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30,2004年12月22日号 『片づかない家・落ち着かない家・大型ゴミ』 |
♪もういくつ寝るとお正月♪正月までには片付けて、♪きれいなお家にするつもり、♪ゆっくり来い来いお正月・・・と思うのが普通と信じていたのですが、何と、同居人が片っ端から整理整頓してしまう悩みが次々と披露されました。どこの家も同じじゃないんですね。6人と、メール・ファックス参加2人にて、「がま口塾」喋り納めをしました。 ●タイトルに関して言う事がない。(ウオーッ!)結婚当初、家具は買わないで暮らし始めた。転勤で、引越し業者から「お宅は見本です」って褒められた。買わないし捨てるものは引越しの度に捨てた。(へーっ!)(笑い)今は子供達も出て、全て「捨てていいよ」と言ったので本当に捨てた。仕事を辞めた時も本の一部を除いて使っていた書類は全部サーッと捨てた。 12月25日に父が亡くなった時、お葬式の後正月3日まで兄弟で片付けた。母がいると「2人で飲んでたワイングラス捨てないでね」とか言うので適当に返事。荷物は後に残った者に迷惑をかけるので、それ以後、私はもっとシンプルに暮らす様になった。5年後に住む家を買ったが、2部屋しかない。今の家の物を5年間でどれくらい捨てられるかにかかっている。本は図書館を利用する。夫は本だけはインターネットで買い、読むと捨てる。無駄だなあと思う。 ●このテーマは恨み辛みを吐き出そうと思って来た。(ウオーッ!)夫が片付け魔。私が新聞を読んでいて、ちょっとトイレへ立つ。帰って来るともう新聞が折りたたんで片付けられている(へーっ)。『私はここで新聞を読んではいけないんだわ』って思ってしまう。彼は仕事から帰ってくるなり、物も言わないでパパパパッーって片付けてから服を脱ぎだす。(フエーッ)「家が綺麗」という美意識が私と違う。ここの家は、私はホッとする(?有難うございます)(笑い)生活臭がある。 ●持って生まれたものだと思う。いい事もあるよ。どっちか言うと家も同じだから。「1年くらい読んでないものは捨てたら」ってはっきり言う。確かに大切にとっておいても1年読まないものはあるので助かる時はある。いい事もあるっていうのは後で言うね。(笑い) ●なかなか肯定的には受け止められない。子供が家を出たいと言ったのも分かるような気がした。高校生になっても娘の部屋に入って片付けるんだもの(うわーっ)嫌よね(潔癖ね)子供の部屋であろうと自分の部屋であろうと、自分の思った通りの片付け方がしたい。子供なりに片付けてもダメ。自分のやり方に対する批判を聞く耳もない。 ●片付いてないと言えば片付いてない。一度片付けるのを止めたら、どんどん溜まって来る。独り暮らしで洗濯機もあるけどアイロンがけが面倒臭い。シャツもアイロンかけずに並べてあると、アイロンをかけたシャツを買ってきて着だして、その包装もどんどんどんどん溜まって部屋が狭くなっていく(笑い)。すると掃除機をかけるのも面倒になってくる。 古いアパートでダニとノミが発生した。 (ウワーッ) 僕はアレルギーの為、バルサンを焚くのに畳を上げる必要が出て、その時は必死に家具もどかしてゴミを捨てた。(爆笑)。その時はすごく片付いていた(爆笑)。ノミに噛まれて(笑い)あんまり痒くて急患で病院に行ったら「ひどいですね」って注射まで打たれた。帰ってきても又、1匹2匹は出てくる(バルサンは一ヶ月に一度はしないといけないらしいよ)だから、バルサンばっかり焚いてて、畳に刺して液を注入する、同じピレスロイド系の殺虫剤を注入しすぎて、殺虫剤の臭いがすごくなって頭が痛くて寝られなくなった。(そりゃそうだ)で、畳を替えた。(爆笑)。 ●独りならどう捨てようが、片付いていようが、散らかっていようが自分が良ければいい ●片付かないのにだんだん慣れていく自分がいるんでやっぱりダメ。