山荘日記 (2011年1月15日〜1月17日)

単独 DVDプレーヤ設置 杉の木伐採 チェーンソー目立て 真冬日

山荘日記に掲載しなかった写真や拡大はWebアルバム御覧下さい。
今回の写真は 真冬日 です。

1日目:1月15日(土) 雲り


寒々しい景色 背景の山は鳳凰山方面
(白州町横手の田圃にて)


農業用水沿いの道には若干の残雪
  • 山荘自宅(9:05)→八王子IC(9:23)→須玉IC(10:29)→着荘(10:50) \1000
    前回離荘時からの最高気温9℃、最低気温-9℃。着荘時の外気温-1℃、室温-2℃。
  • 不運なことに長い間続いていた晴天が本日は曇天になってしまった。
    ドライブ中の景色も雲に隠され冴えない。
  • 着荘後は暖房を優先し荷揚げは後回しにした。室温が何と−2度だったのだ。
    風呂のシャワーやトイレの水が凍っていて出ない。(なお、午後には溶けてくれた)
    庭の日陰には雪が残っているので真冬日が続いているのだろう。(右の写真)
  • 山荘には以前からDVDプレーヤを設置してあるが、古いのでCPRM対応ではない。
    従って、自宅で録画し DVD-Rにダビングしたハイビジョン放送を再生できないのだ。
    そこで、新しいDVDプレーヤを買って持参した。最近は ブルーレイが中心なので DVDプレーヤーは安い。
    別売のHDMIケーブルを付けても6000円弱の値段で買えたのだった。(amazon)
    テレビへの接続もHDMIなので簡単だった。試しに持参したCPRMのDVDを観たが問題なく映った。
    但し、RAMが対応していないので 従来のプレーヤも捨てられない。(右下の写真)
  • 昼食後に買物へ出掛ける。「はくしゅう道の駅」と「スーパーエブリ」で大量の野菜などを買い漁る。
    なお、土曜日だがこの時期は観光客は少ない。
  • DVDプレーヤ帰荘後は庭にて過ごす。前回植菌した椎茸のホダ木に水を掛ける。
    しかし、この場所は冬の日差しが当たり過ぎるので環境は良くない。
    そこで、常緑樹の枝を剪定し被せることにした。そこで、南の雑木林に聳えている杉を伐採することにした。
    この木は冬の貴重な日差しを遮るし、花粉を撒き散らすので以前から伐採する予定だった。
  • 杉の根元までは藪を刈払いながら進むが、チェーンソーワークの邪魔になる潅木や笹を刈り払うのに時間が掛かった。
    さらに 倒したい方向の反対側に重心が傾いているため、ロープで引っ張った。(下の写真)
    途中でチェーンソの燃料が切れたり、チェーンの張り調整が必要になったりで手間取る。
  • ようやく倒れたのだが、ロープの効き目が無く、予定していた方向と真反対の農業用水側に倒れてしまったのだ。
    チェーンソ技術に問題があったと反省する。(追い口を広く切り過ぎたのだと思う)
  • 倒木が農業用水の堤防を塞いでしまったので、その後の整理に手間取ったが、ホダ木の日除け用には充分な量が確保出来た。
    明日は幹を裁断し庭に運び入れるつもりだ。
  • 既に午後4時半。薄暗くなってしまった。天気予報では明日は雪になるらしい。

2日目:16日(日) 曇り


右奥の杉の木を伐採(15日に撮影)

