この岩石球を製作したのは、紀元300年から800年にかけてのディキス石器文化人と見られる
1930年代、パナマに近い南部のディキス丘で、バナナ農園を作るために切り開かれたジャングルからストーン・スフィア（岩石球）は発見された。
これらの岩石球は、ほとんど誤差のない真球で、表面はなめらかだ。
テニスボールくらいの大きさのものから、直径2.4メートル、重さ16トン以上の巨大なものまである。
大部分は花崗岩により構成されているが、なかには石灰岩で作られたものもある。
内部に黄金が隠されているという噂のため、多数割られた。
スペインによる占領時代にもストーン・スフィアに関する記録は一切なく、その製作目的や技法については、何も伝わっていない。