EURO2004 toto

7/1(木)

ギリシャ  1-0  チェコ

評価:☆☆☆
中盤を支配するのはチェコ。
しかしギリシャはFWコレル、バロシュをマンマークで自由にさせない
堅い守備と的確なワンタッチパスによるカウンターを見せる。
チェコは何度か決定的チャンスを迎えるものの得点できず、全体と
してはギリシャがやりたい試合内容と言えるのではないか。
さらにチェコはゴール前の競り合いでネドベドが負傷退場。
後半はさらに膠着状態が続き、35分にコレル、バロシュと連続した
決定機を作るまでは得点の入る気配なし。
このチャンスも2人とも枠に入れることができない。
そのまま全後半終了、延長戦へ。
ギリシャレーハーゲル監督は10番のツァルタスを投入して勝負に出る。
そしてついに延長前半終了間際、そのツァルタスのコーナーキック
からデラスがヘディングで決めてギリシャが決勝進出!
チェコはなぜFWハインツ投入をしなかったのか采配に疑問を残す
結果となった。

6/30(水)

ポルトガル  2-1  オランダ

評価:☆☆☆
オランダは右サイドにファンデルメイデではなくオーフェルマルスを置いてきた。
これが機能し右からの攻撃が増えるが逆にロッペンの左サイドからの攻撃が
機能しない。
逆にポルトガルはマニシェ、コスティーニャが中盤の底を支え、デコ、フィーゴが
攻撃の基点となり、クリスティアーノロナウド、パウレタがゴールを狙うバランスの
良い攻撃を繰り返す。
決定的シーンはポルトガルに何度も訪れた。
得点が入ったのは26分、デコの蹴ったコーナーキックからクリスティアーノロナウド
がヘディングで合わせてポルトガル待望の1点を得る。
後半オランダはマカーイ、途中からファンデルファールトを入れて攻撃に移る。
しかしポルトガルが追加点を得る。
ショートコーナーからマニシェがミドルで見事なスーパーゴール。
オランダはオウンゴールで1点を取るものの開催国ポルトガルの勝利。

6/27(日)

チェコ  3-0  デンマーク

評価:☆☆☆☆
前半はここまでもっとも優れたパフォーマンスを見せてきたデンマークが
予選3連勝のチェコを圧倒した。なんと支配率は60%強。
トマソン、ポウルセン、グレンケアがチェコゴールを何度も狙うが最後の
ところでチェコも体を張って得点を許さない。
そして後半開始直後、コーナーキックからコレルが高さを生かしてヘディング
で先制点。
ここからチェコはペースを上げ、攻め疲れの見えるデンマークを完全に圧倒。
ポボルスキーのパスから好調バロシュがループで2点目。
さらにネドベドのパスからまたもバロシュが決めて3点目。
決定力を見せたチェコがベスト4進出を決めた。

6/26(土)

スウェーデン  0-0(PK 4-5)  オランダ

評価:☆☆☆☆
スウェーデンはラーション、イブラヒモビッチの2トップに当ててリュングベリ
やスベンソンがからんで得点を狙う。
オランダはファンニステルローイのワントップで左ロッペン、右ファンデルメイデ
を使った攻撃を展開する。
しかし中盤の攻防は激しいもののどちらもなかなか得点チャンスを作れず
時折訪れるチャンスもゴールを割ることはできない。
そしてそのまま全後半を0−0で終了、試合は延長へ入った。
延長でもラーション、リュングベリの決定的なシュートが2度ゴールバーに当たり
スウェーデンは得点できず。
この試合を通じてボールがポストやバーに4〜5回当たっただろうか。
オランダは過去3大会連続で負けているPK戦を戦うことになった。
先行はスウェーデン、3人めのイブラヒモビッチが枠を外す。
オランダでプレーする彼にオランダサポーターからのブーイングが影響したか。
だがオランダもコクーがポストに当ててまだわからない展開。
サドンデス1人目のメルベリのシュートをファンデルサールが止め、ロッペンが
確実に決めてオランダが勝利。

6/25(金)

