マーシーX フレンズ以上、恋人未満!? MARCI X (2003) | |
2006年1月 | |
ヒップホップ・アーティストのDr.SがリリースしたCDが過激すぎ世間の非難を浴び、レーベルの社長はショックで倒れてしまう。娘のマーシーは名誉挽回のためDr.Sに近づくのだが・・・ リサ・クドローのコメディですが「フレンズ」のフィービーがセレブになった感じでめちゃくちゃ楽しいです。 Dr.Sの過激な歌詞を直させるためにいろいろ社長令嬢のマーシーが奔走するわけですが、まずはダウンタウンのコンサート会場に乗り込んだまではいいけどDr.Sに挑発されてラップを披露。最初はブーイングの嵐だけどブランドもののバッグのラップでなぜかコンサート会場大喝采。もちろんリサ・クドローの微妙なあの歌声もちゃんとあります。 続いて健全な歌で大人気のボーイズグループの禁欲推奨ソングでDr.Sを改心させようとするけどこの歌がさわやかなイケメンたちがものすごく上手いコーラスで禁欲をテーマにした歌を歌うからこれまた爆笑。しかもこのメンバーの中にイライジャ・ウッドみたいなメンバーもいるし・・・ リサ・クドローに敵意むき出しの女ヒップホッパーとの乱闘も変な格闘スタイルで顔面殴ったりして警察捕まったり踏んだり蹴ったりでも決してめげないところやラストもヒップホップの本来の意味を説きちょっとためになりハッピーな感じにまとまる感じもフィービーっぽくてリサ・クドローは名コメディエンヌだなぁと感心しました。 あと親友役に歌も踊りも上手い「アリーmyラブ」のエレインが出ていたのですがリサ・クドローの微妙な歌と踊りをどう思っていたのかちょっぴり気になるのでした。 しっかしいくらリサ・クドローが「フレンズ」出ているからってサブタイトルが「フレンズ以上、恋人未満!?」ってのはどうかと思います。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
リサ・クドロー (マーシー・フェルド) | ちょいちょい面白い感じの演技をする小林聡美で。 |
デイモン・ウェイアンズ (Dr.S) | アウトローっぽいけどいい人そうな真木蔵人で。 |
マーターズ MARTYRS (2007) | |
2010年5月 | |
監禁虐待されていたリュシーが逃げ出し施設で暮らして15年後、彼女は親友のアンナの制止をよそに虐待していた夫婦とその子供たちを殺し復讐を果たすのだったが・・・ フランス発の血みどろスプラッター。 問題作と聞いていたので身構えて鑑賞しました。フレンチスプラッターは過激すぎて「ハイテンション」とか特に「屋敷女」なんて相当インパクトがあってヤバイ内容だったのでそれに比べると大人しめな印象を受けました。(剃れども十二分に過激なのですが)が暴力描写は一番多かった気がします。 前半は「ハイテンション」系の復讐劇にほとんどクリーチャーのような虐待された全身傷だらけで貞操帯のようなものを付けた全裸の女も出てきてショットガンぶっ放します、内蔵出ます。容赦しませんって感じでとにかく壮絶。あっという間に復讐が終わってこの先どうやって間を持たせるのかと思いきや後半、今まで観たこともない話の展開に引きます。こんなことなら死んだ方がましかもと思わずにはいられません。 キャッチコピーが「残酷ホラー映画が遂に到達した究極の新境地“最終解脱”!」となっていて前半と後半全然違うタイプのスプラッター?になっていて後半部分の詳しいことは言えませんがまさに“最終解脱”って感じの言葉がぴったりの内容でした。なんと言うか精神世界の境地ですよここまで来ると。 これ二回は観ようとは思いませんが、というより普通の人は観ない方がいいってくらいすごいもの観たという自分に★4つあげたいです。 | |
日本人バージョンはこの人で!! (血みどろ過ぎて今回はなし) |
マーダー・ライド・ショー HOUSE OF 1000 CORPSES (2003) |
|
2004年8月 | |
全米のユニークな場所を取材する4人の若者はガソリンを給油するために立ち寄ったスタンドには殺人鬼の博物館もあり、そこではこの村で有名な殺人鬼の伝説が語り継がれていた。その殺人鬼にまつわる場所に向かった4人は途中で美人なヒッチハイカーを車に乗せるのだったが・・・ なんでもヘヴィ・ロックの世界じゃ相当有名らしいその名もロブ・ゾンビが監督した「悪魔のいけにえ」風スプラッター・ムービー。いやーゴーストとか怨霊とかその類よりやっぱり恐いですねちょっといっちゃっている人って。しかもそれが一人じゃなくて家族ですから。 そんな変人一家にたどり着く前の博物館にこんな小さなスペースにこんなアトラクション入らんだろう。という空間の概念を無視した世界の殺人鬼版「イッツ・ア・スモール・ワールド」的なアトラクションが手押しカートなんですけど、ちゃんとアトラクションしているしなかなか凝っていてよかったです。 中盤以降はいよいよ4人の若者が悲惨な目に遭うわけですけど腕切られちゃったり、頭の皮を半分剥がれちゃったりして本当に散々な目に遭ってます。警察や父親が助けに来てやっとこのクレイジーな一家から解放されるんだなって思ったら殺されちゃったよぅ。 しかも最後のほうなんてゾンビ?みたいなのが出てきたり、クリーチャー風な父親が出てきたりとぶっ飛びまくりでここまでやればアッパレですね。 それにしてもよく劇場公開したなぁ。この登場人物(4人の若者)に全く救いがない映画。渋谷のしかもちょっとはずれた場所にあるミニシアターで公開して正解ですよ。しかも続編が製作中らしいのですがこの映画、後味が悪いってもんじゃなくて最初っからいやーな感じを堪能して観てはいけないと思いつつも続編をきっと公開されたら観に行ってそしてまた嫌な気分になるんだろうなと思うのでした。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
クレイジーな一家を | この映画のトークショーをおこなった電撃ネットワークの面々で。 |
デビルズ・リジェクト 〜マーダー・ライド・ショー2〜 THE DEVIL'S REJECTS (2005) | |
2007年4月 | |
兄を殺された保安官のワイデルはついにファイアフライ一家を追いつめるが兄のオーティスと妹のベイビーが脱出し逃亡中の父親キャプテン・スポールディングと合流し一家の殺戮の逃亡劇が始まるがワイデルの執拗な追跡も始まっていて・・・ 極悪非道のファイアフライ一家が帰ってきた。相変わらず極悪非道なのですが前回とは違って多少は生理的に嫌だなぁというのはあるものの不思議とあまりそれを感じませんでした。前回はハードロック調のBGMにのって一方的にやりたい放題だったのですが、今回は曲調もカントリーテイストで一番の違いはこの一家も狂気に満ちた保安官に終われる立場で彼らも痛みを知るところ。 ついに一家がぶちキレ保安官のウィリアム・フォーサイスに捕まって拷問された時もエリザベス・シュー似のベイビーが悪態ついて拷問されるのにもまるで楽しんでいるように見えるのはさすがと思いましたが、極悪非道を尽くしたこの一家が逆に拷問されている所をみると何故か可哀想に思えてしまうので不思議です。ネタバレ→最後も逃げ切ったと思ったら警官に「俺たちに明日はない」ばりのスローモーションで蜂の巣にされる姿は切なかったです。← 出演者も「サランドラ」に出ていた人や70年代の今話題のグラインドハウス系の作品で見たことがあるような人が結構出ていて画作りの全体的な雰囲気も70年代っぽくてよかったです。 監督のロブ・ゾンビがリメイクした「ハロウィン」がもうすぐ公開されるようで、ロブ・ゾンビ版はどんなテイストに仕上がっているのかちょっと楽しみだったりもします。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ウィリアム・フォーサイス (ジョン・クインシー・ワイデル) | キレっぷりが竹内力のようだった。 |
マーダロック MURDEROCK (1985) | |
2011年9月 | |
ニューヨークのダンススクールで生徒が次々と殺される事件が発生する。教師のキャンディスは犯人探しを始めるのだが・・・ ルチオ・フルチのサイコもの。 サイコものというよりジャーロとフラッシュダンスを組み合わせたような変な映画でした。実力のある子が殺されては次の子がまた殺されるという感じで展開的にはいいんですけど殺され方が地味なんです。心臓に針を一刺しというやられ方ばかりでなんだか退屈なんですよね。 ルチオ・フルチは人体破壊描写がすごい人という認識なのでなんだか拍子抜けしてしまいました。かといって話がしっかりしているかと言えばルチオ・フルチらしく唐突感は否めないのでやっぱりちょっと物足りないんですよね。 でも小道具の宝飾を施された針のデザインとか屋敷とか変に近未来的なダンススクールとか見た目は色々凝っていて雰囲気は楽しいです。 80年代らしくダンサーたちはみんなレオタードというところは懐かしい感じでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
オルガ・カルラトス (キャンディス・ノーマン) | 見た感じは南沙織っぽいという無理やりな印象。 |
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと MARLEY & ME (2008) | |
2009年4月 | |
結婚てフロリダに越してきたジョンとジェニー。ある日ジョンはジェニーの誕生日に子犬のラブラドールをプレゼントしマーリーと名づけ飼い始めるのだが・・・ 問題児(犬)の一生を描いた感動作(後半は)。 主演のオーウェン・ウィルソンとジェニファー・アニストンは相性が良くて観ていてよかったのですが二人ともジャーナリストという設定がどうも微妙かなと思ったのですが前半のドタバタっぷりが安定した面白さがあってさすがコメディが得意な二人だと思いました。 後半はもちろんマーリーとのさよならシーンで涙なくしては観られません的な展開もありつつも、アニストンが子供を生んである程度育つまでの期間が省略されてしまっているので、色々あったけどマーリーありがとうという感動的なところが薄れていたかなというところがちょっぴり残念。それでもこのマーリーの一生を通してみると生きものを飼うことって大変だなと思うのです。 と、そんなことよりも前半、あまりにマーリーがバカなものだから犬を訓練する学校に行くのですがそこの鬼教官があのキャサリン・ターナー。見た目もすごいことになっていましたが声も一段低くなってはっきり言っておっさんです。そしてもちろんマーリーをしつけることなど出来るわけはなく逆切れして退学です。退学前もマーリーに襲われて低い声でものすごく焦っていて大爆笑。一番面白いのがキャサリン・ターナーって卑怯すぎるんですが・・・というこいうことでマーリーよりも何よりもキャサリン・ターナーが一番印象に残っているのでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
