日本映画

す


スープ・オペラ
SOUP OPERA
(2010)
3
2010年10月
叔母と二人暮しをしていたルイだったが、叔母が突然結婚して家を出てしまい一人になってしまうが、突然庭に自称画家の田中十二夫という男が現われて・・・
阿川佐和子原作の小説を坂井真紀で映画化。
これというった内容はないけれど美味しそうな食事は出てくるみたいな今、結構流行っていそうなほっこり系映画です。
これは観なくてもいいかなと思ったのですが、「愛のむき出し」の主人公西島君が出ているから観てみようということになりました。そういう気持ちにさせるということは「愛のむき出し」はすごい映画だったんだなと今更ながらに思います。
それにしても坂井真紀の役すごく変でした。
一人暮らしの庭に突然迷い込んできた藤竜也という時点で画的に怖いのですが、普通に家に上げているし、その後親友の仕事の手伝いで知り合った西島君に家を気に入られこちらもいつの間にか家に上がりこんでいます。そしていつの間にかこの家に3人で暮らし始めて理解不能。これは一種のファンタジーですね。きっと。
トレンディドラマ時代に何となく坂井真紀の演技を観ていたはずなのですが、こうしてじっくり観るとちょっと独特な感じの演技だったし顔も爬虫類的でで面白いなと思いました。
藤竜也も最近の中谷美紀との映画でもそうなのですが丸くなりすぎて物足りないです。「野良猫ロック」シリーズをやっていた70年代のとんがった感じはもう観ることは出来ないのだろうかと思いました。
西島君は予告を観た感じだと面倒くさいタイプの役かなと思ったらそのとおりでネタバレ→
坂井真紀と一夜を共にしたあと恋人気分で下の名前で呼ぶし、僕たちの時間とか言ってしまうし←こういうタイプの役やらせたらはまると思うのでした。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
坂井真紀
(ルイ)
天然キャラのイメージがするオドレイ・トトゥで。
藤竜也
(田中十二夫)
キャラクター的にはモーガン・フリーマンという印象せした。
西島隆弘
(康介)
ダニエル・ラドクリフあたりにお願いしたい。


スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
SUKIYAKI WESTERN DJANGO
(2007)
4
2007年9月
埋蔵金が眠ると噂される村は源氏と平家の末裔達が対立していた。そんなある日流れ者のガンマンがやって来たことにより事態は急変し始めて・・・
三池崇史監督が全編英語で見せるスタイリッシュなウエスタン・チャンバラ活劇。
全編英語というところに最初大丈夫か?と思いましたが終わってみれば英語も気にならず楽しめました。何かみんな目がいっちゃってましたけどね。
いいところと悪いところ(というか好きなところと嫌いなところ)がはっきりしているのですが見所はなんといっても桃井かおりがタランティーノの弟子ですき焼きがうまく作れないからってタランティーノに豆腐を頭に投げられて豆腐まみれそして子犬のような目でタランティーノを見つめる桃井かおりというほとんどコントというシーンだけで観に行った甲斐がありました。クライマックスのガンさばきもカッコいい。
どんな役をやっても桃井かおりは桃井かおりなんですけどそれで全然問題ないところがすごいところです。
木村佳乃も期待していたのですが「さくらん」の時もよかったけれど今回も体張って映画に出ている時の木村佳乃は大胆だけどのびのびしていてすっかり虜になっています。
男性陣は伊藤英明、伊勢谷友介はあまり好きじゃないのですが絵図らにしっくりきていて意外にもよかったです。石橋貴明も全く期待していなかったけどちゃんと自分のポジションを分かっていてよかったし。
「さくらん」つながりで安藤政信だけは期待していたのですがブサイクメイクで凶悪キャラという「さくらん」とは正反対の役どころでしたがよかったです。安藤政信はさわやかなのに色々なタイプの役が出来るいい俳優だと思います。
一点だけケチつけるとするとオープニングの香取慎吾は酷かった。英語やっているはずなのに一番下手でした演技も英語も・・・
ハリウッドバージョンはこの人で!!
伊藤英明
(ガンマン)
新作はウェスタンのクリスチャン・ベールで。
佐藤浩市
(平清盛)
こういうコミカルな役をやればさらに人気が出そうなジェラルド・バトラーで。
伊勢谷友介
(源義経 )
オーランド・ブルームの非情な役とかも見てみたい。
桃井かおり
(ルリ子)
ここはやはりミシェル・ヨーにお願いしたい。
木村佳乃
(静)
泥んこになってよし、踊ってもよしという感じのペネロペ・クルスで。