フランス  0-1  ギリシャ

評価:☆☆☆
前評判はディフェンディングチャンピオンのフランスが圧倒的有利。
しかし名将レーハーゲル率いるギリシャの戦術がピタリとはまり試合を
通じて膠着状態が続く。
フランスはジダンの動きが重く、後半25分ザゴラキスがリザラズをうまく
かわして中へ折り返しハリステアスが見事なヘディング!
なんとギリシャが先制する。
その後もフランスは数回チャンスを作るものの見ごたえのない試合
内容でギリシャに敗れた。
これで今大会の今後が全くわからなくなった。

6/24(木)

ポルトガル  2-2(PK 6-5)  イングランド

評価:☆☆☆☆☆
開催国ポルトガルとルーニーの連続ゴールで勢いに乗るイングランドの対戦。
試合開始2分、コスティーニャがヘディングを後ろに逸らせたこぼれ球に
オーウェンがうまく合わせて先制ゴールをゲット。
その後中盤の激しい攻防からポルトガルがやや押し込む展開になるが
前半はこの1得点のみで終了する。
イングランドはルーニーが怪我でバッセルと交代したのが痛手となり攻め手
が見つからない。
後半は完全に守備固めに徹したイングランドをポルトガルが圧倒的に
攻める展開となるがなかなか決定機を作れない。
フェリペ監督はここでフィーゴに代えてポスティガ、さらにシモン、ルイコスタを
入れて超攻撃的布陣を敷く。
逆にエリクソン監督はスコールズ、ジェラードを外してフィリップネビル、
ハーグリーブスを入れて守備をさらに固めて守りきる采配。
采配が当たったのはフェリペ監督の方。
38分にポスティガがヘディングで同点ゴールを叩き込む!
なんとこの時点でポルトガルのシュートが27本。
イングランドは終了間際にベッカムのフリーキックからチャンスを掴むが
結局後半が終了し延長戦に入る。
延長に入ってポルトガルは右サイドバックにデコを使うしかない事態となり
イングランドも攻める回数が増える。
しかしここで結果を出したのはルイコスタ。
延長後半5分、ドリブルで切り込んで強烈なミドルシュートを決める。
だが今大会はシルバーゴール方式。ドラマはまだ終わらなかった。
ベッカムのコーナーキックをテリーが折り返してランパードが決めてさらに同点!
結局2−2で試合が終了しPK戦となった。
PK戦も簡単には終わらない、イングランドは先頭のベッカムの足元が滑り
大きく外す、ポルトガルもルイコスタが枠に入れられない。
その他の選手は6人目まで決め、7人目のバッセルのシュートをGKリカルドが
止める。そして最後はリカルド自身がPKを決めて見事ポルトガルが勝利を
もぎ取った。
試合を通じてクリスチアーノロナウドとアシュリーコールの1対1が見所だった。

6/23(水)

ドイツ  1-2  チェコ

評価:☆☆☆
勝てば決勝トーナメント進出のドイツと既に1位通過が決定している
チェコの対戦。
チェコは主力のネドベド、コレル、ロシツキー、スミチェル、ポボルスキー
など主力を温存。
試合は20分、サイドで奪ったボールからシュバインシュタイガーの落とした
ボールをバラックが左足で見事なゴール。
しかしチェコも過去2試合途中出場で活躍しているハインツが見事な
フリーキックを決める。
後半はドイツが圧倒的に攻め立てるがチェコはギリギリのところでゴール
を許さない展開が続く。
そして逆に途中交代のバロシュがカウンターから逆転のゴールをねじ込んで
ドイツ万事休す。

オランダ  3-0  ラトビア

得点:ファンニステルローイ2、マカーイ

6/22(火)

イタリア  2-1  ブルガリア

評価:☆☆☆☆
決勝トーナメント進出のためには勝つことが最低条件のイタリア。
ブルガリアは予選敗退が決定しているが意地を見せたいところ。
試合は今大会初の雨となった。
イタリアはビエリ、トッティ、カンナバーロという中心選手を欠き
いい攻撃を展開できず、決定機もブルガリアGKズドラコフのファイン
セーブで得点できない。
逆に前半終了間際、マテラッツィがベルバトフを倒してPKによる失点。
後半開始早々カッサーノのシュートがバーに当たったこぼれ球を
ペッロッタが執念で押し込み同点。
さらに終了間際カッサーノが逆転ゴールを決めるが他会場の結果が
2-2だったためイタリアは決勝トーナメント進出ならず。