やっぱり一番効果があるのはノミが出てくれる事。(爆笑)(猫のノミでも噛むんだね)ピョンピョン跳ねる。夜中に足を5ヶ所位噛まれ血を吸って大きくなったのを潰すのに1時間半位かかる。夏でも布団乾燥機でダニを抑えるがノミは逃げる。情けない戦い。(そりゃはっきり言って情けない)(爆笑)近頃の家は綺麗になっているからそんな事ないと思う(そんな事ない。ダニは多い)。 ●ダニは跳ねないし、人にはくっつかない。(でも絨毯にはいっぱいいる) ●このテーマは私のためだと思って来た。(笑い)夫との間の価値観の違いが大きく、衝突の殆どの理由はそれ。夫が「掃除しろ」と言うのは、「全部捨てろ」という意味らしいけど、私は掃いたり雑巾がけしたりという事。でも夫からみると、それは何にも片付いてないという事になり、私はしたという事になり(夫さんは奇麗好きなのね) 忘れもしない一昨年の元旦に(笑い)、夫が爆発して、全部捨てると言って捨て始め、全部廊下に出した。家は紙が多い。私の関心のあるところの書類。M大のゼミに通っていた事もあって、資料や関連の新聞記事等の私にとっては宝の山。何かを書こうと思った時には、すぐに出せる状態にとってあるのが、彼にとっては非常に見苦しくて、「とんでもない!全部捨てろ!」「私にとっては意味があるものだから、私が死んだらゴミに捨ててもいい。それまでは触らないで欲しい」と言って、そこだけは守った。でも、他に、夫にとってはゴミであるものがいっぱいあって、「ゴミ」とみなす時点が私とは違う。 ●昔、友達同士で「男で奇麗好きな人って嫌ね」って言い合ったけど、結婚してみると楽なことは楽。自分で掃除機を出してする。こっちまで被害は来ない。共通の場所が汚いとチラッと言うけど、私は逆に自分の部屋はわりと汚くしてる。(夫に合わせてきたの?)確かに人が来た時、奇麗であれば楽。私も見習わなければと思う。奇麗にこした事はない。 ●お父さんが亡くなって掃除に4日間かかったと聞いて、やっぱり私の年代でもお迎えが近くなっているんだから。そういう事も考えなくっちゃって、チラッと思った。 ●母も最後は誰かがやると思っているだろうし、今はホームに入ったから、結果として奇麗にしておいて良かった。ホームに入る時も兄弟で行ってホテルに泊まりながら(笑い)3日くらい整理にかかった。その掃除もトラックで何台か大変だった。(全部廃棄したの?)もちろん全部廃棄処分。アルバムから何から何まで。私達が贈った羽根布団も。誰も持っているから要らない。もう、目をつぶって廃棄した。父の本も沢山あって凄い量だった。少しずつあげたりしとけば良かった。兄弟皆で、荷物は無い方がいいねと確認しあった。 ●死んだ後の片付け屋さんがあって、その商売は需要が多いそうだ。(私もかなりの額で業者に頼んだ)(テレビで見た。遺族はなかなか捨てられないからって)。 ●夫は育った家庭が共稼ぎで、アイロンがけも全部自分でやるという習慣だった。でも、ピリピリとして暮らしにくいというのは無い。 ●そういう感覚って個人差がある。妹の家へ子供の小さい頃遊びに行ったら、玩具を散らかし放題で外出した。「旦那が帰ってくるまであんなんでいいの?」って言ったら、「別に家は何も言わないから」。そういう家もあるので、子供が大きくなるまでは散らかるのが当たり前と思ってほしいのだけど、こっちもピリピリして、玩具を出したら怒るようになる。 ●夫が帰って来そうになったら「お片付けしようね」って教育がてらするといいね。習慣でするようになって、子供も帰ってくるのかなって、片付けようと思うようになる。 ●でもピリピリしちゃうか、うまい事上手に合わせていくかの違いって大きいね。 ●玄関で「カチャッ」という音がしただけでビクッとする時期がずっとあった。(どういう事?)帰って来たって思うと・・(ええーッ!)(私もそうだよ)(可哀想!)可哀想でしょ? (笑い) ●子供がいなくなってホッとした。