2000年11月17日(金)

テーマ「ビートルズ」


ベストアルバムが出たり、ニュースステーションで秘蔵VTRが
毎日流されたりと、最近ビートルズを見る機会が多い。

ビートルズと言えばポール・ジョン・ジョージ・リンゴの4人というのは
誰もが知っているが、俺はいまだにあの林檎が元ビートルズだとは信じられない。
どう考えても曲調が違うし、何度聴いても男の声しか聞き取れない。
林檎は新宿歌舞伎町系とか言ってるが、ルーツはイギリスだった
ことに驚いたのは俺だけではあるまい。

俺はもちろんリアルタイムでビートルズを聴いたことはない。
テレビで流れているのを聴く以外で、初めてちゃんと聴いたのは大学時代だ。
あの日のことは決して忘れない!!!!
あれは確か大学1年か2年のセミの鳴くとても暑い日だった。
いや、雪の降る寒い冬だったかもしれない。
とにかく赤盤を聴いた。
最初の曲はもちろんあの曲。
ハーモニカで始まるやつ。
そして最後まで感動しながら聴いた。
かどうかは、はっきりとは覚えていない。

俺が一番驚いたのは、「1曲が短い」こと。
曲って別に5分なくてもいいんやなって思った。
ビートルズの曲はいいところが凝縮されているような気がした。
俺もビートルズのような人間にならなければと思う。
そして死んだジョンに代わって、俺が入ることでビートルズを復活させるのだ!!

ビートルズ。
それにしてもなんと安易なネーミングだろう。
深い意味なんてなさそうだ。
彼らが有名にならなければ、今頃は売れない若手お笑いコンビの
名前だったかもしれない。
俺がバンドを作るなら、「カブト虫」なんて名前は絶対に付けない。
しかし不思議なもので、売れて有名になると違和感は感じなくなる。
むしろカッコよく聞こえてしまう。
こういうのは世の中には案外多い。
例えばモリマン。
最初は下ネタかと思ったが、今はなんとなく新しいヒーローの
名前のように聞こえてしまう。

モリと言えば森総理。
不信任案が提出されようとする中、相変わらず失言を連発している
ようだが、ここまで来るともっとやって欲しい気になってしまう。
この際、失言で歴史に名を残してみてはどうか。
そして総理辞任後はプロレス界入りも悪くない。
馳がプロレス界から政界入りしたが、さすがに逆は初めてだろう。
試合後にラッシャー木村とのマイクパフォーマンス合戦を
見てみたいものだ。

ビートルズ。
歴史上もっとも有名なバンドである。

以上、コラムでした。