メアリー&マックス MARY AND MAX (2008) | |
2011年5月 | |
オーストラリアに住むメアリーには友達がおらずアメリカの誰かに手紙を書き、ニューヨークで孤独に暮らすマックスに届く。二人は文通を始め長年続くのだが・・・ オーストラリア産のクレイアニメ。 いい話なんですけど、暗かったです。メアリーもマックスもネガティブなんですよ表面上。メアリーなんかはどうにかこの状況を打破したいと思っていて手紙を出したり、いろいろやって前向きなんですけど頭のいいメアリーがマックスのことを出版して絶交状態に、彼氏もできるも調子に乗ってしまったりして彼氏のだ観案の心が離れて行ってしまってやっぱり暗いです。 というかこういう暗い描写が妙にリアルでなんだか気が滅入ってしまいました。 あと暗いアニメはよかったのですが、ナレーションが多すぎたのもちょっと苦手でした。声の出演はと二・コレットにフィリップ・シーモア・ホフマンにエリック・バナと豪華なのに好きじゃないというところが残念。今、個人的に頭の中がノー天気なのでこういうのちょっと苦手になっているんだと思います。 | |
日本人バージョンはこの人で!! (アニメなので今回はなし) |
メイド・イン・マンハッタン MAID IN MANHATTAN (2002) |
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2003年5月 | |
ホテルの客室係として働くシングル・マザーのマリサはある日、スイートルームの客キャロラインにブランドもののドレスを返品するよう頼まれるが、同僚にそそのかされドレスを着てしまう。そこに偶然上議員候補のクリスが現れ、キャロラインになりすましその場をしのぐが・・・ 警官もやったし、ウェディング・プランナーなんておしゃれな職業もやった、つい最近はドメスティック・バイオレンスに怯える主婦もやったわ。今度はどんな役をやろうかしら?ホテルの客室係はどうかしら?そうメイドよっ!!メイドで庶民的な所もアピールよ!!とジェニロペの声が聞こえてきそうな映画だった。 本物と言われても違和感ないメイド達の中にメイクバッチリのジェニロペが一人浮いていてこれはこれで楽しかった。しかもジェニロペが生活に苦しいシングル・マザーという役どころなはずなのに妙にいい服着ていないかい?とかジェニロペに関しては突っ込みどころ満載なのです。(ドレス姿はさすがに決まっていました。) レイフ・ファインズもいままでシリアス系やサイコ系ばかりでロマコメは大丈夫か?と思いましたけど上流階級というぴったりな役でこれが意外と良かった。メイドという正体を隠してキャロラインに成りすましていたジェニロペをあっさり許すシーンは納得いかないが・・・ スタンリー・トゥッチ扮する選挙参謀ジェリーの自己紹介で「半分ハゲのジェーリーです。」とか言うんですけど、この台詞に役者魂を見た。よく言ったと心の中で感心したのでした。 |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
ジェニファー・ロペス (マリサ・ベンチュラ) |
浜崎あゆみが旅館の仲居さんをやるようなそんな映画なんです。 |
レイフ・ファインズ (クリストファー・マーシャル) |
若手の中じゃエリート系の伊藤英明で。 |
女神が家にやってきた BRINGING DOWN THE HOUSE (2003) |
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2003年10月 | |
離婚して一人身の弁護士ピーターは出会い系サイトのチャットに夢中。チャットで美人弁護士のシャーリーンとのデートにこぎつける。しかし家に現れたのは全くの別人で脱獄犯だった。シャーリーンは無実だと言い張りピーターの周りをうろつく彼女にピーターはしかたなく無実を証明しようとするが・・・ 実はスティーヴ・マーティンの映画は初めてだったんですけど(「サボテン・ブラザーズ」は以前から興味あったんですがいまだに観ることができず・・・)、面白かったな。 最後は家庭も元通り、シャーリーンも無実になるってことは始めっから分っているんですけど、笑えるんですよねスティーヴ・マーティンとクイーン・ラティファの掛け合いが。(たとえ食事に下剤を混ぜて腹を下すなんてべたなことですら、楽しいと感じさせてしまうスティーブ・マーティンのすごさ。普通の俳優はこうはいかないと思う。) 最後の方でヒップホップ系の格好をして敵地に乗り込み踊っちゃうシーンは無理があったけど本当にブレイクダンスもどきとかを踊っていて楽しかったなぁ。人種差別発言もバンバン出てくるんですけど主演の二人とユージン・レヴィの軽いのりでさらりと見せるところもよいと思います。 主演の二人も楽しいけど、やっぱり同僚役のユージン・レヴィはおかしな役をやらせたら天下一品。しかも脇役というところがポイント。今回もシャーリーンに一目惚れしてアタックしまくるコメディアン振りを惜しみなく発揮しているのでありました。 |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
