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「狼はガガーリン空港へ行く」参加者の自己紹介 ■■

「狼はガガーリン空港へ行く」にはこんな人達が参加します。
こんな内容のコラムを書きます。ということがわかる、
一人づつの自己紹介文をまずはお届けします。



<11>
自称美人OL/ちーちゃん(22)の場合


企画名 ■ LOVELOVEホラー愛してる
内 容 ■ 大好きなB級ホラー映画についての熱い思いをぶちまける


はじめまして。
わたくし、うら若き22歳の、自称美人OL(??)「ちーちゃん」と申します。

大好きなB級ホラー映画を、
「みなさんにもっと知ってもらいたい」
という熱い思いと、
私が尊敬してやまないタニタ氏の
「もっと自由に面白いことをしたい」
という熱い思いとががっちゃんこして、
「ちーちゃんのLoveLoveホラー愛してる」が始まるワケです。

それにしてもブームが去った今、
なぜにホラーなのか??

その答えは…
実は、自分でもよくわからないのです。

ただ、B級ホラー映画は、
特別な人だけに限られた文化ではなく、
誰もが楽しむことができる、
エンターテインメントひとつだということを、
一人でも多くの人に知ってもらえたらなーと思っています。
ひと昔前は、ホラーが全盛期を迎えていたのになぁ。

今を遡ること80年代。
空前のホラーブームが到来してましたよね。

「死霊のはらわた」や「悪魔のいけにえ」など
タイトルにはどれもこれも「死霊」、「悪魔」といった語が入ってたし。
ジェイソンにフレディーと、殺人鬼キャラが、
特撮ヒーローのごとく、もてはやされていましたよね。

それから月日は経ち、
宮崎勤被告の幼女殺害事件,神戸の殺人事件など
次々と起こる凶悪事件の背景では、
なぜかホラー映画との関連性が
うたわれるようになってしまいました。

残念なことに、ホラー映画は、
「害のあるもの」として認識され、
次々と姿を消していったのです。
(すごい悲しい…)

こうした短絡的な考え方を、
「真っ向から否定してみたい!」とか、
「ぶち壊してみたいんじゃー」といった、
大それたことは考えていません。

とにもかくにも、今巷では80年代モノがリバイバルヒットを遂げているわけで、
この波にまぎれて、ホラー映画も陽の目をみることができたらなー、
なんていう軽々しい気持ちでいっぱいです。

ところで、
「いつからこんなゲテモノ嗜好が芽生え始めたか」
ということを、思い出してみたいと思います。

私の記憶が正しければ…
小学生の頃からだったでしょうか。
両親とともに、レンタルビデオ店へ通いつめ
ホラー映画を借りてきては、
家族団らん夕食時に
さわやかに鑑賞していたものでした。

好きなTV番組はというと…
夏休みになるとやってくる
「あなたの知らない世界」!!
新倉イワオ(※1)の解説に胸躍らせていた
とっても純真な子どもでした。

マンガはというと…
父はつのだじろう(※2)の「恐怖新聞」を
母は楳図かずおの「おろち」シリーズを
それぞれが買ってきてくれ、
本棚には少女漫画とともに仲良く並べておりました。

※1 新倉イワオ先生
昼のワイドショー枠の中で放映されていた
『怪奇特集・あなたの知らない世界』という、
心霊実話特集で、コメントをしていた心霊研究家。
毎回3本くらい再現ドラマが放映され、
家の新倉イワオがコメントするという内容だった。

※2 つのだじろう
「メリージェ−ン」のつのだ☆ひろと兄弟であることは、
あまりにも有名。
心霊番組のゲストとしては、欠かすことの出来ない存在。
稲川 淳二 、池田 貴族、 つのだ じろう、 丹波 哲郎、 三輪 明宏、
宜保 愛子、 織田 無道、前田 和慧…。
心霊評論家・研究家は数多く居るけれど、
私的好みで言えば、新倉イワオが一番ですわ!!


けれどこんなゲテモノ嗜好も
この場をお借りしなければ
胸を張って公言することなんて
決してできなかった…。

それは、中学から大学までの、実に10年間。
女子校生活を送っていたから。

ジャニーズに夢中なコばかりで、
ブルハーツが好きっていったぐらいで
「えーーーっ!!」って
騒がれるような環境でしたから。。。

だけど、私って
見た目、ホント普通の人です。

髪の色は適度に染めていて、
ピアスは左右に1個づつ。
顔は原千晶に似ていて、(一応そう言われる)
身長は低いけど、ちょっとグラマー。(一応そう言われる)
(顔が見えないのをいいことに、
言わしておけば、好き放題書いて…)

都内の女子大を出て、
今は普通の会社でOLしてます。

土日や平日の夜の過ごし方は、
友達と会ったり、
お買い物したり、
家族で外食したり…と、
ステキにOLライフを送る、
いたってノーマルな人間。

普通すぎる自分に、
コンプレックスを感じるほど普通ですもん。

その生活サイクルの中に、
“B級ホラー映画鑑賞”という趣味が加わっても
本当にたいしたことではないのです。

どうです?
少しは「ホラー映画の世界を覗いてみたい」と思えてきましたか?

わたくし「ちーちゃん」への少しの興味と、
「B級ホラー」への少しの興味さえお持ちでしたら、
それだけで十分です。

なにを始めるのにも、
まずは小さな好奇心から始まりますからね。

それでは、これからどうぞよろしくお付き合い下さいね。





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