傍迷惑なレッカー初体験…
3連休だし、母にお届け物もあるし、実家に寄るついでにちょっと走ろう!と、軽い気持ちで計画したのに、あちこち巻き込んでひと騒ぎになってしまうとは…。
前の日からバッテリーを充電して、準備万端でヤマイヌ君の所へ。
バッテリーを繋いで、エンジンスタート!
…?あれ?エンジンかからない…。しかも、この音は“久しぶりでかかりにくい”じゃなくて、“私の手に負えない”程度にマズイ状況の音のハズ…。
レッドバロンに引き上げ要請?う〜ん、3kmぐらいだし、平坦だから押してっちゃえ!
と、1時間ぐらいかけて、レッドバロンまでヤマイヌ君を押して移動。これ、人目引くんだよな〜、動けないヤマイヌは重い〜、とか考えつつ、ひたすら押していく。
なんとか到着して、押してきたことに呆れ顔の整備スタッフが状況確認。
結局、バッテリーの電圧低下(耐用年数越え)だけでなく、キャブレター内のガソリン劣化とプラグの劣化も重なって、エンジンがかからない状況にまでなっていたとのこと。ひとまず、1時間かけて、走れるように整備してもらえた。(感謝!)
それで、予定遅れまくったものの、実家へ向けて出発!久しぶりのショウケ越、ワインディングを楽しむぞ♪
ついでに、県道60号の工事が終わって、ルートが微妙に変わってるので、それも確認しつつ走る。
そして、峠を下っていた時のこと。あれ?アクセルの反応がおかしい?ん?エンジン止まってる⁉
ひとまず、追突される前にどこか安全な場所に止まって…、と止まれそうな場所を探す。偶然見つけた、長さ4m幅1m程度の路肩に滑り込んで停車。
エンジンをかけようとするも、かからない。本当に壊れちゃったの?と心配になりつつ、朝のこともあるので、レッドバロンのロードサービスに連絡する。
レッドバロン専用のダイヤルって思っていたのに、繋がったのは保険会社。とはいえ、レッカー車を向かわせるとのこと。そして、受け入れの整備工場は今朝行ったレッドバロンということに。振り出しに戻るのか…
それからしばらく電話が鳴りまくり。
レッドバロンから、ガソリンのコックがどこになっているかを尋ねられて、Reserveになってるのにやっと気づいた!え⁉ガス欠ってこと?スタッフに、“ひとまず最寄りのGSへ運んでもらって、給油してみてください。それでもエンジンがかからなかったらウチに運んでもらってください”と言われてしまった。
レッカーの会社からは現在地の確認。八木山バイパスを使って急行してくれるそうなのだが、筑穂ICを降りて、どっちへ向かえばいいか?とのこと。えっと、そのICへの分岐は過ぎたっけ?どうだっけ?周囲には木しか見えない…。ひとまず、だいぶ下っていることは伝えたものの、見つけてもらえるのかな?
待っている間に冷静に考えて、キャブレターのガソリンを抜く作業でかなりガソリンを抜いていたってことか。エンジンが止まる前に感じた違和感は、前にガス欠したときと同じだったっけ。はぁ〜、原因と対処を聞いて、なんで気づかなかったの?アホだ…。
と、凹みながら待っていたら、大きなレッカー車が止まった…。私、バイクって言ったよね?これ、車用じゃ?と呆然としていたら、助けに来てくれたスタッフも戸惑ってた(笑)このレッカー車、スペースが必要だけど、荷台が地面まで降りる設計になっていたり、すごくハイテクなのかな?とか、驚きの連続。というか、この広い荷台にヤマイヌ君だけってすごい光景。
ひとまず、飯塚方面へ。ガス欠の可能性を確認するためにガソリンスタンドを探す。もし、本当にエンジンが壊れていたら遠回りになるんだけど、ガス欠の方が強い気がするから、ってことで。移動しながらスタッフとおしゃべり、バイクに乗らない人にはガソリンの残量メーターがないとかわからないよね…。
数km走って、やっとGS発見。満タン指定で入れてもらい、9L入ったのを見て、“ガス欠だ!”と確信した私。予想通りエンジンがかかって安心したものの、迷惑かけまくってしまったことに反省。
レッカー車のスタッフとGSのスタッフにお礼を言って出発。ヤマイヌ君はご機嫌で走ってるし…。はぁ〜、よかった〜。
実家に着いて、秋田犬の歓迎を受けて、休憩して春日へ戻る。
黄昏時の峠越えは結構危険だから、カーブが緩い犬鳴峠を選択。“お化けが出る”って有名だけど、私自身見たことないし、見たという人に会ったこともない。出るのは旧トンネルなのかな?
ちなみに…、前回乗ったのは、昨年。1年乗ってなかった…。前回、トラブルもなく帰ってこれたのは奇跡だったのかな?というか、乗り続けたいんなら、頻繁に乗って、ちゃんと整備してもらわないとダメってこと。ヤマイヌ君、ごめんなさい。
本日の走行距離 83km ヤマイヌ君、チョイ乗り増やそう!