直径37cm

胴回り114cm
  • 伐採した杉 7時に起床し天窓から外を眺めると意外にも薄日が指していて明るい。最低気温も-4℃なので特に寒い訳ではない。
    但し、テレビでニュースを見ると日本海側と西日本では大雪になっており、センター試験に影響が出ていたし、各地で今冬最低気温を記録したそうだ。
  • 朝食後は室内でチェーンソの刃の目立てを行った。先日買った目立器を試してみたかったのだ。
    「取り説」を熟読したら電動ドリルと丸棒ヤスリでの2通りがある。今回は丸棒で試してみた。
    今までは丸棒を使っての目見当だったが、道具を使うと角度が一定なので正確に砥げる。
    次回は電動ドリルも試してみる。
  • 正月に撮り貯めたテレビのドキュメンタリ番組をDVDにコピーして来たので鑑賞するが、室内で過ごすのはモッタイナイと感じてしまう。貧乏性なのだ。
  • 防寒着に身を包み、庭に出て昨日伐採した杉の枝を切り離す。
    伐採した面を測ると直径37cm、円周114p、高さは11mだった。(上の写真)
    庭に運び入れる予定だったが重くて1人では無理だった。
    なお、杉は薪材には適さないので春になったら製材し材木として利用する予定。(右の写真)
  • 午後も寒くて庭仕事をする気になれなかったが、時々庭に出て体を動かす。
    ロータリーに積み上げた落葉を腐葉土にするため、床下の土を掘り起こし、一輪車で運び、落葉の山に撒く。
    この作業を一時間ほど行ったら腰が痛くなり中断。
  • 凍結した外水栓昨日、外水栓の水抜きを し忘れたことに気付く。案の定、蛇口が凍っていて動かない。
    放置出来ないので、思案し、外水栓の周りをブルーシートで覆い、石油ファンヒーターで温めることにした。(右の写真)
    さらに、温水を掛けたら  しばらくして蛇口から水が流れ出てくれた。ホッと一安心。今回は忘れずに水抜きをした。
  • 午後4時頃に山荘周囲を約30分ほど散歩した。木枯らしが吹き荒れ 非常に寒いが、重装備なので坂道を登ると体は温まる。
    但し、顔が痛いほど冷たい。沢上沢は完全に凍っている。未舗装の道路も凍土だ。
    雑木林には倒木が目立つのでモッタイナイと思うのだが、現在、私の薪棚は満杯なので放置することにした。
  • 本日は最高気温が0度に達しない「真冬日」となった。昼間は-2℃から上がりもせず、それ以上下がることも無かった。
    一時は雪も舞った。
  • 寒いので 夕飯は「一人鍋」。私は料理が苦手だが、湯豆腐に若干の肉と野菜を加えるぐらいは出来る。
    アルコールは今夜も多種混合だ。ビール、清酒の熱燗、焼酎のお湯割り。
    風呂上りにウイスキーとバーボン。なお、各少量づつだ。
  • 夜半も突風で驚かされる。明朝は冷え込みそうだ。

3日目:17日(月) 晴れ


日の出 (7時5分)

氷瀑
裏庭の沢上沢に用水が流れ落ちる場所

氷の芸術
(左の写真のズームイン)

猿が齧ったネムノキの皮

護岸が崩れ根が露出

猿に破られた寒冷紗
  • 快晴なので散歩に出掛けたかったが、甲斐駒は雲に隠れているし、外気温がマイナス7度と極寒状態なので止めた。(^^;
  • 朝食後も室内から外の景色を眺めながらノンビリと過ごす。カケスがギャアギャアと騒がしいが、餌台に野鳥の姿が見えない。
  • 退屈なので 庭に出て焚火を始めた。私道に散乱している枝を拾ったり、周辺の雑木林から倒木を拾って来て燃やす。
    時折 突風が吹くので焚火場の周囲に燃える物を置かないように注意し、火力も弱めに調整した。
    昨日と比較すると暖かく感じる。気温は3度に上がっていた。
  • 先月に伐採したコナラの小枝を放置していたので、焚き付けの薪に使える枝を整理した。意外に時間が掛って、アッと言う間に正午になってしまった。
  • 午後も小枝の整理をして野良仕事は終了。早めに後片付けを行う。久しぶりに掃除機を掛けたり 台所と薪ストーブ周囲の床を拭き掃除。
    最後は入念に水抜きを行い 予定より早めの15時15分に離荘。
  • 帰路は 所々で車を停め 山の写真を撮る。特に瑞牆山に西日が当たり 浮き上がって見える景色が綺麗だった。(下の写真)
    韮崎から中央道を東進するが 富士山が綺麗に見えるので 双葉SAに立ち寄り 下り車線のSAまで足を伸ばし 展望塔に登る。
  • 離荘(15:15)→韮崎IC(15:51)→双葉SA(16:10)→八王子IC(17:03)→帰宅(17:20) \1350
帰宅途中に撮った山の景色

八ヶ岳(三ツ頭&権現岳)
白州町横手の「みよし屋」付近にて

黒戸山(黒戸尾根)
甲斐駒は雪雲の中

金ヶ岳&茅ヶ岳(右奥)
左奥の白い山は金峰山

夕陽に浮き上がる瑞牆山

双葉SA 下り車線の展望塔にて撮影

富士山

御坂の山(1) 釈迦ヶ岳

御坂の山(2) 節刀ヶ岳
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