「SCW 蓼科ツアー2002 〜 私を女神湖に連れてって 〜

セロ

 9月14日未明私は高速を運転していました。深夜という時間でありながら皆(黒
沢、芝君、松尾君)起きていました。私の運転を心配して目が覚めてしまったようで
す。私自身暗い道を運転するのはかなり怖かったです。しかし、何事も無く長野に到
着。待っていたのは寒い気候でした。私たちはホテルのロビーや車の中、コンビニな
どで寒さをしのぎひたすらウェンブリ-の到着を待ちました。そして合流。そのまま
温泉へ。芯から冷えていた体を温泉は温めてくれました。ありがとう。
 ペンションに向かう前にコンビニに寄り私はリップクリームを買おうとしました。
「しっとり」という言葉につられて買おうと手にした物は女性用のウォーターリップ
ってももはや手遅れ。戸倉、奥村のすばやいつっこみが襲ってきます。
「セロ、これ女の人が使うやつやで。」
「これってつけたら唇てかてか光るやつやん。」
ガッデム。オレだったら付けてもそこそこいけるんじゃねぇのかい、と思いつつも
渋々違うリップクリームを買いました。そして一行はペンションへ。
 皆着替えてフットサル。気候がいいせいか体が軽い。楽しかった。帰ってから混浴
の温泉に行くか、ペンションのお風呂に入るか分かれました。キャプに温泉に行こう
と誘われました。
「女の人の裸見れるよ。見える場所があるんだわぁ。」
アホか、と。彼女のいる私にはもはや何の魅力も無い言葉でした。というよりフット
サルの汗を早く流したかったのでお風呂に入ることにしました。そして皆がそろって夕
食。村田さんと初対面の松尾君と芝君が自己紹介をさせられていました。話の落ちを
今か今かと待ち構えているウェンブリ-の前でかわいそうに。黒沢がオレに何か話を
振ってこないのを祈りながらテーブルの端っこでディナーをたしなみました。
 部屋決めくじ引き。くじ引きを皆のところに持っていくとキャプが
「もう大体部屋決まっちゃったからやらなくていいよ。」
えっ!?風呂上がりにしこしこ作ったのは何だったんだ、、、そうすると黒沢が
「せっかくセロが作ったんでやってあげて下さい。」
オレは頭の痛い子かよ。なんだそのフォローは。結局くじ引きで私が一人部屋をゲッ
ト。なんてこった、よりによって一人部屋とは。この旅で皆と仲良くなりたかったの
に、、、人間らしくなったオレを皆に知って欲しかったのに、、、でも心の中では
ヨッシャー。その後村田さんと囲碁教室。なかなか難しい。しかもオレと村田さんの対局
中に黒沢がうるせえの何のって。彼のおかめ八目がうっとうしいので私は魁男塾を読
むことにしました。やっぱり一番かっこいいのは月光か。
 ついに来てしまったよ、宴会。私は息を殺しました。しかし、乾杯の音頭をとらさ
れることに。案の定静まり返ってしまった部屋。もう何も語ることはありません。部
屋に戻って彼女に電話しました。おやすみ。
 翌日、帰った。

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