「SCW 蓼科ツアー2002 〜 私を女神湖に連れてって 〜

クロちゃん編

《女神湖サッカー合宿2002秋〜小春の目線〜》


今年も恒例の合宿が行われました。
宿などが決まったのが三週間前、一時は中止も考えましたが無事旅立つ事ができまし
た。
次回はもっと早く決められるようにしたいですね、
みなさん、よろしくお願いします。

@旅立ち
さて、まず出発の時からお話しいたします。
小春車は小春、バシクン、マッツン、セロヒを乗せ、
東京を2時30分頃に出発、
三連休の渋滞を考え前日の深夜からTOK車、田大車より一足早く出発しました。
深夜の中央道はガラガラ、
しかし小春車は1000ccのマーチ、男四人を乗せていてはまったく速度はでず坂
道では80`をきる勢い、
僕は何度も中央道を運転している為、
運転にも飽きてしまい残りの距離を考え談合坂SAでセロヒと運転を交代してもらう
事にしました。
最初セロヒは前回も高速を運転したのにもかかわらず運転を拒否し、
バイト後のバシクン、仮免のマッツンに運転を任せようとしていたのですが、
「自分で運転して死ぬのと、他人の運転で死ぬの、どちらが良い?」
という質問に渋々運転席に座りました。
当初セロヒには山梨県の間だけ運転してもらうはずだったのですが、
いざ運転を始めるといつものセロヒは何処かえ消えてしまい「サーキットの狼」に変
身していました。
果敢に追い越し車線に入り男四人を乗せたマーチで130`を記録、
次々と前を走る車を抜きにかかり、偶に抜かれると「チッ」と舌打ちをして、
とても悔しそうな顔をしながら後を追っかけていきました。
そんな彼の運転にバイト後で疲れているバシクンも、少し仮眠を取ろうと思っていた
僕も眠気が消えてしまい、
眠る間もなく諏訪IC出口に到着していたのです。
時刻は5時、僕らは出口付近にあったコンビニで軽く朝食を摂る事にしました。
セロヒは運転で相当体力を使ったようで朝から餡子の付いた団子を三串も食し、
バシクンは何故か長野まできて少年ジャンプを買っていました。
ここで白樺湖まで誰が運転するかが問題になりました。
セロヒは明らかに高速の運転で満足しており、僕もお腹が少し満たされた為、
眠気が少しあり、バシクンは一睡もしておらず、
さらにジャンプを読みあさっていたので、仮免マッツン以外運転をすると名乗り出る
ものがいなかったのです。
早朝で車の通りが少なく、距離もそんなに無いことからマッツンの運転を満場一致で
承諾、
念のため、僕が助手席に座りコンビニを後にしました。マッツンの運転は先ほどのセ
ロヒの運転と違い、
断続ブレーキなど基本に忠実な安全運転をしていたのですが、
対向車が近づくと左にハンドルを切ってしまう癖があり何度か田舎道の溝にはまって
しまいそうだったので、
とても眠れる状況ではありませんでした。山道は霧もすごく、5メーター先が見えな
いほどで、
そんな中を世界遺産のテーマーを聞きながら、マッツンの運転で進んでいきました。
集合場所のコンビニに着いたのは確か6時頃だったと思います。

A合流
コンビニに着いた小春車は駐車場でみんなが来るまで眠る事にしました。
狭い車内の中を、各々眠る体勢を整えていたのですが、やはり無理がありどうしても
眠る事ができず、
何所かゆっくり眠れる場所がないかバシクンと一緒に探しに行ったのですが、
外は小雨、早朝から入れる温泉なども無く、あきらめて車に戻ろうとした時、前方の
建物に明かりが灯っていたのです。
そこは○○ホテル、僕等は「ホテルならロビーとかあるんじゃないかな?」と思いホ
テルに侵入する事にしました。
ホテルの入り口まで来ると、支配人らしき人が道を掃いていたので、
バシクンと僕は「いや〜、雨降っちゃったね。」「やっぱ朝は寒いね。」などと、
宿泊者を装いながら入り口を突破しロビーを探しました。
ロビーは階段を上った先にあり、ゆっくり眠れそうなソファーもあったので、
セロヒとマッツンを呼んで、ここでみんなを待つ事にしたのです。
すると、名古屋から参加のM田さんから電話が、この時時刻は8時50分、ようやく
一組合流かな?と思ったのですが、
M田さんは前日まで仕事が忙しかったようで、これから出発するという連絡でした。
続けてTOK車からも連絡があり、
渋滞と田大車がパンクしたため、合流まで2時間ほど掛かるとの事でした。
そういえば、前回も出発の時にハプニングがありましたね。
「これは、全員集まるのは11時過ぎだな」と思った僕等はロビーが予想以上に寒く
眠れないため、
ここで待つ事を断念して少し観光しながら10時に開く温泉に向かいました。
長野は9月中旬でも、恐ろしく寒く、軽装で来た我々は寒さで眠る事すら出来なく
なっていたのです。
中でも、初参加のマッツンはハーフパンツにTシャツと、明らかに長野を舐めた格好
で来ていた為、
僕のジャージを借りて何とか寒さを凌いでいました。
9時55分温泉に到着、
早く温まりたい一身で入り口の自動ドアに見知らぬ子供とへばりつきながら開店を
待っていると
TOK車から連絡が、
OTTI「今、着いた」、
小春「えっ!もう着いたんですか?」、
OTTI「田大車も一緒。今、何所?」、
小春「10時から開く温泉にいます。」
という事で、TOK車、田大車にも温泉に来て頂く事になり、予定より1時間遅い1
0時にM田さん以外の参加者がそろいました。
ここで、今回の参加者を紹介します。
小春車…小春、セロヒ、バシクン、マッツン。
TOK車…TOKさん、OTTIさん。
田大車…田大さん、OZAさん、CAPさん、OKさん。
名古屋よりM田さんの計11人です。
温泉はとても気持ちが良く、冷たくなっていた体を温めてくれました。
ロビーには足つぼマッサージなる機械があり、これがまたとても痛いのですが、
後惹く痛さといいますか、何故かもう一度やってみたくなってしまう魅惑の機械でし
た。
それから、温泉で体を休めた僕等はサッカーに備え蕎麦屋へ向かったのです。

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