子供が片付けてないっていうのがない。私さえちゃんとしていればいいのだから。だから帰って来た時にビクつかなくなった。(ああ。それは大変だ)子供がいなくなって、子供の為にも私の為にも凄く良くなった。 ●皆の話を聞いてるだけで満足してた(爆笑)(何でなの?)(笑い)。私は3月に名古屋市内に引っ越す。市内の両親の事が心配という事もあって、盆休みに探して決めたら、予想通り母が9月に入院した。子供が高校3年生で、冬休みは新しい家で過ごそうという事になって(家具はあるの?)まだ家具がない。ダイニングセットだけ新しく購入したので日曜日に届く。ちゃぶ台と椅子一つを今の家から持って行ったぐらい。
●引っ越す時ってあっさりした性格だといいね。我が家は全部捨てて行くつもり。 ●我が家もダイニングテーブルも食器棚も全部処分するつもり。 ●貧乏性の私としては、そういう事をしたら、又新たに出費が要ると考える。そういうのがもったいなと思っちゃう。 ●私もそれを思った。でも、自分の本当に気に入る家具を、仕事の休みの度に街で選び抜いて揃えて行く。(お気に入りだけに囲まれて暮らすって感じ?)仕方が無いね。合わせるからね。(いいじゃない。素敵な生き方だよ)2人になるものね。買う以上良い物を。食器棚は処分して行くけど、新しい所には買わない。お客さんが来た時の事も考えて、揃える物は揃えるけど、普段は大きなプレートで何にでも使えばいいやって。家具、カーテン、食器って順番に楽しんで選んでる。 ●減らないものはいつまで経っても壊れないよね。引き出物で貰ったコーヒーカップとか、普段使わないからなかなか割れないし、減って行かない。 ●いつか使うって思っていたら溜まる一方だから、フリーマーケットに出す。 ●私は毎年バザーを主催しているから、そこに出す。引越しの度に色々処分したけど、子供の成長と共に物が増えたので、子供が巣立つのをいい機会にして自分達も又スタート。 ●我が家も子供が家を出た時点で全部捨てた。布団くらい。それくらい何も残さず娘は出て行った。(はーあ)娘も6畳一間に住むから持って行けない。 ●聞いていて、私ってやっぱり煩悩が多いんだなあって思った(爆笑)。断ち切れない。 ●引越しを10回位してるかな。引越しの時、ダンボール積むでしょ?その時、夫と猫が行方不明になった(ええっ!)大探ししたら、夫はダンボールの狭間で海老状態で寝ていた。(爆笑)(疲れてたんだ)とんでもない。釘一本抜かない人。猫みたいに寝るのが好き。皆様のお宅とは全然違う。猫はダンボールの中に入って寝ていたのにガムテープで閉めてしまった。(夫が寝てる姿、可愛かったでしょ?)冗談じゃない。1m80にもならんとする男が手伝いもせずに小さくくるまって!(笑い) ●夫もゴミを分ける事が出来ず全部廊下に捨てて終わり。私はそれに対して批判的な訳。 ●目の前から無くなればいいのね。目の前が奇麗だったらいい。分別は興味がない。 ●家の夫は朝早く起きて、自分でゴミを出しに行くよ(うーーーッそお!) ●そこまでやったら筋が通って立派。(それはそう) ●やらない夫もそれはそれで、徹底して筋が通って立派(爆笑)(ありがとう)。猫だと思えばいいもんね(大々爆笑)。 ●猫だからか猫も拾って来て(爆笑)こっそり台所の隅に置いていた。「キャーッ」「いいじゃん」。私は元あった所へ返して来る様に怒った。彼は猫の下の世話もできないんだもの。彼の希望は、例えば洗濯物も干して吊るしたまま、それを着て出かけたいのだと思う。(笑い)着替えの部屋が一つあるのに、そこまでも持っていかない。全部目の前の鴨居にひっかける。下着は干したベランダの側の部屋一面に取り入れたまま花咲かせている。たたまない。だから私はその部屋にも、透明のケースの引き出しに大きく字を書いて貼り付け、分けて収納する様にした。それでも結果は同じ。(私もたたむのキラーイ!) ●私は私が先に亡くなっても全然心配ない。