オーウェン・ウィルソン (ジョン・グローガン) | やっぱりオーウェン・ウィルソンのキャラは矢部浩之がぴったりです。 |
ジェニファー・アニストン (ジェニー・グローガン) | イメージは飯島直子といったところでしょうか。 |
マイアミ・バイス MIAMI VICE (2006) | |
2006年9月 | |
麻薬密売の囮捜査中に情報が漏れFBIの捜査官が殺害される事件が発生し、顔の割れていないマイアミ警察の特捜課で働くソニーとリカルドのコンビが組織に潜入して情報漏洩のルートを突き止めることになるのだが・・・ テレビシーリーズの映画化でテレビ版観たことはないのですがドン・ジョンソンが主役だったもので勝手な思い込みでちょっとはコミカルな部分はあるのかな?と思っていたらマイケル・マンが監督というところもちょっとはあると思うんですけど思いっきり男臭くてハードボイルドな内容でした。 ネタバレ→情報漏洩していたところがFBIと分かったけどそれっきりというところが個人的には中途半端で惜しかったんですけどそれ以外は結構よかったです。← HDカメラの独特の映像もマイケル・マンらしく臨場感もあってよかったし、話もわき道にそれずに麻薬捜査と任務を一本しっかりと描いてよかったです。それにコリン・ファレルとジェイミー・フォックスのの他に4人のメンバーがしっかり任務をサポートしてチームとして成り立っているところが個人的には好みです。 注目していたコン・リーは最近ハリウッドで活躍するアジア女優チャン・ツィイーみたいな小娘なんかには負けていられないわ!的な気合が入っていていいですね。コリン・ファレルとの情熱的なダンスも最初大丈夫?と思ったけど意外としっかり踊れていたし、クライマックスの銃撃戦も埃まみれになって全てが体当たりそしてやる気満々というところが今後もハリウッドで活躍できますように・・・と応援したくなるのでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
コリン・ファレル (ソニー・クロケット) | 熱い竹内力で。 |
ジェイミー・フォックス (リカルド・タブス) | クールな哀川翔で。 |
コン・リー (イザベラ) | かっちりしたスーツが似合いそうな松下由樹あたりで。 |
マイアミ・ラプソディー MIAMI RHAPSODY (1995) |
|
2003年1月 | |
グウィンは長年付き合っている恋人マットと結婚を間近に控えていた。 しかしある日、母親が祖母の看護人アントニオと浮気していることが発覚。父親も長年秘書と浮気をしているという、さらに兄や最近結婚した妹までもが浮気をしているとわかり、グウェンは結婚に不安を募らせる。 これはもうニューヨークからマイアミに舞台を移した、サラ・ジェシカ・パーカーの一人「Sex and the City」(過激度低め)ですね。 マイアミのあっけらかんとした雰囲気の中、辛気臭さが抜けないイメージのあるミア・ファローのキャスティングが若干微妙です(しかもお相手がバンデラスだ)。いや、シナトラやウディ・アレンとかが元夫っていうすごい経歴だから、ある意味テーマにはあってるかも。 しかも出演者達が今じゃありえないくらいちょっと豪華なメンバーじゃないですか。 妹にカーラ・クジーノ、兄さんにケヴィン・ポラック、兄さんの浮気相手はナオミ・キャンベルとかね。 そしてサラ・ジェシカ・パーカーの恋人役は「アリー」のビリー役でおなじみのギル・ベローズじゃん。いやーフレッシュなナイス・ガイでしたね、この頃は。 あ、バンデラスはここでもラテンのフェロモンを振りまき、ベテランのミア・ファローをノックアウトだ。 ともかく海外ドラマ好きにはたまらないキャスティングです。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
サラ・ジェシカ・パーカー (グウィン・マーカス) |
豪快な役は江角マキコにぜひ。 |
ギル・ベローズ (マット) |
ちょっぴり濃いのになぜかさわやかな石黒賢で。 |
アントニオ・バンデラス (アントニオ) |
濃いといったら平井堅でしょ。 |
ミア・ファロー (ニナ・マーカス) |
倍賞美津子クラスのかっこいい人にやっていただきたい。 |
マイティ・ソー THOR (2011) | |
2011年7月 | |
神の世界で圧倒的力を持ったソーはその力を過信しすぎて父親のオーディンに地球へと追放されてしまう。一方その頃、天文学者のジェーンは空から落ちてきたソーを助けるのだが・・・ アメコミ映画の実写化。 日本では馴染みのないヒーローだし、主役も知らないのでこれはさすがにダメかな。ナタリー・ポートマンも大丈夫かなと思っていたのですがその不安を吹き飛ばし意外と面白かったです。 ブラッド・ピットの偽物みたいなルックスをした主人公がちょっと勘違い気味でアンソニー・ホプキンスに追放されるというところが似合っていました。地球での振る舞いもちょっと天然でよく見ると目がつぶらなところも愛嬌があってよかったです。この人「パーフェクト・ゲッタウェイ」の3組目の凶暴なカップルの人だったんですね。気が付きませんでした。 ナタリー・ポートマンも「ブラック・スワン」の印象が強かったのでどうかなと思ったのですが「抱きたいカンケイ」位ライトな印象で意外とこの世界観とマッチしていてよかったです。 ソーの仲間たちの仲に浅野忠信が出ていましたがセリフは少なかったのですが結構流暢な映画を話していて感心。と思っていたらソーの母親がレネ・ルッソなんです。久しぶりに見ることができてなんだか嬉しかったです。しかも3Dで。この年齢になると女優は大変みたいなのですが頑張ってほしいです。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
クリス・ヘムズワース (ソー) | 似たような目をしている中村獅童で。 |
ナタリー・ポートマン (ジェーン・フォスター) |
上戸彩あたりにお願いしたい。 |
トム・ヒドルストン (ロキ) |
線の細い感じの向井理で |
マイティ・ハート/愛と絆 A MIGHTY HEART (2007) | |
2007年12月 | |
ジャーナリストのダニエルとマリアンヌ夫妻は2002年1月取材のためカラチにやってきた。ある日ダニエルはアルカイダとつながりのあると言われている男の取材に向かうがその晩ついにダニエルは戻ってこなかった・・・ 実際に起きたジャーナリスト誘拐・殺害事件をブラッド・ピットがアンジェリーナ・ジョリーを主役でで映画化。 実際にあった話なので結末も分かっているのですがやっぱり観てみると骨太だったしマリアンヌ・パールという人にとってはこの事件は壮絶だったと思うしこれをきっかけに彼女の中で絶対何かが変わったに違いないと思いました。 確かに夫の無事を信じて妊娠しているにも関わらず捜査に積極的に協力しているところで「愛と絆」という感じは分かるのですがだからといってこういうタイプの映画にやたら感動を売り物にするのはいかがなものかといつも思ってしまいます。 マリアンヌは夫が死んだ後にテレビ出演をするのですが司会者が今のお気持ちは?的なバカな質問するんですよね。さすがに劇中のマリアンヌも激怒していましたがこういう質問する人って自分に置き換えて他人のことを考えることは出来ないのか?と思います。だからデリカシーのないワイドショーや週刊誌って嫌いなんですよね。 アンジェリーナ・ジョリーは最初どうかな?と思っていたのですがアンジェリーナ・ジョリー自体こういう題材は大好きなのも手伝ってか大熱演。賛否両論あるようですが個人的にはよかったと思います。こういう作品もいいけれどやっぱり「トゥームレイダー」や「Mr.&Mrs. スミス」に「60セカンズ」あたりの体をつかって見た目もギラギラした感じの作品もみたいところです。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
アンジェリーナ・ジョリー (マリアンヌ・パール) | 熱演してくれそうな浅野温子あたりで。 |
マイノリティ・リポート MINORITY REPORT (2002) |
|
2002年12月 | |
2054年、政府は「プリコグ」と呼ばれる3人の予知能力者の力によって、未来に起きる犯罪を未然に防ぎ犯人をいでいた。 ジョン・アンダートンは捜査官として活躍していたが、ある日「プリコグ」はジョンが36時間以内に殺人を起こすと予告する。ジョンは容疑を晴らそうとするが・・・ 面白かったけど、微妙な近未来だったなぁ。近未来版ミッション・インポッシブルって感じだったし。オフィスは確かに近未来してますった感じだったんですけど、住宅街は全く現代と代わらなかったりする所とかね。ただ、ジョンの住まいだけは妙に近未来していましたけど。 捜査官が使う武器もクルクル回して発射する銃みたいなものや、相手を突くと突然はいて弱らせる「嘔吐棒」なる楽しげなグッズがいろいろ出てきてワクワクします。 さすがトム・クルーズ、大スターの貫禄十分です。大スターだからコリン・ファレルとの殴り合いでも鼻血なんて出たりしません。その代わりといっちゃなんですが、こんなに鼻血が似合う俳優はいないぞって位、コリン・ファレルはしっかり鼻血だしてますよ。 トム・クルーズ以外唯一濃いキャラだったコリン・ファレル、敵役でいろんな映画に出てくると予想します。次はベン・アフレックの「デアデビル」出演ですしね。 プリコグ役のサマンサ・モートンはよかったと思うけど、かなり印象は薄めですよね。久しぶりに覚えずらい顔の女優が出てきました。 キャメロン・ディアスがカメオ出演しているのは知っていたんですが全く気が付きませんでした。気がついた人います? |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
トム・クルーズ (ジョン・アンダートン) |
犯罪パネルをスライドさせるシーンを郷ひろみが演じる姿が目に浮かびます。 |
コリン・ファレル (ダニー・ウィットワー) |
郷ひろみと来たら、野口五郎でしょう。 |
サマンサ・モートン (アガサ) |
酒井美紀で。熱演するんですけど、いまいち印象薄いんですよね。 |
マックス・フォン・シドー (ラマー・バージェス) |
犯罪予防局の局長なんてのは丹波哲郎か宇津井健クラスの俳優で。 |
マイ・ビッグ・ファット・ウェディング MY BIG FAT GREEK WEDDING (2002) |
|
2003年7月 | |
