余興ネタ公開
2001.1.21 これは新郎のI.Mの結婚式で披露したネタです。
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1973年、I研究所に新たなプロジェクトが発足しました。 その年の11月28日、試作品として「HumanRobotoM1号」が誕生しました。 そして27年と2ヶ月の歳月をかけ、ここに「AdvancedHumanRoboto-M27」略して「AHR-M27」が完成しました。 本日は購入者である【新婦】様に納品するために、このお祝いの席上にお邪魔させていただきました。 「M27」は1996年に社会人モードの機能を付加するために、表向きは入社という形をとって日本ユニシスにて最終開発を行ってまいりました。 それでは日本ユニシス「M27高負荷労働テストプロジェクト」のメンバーでありますH.O・T.Kより「M27」の主な昨日と使用上の注意点などをご紹介させていただきます。
【新婦】様 この度は「M27」をお買い上げいただき誠にありがとうございます。 ご使用になる際には、かならず電源が入っているかご確認ください。 「M27」は仕事・会話・スポーツなど夫として必要な機能は全て網羅しております。 「M27」は高性能ロボットとして大変人気が高く、ご購入希望者の間でかなりのプレミアがついていると聞いております。 スポーツはテニス・スキー・スキューバダイビングなど、ミーハーなスポーツを得意とします。 一方、野球につきましては開発が難攻しておりまして、いつのまにか肩だけが強くなってしまいました。 燃料に関しては基本的に人間と同じ食料で動作するよう開発されておりますが、ハイオク仕様であるため、少々好みがうるさくなっております。 「M27」は本日’花婿モード’として、あの「木村拓哉」をベースに美男子スイッチをオンにしてある・・・はずだったのですが、不具合があった模様です。 「M27」は高性能ロボットとして開発いたしましたが、高性能ゆえに理由もなく動作しなくなることがあります。 退屈させますと動きが鈍くなりますので、気分転換に温泉につけてください。 「M17」の頃に負荷した’ケンカモード’については、「M20」の時点で必要性がなくなったということで一応削除したのですが、何かの拍子で切り替わった際には非常に危険です。 最後に、「M27」を24時間365日動かすためには大量の燃料が必要になります。 また、本日納入される「M27」は今晩より3ヶ月の間、特別仕様として’新婚モード’に切り替わるようになっています。 尚、「M27」は【新婦】様の花婿ロボットとしてメンテナンスしましたので、ご本人以外のご使用はお避けください。 「M27」についての簡単なご説明は以上になります。
当研究所では「M27」の他にもHumanRobotoを多数ご用意致しておりますが、完全ハンドメイドのため、20〜30年のお時間を頂いております。 尚、故障等のアフターサービスにつきましては、付加されておりませんので、本日の納品後は【新婦】様の方でメンテナンス・カスタマイズして頂きますようお願い申し上げます。 今後も当研究所との末永いお付き合いをお願い致します。 |