デンマーク  2-2  スウェーデン

得点:トマソン2、ラーション、ヨンソン

6/21(月)

クロアチア  2-4  イングランド

評価:☆☆☆☆
開始直後にクロアチアがラパイッチのフリーキックからのこぼれ球を
ニコ・コバチが押し込んで先制。
その後はイングランドが圧倒し、40分にランパード→オーウェン→ルーニーと
繋いで最後はスコールズがヘディングでゴール!
さらにロスタイム、ルーニーが強烈なミドルシュートで逆転ゴールを決める。
やはりこいつは只者ではなかった。
オーウェンとのワンツーでさらに得点。
クロアチアもトゥドルのヘディングで1点を返すが、イングランドはランパードが
ミドルで突き放す。

スイス  1-3  フランス

得点:ジダン、アンリ2

6/20(日)

スペイン  0-1  ポルトガル

評価:☆☆☆
ポルトガルは負けると開催国初の予選敗退が決定する試合。
スペインは引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定するが
グループBの1位と当たる2位通過は避けたいところ。
ポルトガルは開始早々から全員でプレッシャーをかけて猛攻する。
スペインも何度かチャンスを迎えるが両チーム得点できず前半終了。
後半ポルトガルはヌーノゴメスを投入したスコラーリ監督の采配が
的中する。ペナルティエリア手前からの強引なシュートがディフェンダーの
股間を抜けて左隅へゴール。
スペインはフェルナンドトーレスが不発で予選敗退となった。

ロシア  2-1  ギリシャ

6/19(土)

ラトビア  0-0  ドイツ

評価:☆☆
中盤を支配するのはドイツ。
決定的チャンスを何度か迎えるもののラトビア守備陣が体を張った
ディフェンスで得点を許さない。
中盤は捨ててもラトビアのカウンターはドイツにとっては脅威となった。
その原因はFWのベルパコフスキス。
19歳だがスピードとゴールへの積極性は今大会でも屈指の選手では
ないだろうか。カウンターからドイツディフェンス陣に何度もアタックを
試みてPKを得てもおかしくないシーンもあった。
ドイツは2引き分けでチェコ戦を迎えることになった。

オランダ  2-3  チェコ

評価:☆☆☆☆☆
オランダが初戦から先発を入れ替えてきた。
ファンデルファールトを使わずトップ下はセードルフ、左サイドはロッペン。
そして開始直後、ロッペンのフリーキックからバウマがヘディングで合わせて
いきなりオランダが先制した。
さらにダヴィッツのスルーパスからまたもやロッペンのアシストでファンニステル
ローイがゴール。
このままオランダがチェコを圧倒するかと思われたがコクーのパスミスをバロシュが
奪いペナルティエリア内で粘って出したパスをコレルが決めて1点を返した。
後半に入っても両チームが決定機を作るが選手交代が明暗を分けた。
オランダは調子が良かったロッペンを下げてボスフェルトを投入。
チェコは初戦でも逆転ゴールを決めているハインツを投入。
ペースはチェコへ。
71分コレルが胸で落としたボールをバロシュがボレーで叩き込んで同点!
その後ハイティンガがネドベドを倒して退場。
そしてついにハインツのミドルシュートからポボルスキーが折り返してスミチェル
が決勝ゴール!
チェコが決勝トーナメント進出を決めた。

6/18(金)

ブルガリア  0-2  デンマーク

得点:トマソン、グレンケア

イタリア  1-1  スウェーデン

評価:☆☆☆☆
トッティの3試合の出場停止が決まったイタリアだがこの試合、前線の
カッサーノ、デルピエーロのキレが抜群。中盤に入ったピルロのボール捌き
もいい感じで効いていた。
前半37分右サイドパヌッチの突破からカッサーノがヘディングで流し込んで
イタリアが先制。
後半は両チームにチャンスが生まれるがどちらも得点できない。
イタリアはカッサーノ、デルピエーロを下げてビエリのワントップへ移行。
完全に守りに入ったイタリアだが、後半40分にコーナーキックからのこぼれ球
をイブラヒモビッチが執念のアクロバティックゴール!
スウェーデンは価値のある引き分け。

