ルイーズに訪れた恋は… P.S. (2004) | |
2007年12月 | |
コロンビア大学芸術学部の入学選考部で部長を務める独身のルイーズは高校時代の事故で亡くした恋人と同じ名前の願書を見て個人面談をセットしてしまうがそこに現れたスコットは20年前の恋人とそっくりで・・・ ローラ・リニーが年下の学生と恋に落ちるラブストーリー。 ローラ・リニーは日本じゃまだまだ知名度が低いかなと思っていたらこれも知らない間に劇場公開されていたんですね。知りませんでした。 相手役は「スパイダーマン3」に出る前の頃のトファー・グレイス。年増の教師とあっさり恋に落ちるものだからてっきりトファー・グレイスが悪巧みしているか受験生と寝ていることがばれて一騒動起こるものかと思ったら何も起きずに話が進んでいくので感想に困ります。あえて言うなら地味なのが特徴なのでしょうか? 映画の中で起こるちょっとした事件は元旦那のガブリエル・バーンがセックス中毒でたまに男子学生とも関係していたといわなくていいのに告白してローラ・リニーに激怒されるところや親友のマーシャ・ゲイ・ハーデンは親友の彼氏が欲しくてたまらないタイプの有閑マダムなのでさっそくトファー・グレイスと関係をもってローラ・リニーがキーッ!となるくらいで退屈じゃないけど面白みもつまんなさもないという変な映画なのでした。 | |
日本人バージョンはこの人で!! | |
ローラ・リニー (ルイーズ・ハリントン) | 年増の美人教師という感じのする鈴木京香で。 |
トファー・グレイス (スコット・ファインスタウト) | 芸術つながりで森山直太朗あたりにお願いしたい。 |
ルールズ・オブ・アトラクション THE RULES OF ATTRACTION (2002) |
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2003年11月 | |
ストーリーを説明しづらいんですけど、一言で表すなら、主な登場人物三人のとあるパーティーでの出来事に至るまでになぜそうなったかを振り返る過激な青春逆回転映画とでも言うんでしょうか? こういう映画をみるとアメリカの青春ってやつにやっぱり憧れるなぁ。別に特別なこともあるわけでもないのに誰かの家でパーティーをして酒や麻薬、男と女が混ざってドンチャン騒ぎ。麻薬を特別に試してみたいとは思わないけど、アメリカ人ってほとんどが麻薬の経験ってあるんじゃないのかって感じさせますね。まぁこういうのって経験しておいて損はないなよなぁっていつも思いますけど。 ゲイのポールはショーンに一目ぼれ、ローレンもちょっぴりショーンが気になる様子。ショーンはローレンに一目ぼれするもローレンのルームメイトと寝て嫌われる始末。青春なんて甘くないぜという展開ですが、主演のショーンを演じたジェームズ・ヴァン・ダー・ビークがどう見ても大学一年生に見えないというか大学生自体に見えないのと、密かにいろんな女の子に気に入られているという設定が納得いかなかったのと、後半突然ヨーロッパ旅行から帰ってきて強引にストーリーに絡んでくるキップ・パルデュー以外は結構よかったです。 ローレン役のシャニン・ソサモンも写真で見ると普通なんですけど、角度によっては綺麗に見えるから不思議な女優だ。 笑っちゃうのがゲイのポール役のイアン・サマーハルダー。見た目からかもし出すオーラがすでにゲイですと言わんばかりで、こんなにゲイが役がはまる俳優も珍しい。冒頭でゲイっぽい学生を誘いキスをするものの俺はゲイじゃないと殴られる始末。そこの学生さん見た目で分るじゃんと思わず突っ込みたくなるのでありました。 劇中、大学の先生役でエリック・ストルツが出てきましたけど、ここでもジャンキー風の役。いつから彼はこんな役がはまるようになってしまったんだろうかと思うのでした。 |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク (ショーン・ベイトマン) |