料理も掃除もする。私が2週間家を空けても、帰ったら前より奇麗になっている。よく「亡くなった後が心配だから料理を教えてあげてるのよ」とかって聞くけど、そういう心配は要らない。 ●私もそれは心配ない。私の物は全部きれいさっぱり捨てると思う。 ●食卓に調味料や領収書やポケットの小銭や、鍵や鉛筆や何でも置いたまま。私が行って片付けてしまうと、「有難う」とは言うけれど、とても迷惑そう。私が掃除して帰ると、2~3日、どこに何があるか分からなくなって困ってしまうらしい。 ●雑然としてても、大方どこに何があるか分かってるんだってば。(許せないよ、そんなの) そうなんだね。(あ、ごめん!)(笑い) ●例えば「ただいま」って帰ってきて、靴下をそのへんにポイッっていうの、よくテレビでもやってるけど、夫はどんなに飲んで帰って来ても、洗濯機の入れ物置き場にちゃんと入れ、ズボンはプレッサーに挟む。(へーっ!)どんなに酔っていても、そうしないと自分が許せないらしい。次の日の事を考えるのだろう。夏冬の衣装替えも自分の部屋に衣装ケースをもっていて、すべて自分でやる。クリーニングも自分でする。(筋が通ってる!) ●私も夫の洋服に触った事がない。(へーっ!) ●母の家の掃除をしていて思うのは、やっぱり昔の人は捨てられないのだって事。何かの抽選で貰った景品とか、使わないで溜め込んであるのがいっぱい。(賞味期限も気にしないよね)慶弔の引き出物でも全部とってあって、自分は粗末な物を日々使用している。8つの部屋に1人で住んでテレビもクーラーも四つも五つもある。物の無い時代を生きてきた人だから最後位しょうがないかと思うけど、荷物が多くて全くくだらない。スーパーのトレイも捨てないで、何かの種を奇麗に洗って干す時に使っているし、ポリ袋ときたら、きちんと折りたたんで、お尻の下に敷いて空気を出してからしまいこんでいる。 ●それで何かの時にはサッと出してくれる。(そうそう)やっぱり考えてるんだよね。 ●昔、駅弁などに必ずついていたお茶のプラスチックの急須も捨てないで持ってて、旅には必携。私達は、お茶なんかどこかで買えばいいと思っている。でも、やっぱりそれが無い時があって、飲みたい時にサッと出てくる時は有難いけどね。お手拭も、ちゃんとタオルを濡らした物をビニール袋に入れて持って来る。やたら非難はできない。夫の叔母、老いた母娘二人暮しで、叔母が死んだ時、古い物が何も捨てずに山積みになっていたから親族の男達がバンバン物を捨てた。 (15~6年前の蜂蜜とか)(古い古い漬け物とか・・・)。 ●でも、捨てた後から「あのワイングラスって・・」とか言い出されてギクッ「あ、どっかから出てくるんじゃない」とか言って誤魔化して(笑い)。 ●洗剤でも、私達は無くなったら買いに行くけど、母の家では、熨斗がついた洗剤なんかが押入れからどーっと出てくる。やれ、ゲートボールの参加賞とか何とか。 ●ああいう景品、その家に要る物かどうかも分からないのにやたらに出すの止めて欲しい。 ●子供の教育を間違えた。時間がかかってもいいから、子供と一緒に片付けたり掃除したりの習慣をつけるべきだった。時間が惜しくて自分でパッパッとやってしまって来た。 ●あれ、なかなか待てないんだよね。子供が小さい時、これは待ってやらせるべきと思っても、何かすぐ手が出ちゃう。自分がやった方が早い。(深く反省してる) ●1人なら何とでもなる。一緒に住む人がいるからこそ片付くとか、片付かないという問題が出てくる。 ●1人だったら、私もけっこう汚くしているだろうな。 ●オリンピックのレスリングに出場した伊調千春・馨姉妹は、お姉ちゃんは几帳面。金メダルの妹の方の部屋の中はすごいんだって。服が洗濯した後の物か、すべき物かも分からないんだって。でも、マットの上で本気を出せばいいのかなと私は思ったりした(笑い)。