6/17(木)

イングランド  3-0  スイス

評価:☆☆
初戦をまさかの逆転負けで落としたイングランドだがスイスのディフェンスを
崩せず前半はハカン・ヤキンの精度の高いフリーキックによるピンチを凌ぐ
場面もあった。
しかしイングランドはベッカムから逆サイドへ展開されたボールをオーウェンが
受け、折り返しを好調ルーニーが決めて先制。
後半に入り退場者を出したスイスを攻めあぐねるが、ルーニーが再び強烈な
ゴールを決めて勝負あり。
さらに士気の落ちたスイスに対しジェラードが追加点。
結果は圧勝に見えるイングランドだがクロアチア戦に向けて不安を残す
内容だった。

クロアチア  2-2  フランス

評価:☆☆☆☆
フランスは初戦からメンバーを3人入れ替えてこの試合に臨んだ。
前半は完全に王者フランスペース。
ジダンのフリーキックがDFのオウンゴールを誘って先制。
しかし後半開始早々クロアチアがPKで同点。
シルベストルは初戦に続いてPKを与えたことになる。
さらに直後、DFデサイーのFWプルショの左足ボレーが決まり逆転!
そこからフランス一気に攻撃に転じ、FWトレセゲがキーパーのクリア
ボールを奪って同点ゴール。
奪ったときに手に当たっていたが主審はハンドを取らなかった。
ロスタイムにはクロアチアに決定的なシーンがあり番狂わせかと
思ったがシュートが枠を外れた。
プルショを始めとしてクロアチアの技術の高さがよくわかる試合だった。

6/16(水)

ギリシャ  1-1  スペイン

評価:☆☆
スペインがボランチのバラハ、アルベルダが中心となりボールを支配する。
長短を織り交ぜたパスがラウル、モリエンテスが確実に収まるのが素晴らしい。
そして28分、ラウールのヒールパスからモリエンテスがDFをかわしてゴール。
しかし後半、ボランチの運動量が落ちるとギリシャが見事なミドルパスから
同点ゴール。
ラウルに代わって入ったF・トーレスも動きに精彩を欠きドローで終了。
右サイドに入ったホアキンはよかったが孤立している感もあった。
選手交代をもう一人できたのに使わなかったサエス監督の采配に疑問が残る。
ボランチの位置にシャビや左サイドのルケなどを使ってほしかった。
これでギリシャはロシア戦を残し1勝1分。
ポルトガル、スペインの潰し合いになる可能性も出てきた。

ロシア  0-2  ポルトガル

評価:☆☆☆
初戦を黒星でスタートしたポルトガルだが開始早々デコからマニシェへと繋いで
先制ゴール。
前半終了間際にはバックパスのミスをGKが手で触って退場。
9人となったロシアに苦戦するも、交代で入ったC・ロナウドの折り返しをこちらも
交代で入ったルイ・コスタが合わせて試合を決めた。
ロシアはこれで予選敗退が決定。

6/15(火)

チェコ  2-1  ラトビア

評価:☆☆☆☆
予選プレーオフでトルコを破ったラトビアがパフォーマンスを見せた。
ボールを支配したのは予想通りチェコ。
しかしラトビアは切れのあるカウンターで応戦する。
そして前半終了間際、左サイドからの折り返しをベルパコフスキス
が合わせてなんとラトビアが先制!
後半に入ってもなかなか得点をあげられなかったチェコだが、右サイドで
素晴らしい個人技を見せたポボルスキーの折り返しをバロシュが
押し込んで同点。
この辺りから前半から飛ばしたラトビアに疲れが見え、ゴール前での
バロシュが粘りハインツが逆転ゴールをゲット。
チェコにとっては価値のある逆転劇だった。

