ちょっと早い?紅葉狩りツーリング

 テレビのニュースで「大雪山系は紅葉が見ごろを迎えています。」と報道されているのを見て、行ってみたくなった。大雪山系の近辺で、面白そうなところはないかな〜と地図を見ていて見つけたのが“天人峡”。 秘境っぽさを期待して選んだけど、実際は…

 

 渋滞を避けるために、いつものように早めに出発。天気は晴れ。

寒い!!

 札幌市街地を抜け出して、あまりの寒さにバイクを止めて、フリースと山用のレインウェアを着込む。

 実はまだバイク用のウェアを購入していなかった私。ま、なんとかなるでしょう♪と気楽に考えて、ツーリングを続けたんだけど…。この考えが甘かったことは今日の走行で身にしみました…。 山用のレインウェアって足を伸ばして歩いているときはちょうどいい丈なんだけど、バイクに乗っている状態では足首のあたりが出ちゃって滅茶苦茶寒い…。

 ってなわけで、本日の走行は震えながら走ることに。

あれ?ラベンダー??

 札幌から滝川までR275を通り、芦別・富良野を抜けて、美瑛に入ったころ、右手に花畑が見えた。きれ〜だな〜って見てたら、紫色の花が咲いていて、ラベンダーの香りがすることに気付いた。

 

 え?ラベンダー?

 まさか!

 今、10月だよ?ラベンダーって6〜7月ごろじゃないの?

 でも……

 あー!もう!!気になる!

 この間数秒。後続車がいないことを確認して、急ブレーキ&Uターンして花畑へ向かう。

 紫色の花が咲いていたのは“かんのファーム”。

 問題の、紫色の花に近づいてもラベンダーの香りはしない。それどころか、右のような看板が立っていた。

 紫サルビア

 あ、やぱりラベンダーじゃなかったのかぁ〜

 家に帰ってから調べると、ラベンダーと同じシソ科の植物なんだって。

 とはいえ、走りながら見たら、富良野にラベンダーを見に来たときと同じ光景に見えた。

 でも、常識的に考えると、ラベンダーなわけないって?

 ま、そのことを確認するために寄ったんだってば!

 ちなみに、ラベンダーの香りの正体は、花畑の脇でラベンダーのポプリを販売していた小屋からでした…。

寒くないのかい?

 バイクの脇に立って、地図を見ていたら、背後からいきなり話しかけられた。驚きつつ振り返ると、50代後半ぐらいのおじさんが話しかけてくれてた。昔のバイクに比べたら今のバイクは性能がいいこととか、いろいろな話をしてくれた。

 気分を新たに天人峡へ向かって走り始める。

 着いてびっくり!

 秘境っぽさを期待していたのに、駐車場から車が溢れるほどの人人人…。

 ぼーぜんとしてたら、駐車場の係員がバイクはもっと先まで進んでいいと手で合図してくれていた。それにしたがって、駐車場から滝へ向かう観光客に注意しつつ徐行。

 バイクを停めて、羽衣の滝に向かって歩く。

 川沿いの砂利道って気持ちい〜い

 

 羽衣の滝は結構きれいだった。

 常連さんによると来週末ぐらいが紅葉の見ごろとか。ついでに、滝の水量が減少していて、以前のような迫力がなくなったとか。

 

 

滝の周囲の木々。

紅葉している木と紅葉していない木があった。

 今日のもう一つの目的地は当麻町にある鍾乳洞、「当麻鍾乳洞」。

 が、寒さで体力をか〜なり消耗してしまったので、断念。帰り道のことを考えると無理は禁物!

 でも、ちょっと遠回りして、地元ライダーに人気という道道98にワインディングを楽しみに行く。

 このルート、確かにワインディングロードとしてはいいんだけど、見晴らしはイマイチ。ちょっと期待ハズレ。

 帰り道は道の駅やコンビニで体を温めつつ、安全運転で帰宅。

 

本日の走行距離429.4km 満足満足!

寒さ対策が万全だったらもっと快適に走れた! …と思う。

追加:次の週末にバイク用のウェアを購入。これを着ておけば暖かくて、すっごく快適に走れました。どうせ買うんなら、もっと早く買えばよかった… (ToT)

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