(ウェイトを置く部分が違うのね)それで、そんな部屋だったら友達が来れないだろうって、ダウンタウンの浜田が言ったら、「全然平気です。友達が来たら友達が片付けます」って言ってた(笑い)。私は夫の様な人と住んでいるから、『私はこれでいけないんだろうか』って気にするんだね。 ●人がたくさん来て、自分がやりきれない時に、きちんとした人と住んでると助かる。 ●私も人を呼ぶにしてもいつも片付いているから予め何もしない。でも夫は普段は磨いたりこすったりはしない。彼が自分の客を呼ぶとなったら、自分でガラスを磨くし、スリッパまで変えてやっと人が呼べる。だから、結局呼べないね、構えるから。私は構えないから、誰でも気軽に呼べる。私は雑然として生活臭があってホッとできる家が本当に好き。他所へ行ってくつろげる家とくつろげない家がある。あんまり奇麗だとくつろげない。 ●私がアラレの袋の食べかけを洗濯鋏ではさんで置いておくと、夫は許せないらしい。あともうちょっとで食べ切るのだから、しまってしまうと忘れちゃうのに。 ●爪切りにしろ何にしろ、元あった所定の位置に戻さないと承知できない。 <メール参加> ●我が家の世帯主はある種の「片付け魔」 部屋が雑然としていると機嫌が悪い。使ったものは必ず元の場所に戻す、これが鉄則。そして不要な物を思い切りよく捨てる。私は便利さ優先。明日使う物はそのままと、現状維持が好き。それが紛争の種だったが、長い事一緒に生活している内に、こちらが慣らされたと言うか、要領よくなったと言うか、相手に片付けられるのがイヤなので、先手を打って整理整頓をするようになってきた。そして、自分でもスッキリ生活が気に入ってくる。
●(笑い)そうだね。いるんだね。なるほど。家と一緒。 ●メールの人も含めて、大体男の人が片付け魔だね。(?いや、ここを除いて)(笑い)私の夫の場合は、そこにジェンダーが入ってくる。「女が何でなんだ」って。娘に対しても「女の癖にきちんとできない」が入る。女がやって当たり前と思っているから、それにムカつく。(それはそうだ、そうだ。なるほど)。 ●昔、友達の家に別の友達に連れて行って貰った時、家が近づいてきたら「貴女は奇麗好き?」って心配そうに聞くので、何故かと思ったら「行けば分かる」。分かった。すごくオープンな家。郵便屋さんも保険屋さんも皆友達で縁側で腰掛けて話していく。時にはとりこんで山になっている洗濯物もお客さんがたたんでいくって感じ。そんな事全然気にならない人。 ●テレビで子沢山の家の事やってるのを見ると本当に雑然としている。しょうがないなと思う。子供が増える程荷物は増える。夫と見ていると夫は露骨にイヤという感じで見てる。 ●大家族でも整理整頓好きという家庭も放送してたよ。血液型の番組で皆A型というテーマ。洗濯物を洗うも干すもきちんと色を分けていた。血液型で決め付けて番組を作る危険性も指摘されているけどね。 ●A型はきちんとしてるって言うね。(夫はA)(家は2人ともA)(夫A。私はO) ●私の夫もAだよ。おかしい(笑い)。(家族3人A。私だけB。) ●私は10人家族だった。9人がOで、何となく大らかな家庭だった。(ホーッ!) ●でも、血液型よりは性格なんだろうね。 ●今までの話しでは、夫にしろ他人との比較が多かったと思うけど、自分の中で、生活や頭の中や人間関係をちょっと交通整理したいな。ちょっと渋滞気味。(え?どういう事?)物が増えて家の中も渋滞気味だし、私の活動も横に広がった分、あれもこれも疲れて来たって感じ。やって来た事で成長させて貰ったけど、これから先成長の傾きは低いかな?それよりは一度リセットしてゼロからの方が面白い物がいっぱい見つかるかなって思う。 ●交通整理するのね。分かる。(あるよね)。(内面的な荷物の片づけね)(分かるなあ) ●精神生活にも、淀んでいる物があるよね。 ●私は人をゴミのように扱ったりして来た事があって、とても反省している。後悔先にたたず。その時は見えてなかった。