洲崎パラダイス 赤信号
(1956)
4
2005年12月
両親に交際を反対された義治と蔦枝は仕事も金もなくさまよっていたが、州崎遊郭の入り口近くにある飲み屋に蔦枝が住み込みで働くことになり、義治はそば屋で住み込みで働くことになるのだが・・・
一軒の飲み屋を舞台にした人情劇。
新玉三千代と言えば着物が似合うしっかりしたというか凛としたイメージで三橋達也と言えばいま流行りのちょい悪のはしりみたいな役のイメージが強かったのですが今回のこの映画は二人のそういった個人的なキャラクターの概念を覆すキャラクターになっていて新鮮でした。
三橋達也の仕事もろくに続かないで一銭もないところはまだいいんですけど、人見知りでほとんど人と会話をすることもなくかといって不満は恋人の新玉三千代に全てぶつけるようなやな奴で新玉三千代はいつものようにしっかりしているんですけどやけに行動的で住み込みの店もさっさと交渉して決めてきて店の客に愛想良くして気に入られ着物やアパートまで借りてもらう自由奔放な魔性の女っぷりという今まで見たことのない役に感心して特に新玉三千代は高感度かなりアップしました。
どちらもしょうもないんだけどやっぱりお互いのことが必要で・・・という人間臭いところがいいんですよねぇ。
飲み屋の女将さんの轟夕起子も新玉三千代がそのうち出て行ってしまうんだろうと勘付いているけど雇ってあげたりするし、彼女ににいろいろ買ってあげちゃうラジオ屋のオヤジの河津清三郎も胡散臭い奴かと思いきや三橋達也の元に戻っていった新玉三千代のことを笑い飛ばして次の若い子ナンパをしちゃうさっぱりした性格で基本的に登場人物がいい人なもんだから後味がよくて最後もネタバレ→
オープニングと同じ一文無しで二人は旅立つけどその二人の姿に希望が見え隠れする←すがすがしい終わり方もいいです。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
新珠三千代
(蔦枝)
アクティブなイメージがあるサルマ・ハエックあたりで。
三橋達也
(義治)
三橋達也はやっぱりラッセル・クロウっぽい雰囲気がある気がする。
轟夕起子
(お徳)
面倒見がよさそうなウーピー・ゴールドバーグで。