スティーヴ・マーティン (ピーター・サンダーソン) |
意外と政治に詳しいんですよね大竹まことって。 |
クイーン・ラティファ (シャーリーン) |
やっぱり森久美子かな? |
ユージン・レヴィ (ハワード) |
高田純次で、普通にしてればナイスミドルなのにバカなことばっかりやっているところがなんとなく・・・ |
めぐりあう時間たち THE HOURS (2002) |
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2003年6月 | |
1920年代「ダロウェイ夫人」を執筆中のヴァージニア・ウルフ、1950年代その「ダロウェイ夫人」を読む主婦ローラ・ブラウン、そして現代ダロウェイ夫人と呼ばれる編集長クラリッサ・ヴォーン。 この3人の物語が同時に進行しつつもちゃんと映画として成り立っているってすごいと思います。しかもちゃんとラストいろんな意味でめぐりあってるってところもすごいなぁ。 3つのエピソードのうち一番面白かったのジュリアン・ムーアの章でした。平凡な主婦の話なんですが、一番謎とスリリングさがあるんですよね。ネタバレ→他のエピソードは現実の中で話が進んで行きますけど、ローラの話は現実なのか空想なのかその辺のが最後になって怪しくなってくる、そして現代のエド・ハリス扮するクラリッサのかつての恋人が眺める写真をみて全ての謎が解かれるところは完全にやられたって感じです。←よく見ていると分かる小さなヒントがそれぞれの時代にいくつもちりばめられていたんだなぁと改めて感心しました。 トニ・コレットがちょこっと出ていたけどがっしりしすぎて50年代はおしゃれだったであろう洋服が全く似合わないのがほほえましかった。 メリル・ストリープのの章でおしくもアカデミー賞を逃したエド・ハリスがエイズ患者役さすがに上手かったな。メリル嫌いでエド好きの中野翠氏にはきっと散々言われるでしょうけど嫌いじゃないなメリル・ストリープ。 そしてこの役でめでたくアカデミー賞を受賞したニコール・キッドマンは声も顔も変えて別人のようだったけどますます好きになったのでありました。でも次回作はぜひその美貌を前面に出した役を希望。 唯一の謎はネタバレ→主人公3人がそれぞれ同性にキスをするんだけどその意味がいまいち解らなかった。← |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
ニコール・キッドマン (ヴァージニア・ウルフ) |
小雪で。そのあっさり顔に付け鼻をつけてヴァージニア・ウルフ役を。 |
ジュリアン・ムーア (ローラ・ブラウン) |
ジュリアン・ムーアって松坂慶子に似てません? |
メリル・ストリープ (クラリッサ・ヴォーン) |
仕事を一人でてきぱきとやってのけそうな、岸本加世子で。 |
メダリオン THE MEDALLION (2003) |
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2005年9月 | |
死者を蘇らせ超人的なパワーをもたらすメダリオンの存在を知った密輸集団のボススネークヘッドはメダルの秘密を握る少年を誘拐する。メダルの事を知らない香港国際警察のエディは少年救出に向かうのだが・・・ 日本公開作品50本目の記念作品って言っていたけどなんかやっちゃったって感じでしたね。特殊なアイテムを身に付ける事によって超人的な力を身につけて最終的に同じパワーを持った悪党と対決するっていう内容は「タキシード」っぽいんですけどあっちの方が全然よかったですよ。なぜってジャッキー映画の魅力ってやつは平凡な男とかどこかさえない男が不思議な力でパワーアップするってところがポイントなのにこの映画じゃ優秀な香港国際警察だし身体能力も最初っから超人的なものだからメダルの力で超人的なパワーを身につけても大して変わりばえがしないのが一番痛いところです。 それにジャッキーに今回恋人いるのですがそれがクレア・フォラーニ。やっぱりジャッキーに恋人がいる設定は何か違和感があったしキスシーンとか観たくなかったなぁ。仲間のリー・エヴァンスも最初邪魔ばっかりするからライバルか何かかと思ったけど途中から親友みたいになって中途半端な感じ。 悪役もジュリアン・サンズ。久しぶりに見ましたけどさすがに老けたというよりジュリアン・サンズと言われなければ気がつかないほどの変わりっぷりに。しっかり悪人顔になっているところはある意味さすがでしたが。 最後もちろんジャッキー作品に欠かせないNG集があるのですがクレア・フォラーニがビンタかますシーンで思わずひっぱたいた後に吹き出しちゃうけどジャッキーは「ワザと笑っただろぅ。」みたいにな軽いノリで明るく許すところを観て(しかも2回)ジャッキーはいい人だってことは改めて分かりました。 |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
ジャッキー・チェン (エディ・ヤン) |
ここは軽く内村光良にやってもらいたい。 |
クレア・フォーラニ (ニコル・ジェームス) |
目つきが米倉涼子っぽい感じがしないでもない。 |
リー・エヴァンス (アーサー・ワトソン) |