捨ててしまったゴミではないけれど、捨ててしまった人間関係を又拾いたい時がある。でも、どうしようもない。捨てた私が悪かった。 ●引越しで分かれてしまった人達とはどうしても疎遠になってしまう。 ●人間関係は引き出しにしまっておけないものね。 ●毎日10時に掃除開始という友達がいる。(え?) 3部屋だけの家だけど、「美しい部屋」を愛読していて、そのように素敵な家で、毎日飾り物も変える。外の世界の事に誘っても興味がない。自分の部屋に人生をかけている。「あの方の家すごいわ」と人に言うけど、それ以上にはならない。だって彼女はそれ以外に関心を示めさなかったから。(誰かが見に来ないと意味が無い家だね)だから、客を呼ぶ。お部屋の掃除や飾り付けだけが生きがい。 ●自分の家だけ奇麗になっても、産廃の長年の不法投棄みたいに、社会には始末できないゴミが山になっている。 ●最後の尻拭いは税金。 ●掃除や整理整頓が好きな人は、頭の中もきちんと整理整頓していないと気がすまないのかなあ。 ●夫はそうだと思う。パッパッと切り捨てる人だから、きっと私と別れた後も(笑い)引きずったりしない人だと思った。私は、やっぱり捨てなかった方が良かったと思う事もある。私はゴミの処理費用が増えるだろうと気を回す。だから、スーパーの袋も必ずバッグに持っていて、買い物の時は断る。それで年間どれだけのゴミの量が減らせるか分からないけど、夫はそういう事は全く考えない。考えない人が殆どだと思う。 ●捨てるのにもお金が要るよね。 ●何でも捨てるっていうのは、賢いかもしれないけれど、その後の事を考えると・・ ●普通の人は、その後の事まで考えないんだよね。デフレで今、何でもかんでも安くなっていて、リサイクルショップよりも新品で買った方か安いから皆どんどん簡単に捨てる。私はそんなに簡単に捨てていいのかなって思う。田舎育ちなので、田舎がゴミの捨て場にさせられる事を知っている。家の実家の方でも産廃問題がいっぱいある。(不法投棄?)イヤ、元々は何かの倉庫にするとか言っていたのが、それが不法投棄状態になって、住民が迷惑する。でも、そういう捨て場を見つけていかないと、この消費世界ではどうにもならない。 ●やっぱり要らないものは買わないようにしなきゃね。(そういう事だね)それは年をとってから分かる。(そうそう、充分消費生活楽しんだ後)(笑い)若いうちはつい買っちゃう。 ●私は偉いよ。先日初めて全自動洗濯機買った。リサイクルショップで1万円ちょっとで買ったけど、ニ槽式の引き取り代が5000円。(だよねえ)壊れないのでずーっと使ってた。 ●夫は壊れなくても「新しいものを買おうよ」ってパッパカ言う。それがちょっと困る。皿を洗うのが大変そうって見ると、食器洗い器を次の日買ってくる。私も壊れるまで長年使いたいタイプなんだけど。(買えないからだよ、私は) ●家は歴代のパソコンが4台ある。(前のは?)一つの棚になってる。(えーっ)(笑い)今使っているのはコピーもスキャナーも全部一体になってるの。 ●新しい製品はどんどん買うのだね。 ●車で回ってくるよ。「要らなくなったパソコンやオーディオセットや映らなくなったテレビを無料で引き取りまーす」って。(ほんと?)(只で持ってく?)うん。 ●リサイクルで出したらいいようだけどダメだよ。全部分解しちゃうから。リユースでないとダメ。車で引き取りに来るのは多分輸出用だと思う。(あーあ)只で引き取って貰えれば、私達だって普通なら有償だから有難い訳。日本でもう使わないような、カチッと押すラジカセの様なのは、アフガニスタンなんかでは使われている。それをリサイクルにしてバラバラにしちゃったらダメ。日本人は世界最新の製品を最速で捨てる。(そうだね!)リユースでなくっちゃ。ペットボトルのリサイクルで布にするのも、そうするためにどれだけお金がかかる?自治体がどれだけ収集にお金使う?だから私はペットボトルをあまり買わない。