スター毒殺事件
(1958)
3
2006年7月
映画のスター上原城二は恋人の若葉真理を同じ会社に入社させ真理は瞬く間に人気が出るが、もう一人の映画スター須賀浩と共演してから真理は須賀と親密になり始め・・・
タイトル通りスター毒殺事件だったんですけど天知茂が毒殺されたスターの犯人を挙げるという刑事ものかなぁと思っていたのですが天知茂自身が恋人を取られ嫉妬に狂いライバルの映画スターを毒殺する内容でした。
これ天知茂が結果的に毒殺を図るけど天知茂が悪いわけじゃないしなんだか観ていて天知茂に誰もが同情すると思います。おとなしかった彼女を映画界入りさせたまではいいけどプレイボーイの江見渉との共演がきっかけで二人はいい感じになるところまではしょうがないとしても万里昌代は見た目のまんま性格の悪い女になるし江見渉もせっかく天知茂が持ってきた脚本を横取りして二人で共演したらそりゃ誰だってキレますよ。という展開で
全体的に天知茂が不憫でしかたありませんでした。
毒殺で生き残った万里昌代は天知茂がやったと思っていてただでさえ性格悪いのに輪をかけて悪くなった感じで逆切れ風に天知茂を攻め立て逆上した天知茂に首絞められて殺されたりもするんですがすっかり精神のバランスを失った天知茂は死体とともに逃避行ですよ。
最後は警察に追われ地下道に逃げ込むんですがここは新東宝いつもながら迷宮のように入り組んだ不思議な地下の下水道?なんですけど相変わらずセットが見事でまた今回も感心してしまいました。
三原葉子が天知茂の愛人役?でちょっと出てきたのですがなんだか都合のいい女扱いされていて三原葉子らしくない感じ。やっぱり三原葉子は高慢でお色気を振りまかなきゃダメですね。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
天知茂
(上原城二)
思いつめそうな雰囲気のジム・カヴィーゼルで。
万里昌代
(若葉真理)
逆切れとかうまそうなキルスティン・ダンストで。
江見渉
(須賀浩)
プレイボーイな印象のジュード・ロウで。


スタジオはてんやわんや
(1957)
3
2006年12月
大映スター総出演によるスタジオ風景を撮影したドキュメンタリー。
ドキュメンタリーとはいっても若尾文子が撮影所にある野原で雑誌のインタビューを受けているシーンとか京マチ子は一緒に写真撮ってくださいと言われて快すぎるくらいに愛想良く一緒に写真を撮られていたり(2回も)という所何となくありえない光景を見ると多分脚本みたいなものはあるからドキュメンタリー風にしたかったのかな?と感じました。と前半はスタジオがまさにてんやわんやしているシーンがナレーションとともに展開していき後半はいきなりファンに贈るかくし芸大会みたいなのが始まってあっけにとられてしまいました。
まずは船越英二と高松英郎の寒すぎる漫才に苦笑いし、お次は川崎敬三がドラムを叩き、川口浩が鉄琴?を奏でるというまさにこれはかくし芸のはしりだなぁと思いつつ川口浩は全力投球で鉄琴を叩いているところを見るとこの人熱血漢でいい人なんでしょうね。
山本富士子がソロで歌声など披露して中村玉緒はいつ出てくるのかな?と思っていたら雷蔵と勝新の日舞共演のバックダンサーで登場。この頃の玉緒はまだまだ下っ端の方だったんですね。
大映と言ったら京マチ子に若尾文子。彼女達はどんな出し物をしてくれるのだろうと思ったら何もやらず最後の大映スター総出演の時だけ顔を出すというちょっとずるい出演の仕方でしたが上映時間30分とDVDの映像特典なみの短さだからしょうがないか・・・
結構色々な人が歌や踊りを披露していて自分では
この時代の映画を結構観ているつもりだったので知らない俳優はあんまりいないかなぁと思っていたら半分くらいは知らなかったり顔は知ってるけど名前は分からなくて日本映画黄金期はまだまだ奥深いと思うのでした。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
(今回はオールスターなのでなし)


