隠 眠れる墓地の…
イタリア、シチリア島。
カタコンベ・ディ・カプチーニと呼ばれる地下墓地には、今も100〜300年前のミイラ8000体が、服をきたまま無造作に壁にぶらさげられて眠る。
その一番奥の部屋に、「世界一美しいミイラ」が安置されている。

1920年、わずか4才で死んだロンバルト・ロザリアは、サラフィアという医師の手によりミイラとして保存されることになった。
サラフィアが施した処置は謎だが、以後ロザリアの遺体は生前同様の姿のままで、まるで眠っているようだ。


ホームページへ