企画は「フロム・エーto Z」平成8年9月26日号で発表したものを再録しつつ、
 新たな投稿を募り、発展・増殖・拡大を試みようというものです
(谷田)


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