」現在の進行状況<23>
変な男/ヌード


12月01日(土)

「明日から山本さんのコーナー始めますよ」
とターザン山本さんに電話。

ウェブマガジン準備号をアップしてる話も
まだしてなかったので、それも伝える。
すると

「しかしさぁ、そっちはなにやってんだよぉ!(笑)」

考えてみると山本さんには
初めて会って以来、ずっとそう言われている。

まず取材日の後日、撮影のため
担当編集者が山本さんに会うと

「あいつは変わった男だねぇ。
 今度メシでも食おうって言っといて」

そう伝言されたという。

また山本さんが主宰している一揆塾を
見学しに行きたいと電話すると
「変わってるよねぇ」

またその一揆塾の後、
山本さんや塾生らと一緒に飲みに行くと
翌日電話がかかってきて

「しかし、なにやってるんだよぉ(笑)!
 本当に来るとは思わなかったよ。
 しかもあんな飲み会にも来るなんてさぁ!
 変な男だねぇ(笑)」

まあ、確かに余計なことばかり
しているのかも知れないが
もっと変な人の山本さんには言われたくないよなぁ(笑)

でもまあ、狂人とさえ言われる
天下の変な人にそう言われたなら

「俺もまんざら捨てたもんじゃないのかも…。
 ほめ言葉と受けとってしまおう!」

…自画自賛に切り替えることにした

もっと余計なことをして
もっと変な男になっていこう

…よく晴れた土曜日の朝、そう誓う(←馬鹿)

が、家にパソコンのない
山本さんはこれを読むことはないだろうなぁ

夕方、なんだかんだまた作業していると
メールが

杉浦ぱっとんからだった。

原稿だ!

おお〜っ!
遂に書いたね!

で、いくつか思うとこが
あったので書いて返信。

しかし、ずいぶんカタくなっていることが
うかがえる原稿で、なんだか微笑ましかった。

最初ってそうなんだよねぇ

自意識超過剰になっちゃうんだよね

俺もそうだった

書いて人に見せるのって
異常なほど緊張するんだよな〜

まさに「か、かけない!」なんだよなぁ

これを克服するには「慣れ」しかない
今はそう思う

数週間ほぼ毎日なにか書いて
みなさんに晒しつづけることで
もうすっかり慣れてきたよ

息をするように
書けるようになってきた

けっこう平気で
「ハダカ」も晒せるような気がしてきた

昔は「ヌード」になる女性の気持ちが
わからなかったけど

※それを知りたくて「ヌードになった人」という
 毎週「ヌードになった人」のインタビューする
 企画をやっていたこともあるしなぁ

最近ちょっとわかるような気もしてきた
結構キモチよくもあるんだな。

ストリッパーなんてまさにそうなのかも

まあ、俺がホントのヌードに
なっても仕方ないけど
文でヌード、文でストリップは
うまくできれば快感かも

それを完璧に会得できれば
怖いものなしだろうなぁ。

それがまさに山本さんなんだよな〜

『とにかく「俺に続け!」である』
  (ターザン山本著「豪速球」より)



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