砂の器
(1974)
5
2005年7月
身元不明の殺人事件は刑事の今西と吉村の捜査も虚しく迷宮入りになりそうになるが東北弁の「カメダ」という唯一の手がかりを元に捜査を続けていくと天才ピアニスト和賀に行きつき・・・
いろいろ噂を聞いていていつかは観たいと思っていた「砂の器」がデジタルリマスター版でリバイバル上映ということでこれは観るしかない。ということで張り切って観に行きました。「カメダ」という唯一の手がかりを元に丹波哲郎と森田健作が必死に捜査することとか大まかに内容は知ってたしラストのコンサートシーンとかも何となく知っていたんですけど知っていても素晴らしいとは。
前半は丹波哲郎の捜査をメインに展開していくのですがここは本当、丹波哲郎の一人舞台。いつもの丹波節も控えめでちょっと物足りない感じはあったのですが、捜査で思わぬ情報を入手すると「えっ!?」と一瞬いつもの大俳優丹波哲郎の姿を垣間見れてちょっと笑っちゃいました。そんな丹波哲郎がいきなり「犯人は和賀英良(加藤剛)です。」と言った時には想像と違う展開というか確かに捜査はしていたけど核心となる証拠がないじゃないか?と正直焦りました。
でもここからが「砂の器」の本領発揮でここから「宿命」に乗せて始まる回想シーン(というか丹波哲郎の思うところの加藤剛の少年時代の想像なんですけど)からは久しぶりにのめり込みましたね。父親役の加藤嘉なんて全然しゃべらないんですけど「宿命」の曲が全てを物語っているから全然問題ないし、逆にしゃべらないで親子ともどもお互い、うれしい時も辛い時も表情で会話をするから観ていて本当に切なくなりました。
ネタバレ→
最後もまだ加藤嘉が生きていて障子越しにシルエットが現れただけでもあれなのに丹波哲郎に加藤剛の写真を見せられて号泣しながら今の息子に迷惑をかけまいと白を切るところなんかはさすがに涙が自然とでました。←これも全て加藤嘉のおかげで加藤嘉に助演男優賞をぜひあげたいと心底思いました。なんでも23歳からすでに老け役をやっていたというのを最近知ってますます加藤嘉という俳優が好きになりました。
TV版は主人公が巡査を殺したり最後逮捕されたり直接的なシーンがあるようですがこういったシーンがないからこそコンサート会場をあとにする突然逮捕されると思うけど加藤剛はどんな心境なんだろうと観る側もいろいろ想像したり考えたりできるところもまたこの映画が素晴らしいといるところなんじゃないかと思いました。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
丹波哲郎
(今西栄太郎)
クリント・イーストウッドに大俳優っぷりを見せてほしい。
加藤剛
(和賀英良)
ホアキン・フェニックスはどことなく「宿命」を背負っているという感じがする。
森田健作
(吉村弘)
イメージは真面目なマット・デイモンあたりで。


スパイ
THE SPY
(1965)
4
2007年12月
新聞記者の須川は韓国人学生が収容所から脱走したことに不審を抱き独自に取材を始めるがやがて背後に大きな組織が絡んでいることが明らかになり・・・
一見シリアスな感じなのですがちょっと間が抜けた感じで笑えるシーンもあるという変な映画でした。
事件の取材する一方で偶然行きつけのクラブで出会った小川真由美をその店に紹介して二人は親しくなるのですが、小川真由美には裏で暗躍する工作員の中谷一郎がいて中谷一郎が田宮二郎の小学校の友達だった・・・という映画ならではの偶然ありつつ当然三関係ありというところがハードボイルなのに変です。小川真由美の部屋を訪ねた田宮二郎が中谷一郎の話を含めて話していたら突然背後に中谷一郎が!?と思ったら「鍵を掛けておくんだったな。」とキザな台詞ですよ。笑えます。
と変なエピソードばかりではなく田宮二郎の取材もいい線いっていてあともうちょっとで核心に触れるというところで大物を逃がしてしまうところがもどかしいけれどそういうところも山本薩夫作品だと妙にリアリティが感じられてその他にも整形、盗聴、拷問による強制的なスパイ活動の教養なスリリングな内容が盛りだくさんでした。
脱走した朝鮮学生(山本学)をかくまう叔父さん役が東野英治郎なのですがこの人のカタコトの日本語を聞いていると本当に上手い人だなぁと感じて「用心棒」もそうでしたが、
東野英治郎が出ている作品もそうですが西村晃を含め「水戸黄門」俳優が出ている作品は結構面白いのが多いんだよなぁとあらためて感じました。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
田宮二郎
(須川康夫)
記者が似合うロバート・ダウニー・Jrで。
中谷一郎
(井村仙一)
かなり油断しているところがショーン・ビーンのようでした。
小川真由美
(則山茂子)
悪女風な役もいけるサルマ・ハエックで。


