| 右近さんにミニインタビュー |
| 1,2月 ― 「マクベス」 ― その2 各地の能楽堂(新潟・東京・名古屋・大阪) |
| 今月は能楽堂での「マクベス」ですが、ここまでの公演を終えて感じたことなどをお話し下さい。 | |
| シェークスピア劇はイメージで書かれているので、近代リアリズム演劇で即物化することによって、かえってイメージが膨らまず見えるものが見えなくなり混乱することがあります。 その店、今回の能舞台での公演は舞台の作りもシェークスピア劇が上演されているグローブ座の張り出しの円形舞台と似ていて、ほとんど何も無い空間で演じられています。 歌舞伎も元々は四方から観られる張り出し舞台で演じており、歌舞伎の演技様式が近代演劇に比べシェークスピア劇に合致するところが多々あります。 そのため今回の公演をご覧になった方から「難解だと思っていたシェークスピアがとても解りやすかった」と言って頂けましたし、演出家の栗田さんも「完全に具現化できた」とおっしゃっています。自分でもこの作品は歌舞伎だと感じ、なぜ栗田さんが歌舞伎役者を起用したかが分かりました。 ただ前のインタビューでもお話ししたように、心理をしっかりと持っていないと観ている方にイメージが伝えられないので、シェークスピア劇には精通している共演者の方々も「能舞台はごまかしがきかないので緊張する」そうです。 歌舞伎から離れて別の芝居に出て振り返ってみると、一番得るものは歌舞伎なのです。 今回、共演の方々から得るものもとても多かったですし、シェークスピア劇を演じて歌舞伎を再認識しました。 自分の台詞だけを普通に読んでみたら30分もかかるほどの量の多さで、毎日終わると精根尽き果てますが、名古屋、大阪、そして東京の追加公演まで頑張ります!。 |
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| 3月は国立劇場での「當世流小栗判官」ですね。 | |
| 猿之助歌舞伎のDNAを受け継いでいる我々が、若手だけで猿之助十八番をやらせて頂けるのは大変光栄で嬉しいことです。 今回は昼夜ともに上演前に出演者による解説が入ります。 昼の部は笑三郎さん、春猿さんと僕の三人による、登場人物の関係図を使った解説、夜の部は段治郎さんの口上と、出演俳優(僕は支度のために出ませんが)による解説でお楽しみ頂きながらストーリーをご理解頂こうと思います。 開演時間もお仕事帰りにお立ち寄り頂きやすいようになっていますので、お友達や歌舞伎初心者の方もお誘い頂き、少しでも多くの方にご覧頂きたいです。 昨年7月の成果がこの公演決定に反映したように、この公演が好評ならば来年に繋がることになりますので、どうぞお誘いあわせの上、一度ならずご来場賜りますようお願い致します。 |
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★ このインタビューは東京公演の最中に行ったものです。 |