地味な外見で30才でいまだに両親の経営するレストランを手伝うつまらない毎日を送るトゥーラ。そんなある日レストランに来た客イアンに一目ぼれ。トゥーラは自分を変えるために学校に通いやがて叔母の経営する旅行代理店に勤めはじめる。そこで再びイアンと運命的な出会いをして二人は付き合い始めるが・・・ 一言で言うならば、すっごーく健全な下町人情恋愛物って感じですか?主人公のトゥーラ、恋人のイアンはそれぞれ大男大女だし、母親は肝っ玉母さん、泣き言を言うお父さん、口うるさい親戚のおばさんなど強烈で濃いキャラクターしかも髪の量ボリュームとも多い人々がこれでもかと出てきてもうお腹いっぱいです。 最初は楽しく観ていたがふと自分がイアンだったらと思ったら嫁にこんな親戚がいたら絶対疲れると思いにわかに楽しんではいられなくなってきた。 なもんでトゥーラに恋敵が現れたり、イアンが最悪な男だったりするわけでもなく恋の障害になるのが父親だけなんですよね。だからちょっと物足りなかったなぁ。 まずイアンがいい奴過ぎるてていうか物分りが良過ぎるっていうか、とにかく神様のような人なんですよね。ここはひとつ「トゥーラ君を愛してはいるが君の家族にはついていけないよ。」的な恋の挫折一つや二つを乗り越えてめでたくゴールインする位の展開はほしかったな。 隣で観ていたOL2人組みが「主人公の女の人最初のダサいシーンのときでもそんなに悪くなかったよね?(見た目が)」と言っていたが思わずそうだよねと心の中で相槌を打つのでした。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
ニア・ヴァルダロス (トゥーラ・ポルトカロス) |
下町的雰囲気がぷんぷんする室井滋で。 |
ジョン・コーベット (イアン・ミラー) |
やっぱり背のでかい阿部寛で。 |
レイニー・カザン (マリア・ポルトカロス) |
京唄子で。肝っ玉母さんって感じがするでしょ? |
マイケル・コンスタンティン (ガス・ポルトカロス) |
奥さんに怒られたら小さくなっちゃいそうな露木茂で。 |
マイ・ブラザー BROTHERS (2009) | |
2010年6月 | |
米軍大尉のサムはアフガニスタンの戦地に赴くが妻のグレースのもとに戦死したとの連絡が入る。そんな中、刑務所帰りで家族に嫌われている弟のトミーが次第にグレースの支えになるのだが、戦死したサムが帰ってきて・・・ 若手スター共演の感動のドラマ。 「スパイダーマン」と「プリンス・オブ・ペルシャ」が兄弟でアミダラ姫がその嫁というすごい顔ぶれなのでこういうシリアスなタイプの映画は大乗bかなと思っていたらよかったです。むしろ、ナタリー・ポートマンも二児の母親役をやるような年齢になったということは、自分もそれだけ年を取ったということなんだなぁと切なくなってしまいました。 個人的にはロクデナシだったジェイク・ギレンホールが真面目になってナタリー・ポートマンとはぐくむプラトニックな関係がもどかしいけれど幸せな感じでよかったです。トビー・マグワイヤも今までのイメージと違っていいのですが拷問シーンが観ていて辛いです。再びナタリー・ポートマンのところに戻ってきてからは心にものすごく大きな傷を負ってしまって見た目もげっそりしてそれこそ本当の別人になって家族をも不安にさせてしまうシーンとかは迫力あって見直しました。 クライマックスのキレっぷりとか今まで観たことがないってくらいに真に迫っていてこの勢いだとトビー・マグワイアは今後何か賞をとるんじゃないかと思っていたら、この映画で既にゴールデン・グローブ賞にノミネートされていて納得しました。 あと、さりげなく旬な女優キャリー・マリガンもでていました。 デンマークの「ある愛の風景」という映画をハリウッドリメイクしたみたいなので今度是非観てみようと思いました。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
トビー・マグワイア (サム・ケイヒル) | げっそりしている印象の玉木宏で。 |
ジェイク・ギレンホール (トミー・ケイヒル) | 最近ジェイク・ギレンホールと山田孝之がどうしてもかぶってしまいます。 |
ナタリー・ポートマン (グレース・ケイヒル) | こういうのは日本だと広末涼子がやるパターン。 |
マイ・ブルーベリー・ナイツ MY BLUEBERRY NIGHTS (2007) | |
2008年4月 | |
失恋したエリザベスはとニューヨークのカフェのオーナーのジェレミーと親しくなるが別れた恋人のことが忘れられないエリザベスはひとり旅に出て・・・ ウォン・カーウァイ×ノラ・ジョーンズの傷心旅行映画。 てっきりミニシアター公開かと思いきや全国的に拡大公開。劇場は結構がらがらだったのですがしょっぱなのノラ・ジョーンズの主題歌でつかみはOK。 傷心ロードムービーといった感じのありがちな内容ですが歌手のノラ・ジョーンズを主役にして監督がウォン・カーウァイで脇を固めるのが人気と実力を兼ね備えた俳優という一味違う切り口で見せていたし何よりアメリカが舞台なのにオリエンタルな雰囲気がするところがとても好みでした。 主役のノラ・ジョーンズは普通だったら毎日カフェにやってきてうっとうしい感じになりそうなところを独特な雰囲気でそう感じさせないところと演技が自然で感心しました。 一人旅の最初の地メンフィスではデヴィッド・ストラザーンとレイチェル・ワイズが登場。別れた束縛夫のストラザーンに付きまとわれてキレる奔放な人妻レイチェル・ワイズといった感じの二人が繰り広げる愛憎劇といった感じもドロドロした内容なのですが不思議と重くなくサラッと見せているところがよかったし、デヴィッド・ストラザーンなんていつもは渋いおじ様という好印象だったのですが今回は完全にダメな男というところが新鮮でした。 ラスベガスのナタリー・ポートマン部分も人を信用しすぎるノラ・ジョーンズと人を信用できないナタリー・ポートマンが何故か意気投合して一緒に過ごして別れる。と大雑把にいうとこれだけのことなのですが観ていて飽きなかったです。 とはいっても脇役でもうけたのはやっぱりジュード・ロウですよね。見た目も性格も完璧な好青年という感じでまたファンを増やしたなぇという印象が残りました。 それにしてもアメリカのカフェやダイナーの食事やとくにケーキやパイはどうしてあんなにおいしそうに見えるのでしょうか。日本にもこういうカフェがあればいいなといつも思ってしまいます。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ノラ・ジョーンズ (エリザベス) | こういう雰囲気が似合いそうな深津絵里で。 |
ジュード・ロウ (ジェレミー) | カフェのオーナーもイメージに合いそうな阿部寛で。 |
マイ・ボディガード MAN ON FIRE (2004) |
|
2005年1月 | |
過去16年間対テロ対策部隊で暗殺の仕事をしていたジョン・クリシーは心に傷を負っていた。そんなある日かつての先輩レイバーンからメキシコでボディーガードの仕事を紹介され実業家の娘ピタ・ラモスを警護する事になるのだが・・・ 原題の「MAN ON FIRE」を直訳すると「燃えている男」なのに「マイ・ボディガード」とは安易な・・・という邦題に関する不満は置いといてやっぱりダコタちゃんはすごいという印象が一番に残ります。 前半は心を閉ざしたデンゼルがいつもの大人びたダコタちゃんと触れ合ううちに心開いていき・・・という展開ですが、観察眼鋭いダコタちゃんはデンゼルの初笑いを見逃さず、天下のオスカー俳優でデンゼル・ワシントンに向かって「You're smiling. Creasy!」と発言するあたりはさすがでダコタちゃんしか出来ない芸風に思わず笑ってしまいました。 後半、ダコタちゃんが誘拐されてからはようやくハードな展開に、黒幕を暴くために手下を拷問にかけるのですが車の中で指切り落としたらタバコに火をつけるやつで止血するとか変に中途半端じゃなくて徹底的なところがいいと思いましたね。 脇役も先輩にクリストファー・ウォーケン、国際警察かなにかの刑事にジャンカルロ・ジャンニーニでダコタちゃんの両親にラダ・ミッチェルとジェニファー・ロペスの旦那マーク・アンソニーで胡散臭い弁護士にミッキー・ローク。ネタバレ→ミッキー・ロークなんて微妙に黒幕ぽいんですけど殺され方もデンゼルにやられるんじゃなくて黒幕の手下にいつの間にかやられちゃっていてミッキー・ロークらしかった←と充実していたけのですが、ダコタちゃんは現地の子供達をリサーチしてスペイン語も学んで撮影に挑んだという大人顔負けのエピソードやラストのシーンは意外と簡単だったわなどと大人びたインタビューがおもろすぎて作品に集中できず恐るべしダコタちゃんなのでした。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
デンゼル・ワシントン (ジョン・クリーシー) |
ちょっと寡黙な感じのするいまよりもうちょっと若い頃の渡瀬恒彦で。 |
マイレージ、マイライフ UP IN THE AIR (2009) | |
2010年3月 | |
リストラ宣告人のライアンはある日活気的なリストラ方法を提案してきた新人のナタリーを実地訓練する羽目になってしまう。そんな中、旅先でアレックスという美女と意気投合し・・・ 主要キャスト3人がアカデミー賞にノミネートされた話題作。 ジョージ・クルーニーものでは久しぶりによかったと思ったらソダーバーグが絡んでいませんでした。 世代としては20代、30代、40代と揃っていて年代的にはヴェラ・ファーミガ世代なのですが、大型新人が活気的なアイディアを引っさげてやってくるのですが現場を分かっていないからジョージ・クルーニーは冗談じゃないぜと思うその心境とかいちいち共感してしまいました。 新人の子も最初は息巻いているけれど現場の厳しさを知ってテンション下がり気味なところとかもリアルな感じがしてよかったです。仕事面での二人の関係が何だか「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープとアン・ハサウェイ的な関係を思わせるところもおもしろいなと思いました。 ジョージ・クルーニーとヴェラ・ファーミガの絡みも大人のウィットに富んだ恋愛部分が今どきな感じがしてよかったのですが、特によかったのがヴェラ・ファーミガ。「エスター」の印象が強すぎて幸薄に見えたのですが、今回あのジョージ・クルーニーをメロメロにさせてなおかつ主導権を握っている感じが意表をついていてよかったです。一見地味だけどこの人いい女優だと思いました。 終わり方もスッキリしていてよかったなと感じました。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジョージ・クルーニー (ライアン・ビンガム) | 見た目もカッコいい池部良でお願いしたい。 |
ヴェラ・ファーミガ (アレックス・ゴーラン) | 大人の落ち着いた女という印象の新珠三千代がイメージにぴったり。 |
アナ・ケンドリック (ナタリー・キーナー) | ちょっと生意気な小娘という感じの野添ひとみで。 |