マシューじゃない時の藤井隆という感じでした。 |
ジュリアン・サンズ (スネークヘッド) |
顔つきがまさに保阪尚希という雰囲気でした。 |
メラニーは行く! SWEET HOME ALABAMA (2002) |
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2003年6月 | |
売れっ子ファッションデザイナーのメラニーはニューヨーク市長の息子アンドリューとの交際も順調でついにプロポーズされた。しかしメラニーは高校時代に結婚したアンドリューという夫がいて離婚を拒み続けていた。彼女は今度こそ離婚を成立させるべく故郷アラバマに向かうが・・・ リッチでハイソな彼を選ぶか離婚をしたい現在の夫を選ぶかを軸に話が進んで行くんですがメラニーが最後に選んだ相手に納得いかず★-1ってことで。 アンドリューがいい奴なんですよ。っていうかいい奴すぎる。ネタバレ→結婚していた事実に激怒して一度はメラニーをフルけどあっさり許しちゃうのはまぁよしとして、結婚式の土壇場でメラニーにフラれて「これが失恋か。」と言ってあっさりあきらめて去っていくアンドリュー。あぁいい人すぎる。普通アンドリューを選ばないか?(と言ったらみもふたもないけど・・・)← とは言えリース・ウィザースプーンはさすがに上手いなと思います。自己中心的な役なのに嫌味ならない存在がラヴコメの新女王になれた理由だと思います。 リースの相手役二人が誰かに似ているなと思ったら、アンドリュー役のパトリック・デンプシーがプチ・ヒュー・ジャックマン、ジェイク役のジョシュ・ルーカスがプチ・マシュー・マコノヒーという感じでこの二人もなかなかよかったけどこの際本物の二人にリースのお相手をしてほしかった。 ニューヨーク市長でアンドリューの母親役のキャンディス・バーゲンは洗練さていてよかったな。後数年で60才と考えるとゴールディー・ホーンとはまた違った形の若さがすごいなぁと思いました。 やたらと連発される「オー・マイ・ゴッド」はうれしい時にもやばいときにもつかえる便利な言葉なのでした。 |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
リース・ウィザースプーン (メラニー・カーマイケル) |
自己中心的な役をやっても嫌味にならなそうな観月ありさか? |
ジョシュ・ルーカス (ジェイク・ペリー) |
山本太郎で。無骨なところがなんとなく。 |
パトリック・デンプシー (アンドリュー・ヘニングス) |
いい人そうで控えめそうな中村俊介で。 |
キャンディス・バーゲン (ケイト・ヘニングス) |
金持ちの母親役から弁護士までなんでもござれの野際陽子で。 |
メン・イン・ブラック2 MEN IN BLACK II (2002) |
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2002年7月 | |
MIBエージェントとしていまやエリートとして活躍するJのもとに新たな事件が発生した。ランジェリーモデルに姿を変えたエイリアン、サーリーナが「ザルタの光」を狙って地球にやってきた。しかし「ザルタの光」のありかを知るのは、引退したJの相棒Kのみ。しかし記憶をなくしたKを元に戻すまさにその時、サーリーナがMIB本部に進入。運良く脱出できたKとJ、は記憶を取り戻しJと再び地球を救うことが出来るのか? というわけで、前作より映像的にはスケールアップしたが、ストーリーは前作よりスケールダウンした感じ。マイケル・ジャクソンのカメオ出演もやや寒いって感じ。っていうかマイケル怖いよ。 Zが実は戦えるって事もわかったし、トニー・シャローブも前作同様エイリアン役で出ていたりといい所はあるんだけど、やっぱり上映時間88分は短すぎるよな。それといまいちだった最大の原因はサーリーナのやられかたかな?あれには納得いかなかった。 主役のウィル・スミスは貫禄が出てきてなかなか良かったのですが、トミー・リージョーンズはさすがに年をとりましたね。と思ったらまだ56才。ハリソン・フォードが今年60才だからトミー・リージョーンズは老け顔ですね。 この映画のシリーズは女優が地味ですが、今回は前作のリンダ・フィオレンティーと同じ位地味なララ・フリン・ボイルでした。彼女32才らしいですけど、絶対ごまかしてるね。 とはいっても、ララ・フリン・ボイルの怪演は楽しめました。LUXのCMで「Perfect!」なんて言っていた頃と比べるとずいぶん変わったなぁ。なんて言っていますが実は彼女の映画を観るのは始めてだって気が付いた。 |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
トミー・リー・ジョーン (エージェント K) |
宇宙人からだけじゃなく自縛霊なんかからも人類を守ってくれそうな、丹波哲郎で。 |
ウィル・スミス (エージェント J) |
妙に体育会系な所で、山本太郎あたりがしっくりくるでしょう |
ララ・フリン・ボイル (サーリーナ) |
深津絵里を強く推薦します。 ララ・フリン・ボイルにかなり似ていると思います。(個人的に・・・) |