そういう私が夫に馬鹿にされるのは何故? (それはおかしい!)(説明不足かもしれないね)諦めてるからね。 ●そりゃあ、相手が「そうだよなあ、本当に」って言ってくれるのが一番楽よね。 ●家庭内では夫とはなかなかそういう話はできないね。子供にはそういう話はする。 ●子供はけっこう学校で教育受けてるからね。(よく知ってる) ●本当に日本はバチが当たると思う。安い値段で物が買えるって言うのも、後進地域の安い労働力によるから。 ●「みみずのカーロ / シェーファー先生の自然の学校」(合同出版)という絵本を思い出した。ドイツのある小学校の話で、ヨーロッパ環境賞、パンダ賞などに輝く環境教育実践で、ゴミとは何か?を子供達に考えさせるため、みみずのカーロの飼育が始まる。カーロが食べて土に返る物とカーロが食べられない物があり、カーロが食べられない物が本当のゴミなんだという事を子供達が発見し、学校から家庭、更に町全体がゴミを減らす運動に参加し、大人達が変わって行くの。子供は教えればちゃんと実践する。 我家では偉そうに環境問題を言うのに、実践がなっていない。そして捨てようとすると、「思い出が詰まっている」って怒るの。(使ってないのに?)そう。 ●家は執着しない。思い出は体に入れるとか、カッコイイ事言ってた。 ●幼稚園のお絵描かきからとってある。押入れ、いっぱいになるよね。 ●偉くなった時要るよ。(笑い)(なりようがない)(笑い) ●工作の作品は捨てたけど。(家は使っているよ) ●僕は小学校の時、絵を習っていたので作品が沢山あった。賞状も100枚位あったけど家を出る時全部燃やしちゃった。(自分で?)そう。いい作品が2~3点あったので、燃やしちゃってから、ああ、しまったって思った事はあるけど。銀や銅のメダルもゴミに出した。 ●思い出に浸りたい人と、拘らない人かいるんだね。 ●通知表もお願いだから捨ててくれって言われた。(私は自分のまだ持ってる)よくテレビでノーベル賞か何かとった時、その人の通知表は・・なんてやってるよね。 ●私は実家にあるような気がする。母か誰かがとっておくのかな。 ●クールな人か、人情家か、そこの違いだね、きっと。 ●全てにクールという訳でなく、自分の過去にクールって事ね。(自分を整理できてるんだ) ●過去は捨てる。前を向いてって人いるもんね。 ●私は未だに過去に縛られてる。「どうして私はこんなに今不幸なんだろう」って悪い方ばかりに考えてる。(笑い)どうしてあんな結婚をしたのだろう、どうしてあんな家庭に生まれたんだろう・・・ってどんどんどんどん遡って行くと、『ああ、私、生まれてこなきゃ良かったのに』って(笑い)一晩中考えて眠れなくなる時がある。 ●でも、皆とは違うエコロジーの事を私は考えてる!っていい方に考えればイイじゃない。●そんな時はエコロジーもヘッタクレもないよ(笑い)。(人間のゴミはないよ)でも、そういう風に思っている時、自殺のサイトを見たりすると、分かってくれる人がいるんじゃないかなと思っちゃうんじゃないかなって思ったりした。 ●自殺願望の本が流行った時があって、子供達がすごく読んでた。 ●人間が死んだ後はどうなるか考えたの?誰が始末するかって。 ●そこまでは考えてないよね、そんな時は。練炭の自殺があったよね、楽に死ねるそうね。 ●イヤ、練炭は苦しいらしい。(睡眠薬を飲んだら?)それも苦しいらしい(詳しいね)(笑い)睡眠薬も後が醜いらしい。よく心中して失禁してたなんてあるけど、みっともないね。 ●今、カイラスというチベットの山の事ばっかり考えてるんだけど、その山の傍にあるのが鳥葬の場所。死んだ人をそのまま置いておくのかと思っていたんだけど、調べたら、死体を切り刻む仕事の人がいて、鳥が食べ易い様にしてる。残った骨は生活の道具に使う場合もある。完璧なリサイクルだよね。 ●自分から命を捨てるのはね。 ●友達の、親孝行な素敵な娘さんが自殺した。