マインドハンター MINDHUNTERS (2004) | |
2007年2月 | |
FBIのプロファイラーを目指す訓練生のサラやゲイブは教官のハリスが用意した最終試験を受けるべく無人島に向かうのだが次々に仲間が本当に殺され始め・・・ 色んな意味で色々な人が出ているサイコスリラー。これ観る直前に監督がレニー・ハーリンと知ってこれはダメかなぁ?と思ったのですが期待していないと意外に面白いかもしれません。 クリスチャン・スレイターとヴァル・キルマーが話しを引っ張っていくと思っていたのですがこの二人の扱いが酷すぎて笑えます。この二人が○○されるシーンを観ると二人の全盛期は終わったなぁと思います。 それにしてもこれ「ハムナプトラ」シリーズでレイチェル・ワイズと戦ったアナクスナムン役の人とか「ヴァン・ヘルシング」で狼男をやったバレエ・ダンサーのウィル・ケンプやら「カポーティ」でホフマンと心を通わせる死刑囚の人だったりメインはアンジェリーナ・ジョリーの元夫だったり出ている人がどこかで観たけど何の映画だったっけ?みたいな人がかなり出ていて映画好きの人とこの人は何の映画に出ていたかクイズにしたら楽しそうです。 犯人探しをしていくうちに怪しい奴が入れ替わり立ちかわって仲間割れしまくりで本当にこの人たちはプロファイラーになれるの?と思うところや「ワイルドシングス」なみにどんでん返しの連続でこの辺はいきなりB級ちっくになったなぁと思うのでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジョニー・リー・ミラー (ルーカス) | 頭がきれそうな加瀬亮で。 |
キャスリン・モリス (サラ) | 松下由樹が捜査官だったら頼もしい。 |
LL・クール・J (ゲイブ) | ひとりファイトいっぱつ!という感じだったので渡辺裕之で。 |
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 MR. MAGORIUM'S WONDER EMPORIUM (2007) | |
2008年2月 | |
おもちゃが動く不思議なおもちゃ屋のオーナーのマゴリアムは引退してオーナーのモリーに店を譲ろうとするのだがそれを不満に思うおもちゃたちは暴れ始め・・・ 「チャーリーとチョコレート工場」風のファンタジー。 話の方は目新しいところはあまりないのですが、おとぎ話風なストーリー展開に死をさりげなく組み込んでいて親子で観たらいい感じの仕上がりになっていたと思います。おもちゃたちがやる気をなくした時に色味がなくなって白黒になるのですがこの時はティム・バートンっぽい感じもしました。 自称243歳の陽気なマゴリアムおじさん役のダスティン・ホフマンは基本がスマイルなのですが何だか引きつっているみたいで気になったのですがナタリー・ポートマンは才能があったらあるんだろうなぁという悩みを持った女の子をボーイッシュな格好で好感度高く演じてまたポイントアップという感じでした。 会計士として雇われたジェイソン・ベイトマンはここのところ「キングダム」やら「スモーキン・エース」でよく見かけるようになって、テレビの「ブルース一家は大暴走!」で主役をやっている人でマイケル・J・フォックスのような童顔なのですが甘いだけじゃなくシニカルな作品もできるので密かに注目していているのですが、仕事人間でいつも魔法を見逃してしまう普通の社会だとまともだけどおもちゃ屋の中では浮いているお兄さんという役どころを上手くこなしていて、ジェイソン・ベイトマンはやっぱり注目すべきだ人と思いました。 監督のザック・ヘルムは「主人公は僕だった」n脚本家で今回、初監督でもちろん脚本はオリジナル。この人も注目すべき人だと思うのでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ダスティン・ホフマン (エドワード・マゴリアム) | 大らかそうな藤村俊二で。 |
ナタリー・ポートマン (モリー・マホーニー) | 長澤まさみみたいな感じの人がいいと思います。 |
ジェイソン・ベイトマン (ヘンリー・ウェストン) | 実年齢より若く見える唐沢寿明あたりで。 |
マジェスティック THE MAJESTIC (2001) |
|
2002年7月 | |
1951年脚本家としてようやく売れてきたピーターは赤狩りの標的にされてしまい、執筆中の脚本も取り上げられてしまった。落ち込んだピーターは酔って車を運転している最中に事故を起こして川に転落してしまう。 見知らぬ海岸でに記憶をなくして流れ着いたピーターは、老人に助けられ彼の住むローソンという小さな町に来るが、町では行方不明の英雄ルークに間違えられ大歓迎を受けてしまう。記憶が戻るまでルークの父親ハリーと暮らすことになったピーターだが、ハリーの経営する映画館で働いている時に自分の書いた脚本の映画が上映された時ピーターの記憶は蘇り・・・ いい映画だったけど、2時間33分は長い所(ダラボン監督作品は長いんだよね)とキャストが地味な所がマイナスポイント。(どこかで見覚えがって顔がいっぱい出てくるんですが、思い出せなくてもどかしいったらない。)マーティン・ランドーは良かったけど。 この映画で、赤狩りについて結構ふれられているのですけど、赤狩りって共産党主義者を排除しようとする運動な位しか知らないから、ぴんとこないんですよ。なんか不条理なことが起きているんだろうなって感じで。 ジム・キャリーは演技派路線に移ってからだんだんと地味になって行く感じがしてますがどうでしょう?個人的にはハイテンションなコメディーをやっているジム・キャリーよりかははるかに好きです。 ヒロインのローリー・ホールデンっていうのが、現在のキャサリン・ターナーを無理やり若くしたって感じで、かなり地味でドン臭い。まぁ小さな田舎町の娘って感じはよく出ているので、それはそれでいいんですがもうちょっと華やかさが欲しかった。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジム・キャリー (ピーター/ルーク) |
お笑いつながりで、ナイナイの矢部浩之で。 |
マシニスト THE MACHINIST (2004) |
|
2005年2月 | |
不眠症で一年間眠っていない男トレバーにある日、工場の新入りアイバンが現れるのだったがアイバンを知るものは誰一人としていなかった・・・ 人間睡眠って大切なんですね、としみじみ思ったこの作品。最近特に昼間眠くなるからこのトレバーという男の気持ち、眠っていないから一瞬眠りに落ちそうなんですけどそのたびに邪魔が入り目が覚めちゃうっていうか冴えちゃうそのイラっと感がすごーくよく分かります。それに眠っていないと、ふと自分が今していた事を何でこんなことしていたけ?と記憶が少々飛んでしまうところもたまにそういうことあるかも・・・とこちらも共感できたりもするのですが、ネタバレ→トレバーの眠れない原因も自身が忘れていて←これが物語の要になっているのですがこの要をオチとしてもってきたのは展開として上手かったと思います。 5キロ10キロどころじゃなく30キロ減量ってところがさすがで、クリスチャン・ベイルは以前から目をつけていただけあってすごいことやってくれたなぁと嬉しく思います。普通は太って役作りをして話題になるけれどベイルは逆ですからね、根性が違うと思いますよ。次はいよいよ大作バットマンで今年最も注目している俳優の一人です。 脇を固める役者も相変わらず陰の雰囲気が漂うけどさすがに上手いジェニファー・ジェイソン・リーやら石川三千花女史に「雲の中で散歩」をけちょんけちょんにけなされたのが印象に残っていて憶えていたアイタナ・サンチェス=ギヨンを久しぶりに見たりと通好みなところをそろえているところも好みです。 極めつけはマイケル・アイアンサイドですよ。観に行った三分の一の理由がアイアンサイド見たさに行ったと言っても言い過ぎではないけど意外と出番が少なくちょっと残念。役柄も最初温厚すぎてこんなのアイアンサイドじゃないと思っていたのですが、クリスチャン・ベイルの奇行についにキレたアイアンサイドが一発かましてこれだ!と嬉懐かしい思いをしました。 あ、どうでもいいですがトレバーに付きまとうアイバンの歯が異常に長いのが気になってしょうがありませんでした。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
クリスチャン・ベイル (トレバー) |
草なぎ剛は頬がもともと痩けているのでちょっと痩せれば十分いけそうです。 |
マスター・アンド・コマンダー MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD (2003) |
|
2004年3月 | |
1805年イギリスの軍艦サプライズ号はナポレオン率いるフランスの勢力拡大を阻止すべくフランス軍のアケロン号を拿捕する任務を受けるが突然奇襲されてしまう。その奇襲した軍艦こそアケロン号だったのだ。 「オーブリー&マチュリン」なる全20シリーズの海洋小説の中の10シリーズ目を映画化したそうな。ってことでいきなり10作目からの映画化なので人間関係が最初はいまいち分かりづらかったけどアカデミー賞に大量ノミネートされたしイギリスのアカデミー賞じゃ作品賞まで受賞するすごさ。ラッセル・クロウは嫌いじゃないんだけど、「グラディーエーター」で主演男優賞受賞したときも思ったがスケール感はすごいと思うんですけど賞をとるほどか?といつも思ってしまうんですよね。 話の方もいまいち納得いかず、ネタバレ→メインの子役が腕の骨を折っただけでいきなり切断?しかも麻酔もないのに平然としてるし普通、あまりの痛さに気を失うと思うんですけど←と思ってみたり、兵士がいないから少年を送り出すというところはいいけど、なんでこんな子供達の方が偉いの?子供達の方が偉いんじゃ海の荒くれ戦士達はやってられないと思うし嫌がらせもしたくなるさと兵隊さんたちに同情してしまうのであります。 ちょい役でピピンが出演していたけどこの人やっぱり小さかったけど役自体もいてもいなくても同じような小さ役だったなぁ。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
ラッセル・クロウ (ジャック・オーブリー) |
江口洋介で。ロン毛はこのくらいさわやかに決めてもらいたい。 |
ポール・ベタニー (スティーヴン・マチュリン) |
江口洋介とくれば福山雅治で。(なんとなく・・・) |
マチェーテ THE EXPENDABLES (2010) | |
2010年11月 | |
