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路地の魅力 「かまくらの歴史と文化が染み込んだ空間」

鎌倉は休日ともなると、大勢の観光客で賑わう。しかし、人通りの多い道路から一歩路地に入り込むと、途端に喧騒が嘘のように静かな空間がそこにはある。

鎌倉の路地は、くねくねと曲がっていて迷路のようであり、どこにたどりつくのか判らない。
各家の庭先には四季折々の花木が顔をだしていて、散歩する人を楽しませてくれる。早春なら梅、春はカイドウ、木蓮、新緑、夏はのうぜんかずらにサルスベリというように。

草木もそうだが、どことなく歴史と文化の香りがするのも、路地の魅力のひとつだ。実はこれらの路地の周囲は鎌倉時代の武家屋敷だったり、当時往来が激しく交通の要所だったりするのだ。それで古い寺社が数多く残っている。また、文学の舞台となったり、小説家や詩人の邸などもある。

路地 雪ノ下付近

そしてひととおり歩いて足が少し疲れてきたら、ちょっと休憩。
小町通りの細い路地をわけいって、レトロな雰囲気のカフェで、薫り高いコーヒーを飲むのも、最高の楽しみのひとつだ。

もし、何度か既に鎌倉を訪れているなら、次回はぜひ路地めぐりを試してみて欲しい。

 
     
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