素晴らしき日曜日
ONE WONDERFUL SUNDAY
(1947)
3
2007年5月
雄造と昌子は日曜日に街に繰り出すが貧しい二人に悲惨な出来事が立て続けに起こり雄造は落ち込んでしまうのだが・・・
敗戦直後の日本のカップルを描いた黒澤明監督作品。
黒澤作品にしてはいたって普通のカップルを扱っている珍しい感じの作品。戦後の貧しい雰囲気とかはいいのですが沼崎勲が演じる雄造は金もないけどさらに追い討ちをかけるように次々と運の悪いことが起きて仕方ないから家で過ごそうか。という展開になるのですが中北千枝子演じる昌子は必要以上にポジティブでモデルルームなんかを見に行って楽しそうにするけど、男ってこういうの好きじゃないんですよねぇ。だから雄造はものすごくテンション下がったりしてその気持ちものすごく分かって昌子というキャラクターにイラッとしました。貧しいのにふっくらしていたし・・・
いつもは脇役でいい味を出している中北千枝子なのですが今回はこういうキャラだったこともあってこの人やっぱり主人公の親友とかお姉さんとかでよき相談相手の役どころがベストだなと思うのでした。
クライマックス、中北千枝子が観客に向かって「どうか拍手して下さい、お願いします。」という(当然カメラ目線)で沼崎勲を元気付けそして希望を持った二人は観客に感謝するというる斬新な選出。黒澤明ってチャレンジ精神旺盛な人だったんですね。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
沼崎勲
(雄造)
負け犬感がクライヴ・オーウェンといった感じです。
中北千枝子
(昌子)
「シンデレラマン」の時のレニー・ゼルウィガーを思い出してしまいました。


SPACE BATTLESHIP ヤマト
PACE BATTLESHIP YAMATO
(2010)
1
2011年1月
「宇宙戦艦ヤマト」を木村拓哉で実写化。
ヤマト全く知らないのですが、人間より高度な文明を持った宇宙人が地球侵略にくるも人間が必死に抵抗する話ですよね。大まかに言うと。放射能除去装置を手にするためイスカンダルに向かうキムタクたちですが、これくらい未来になっていたらそういう装置くらいありそうなのになぁ。と思ってはいけないのです。原作もそうらしいから。
ということで内容というよりキムタクという以前に作りがざっくりしすぎていて話に集中できないのです、
あれだけ大きい船に人が乗っているはずなのに乗組員の数が圧倒的に少ないのです。地下に潜って生活している人間たちの人数もおかしい気がしました。
戦闘チームとか色々と部署が分かれているのですが、それぞれ5〜6人くらいしかいないのでヤマトのスケールがものすごく小さく思えてきてしまうんですよね。結局乗組員って40人くらいしかいなかったんではなかろうかと思います。
CGのスケールの大きさとヤマト内部のセットのギャップも大きかったです。
キムタクに関しては最初から最後までザ・キムタクという感じでクライマックスの大演説?もかみそうでギリギリかまない感じが笑っちゃいましたが、ここまで貫き通せるところはある意味すごいと思いました。そしてなんだかここでキス?と思えるほど無駄にキスシーンが多かったのも笑いました。
キャスティングも何で?とクビをひねる人が多かったです。緒形直人とか波岡一喜とか。
池内博之もあんな変な演技する人じゃなかったのにおかしな方向行っていて、全てがかみ合っていない感じの珍品でした。
ハリウッドバージョンはこの人で!!
木村拓哉
(古代進)
ジェイク・ギレンホールあたりにお願いしたい。
黒木メイサ
(森雪)
絶好調のアン・ハサウェイで。


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