妻と娘を麻薬王のトレースに殺されアメリカに流れ着いたマチェーテはある日ブースという男から議員のマクラフリンの暗殺の依頼を受けるのだが・・・ あの「グラインドハウス」の中で出てきた偽予告編がまさかの映画化。 オープニングからB級らしいエグさ全開で楽しいです。それに偽予告編に出てきた数々のシーンが忠実に盛り込まれているところがあの興奮をもう一度という感じでよかったです。それにあの予告編からあれだけ話を広げたのはすごいと思いました。 単なる暗殺犯に仕立て上げられた男の復讐ではなく妻子を殺されているというバックボーンや移民問題なんかを盛り込んでいてバカみたいな映画なのですが、割とちゃんとしているんですよ設定は。 予告編にいなかった人で新登場しているのはミシェル・ロドリゲスとジェシカ・アルバ。悪役にはスティーヴン・セガールにドン・・ジョンソンとロバート・デ・ニーロと超豪華。それに偽予告編で泉で美金髪美女と戯れるシーンがありましたがあれがリンジー・ローハンというところがいい。ちゃんと脱いでいた気もするし自虐的なキャラクターだったし。 本来なら生涯これきりしかなさそうな主役のダニー・トレホについて書かなくてはいけないのですが、セガールが悪役というのがはまりすぎていて日本で(無駄な邦題で)沈黙シリーズやっているくらいだったら路線変更して悪役やりまくっていた方がいいと思います。 ミシェル・ロドリゲスもレジスタンスのリーダーで相変わらずな役どころなのですがどんどんと綺麗になっているところがいいですね。 そして何だかんだいって好きなのはジェフ・フェイヒー。白人なのにあんなにコッテリとした顔はなかなかお目にかかれないのでフェイヒーが出てくるとテンションが上がります。結構ドジだったりするし。 他にも色々書きたいことがあるのですがそれはブルーレイかDVDが発売された時に・・・ | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ダニー・トレホ (マチェーテ) | 嵐寛十郎あたりの人にやってもらいたい。 |
抹殺者 THE BODY (2000) |
|
2002年10月 | |
考古学者のシャロンはエルサレムで遺跡の発掘中に磔刑の痕跡がある遺体を発見する。バチカンより神父のマットも送り込まれ遺体の調査を始めるが、遺体はイエス・キリストの可能性が強くなっていき・・・ バンデラス主演でこのタイトル、バリバリのアクションと思いきやそうじゃないし、キリストを扱っているからひょっとしてオカルトか?なんて思ったけどその気配も全くなし。 結局、キリストの遺体をめぐるバチカンとイスラエルの政治的かけ引きの話だったんですね。 遺体が本物のキリストだったらキリストの教えは全て覆ってしまうというのは、興味深い題材だったけど久しぶりに退屈感を味わいました。 バンデラスのビミョーな髪型&神父っていうのがかなり違和感あったし、アクションがないっていうのもつらかったかな? ジェイソン・フレミングも神父役で登場しているのですが、これがまたどうでもいいつかいっぱしリの役なんですよね。せっかくのジェイソン・フレミングがもったいない。 オリヴィア・ウィリアムズは今までおとなしめの地味な役ばっかりだったんですけど、今回は活躍所も多くてよかったです。タバコをスパスパ吸いって、言いたいことをずばずば言うキャリアウーマン系の役の方が案外いけるんじゃないですかね。 しかし「完全犯罪クラブ」よりひどいタイトルかもしれない抹殺者。どこをどうしたら「抹殺者」になるの? |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
アントニオ・バンデラス (マット・グティエレス) |
パンチパーマのバンデラスってことで、パンチ佐藤。 |
オリヴィア・ウィリアムズ (シャロン・ゴールバン) |
でしゃばり過ぎない存在感の西田尚美で。これポイントです。 |
マッスルモンク 大隻[イ老] (2003) |
|
2004年10月 | |
他人の前世のカルマを見てその人の死を予見することの出来る元僧侶でストリッパーのビックガイは女刑事フンイーと知り合うが彼女がとてつもないカルマを背負っているのを見てしまったビックガイは彼女を救おうとするのだが・・・ アンディ・ラウの変な(マッチョな)姿を観たさにレイトショーに行きましたが、これ本当に香港のアカデミー賞三部門受賞したの?って位に内容も相当変でした。 出だし、全裸で街中を逃げ回るアンディ・ラウそれを追うセシリア・チャンの図はおかしくって、その次の一斗缶に入ることが出来るインド人殺人犯を追ったりするくだりは中々楽しくって噂ほど悪くないんじゃないかな。と思ったのが間違いでした。このインド人思いっきり重要人物かと思いきや全く関係ないし、インド人を助けた前世でカブトムシだった女も全く出てこなかったりして観ているこっちはあれれ?って感じですわ。この中途半端さって香港映画の特徴ですか? 中盤以降はアンディ・ラウの過去が明かされるわけですけどそんな中にもボディビルの大会があったりしてアンディ・ラウ、こんな満面の笑みでマッスルなポーズして大丈夫?と観ているこっちが心配になるようなちょこちょこおもろい事して笑わしてくれます。 途中でスパイダーマン風の泥棒を捕まえたりするエピソードが入ったりしてますますおかしな方向に進んでいったりするのはまぁある程度変な映画という概念があったからいいんですけど最後が噂どおり理解できませんでした。自分のカルマを知ったセシリアがアンディ・ラウのかつての恋人を殺した奴を追いに山の中に入っていくのはいいけど、どうせ死ぬなら犯人の手がかりを残したいってなにか間違っているような・・・アンディ・ラウと一緒に犯人探して前世の悪行を少しずつ浄化していけばいいじゃんと思ってしまいましたよ。 ネタバレ→さらに山の中で会ったのが未来の自分(ですよね?)←ってどういうこと?アンディ・ラウが仏像の前で解ったぞと言ってもこっちは全く解りません。 ようはあれですか、前世で悪いことした奴は死ねってことですか?うーん解りません。アンディ・ラウの体はスッキリしたけど見ているこっちはスッキリしない作品なのでした。確かにとんでもなかったということが証明された以外に・・・ |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
アンディ・ラウ (ビッグガイ) |
未見ですが「ゼブラーマン」の哀川翔を思い出しました。お互い100本以上映画に出演しているし。 |
セシリア・チャン (リー・フンイー) |
セシリア・チャンは田中麗奈っぽかったです。年齢も同じみたいだし・・・ |
マッチスティック・メン MATCHSTICK MEN (2003) |
|
2003年10月 | |
詐欺師のロイとフランクはよきパートナーだが、ロイの欠点は極度の潔癖症。そんなロイを見かねたフランクは精神分析医を紹介する。 分析医のところに通い続けるうちに別れた妻との間に14才になる子供がいるかもしれないことが分りついにアンジェラという娘と再開するがひょんなことからアンジェラを詐欺の仕事に連れて行ってしまい・・・ あらゆるところに伏線があるので詳しくは書けないんですけど、ラストはあまり好みじゃないけど、よく出来た話だと思うなぁ。 ニコラス・ケイジの潔癖症の詐欺師役は多少オーバーな演技だったような気がしましたけど、その多少オーバーぎみの演技が生きていたと思います。潔癖症じゃないけどドアが閉まっているか確認する癖とかってあると思うんですけど、1、2、3ってドアチェックするのはなんかすごく解るって思いました。 相棒役のサム・ロックウェルも得意の「口先だけでいきてきました」的なキャラが今回の詐欺師役にぴったりはまっていてよかったですね。ネタバレ→どうせならラストにその後のロイの生活っぷりも紹介してほしかったな。← そしてなんといっても娘役のアリソン・ローマンのすばらしいこと。24才なのに14才の役を違和感なくこなしたところも(アメリカ人にしては珍しく童顔なところも)驚きだけど、中学生という役どころだからほとんどすっぴん(多分)なところにも女優魂を感じました。今後要チェックの女優ですよ。 ロイの住んでいる無機質な(生活感のない)家にちょっぴり憧れたのでした。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
ニコラス・ケイジ (ロイ・ウォラー) |
意外と潔癖症なんじゃないかな西村雅彦って。 |
サム・ロックウェル (フランク) |
なんか最近サム・ロックウェル=ユースケ・サンタマリアの図式が・・・ |
アリソン・ローマン (アンジェラ) |
同じく童顔だけど20才を超えている安達祐実で。 |
マッチポイント MATCH POINT (2005) | |
2006年8月 | |
元テニスプレーヤーのクリスはテニスクラブのコーチとして働き始め実業家の息子トムと知り合い彼の妹クロエと付き合い始める。そんなある日クリスはトムの婚約者のノラと出会いたちまち恋に落ちてしまい・・・ ウディ・アレンのメロドラマ。ウディ・アレン作品は90年代以降の作品を10本観ているか観ていないかなのですが舞台はニューヨークじゃないし内容は昼ドラのようなメロドラマで上映時間もいつもは90分程度なのに今回は2時間超えでまるで別人のような仕上がりでびっくりしました。 いつもは小粋な笑いがあるのに今回は話が進むにつれてドロドロ度が増してきてなんかすごかったです。ジョナサン・リース・マイヤーズは今の生活も捨てがたいけどヨハンソンの肉体も捨てがたいと思っているような普通だったらいけ好かない感じの男なんですけど相手がものすごく自己中心的なスカーレット・ヨハンソンだし後半なんとなくストーカー風味になってきたりしているのでがんばれジョナサン、負けるなリース・マイヤーズといった感じでついつい応援したくなります。 問題のラストもネタバレ→指輪が手前に落ちた時点であぁーこりゃ捕まるなぁと思ったし、刑事が夢でリース・マイヤーズが犯人だということを閃いてしまってダメだなぁと思ったのですがクリスの強運はどこまでも続き何事もなく生活をしているという終わり方にウディ・アレンらしさを見たようでこのエンディングは個人的には好きです。← ジョナサンの奥さんエミリー・モーティマーは「スクリーム3」で劇中劇でネーヴ・キャンベルの役やったり「ピンクパンサー」の秘書だったり微妙な役の印象だったのですが今回は中々よかったです。だけどネタバレ→この奥さん結局最後まで浮気に気がつかず鈍感なんだけどある意味何も知らずに幸せなのかなぁと思うのでした。← | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジョナサン・リース・マイヤーズ (クリス・ウィルトン) | したたかな感じの北村一輝で。 |
スカーレット・ヨハンソン (ノラ・ライス) | キレたら怖そうな松本莉緒で。 |
MAD探偵 7人の容疑者 MAD DETECTIVE (2007) | |
2011年3月 | |