ドイツ  1-1  オランダ

評価:☆☆☆
タレント揃いのオランダだがチームがバラバラの印象を受けた。
ドイツ陣に押し込む機会は多いが決定機は作れず逆にドイツのフリングス
のフリーキックが誰にも触らず直接ゴール。このまま前半を終了。
後半に入っても同じような膠着状態から時々ドイツがカウンターを見せる展開。
だがファンデルメイデが右サイドでボールを奪って入れたクロスを
ファンニステルローイが執念の同点ゴール!
結局オランダはチームが機能しないまま引き分けに終わった。

6/14(月)

デンマーク  0-0  イタリア

評価:☆☆☆
結果は0-0だが通好みの好試合。
試合を通してデンマークがイタリアを圧倒した。
しかしGKブッフォンが好セーブを連発。
イタリアも決定機を作るがデンマークGKソーレンセンも負けじと
好セーブで得点を許さない。
デンマークはトマソン、ロンメダールの好調さが目立った。
次の試合も期待できるだろう。

スウェーデン  5-0  ブルガリア

評価:☆☆☆☆
ブルガリアはドリブルの突破力とパワーはあるが中盤の組み立てや
パスワークはこの大会のレベルには達していないように感じた。
得点はFWベルバトフ次第か。
スウェーデンはFWラーション、イブラヒモビッチが機能。
そこへリュングベリが絡んで良い攻撃を展開した。
前半にはイブラヒモビッチが抜け出して折り返しをリュングベリがゴール。
後半は代表に復帰したラーションの素晴らしいダイビングヘッドとその
直後にまたラーションが得点。
その後イブラヒモビッチのPK、アルベックのゴールでさらに追加点。
ここ数年出場試合数と同じくらいのゴールをあげているラーションの
得点力はやはり凄かった。

6/13(日)

スイス  0-0  クロアチア

評価:☆
開始早々から両チーム飛ばすがどちらにも決定機は少ない。
後半に入ってスイスに退場者が出るが結局クロアチアは攻めきれず無得点。

フランス  2-1  イングランド

評価:☆☆☆☆☆
今大会最大の注目が集まる試合は内容も素晴らしい試合となった。
なんとフランスが後半ロスタイムに2点を取って逆転勝利!
内容ではイングランドが圧倒した試合だった・・・
前半フランスのファウルで得たベッカムのフリーキックからランパードがヘディングで
合わせてゴール。
その後も若干18歳のルーニーが絶好調。
カウンターからギャラスのファウルを誘ってPKを得る。
しかしここでベッカムのPKをGKバルデスがセーブ。
そして迎えた後半ロスタイム。
ジダンがフリーキックを直接決めて同点、さらにジェラードのバックパスのミスを
アンリが奪いGKジェームズに倒されPK。
ジダンはこれをあっさり決めて衝撃的な逆転劇となった。

6/12(土)

ポルトガル  1-2  ギリシャ

評価:☆☆
2002年W杯に続き開幕戦から波乱が起きた。
開始直後からギリシャがいい攻めを繰り返しカラグニスがいきなりゴール。
ギリシャは堅い守備で攻撃の中心となるフィーゴを自由にさせない。
ポルトガルのフェリペ監督は後半デコ、ロナウドを投入するが逆にその
ロナウドがPKを与えてしまい0−2。
さらにヌーノ・ゴメスを投入して圧倒的に攻めるポルトガルだが後半ロスタイムに
コーナーキックからロナウドが1点を返したのみで試合終了。

スペイン  1-0  ロシア

評価:☆☆☆
前半から完全にスペインペース。
バラハ、アルベルダ、ビセンテ、マルチェナというバレンシアの選手を中心に
攻守共にロシアを圧倒する。
しかし前半は0−0で終了。
後半途中にサエス監督はバレロンとシャビ・アロンソを投入。
直後、アロンソからのロングパスを基点にバレロンが混戦の中からシュート!
結局これが決勝点となり1−0でロシアを下した。
その後もバレロンのうまさが際立つ展開。
途中出場したフェルナンド・トーレスは無得点だったものの素晴らしい才能を
見せてくれたのも今後の期待大。

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