とても頑張って生きていて親の宝物だったのに。命をゴミにしてはいけない。生きている事が一番大切。(そうよね) ●夫をだんだん許す気になってきた(爆笑)。(人間を粗末にしちゃあいけないよね) ●生きてればいいと思っても、ついついムカつくと「お前なんか出てけ」なんて言っちゃう事があるので、私も反省した。 ●今日は女性で奇麗好きっていう人がいなかったね。 ●楽に生きようね。(折り合いつけてね)(一緒に暮らしてみないと分からないからね) ●結婚前に夫の下宿に遊びに行った事がある。自分のパンツをあるだけはいちゃって無くなると、それを裏返しにしてはいてたら(笑い)泊まりに来た友達が、自分の汚いパンツを脱いで、夫の奇麗か、はいた後か分からないのをはいて帰ったんだって。そういう話を聞いて、とっても大らかな人かなって思っていたらトンでもなかった。ぶってた。 ●あの世代の若い男の子は自慢げに話すよね。学生時代は私もそういう話を聞いた事ある。 ●男のパンツは表裏前後4回はける。(爆笑) ●イヤ、そんな事ない。僕は奇麗好きだから。(爆笑)(ノミとダニは?)僕のせいじゃない。 ●ということで、男のパンツは4回はけるというのが今日の収穫でした。(爆笑) <ファックス参加> ●歳のせいか、片づけがグッと下手になってきている。一大原因は広い田舎の家から小さい東京の家に引越す為、かなり捨てたのに、まだ捨てきれない荷物に溢れている事。目を瞑って欲望を抑えて、物を徹底的に削ぎ落とす必要があり、その為には自分の確固としたライフスタイルの確立が原点になるのだろう。それがなかなか難しい。 畳と押入れのシンプル生活に憧れるが、今の膝痛の体ではどうしようもなく、椅子が不可欠。今の家はクローゼット中心で布団の置物に弱り、処分してベッド2台が部屋を占領。それ以来、どうも50肩や膝痛が始まったようだ。正座できないお婆ちゃんが、今は整形外科に溢れている。昔のお年寄りはどうだったのだろう? 15年前デンマークに滞在した時、感心させられた事。街を走る自動車はわずか。老いも若きも自動車を持たず、自転車で。夏の週末は公園に多勢、半裸で憩う。台所の美しさ。シンクが小さい(洗い桶は無い。水も少なくて済む)。日々の食事は大皿一枚で足りる。家具は代々送りのいい家具のみ。壁は自分達で塗り直す(天井も)。垣根は間伐材をふんだんに使う。歩道・自転車道は幅広い。公共のトイレは美しい。紙・ハンカチの手持ち不要。美術館・教育費・医療費はタダ。空き瓶・空缶はホームレスが生活の為に拾ってお金にする。スーパーにトレイ、ビニール製品なし。買い物袋持参。ただし税金は高い。 30年前、隣の友人宅に呼ばれて感心した事。スッキリした室内。特に台所。「鍋は一つよ!ザルも一つよ。主人のネクタイも一本。汚れたら捨てて、次のを買うのよ」と。でも、私には出来ない贅沢な生活・・・。給料袋を逆さに振って、チャリンと落ちたら、アッターッ!と叫んで、家族と勇んで外食。 この年の瀬に誓いたい。情報の渦、物の氾濫の中で、自分の好み、生活スタイル以外に物を増やさないこと!! <今後の予定> 1月28日(金)「私の好きな時間帯」 2月22日(火)「親の最後とお墓・供養」 午前10時~12時 時間厳守・土産厳禁・出欠連絡不要。どなたでもご自由にどうぞ。 〒468-0057 名古屋市天白区御幸山2112-14-201 пEFax 052-834-9457 坂東弘美 bdk@dp.u-netsurf.e.jp がま口塾 http://www1.u-netsurf.ne.jp/~bdk/ ★笑う門には福来る。今年もよく笑ったがま口塾でした。皆様に支えて頂いてこそのがま口塾。ご支援、心より感謝申し上げます。新年も楽しくボチボチやって行きたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。それでは、皆様良い年をお迎え下さいね!再見! |