特殊な捜査方法で次々と犯人を挙げてきた刑事のバンだったが、行き過ぎた行動のためクビになってしまう。それから数年後、失踪した刑事の拳銃を使った連続殺人事件が発生し、警察はバンに協力を求め・・・・ ジョニー・トーのおかしな刑事もの。と思ったら、もう一人監督がいて、ワイ・カーファイこのコンビは「マッスルモンク」の監督コンビなのでやっぱり特殊な内容でした。 今回の主人公の元刑事は人格が背後霊のように見える特殊能力があるので、実際の登場人物は少ないのですが、人格が多いので何が何やら分かりません。疲れている時に観に行ってしまったから脳みそがまったくついて行かなかったのが悔しいのでいつかリベンジはしたいと思っています。 印象に残っているのは香港の独特の雰囲気が一番強く、いつ見ても行ってみたいな香港にと思います。 アイディアは面白いと思ったのですが、登場人物は誰も共感できないなと感じました。主人公も頭がおかしい感じですが、その嫁もなんだか凶暴でダメだったし、若手刑事もラストの行動がちょっとねぇという感じで共感できないところは個人的にマイナスです。 ついていけなかったわりに偉そうなこと言ってすいません。 この映画と「マッスルモンク」を比べると「マッスルモンク」の方が好みですね。もう一回ちゃんと観たら変わりそうな気はしますが・・・ | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ラウ・チンワン (バン) | 香川照之みたいでした。 |
マッハ! ONG-BAK (2003) |
|
2004年8月 | |
タイの田舎町ノンプラドゥである日、村の象徴の仏像オンバクが盗まれてしまう。ムエタイを学んだティンは仏像のを盗んだドンを探しにバンコクへ向かうのだが・・・ 主演のトニー・ジャーが自らアクションをこなし早回しやCGなしってことで話題のこの作品ご覧になった方はお分かりでしょうけどアクションが本当にすごかったぁ。前半はとりあえず同郷のダメ男ジョージと一緒に街中を逃げ回るシーンがメインなんですけどこれがまたすごい、車をハードルのごとくバンバン飛び越えたと思ったら今度は車の下を開脚でくぐりぬけたよ。ありないっていうか人間鍛えればなんでもできるんだなぁと次々せまり来る障害物を跳躍力と柔軟性とバランスを最大限に有効利用したトニー・ジャーに感心しっぱなし。 後半は打って変わって格闘シーン満載。ムエタイってもう容赦なく脳天直撃、延髄直撃系の格闘技なんですね。CGやスタントを使っていないとはいえ、急所に蹴りが肘が拳がマジで入っていませんか?と観ているこっちが心配になってしまいますよ。特に脳天にエルボーがマジで入っていた人、大丈夫ですか? ジョージも全然ダメな奴かと思ったらザコクラスの敵なら余裕で戦っているじゃん。タイの人ってもしかしたらみんな格闘技できちゃったりするんですか? そうそうこれは一押しっていうシーンにはスローモーションで角度を換え2〜3回見せてくれるサービスもありで、早すぎてよく分からなかった時はゆっくり見直すことができるように出来ているから一安心です。 この映画ストーリーははっきり言って昔のジャッキー映画で観たことあるよなないような・・・みたいなノリでよくありがちな内容なんですけどそんなことはどうでもいいんです。これは生のアクションを堪能するそれだけで十分な作品なんですから。 タイの暑さが伝わってきて暑い夏に辛いものを食べて暑い夏を乗り切ろうという意気込みが伝わってきて「デイ・アフター・トゥモロー」とは正反対の映画でした。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
トニー・ジャー (ティン) |
真剣な表情になればなるほどネプチューンの名倉潤に見えてしまいます。 |
ペットターイ・ウォンカムラオ (ジョージ) |
この人タイのビートたけしとか呼ばれているようですけど、たけしというより南伸坊のようですけど。 |
プマワーリー・ヨートガモン (ムエ) |
ちょっと前の広末涼子に似ているよな気が・・・ |
マトリックス THE MATRIX (1999) |
|
2002年10月 | |
トーマス・アンダーソンはプログラマーだが裏ではハッカー「ネオ」としての別の顔があった。 そんなある日ネオはトリニティという女性に導かれ、モーフィアスという男と出会う。モーフィアスはこの世が現実の世界ではないことと、ネオが救世主だという事を告げる・・・ オープニングのキャリー=アン・モスの逃走シーン。初めてあのシーンを観た時はオォーッ!すごいって感じましたけど、改めて観るとやっぱりすごいですね。 ネオが銃弾をよけるシーンとかも今となってはいろいろな所で使われていますけど、この映画が元になっているんですね。 当時は映像ばかりに気を取られて観終わった後、ザイオンってなんだったけ?と思ったりりもしましたが、今回はそんな疑問も解消されてすっきりしました。だけど、いまだによくわからない所は、現実世界とあっちの世界をつなぐ手段がアナログ電話って所。(多分映画の中じゃ説明あったんだろうけど、また見逃している?) キアヌ・リーヴスも「マトリックス」と「スピード」だけは不思議とかっこよく見えるんですよね。やっぱりキアヌは体が引き締まってないとダメってことですかね? ヒューゴ・ウィーヴィングとジョー・パントリアーノなんかは当時は知らなかったんですが、ヒューゴの方は「ロード・オブ・ザ・リング」に出演してるし、パントリアーノは「メメント」に出ちゃってますしね。そこら辺のキャスティングの上手さもウォシャウスキー兄弟はあったってことですね。 続編はジェイダ・ピンケット=スミスや、モニカ・ベルッチ、マーヴィン・ゲイの娘も出るようなので、ますます期待が膨らむ今日この頃です。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
キアヌ・リーヴス (ネオ/トーマス・アンダーソン) |
永瀬正敏で。なんかスタイリッシュな所がね。 |
ローレンス・フィッシュバーン (モーフィアス) |
蝶野正洋なんてモーフィアスって感じしません? |
キャリー=アン・モス (トリニティ) |
本当は顔がそっくりな小野みゆきといきたい所ですが、強そうなイメージのある村上里佳子で。 |
ヒューゴ・ウィーヴィング (エージェント・スミス) |
感情をあまり出さなそうな、保坂尚輝なんかが良いかと。 |
マトリックス リローデッド THE MATRIX RELOADED (2003) |
|
2003年6月 | |
ご存知あのマトリックスの続編。 オープニングがネタバレ→またしてもトリニティーの逃走劇←から始まりこれだけでもすごいと思ったのに前作を上回るアクションの連続でアクションはもう大満足。前作でもうこれ以上特殊効果ってあまり進化しないんだろうなって思ったけど、想像以上に進化していたんで驚いたな。ツインズの透明化ってやつはどうやって撮影したのか? ストーリーの方もいくつかのエピソードに分かれてより複雑にになって預言者とネオの会話なんて半分も理解できなかったけどそんなことはこの際どうでもいいんです。アクションを楽しむ映画だから。 一番の見所はやっぱり高速道路での救世主軍団VSツインズVSエージェント達三つ巴の追跡劇でしょう。高速道路本当に作っちゃうっていういさぎよさと太っ腹のハリウッドに感謝ですね。 新キャラも続々登場で、トリニティー的女戦士ナイオビ役にジェイダ・ピンケット=スミスなんですけどこれがまた強きれいなんですよね。(マトリックスに入った時の姿よりザイオンにいる時のほうが断然いい。) 謎の女パーセフォニーにでましたイタリアの宝石モニカ・ベルッチ。やっぱりすごいなベルッチはその辺のセクシー女優とは格違うな、あのぴっちりボディコンドレスを着こなす女優が他にいるのであろうか。 あえて不満な点を言わせてもらうと前半のザイオンでの休息の時間みたいなシーンかな。ネタバレ→乗組員達の家族愛とか評議会とか←余計なものをとっぱらってアクションシーンをさらに充実してもらいたかった。 ラストもそりゃないぜと思いつつも半年後が待ちきれないのでありました。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジェイダ・ピンケット=スミス (ナイオビ) |
強い女っつーと江角マキ子かな? |
グロリア・フォスター (予言者【オラクル】) |
「渡る世間は鬼ばかり」でも的確なアドバイスをしている、タキさんこと野村昭子で。 |
モニカ・ベルッチ (パーセフォニー) |
藤原紀香で。あくまでもあの脂乗ってますって感じの体つきだけですけど。(艶っぽさはとうていベルッチにはかないません。) |
ニール&エイドリアン・レイメント (ザ・ツインズ) |
思ったより出番が少ないところが芸能界でも思ったより活躍できなかった工藤兄弟とかぶります。 |
マトリックス レボリューションズ THE MATRIX REVOLUTIONS (2003) |
|
2003年11月 | |
あの反則技とも言える終わり方「マトリックス リローデッド」の続きがいよいよ完結して帰ってきた。 世間の反応がイマイチらしいという情報を入手していたのであまり期待をしないで観にいったので結構楽しめましたよ、前半は。この作品の評判がイマイチな理由は多分前々作の弾をよけるようなアクション、前作を超えるハイウェイでの追跡劇のような今まで誰も見たこともないような斬新な見所がなかったからなんじゃないかなぁ? 確かにアクションシーンはあるけれど、もう見慣れてきてしまった感はあるしアクションシーンは少なめなんですよね。(この映画で出てくる台詞は難解だからこそアクションシーンが必要だと思うし、光っていたところでもあると思う。) 今回はザイオンでの攻防が多分メインとなっているのでCGがこれでもかと出てきてセンチネルの大群なんかはやっぱり迫力はあると思うんですけど、CGの使いすぎで、キャプテン・ミフネの存在自体がCGに見えてしまいましたよ。 モニカ・ベルッチもなんかカメオ出演かというような出演時間の短さ。ネタバレ→台詞も一言二言だけだったし←なんかちょっぴり残念ですよ。 ラストもネタバレ→人間とマシンが和解するっていう終わり方はちょっと乗れないかな。マシンが人間と和解したと見せかけ、ネオがスミスに打ち勝ったと同時にまたザイオンを襲う。(戦いは永遠に続く・・・)ってな終わり方のほうが←よかったと思うんですけどねぇ、個人的には。 でもオラクル役のグロリア・フォスターが亡くなってレボリューションズではどうなることかと思ったけど、なんとか苦肉の策で乗り切ったあの方法は褒めてあげたい。 結局、完結編で活躍したのって、ザイオンではナイオビ、マトリックスではゴーストなんじゃないかな?特にネタバレ→ゴーストは最初に登場してラストーシーンにも登場して←印象付けてましたからね。 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
ランベール・ウィルソン (メロヴィンジアンン) |
嫌味な役も結構いける寺脇康文で。 |
アンソニー・ウォン (ゴースト) |