悪いことをしてそうな役もいけそうな池内博之で。 |
シャニン・ソサモン (ローレン・ヒンデ) |
普通っぽい岩崎ひろみあたりで。 |
イアン・サマーハルダー (ポール・デントン) |
そのまんまKABA.ちゃんで。 |
ル・ディヴォース パリに恋して LE DIVORCE (2003) |
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2004年6月 | |
フランス人と結婚して妊娠中の姉ロクサーヌのもとにやってきたイザベル。しかしロクサーヌの夫が突然愛人を作って家を出てしまう。姉のことが心配になったイザベルはしばらくフランスに残ることにするのだが・・・ 「ロスト・イン・トランスレーション」に続きこちらは離婚を通じてのカルチャーギャップ・コメディってことになっているんですけどイマイチ笑えないし後半はストーカーまがいのサスペンス調の展開になってしまって、はっきり言って中途半端。我らがナオミ・ワッツとケイト・ハドソンのダブル主演でなんとかもっていたようなもの。いや女優陣はよかった。レスリー・キャロンも上流階級の姑が見せる嫌味なところやグレン・クローズの主人公二人に対する理解ある小説家やどこかとぼけた感じの母親のストッカード・チャニングとなんて豪華なキャスティング。それに比べて男優陣のしょぼいこと。ナオミの旦那はぎりぎり及第点としてもその後、恋に落ちる相手がスキンヘッドの離婚弁護士かぁ。ナオミの相手なんだからもうちょいビジュアルに気を使ってほしかった。ケイト・ハドソンの相手役もロマン・デュリスかぁー嫌いじゃないけどケイト・ハドソンの相手向きじゃないんですよねぇ。極めつけはマシュー・モディン。ナオミの旦那の愛人の旦那って設定だけどいきなりサイコ野郎でおフランスの雰囲気ぶち壊し。ナオミに付きまとって「付き合って二人に仕返ししよう。」だって。(当然ナオミに殴られてました。)しかもネタバレ→最後なんて旦那と自分の奥さん殺しちゃうんだから←驚き。一気に後味悪くなったなーと思ったらネタバレ→ナオミと離婚弁護士がくっついて←めでたし、めでたしでなんかよく分からん映画だったけどナオミ・ワッツに免じて★3つ。 |
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日本人バージョンはこの人で!! | |
ケイト・ハドソン (イザベル) |
割とお気楽な雰囲気な感じのする観月ありさで。 |
ナオミ・ワッツ (ロクサーヌ) |
30代のきれいどころ松嶋菜々子で。 |
ルネッサンス RENAISSANCE (2006) | |
2007年7月 | |
2054年医療企業アヴァロン社の女性研究員イローナが誘拐される事件が起きた。確かな捜査能力のあるカラス警部が指名されカラスはイローナの捜査を始めるのだが・・・ フランス発のスタイリッシュなアニメーション作品。 モノクロでスタイリッシュさが売りの斬新なアニメ作品かと思いきや陰謀めいたな内容でオーソドックスなのですが骨太な内容でした。映像的には「スキャナー・ダークリー」なみの新しさを感じましたが内容はこっちの方が分かりやすくて好きかな。 内容はノワール物なのであまり立ち入ったことは書けないのですが誘拐されたイローナとその姉ビスレーンの最初の印象が最終的には全く違う印象になったところが印象的でした。 主人公も強引で一匹狼的なところがハードボイルドタッチでどことなくハンフリー・ボガードちっくでほろ苦い雰囲気漂う大人が観るノワールものといった感じカッコよかったです。 日本で公開されているのは英語吹き替えバージョンなのですがこれがダニエル・クレイグ、キャサリン・マコーマックやらイアン・ホルムにジョナサン・プライスとやたら豪華で声優陣の顔ぶれだけでも得した感じです。 でもやっぱりフランス映画でノワールものなので英語版もいいのですが個人的にはオリジナルのフランス語で観たかったです。 | |
日本人バージョンはこの人で!! (今回はアニメなのでなし) |