阿修羅城の瞳

川崎・チネチッタ2

連休初日。ま、いつもの休日と行動は変わらないんですけどね。午後まで寝てて、 やっとのことで活動開始。巷の人々は遠出するのだろうから、私はいつもどおり で。まだあんまり体調良くないしね。

そういや、「みどりの日」を「昭和の日」にして、「国民の休日」を「みどりの 日」にするという案があるとかないとか。

とはいえ、せっかくの休みなので二本見ておこう。今日は「 コンスタンティン 」を狙っておきたいので、それにつなげて、先に「 阿修羅城の瞳 」。川崎ですね。

電車もいつもの休日と変わらず。ただし、 チネチッタ はチケット売り場の列が短い。時間的な問題かも。

「阿修羅城の瞳」。文政の世。江戸の町には、人間の姿をした魔物が住んでいた。 それらを退治する「鬼御門」の一員だった出門だったが、5年前の出来事以来芝 居役者として暮らしていた。ある日、町を騒がせていた盗賊の一人と出会う。

予告の段階ではあまり触手が動かなかった。どうもドラマでみる市川染五郎って イマイチな印象で。なんていうかチープ感の方が先に来てしまって、テイストと しては「 魔界転生 」みたいな感じなのかなぁ、と。

結局、期待できるところは宮沢りえかなということで。これに関しては、期待ど おり。女優として安定して見れますね、このところは。

ちょっと異色なのはエンディング曲がスティング。これは予告の時から宣伝して ましたね。ちなみにピアノはハービー・ハンコックのようです。

さらに、音楽担当は菅野よう子でした。そんなわけで、音楽だけは全体的に時代 物っぽくない。

見どころってわけでもないが、渡部篤郎がいつもの喋り口調で、ちょっと悪役っ ぽいのが珍しい。

そういや、ついこの前まで、ロビーに衣装で使った着物が展示してありました。

コンスタンティン
Constantine

川崎・チネチッタ8

つづいて「コンスタンティン」。今度は8番劇場。空間的にまんなかの席をとっ て、左右の視野としてはバッチリだったのですが、いつものように座ると前の椅 子が邪魔になって、スクリーンの下部にかかる。これは予想外。もうちょっと後 ろにしておけば良かった。

あまり混んでません。

「コンスタンティン」。悪魔と天使が見えるコンスタンティン。彼は、この人間 界に潜り混む悪魔の手先を追い払う、いわゆるエクソシスト。彼がこの仕事をし ているのは、過去に自殺を図った罪を帳消しにして天国に行かせてもらうため。 しかし、神はなかなか彼を許してはくれない。最近、サタンの息子マモンが人間 界への介入を狙っているらしく、魔物たちの動きがおかしい。

SFアクションのように感じるが、ようはエクソシストで原作はアメコミ。 地獄絵図というあたりが、「 スポーン 」を思い出させる。キアヌ・リーブスが主演じゃなかったら「 ブレイド 」くらいの扱いなんじゃないのかな。

話は当然のようにキリスト教がらみ。出てくる人の名前にも注目。

このキャラ設定とラストはギャグなのか警鐘なのか?めだつように看板とか入れ てるし。

まずまずです。

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