吹越満で。小柄そうで寡黙そうなところがなんとなく。 |
マネーボール MONEYBALL (2011) | |
20121年1月 | |
弱小球団のGMのビリーは選手のデータ分析に秀でたピーターと出会い、二人は斬新な手法でチームを立て直そうとするが・・・ ブラッド・ピットが製作主演した実録もの。 10年位前のことだから割と最近なんですよね。メジャーリーグのことはあまり知らなかったのですが、貧乏球団とリッチな球団が普通に混在していてそりゃ貧乏球団は中角は難しいけれどとりあえずは頑張らなきゃいけないというところがアメリカっぽい格差社会が野球にまで来ていることが興味深かったです。 それにシーズン中に普通に専修をトレードしたりするのはゲームの世界という感じで物扱いされている選手がちょっと気の毒でしたけど、プロなんだから仕方がないという割り切りも潔いんだか人情というものがないというか欧米の考え方なんおかなと思いました。 ブラッド・ピットがデータをもとに選手をとっかえひっかえして勝ち進んでいくという話なんですが、ブラッド・ピットより右腕となる頭脳派キャラのジョナ・ヒルがとてもよかったです。コメディ映画でちょくちょく見かけてましたけど、これはジョナ・ヒル史上もっともカッコいい役なんじゃないかという位決まっていましたね。これはひょっとしたらアカデミー賞にノミネートされる可能性が高いんじゃないですかね?というかノミネートされてほしいです。 あと娘役の子がいい味出していました。ブラピに捧げる、ダメ親父の歌みたいな自作の曲がなんともいい感じで。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ブラッド・ピット (ビリー・ビーン) | 内野聖陽あたりにお願いしたい。 |
ジョナ・ヒル (ピーター・ブランド) |
いじられキャラな感じの濱田岳で。 |
魔法使いの弟子 THE SORCERER'S APPRENTICE (2010) | |
2010年8月 | |
小学生のデイヴはふとしたきっかけで魔法使い同士の戦いに巻き込まれる。それから10年後、再びデイヴの前に現われたバルサザールはデイヴは邪悪な魔法使いを葬ることの出来る存在だと告げて・・・ ニコラス・ケイジがオタク気味な大学生を魔法使いの弟子にして大暴れ。 無理目な役にも果敢に挑戦している?ニコラス・ケイジが今度は魔法使いをやると聞いて、これはさすがに無理がありすぎるだろうと思っていたのですが、実際観てみると意外といい。むしろはまっていたかもしれません。ニコラス・ケイジって偉大だなと思いました。 話はニコラス・ケイジとアルフレッド・モリナとモニカ・ベルッチの仲良し三人魔法使いで悪い魔法使いと戦っていたら、ニコラス・ケイジとモニカ・ベルッチがくっついてキレたアルフレッド・モリナが悪の魔法使いに寝返ったというしょうもないことがきっかけなんですよね。 そんなことに巻き込まれたオタク気味な大学生もいい迷惑。しかし最近「ゾンビランド」もそうでしたが、オタクとか引きこもり系の青年が何だかんだいって活躍するの流行ってますよね。アメリカでも草食系って来ているのかしら?なんて思いました。 そんな草食系は最初はダサいけど最後は何だか知らないけれど決まってカッコよく見えるから不思議です。 悪い魔法使いのアルフレッド・モリナはさすがに上手い。なんだか楽しんでやっているような感じがするのがいいんですかね。ヒロイン?のモニカ・ベルッチはそろそろ美貌を前面に活かしたという役どころ厳しくなってきているのかな。何か時代の流れを感じてちょっと切なくなりました。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ニコラス・ケイジ (バルサザール・ブレイク) | 唐沢寿明が喜んでやってくれそうです。 |
ジェイ・バルシェル (デイヴ・スタットラー) | 伊藤淳史がイメージにぴったりです。 |
アルフレッド・モリナ (マクシム・ホルヴァート) | 鶴見辰吾あたりにやってもらいたい。 |
魔法にかけられて ENCHANTED (2007) | |
2008年3月 | |
アンダレーシアに住むジゼルは王子のエドワードと出会い結婚することになるが結婚式当日女王のナリッサに井戸から突き落とされ現代のニューヨークにたどり着いてしまい・・・ ディズニーアニメをディズニーがパロディ化したコメディ。 内容は意外とオーソドックスでありながら新しいと感じる何か(現代的要素をふんだんに盛り込み)が確実に存在していてキャリー・アンダーウッドが歌う主題歌の「Ever Ever After」もイメージにぴったりでディズニーはやっぱり一味違いこれぞオリジナリティと感じさせくれました。 主役のエイミー・アダムスの世間知らずで天然なところに最初付いていけるかな?と不安だったのですが相手役のパトリック・デンプシーが冷静に扱っていたしセントラル・パークではおじいさんとおばあさんたちがステップを踏むし、作業着を着たお兄さんもなぜか歌って踊るリアル・ディズニーパレード状態になって目が点というかぶっ飛びすぎてとことんまでやってくださいという感じになっていつの間にかくぎづけでした。 ジェームズ・マーズデンも相変わらずさわやか。さわやか過ぎてまぶしかったです。ニューヨークで初めてジゼルを見つけた時なんて嬉しすぎてグローブ噛み締めています。彼女がパトリック・デンプシーになびいているのに気がつかないところなどはおめでたいなぁと思っていたら最後は何となくそれに気がついて悲しそうな顔をしたのでちょっと可哀想ではありましたが、タダでは転ばないところはさすがでした。 予告を初めて観たときはメイクが濃すぎて魔女がスーザン・サランドンとは気がつきませんでしたが魔女っぷりがイメージにぴったり。シガーニー・ウィーバーも白雪姫の実写版「スノーホワイト」で魔女をやりましたけどこのくらいのベテラン女優は魔女のひとつやふたつ出来て当たり前なんですね。 あと、パトリック・デンプシーの彼女が性格悪そうと思っていたら「RENT」のモーリーン役の人だったんですね。全然気がつきませんでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
エイミー・アダムス (ジゼル) | 妖精を見たことがあるらしい釈由美子で。 |
パトリック・デンプシー (ロバート・フィリップ) | 東山紀之ならスマートに演じてくれそう。 |
ジェームズ・マースデン (エドワード王子) | タイツとか似合いそうな伊藤英明で。 |
スーザン・サランドン (ナリッサ女王) | 濃い目のメイクも決まりそうな室井滋で。 |
ママが泣いた日 THE UPSIDE OF ANGER (2005) | |
2007年12月 | |
ある日突然夫が避暑と駆け落ちして残されたテリーは怒りっぽくなり4人の娘達に当り散らしているが隣の元メジャーリーガーのデニーが接近してきて・・・ ジョアン・アレンとケヴィン・コスナーの大人のラブストーリー。 これ劇場公開されていたんですね。存在は知っていたのですが地味すぎて公開されたことは知りませんでした。 普通の主婦からFBI系のエリート上司まで演技の幅が広いジョアン・アレンなので夫が出て行って自分の思うとおり事が運ばないとイライラしまくり娘やケヴィン・コスナーに当り散らすという内容ですけど演技力があるので最後まで飽きずに観ることが出来ます。 子供達が4姉妹ということもあって重病になる娘あり、奔放な性格の娘ありと入れ替わり立ち代り問題が起きて軽く「若草物語」入っているところも女性にはいいんじゃないでしょうか? ケヴィン・コスナーはますます元スターという役がはまってきていいんだか悪いんだか分からないところが若干切ないです。昔はどの映画雑誌もこぞって取り上げていたのに・・・ 4姉妹たちもケリー・ラッセル、アリシア・ウィット、エリカ・クリステンセン、エヴァン・レイチェル・ウッドと結構豪華。 ケリー・ラッセルは個人的に一番注目しているといってもいいくらいに注目しています。なんというかナオミ・ワッツ系なんですよね。ナオミのようにブレイクしますように・・・ | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジョアン・アレン (テリー・ウルフマイヤー) | 原田美枝子が何となくイメージにぴったりです。 |
ケヴィン・コスナー (デニー・デーヴィス) | ちょいワル系の岩城滉一で。 |
ママの遺したラヴソング A LOVE SONG FOR BOBBY LONG (2004) | |
2007年4月 | |
疎遠だった母親の死を知り実家に戻ったパーシー。しかしそこには元大学教授のボビーと作家志望のローソンが住み着いたが母の遺言で実家は三人遺されていてパーシーは仕方なく同居を始めるが・・・ ジョン・トラヴォルタとスカーレット・ヨハンソンの感動ドラマ。 役作りなんでしょうけど歳をとったなぁという印象のトラヴォルタのぐうたら具合とここまで悪態つけるのはヨハンソンくらいしかいないんじゃないのか?と思わせる相変わらずの口の悪さが妙にまっちしていてあまり期待をしていなかったのですがこれが意外とよかったです。他人同士の同居なのにまるで家族の再生を描いているようでどことなくハートウォーミングなんです。 トラヴォルタと同居している作家志望の小汚い男は予告の時は気がつかなかったのですがガフリエル・マクトだったので驚きました。イケメンは何かにつけて汚作りをしたくなるのは何でだろうといつも疑問に思います。 そんなガブリエル・マクトとトラヴォルタがヨハンソンに隠している秘密についてケンカをするのですがこの時いろいろな作家の名言を引用して攻め立てるトラヴォルタに向かって「自分の言葉でひとつも意見を言っていない。」的な確信をついたことをガブリエル・マクトが言うのですが今まで何かオリジナリティ溢れる何かをひとつでもやったことはあるのであろうか?と自分にも言われているようにも感じてちょっとドキッとしました。 と劇中ではいたるところで名言が飛び出してくるのでちょっと文学青年気分も味わったりしたのでありました。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジョン・トラヴォルタ (ボビー・ロング) | あのぐうたら具合は西田敏行なら出せそうです。 |
スカーレット・ヨハンソン (パーシー・ウィル) | これは沢尻エリカにやってもらいたい。 |
ガブリエル・マクト (ローソン・パインズ) | さわやか度では沢村一樹という感じ。 |
迷い婚 -すべての迷える女性たちへ- RUMOR HAS IT... (2006) | |
2007年1月 | |
