隠秘学 〜いわゆる神秘もの〜




黄金のシャトル
隠
これは紀元500年から800年ごろにコロンビア北部で栄えた、シヌー文化のものと見られる
コロンビア。

ペンダントのように首に下げた支配階級の装身具だと考えられていた、この黄金細工。全長は約6センチ、幅約5センチ、高さは約1.5センチだ。
この形状の特殊性に初めて気づいたのは、アイヴァン・サンダーソンだった。
他の黄金製動物形態像が、すぐにそれと分かる形をしているのに対し、この「黄金のシャトル」は地球上のどの動物・昆虫にも似ていない。
そこでサンダーソンは、これを飛行装置を模したものだと考えた。

上の写真以外にも似たような形状のものが10点はあり、それぞれ形は様様なのだが、基本要素は共通している。
  1. 機首
  2. コクピット
  3. 主翼
  4. 胴体
  5. 水平尾翼
  6. 垂直尾翼

それぞれ全て揃っているのだ。

サンダーソンは、複製品の分析をニューヨーク航空研究所のアーサー・ポイスリー博士をはじめ、航空力学の専門家に依頼した。
その答えは驚くべきもので、
「前縁の直線的なデルタ翼はとても動物の翼とは考えられない。垂直に立った尾翼も航空機独特のものだ」
「デルタ翼と胴体の形状から判断して、この物体の推進機関はプロペラ式ではなく、ジェット式かロケット式、あるいはそれ以上の未知のエンジンでなければならない」
といったものだった。



過去の隠秘学は品書フレームの「遺跡」にあります。
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