妹の結婚式に出席するため恋人のジェフと故郷にやってきたサラは自分の家族が「卒業」のモデルとなったことを知り自分の父親は本当は誰なのか結婚直前に数日間母親が駆け落ちした相手ボー・バローズに話を聞きに行くのだが・・・ ダスティン・ホフマン主演の「卒業」の元ネタは我が家だった!?というなかなか楽しいアイディアのコメディ。でも「卒業」を観ていないからもうひとつその面白みというところが感じられずちょっと残念。これは観る前に「卒業」を観ておくべきだったと思います。 ジェニファー・アニストンは「フレンズ」のレイチェルの時のように軽く自己中心的でトラブルメーカーという役どころで「フレンズ」のように20分ちょっと観ているだけなら楽しいけれどず長い時間こういったキャラクターを見続けると結構腹立たしいことに気がつきました。 が自分和わかっているなぁという感じ。しかも今流行のIT長者でワインを飲みに行くにもわざわざ自家用ジェット機でひとっ飛びというベタなセレブ生活シーンオンパレードが笑えました。 アニストンのいかにもノー天気な妹役にミーナ・スヴァーリ、近所のおばさんにキャシー・ベイツがカメオ出演していたり変に豪華なところも軽くサプライズ的要素があってなんだかんだいって飽きさせない努力が感じられました。 恋人役のマーク・ラファロは散々振り回されたあげく怒ったりもするけど結局アニストンを受け入れるというやっぱりいい奴で個人的には何年か前から注目していたけれど今後も色々作品が待機しているようで活躍しそうな勢いです。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ジェニファー・アニストン (サラ・ハッティンガー) | 勝気そうな性格とサラサラヘアーの篠原涼子で。 |
ケヴィン・コスナー (ボー・バローズ) | こういう役はやっぱり石田純一にやってもらいたい。 |
シャーリー・マクレーン (キャサリン・リシュリューン) | 野際陽子がやるとはまるような役でした。 |
マーク・ラファロ (ジェフ・デイリー) | いい奴という感じのTOKIOの山口達也で。 |
マリー・アントワネット MARIE ANTOINETTE (2006) | |
2007年1月 | |
フランスに嫁いだフランス王太子のもとに嫁ぐのだがヴェルサイユ宮殿での生活に馴染むことが出来ず次第に贅沢三昧になり始め・・・ ダンストがマリー・アントワネットに扮した話題作。分かってはいたのですが内容がないもんだからこれで2時間超えはさすがに長く感じてしまいました。 見た目は派手で楽しいくてダンスト主演だしジュディ・デイヴィスが神経質そうにダンストの世話を焼いたりアーシア・アルジェントが素行の悪さで一人完全に浮いているところなどところどころイカしたところはあって最終的にはゴージャスヘアに船まで乗っけている荒業など楽しいは楽しいのですがやはり内容がないとつらいものです。 ソフィア・コッポラ作品の「ロスト・イン・トランスレーション」は一応東京で一人ぼっちの妻の心情がテーマであっちは画的に渋谷の街がハリウッド映画の手にかかると不思議な感覚になって大して内容はなかったはずなんですけど「ロスト・イン・トランスレーション」の方が楽しめたかなぁ?「ヴァージン・スーサイズ」は未見ですがこちらは内容があるのか気になるところです。 しかしそうは言ってもヴェルサイユ宮殿で撮影したりこれでもかと思うほど出てくる贅沢なスイーツ盛りだくさんと、やりたいことをこれだけやることの出来る人ってそうそういないからソフィア・コッポラはすごい人なんだと思います。 あれだけマカロンが出てくると無性に食べたくなりマカロンは買って帰ったのでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
キルステン・ダンスト (マリー・アントワネット) | 麻生久美子にさっぱりと演じて欲しい。 |
ジェイソン・シュワルツマン (ルイ16世) | 何を考えているのかよく分からない感じの松田龍平で。 |
マルホランド・ドライブ MULHOLLAND DR. (2001) |
|
2002年2月 | |
前々作のロスト・ハイウェイは全くだめっだったけど、今回は楽しめました。 でもこれって、ストーリー語れって言っても無理でしょ。だって前半と後半の話が全く別物になっちゃっているんだから・・・登場人物の名前も変わっちゃうからね。 というわけで、好き嫌いがはっきり別れるでしょうね。(7割ぐらいはだめっていうな)劇場は最後なんじゃこりゃっていう雰囲気がただよってました。 ところでナオミ・ワッツがニコール・キッドマンそっくりに見えたのは気のせい?最初はいまいち存在感が薄かったけど、中盤以降、精神的不安定な演技は抜群!!今後注目の女優だね。 ローラ・エレナ・ハリングはまつげ長すぎ。普通の3倍はあるぞ!! そうそう、40年代から50年代にミュージカル映画で「タップの女王」と呼ばれていた、アン・ミラーあらためて醜く年取ったな。1994年の「ザッツ・エンターテイメントV」を観て知っていたけど。 「タップの女王」から50年 |
|
日本人バージョンはこの人で!! | |
ナオミ・ワッツ (ベティ・エルムス& ダイアン・セルウィン) |
戸田菜穂。存在感が薄いけど、小粒の作品では主役をはれそうなところが。 |
ローラ・エレナ・ハリング (リタ& カミーラ・ローズ) |
ねっとりとした色気が、川原亜矢子。 |
アン・ミラー (ココ) |
ずばり、冨士真奈美 !!写真のとおりです。 |
マンダレイ MANDERLAY (2005) | |
2006年4月 | |
グレースと父親達は新たな居住地を求めアメリカ南部のマンダレイという大農園にたどり着く。しかしそこは今だ奴隷制度が残っていた。グレースはマンダレイに残り奴隷解放に使命を燃やすのだったが・・・ 主役も新たに今回はグレースがどれだけ酷い目に遭うのだろうか?とかなり精神的に覚悟を決めて観にいったのですが想像していたより全然普通。というかグレースってこんな正確だったっけ?とグレースあんた何様的な振る舞いに最初ちょっと困惑しましたが話が進んでいくうちに原因はブライス・ダラス・ハワードがいけないんだな、ということに気がつきました。全体的な話の流れなんかも空きだし、ブライス・ダラス・ハワードも悪くないんですけどグレースをやるには若すぎるんですよね。だから妙に使命感を持っていろいろ行動を起こして最初はなんとなーく上手くいっているなという感じでも後半実はその行動が仇となるという展開でも、何も分かっていない小娘が何かやって失敗してもそれ見たことかとグレースに同情するところがないんですよね。 これがニコールクラスだとあのちょっと高慢な振る舞いも様になるし失敗してもグレースがピンチになっていくたびに同情なんかも出来たと思うんですよね。シャーリーズ・セロンとか大人の美人女優がやってこそグレースという感じがします。次回三部作を締めくくる「ワシントン」はケイト・ブランシェットがグレースの候補に挙がっているということでこれはぜひとも実現してもらいたいところです。 それに「ドッグヴィル」の時はポール・ベタニーの役にものすごく腹が立ちつつも最後にニコールがスカッとさせてくれたのですが今回それもなかったし結局グレースの自業自得を垣間見てしまったという感じがするのでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ブライス・ダラス・ハワード (グレース) | 内山理名がグレースをやるとこんな感じになるのかなと感じます。 |
イザック・ド・バンコレ (ティモシー) | 北村一輝にプライドの高い奴隷の役をやってもらいたい。 |
ダニー・グローヴァー (ウィレルム) | いろいろみんなのことを考えていそうな寺尾聰で。 |
マンハッタン・ベイビー MANHATTAN BABY (1982) | |
2011年6月 | |
考古学者の両親を持つ娘がエジプトで老婆に手渡されたメダルを持ち帰ってから彼女の周りで次々と奇妙なことが起こり始める・・・ ルチオ・フルチのホラー映画。 ルチオ・フルチと言えばゾンビとスプラッター描写という印象ですが、今回は珍しくオカルトテイストのホラー。 正直ルチオ・フルチ作品はストーリーが滅茶苦茶なので内容は期待せずにスプラッターを楽しむものという感じで臨んだのですが、これはスプラッター描写も地味で全体的にイマイチ。 話がチンプンカンプンなのに何かものすごくオカルトっぽいことはやりたいんだろうなという意気込みだけは何となく伝わってくるので見ていてものすごくもどかしいんです。 スプラッター描写はヒッチコックの「鳥」のように剥製が教授?を襲って殺すというシーンがフルチらしいところではあるのですが、見どころはここと、ピラミッドの罠で下に落ちて串刺しになるみたいなところくらい。 オカルトはやっぱり話が面白くなければ辛いということを学びました。 | |
日本人バージョンはこの人で!! (今回はよく分からなかったのでなし) |
マンマ・ミーア! MAMMA MIA! (2008) | |
2009年2月 | |
結婚式を明日に控えたソフィは密かに自分の父親候補男を3人招待するが、そのことを知らない母親のドナは突然現われたかつての恋人たちに困惑して・・・ 大ヒットミュージカルをメリル・ストリープで映画化。 これ、2009年のベスト1になるよと言われて軽く期待はしたのですが、好みが違いました。珍品度だったら間違いなく★5つなのですが・・・ メリル・ストリープを筆頭に超熟女3人とおじ様たち3人の乱痴気騒ぎのおかげで一応娘とその彼という2人のフレッシュさがかき消されています。メリル・ストリープも歌えるのは知っていたのです、さすがに還暦迎えて歌声は演歌調。なんとなく全てが恨み節に聞こえてしまいました。それにそんな歌声で超熟女たちが画面に迫ってくるので迫力満点です。 父親候補の3人もピアース・ブロスナン、コリン・ファースにステラン・スカルスガルドと無駄に豪華すぎます。しかも若かりし頃も本人たちがやっていてコリン・ファースはロッカーだし、ブロスナンはヒッピーでイタイです。 ラストもネタバレ→ステランはメリルの女友達に迫られるし、コリン・ファースなんてどう間違ったかゲイに目覚めてしまうし←何だかよく分からないうちにお祭り騒ぎです。みたいなテンションの高さは良かったです。それにしてもブロスナンがちょっとメタボ気味というかメタボになっていたのがショック。ちょっと前までボンドやっていたのに・・・ 本編とは関係ない最後の歌のシーンもメリル・ストリープ酔ってますか?というくらいすごいことになっているし、男性陣もこんな滑降して今後大丈夫ですか?というすごい格好をしていてある意味では観てよかったと思います。 この映画は映画好きの人と集まってワイワイ観たら絶対楽しいです。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
メリル・ストリープ (ドナ・シェリダン) | 見た目もパンチのある前田美波里で。 |
アマンダ・セイフライド (ソフィ・シェリダン) | 日本人離れした顔立ちの山田優で。 |