山荘日記 (2012年8月22日〜8月24日) 今年13回目、累計261回目

牛舎跡再建計画勃発、簾更新、三ツ頭登山、尾白の湯、伐採地散歩、イタチ

山荘日記に掲載しなかった写真や拡大はWebアルバム御覧下さい。
今回の写真集タイトルは 八ヶ岳(三ツ頭) と 三ツ頭(花編) です 

1日目:8月22日(水) 

  • 自宅(8:17)→GS(@142)→八王子IC(8:44)→韮崎IC(9:47 \1350)→(10:10)T.Tokuさん山荘(10:30)→着荘(10:35)  走行時間(1:55) 距離(127.1km)
    前回離荘時からの最高気温27℃ 最低気温18℃、着荘時の外気温24℃ 室温25℃
  • 夏休み期間中なので平日でも中央道の走行量は多い。小仏トンネルと相模湖付近では速度が60キロに落ちた。
    気温が高く、空には雲が多い。なお、出発時の自宅の温度計は30℃を指していた。
  • T.Tokuさんが先週から来荘していたが本日帰ると聞いていたので着荘前に表敬訪問した。
    クロシバの玄太郎君が歓迎?の挨拶をしてくれた。 ベランダでしばしの情報交換。コーヒーを御馳走になりました。m(_ _)m
  • 着荘時にポストを見ると手紙が入っていた。差出人は山荘近くに住むNさんだった。
    荷揚げを済ませ、落ち着いてから手紙を読むと、某社が、私の山荘近くにある“廃屋牛舎”を利用して牛の育成事業を始めるらしい。
    私は12年前に、この土地を買う際、すぐ近くに“白州和牛の里”という牛舎があったので気になったが、地主さんから『例の悪徳商法の会社がダミーで建てた牛舎だし既に廃業しているので問題ない。』と言われたのだ。
  • そこで、詳しい事情を聞きにNさんの山荘へ行った。なお、Nさんは10年前、牛舎跡の隣に東京から移り住み、水は地下水を利用しているそうだが、私と同じように牛舎は廃屋なので問題ないと判断したらしい。 
    牛の育成事業が始まれば、ハエやアブ等の害虫、糞尿の悪臭、地下水汚染、鳴き声の騒音などが心配される。 
    この周辺は以前は数軒の家しか建っていなかったが、現在は永住者や別荘も増え、住宅地と化しているので大反対だ。 
    近隣の方々と相談し「横手牛舎建設に反対する会(仮称)」を立ち上げ反対運動を開始することになった。 
    帰宅後にネットで某社について調べたら、有名で、まともな会社だったので安心したが、牛の育成事業を始めるならば、環境を充分に配慮し、別の場所で行って欲しい。
  • 午後はDVDを観ていたら寝てしまった。日が陰った4時半頃から庭仕事を開始。
    西日が当たる窓に簾を設置。昨年まで使っていた簾は古くなり汚れてしまったので焼却してしまったのだ。
  • 裏庭に蟻の大群が行列を作っていた。出口を探したら芝生だった。アリ塚が出来ていたのだ。残酷と言われそうだがアリ用の殺虫剤で皆殺しにした。(合掌)
  • 夕暮れ後、今回も庭で焚火をしながら冷たいビールを飲む。つまみは枝豆とトウモロコシ。
    トウモロコシは「道の駅」で買って来たのだが、電子レンジを使うと簡単に茹で上がるし、甘味が増すような気がする。 

2日目:23日(木)  晴

八ヶ岳の三ツ頭に登山


天の河原 (1620m)

平坦な登山道

1800m地点

ガレ場

前三ツ頭 (2364.4m)

三ツ頭は晴れて来た

三ツ頭山頂 (2580m) 入道雲が湧いて来た

左から 権現岳、阿弥陀岳、赤岳

下山時は釜無川流域の町が見えた

立ち枯れ

前三ツ頭手前の尾根

振り返ると赤岳の上空に入道雲が湧いていた
  • 本日は山登りに行く決心をして5時過ぎに起きる。高い山には雲が掛かっていたが予報では晴れると言うので八ヶ岳の三ツ頭に決めた。
  • 天女山の駐車場(1530m)には7時過ぎに到着。寒いほど涼しかった(18℃)ので長袖のシャツを着る。(山荘からの距離は26km、走行時間は42分)
  • トイレ&準備体操後の7時半に出発。天の河原(1620m)に着くと4名がベンチで寛いでいた。
  • 長袖のシャツを脱いで半袖Tシャツ1枚になる。周囲にはマツムシソウやイブキジャコウソウ、タカネビランジも咲いていた。但し、南アルプスは雲の中。
    天の河原からの南アルプス大展望は素晴らしいのだが夏は滅多に見ることが出来ない。
  • 晴れるのを待ってノンビリしていたが諦めて8時前に出発。しばらくは、なだらかな斜面が続く。コウリンカの派手な色が目立つ。
    次の休憩ポイントはガレ場に決めていたが、久しぶりの山歩きと花の写真を撮り過ぎて歩みが遅く、標高2000m付近で休憩にした。(9:20)
  • この先の急坂で2人の男性、次に3名の男性パーティーに追い抜かれるが、この人達とは山頂まで抜きつ抜かれつとなる。
  • 展望の良いガレ場に到着。(10:00、標高約2200m) ここの岩場にはタカネビランジが綺麗に咲いている。(8年前にも咲いていた
  • 休止後10:25に出発。ここから前三ツ頭までが苦しい。携帯ラジオで甲子園での高校野球決勝戦を聞きながら樹林帯の急登を頑張って登る。
    なお、結果は、大阪桐蔭(大阪)が光星学院(青森)を3対0で破り優勝した。
  • ようやく前三ツ頭に到着。(10:50) 2年前にも来たが、その時は強風のため、ここで引き返した。
    標高は2364.4mと高い。森林限界が近いので見晴らしは良い。
    ここまでは雲(ガス)の中だったので涼しかったが、ついに晴れて来た。日蔭の無い場所だったので強い直射日光を浴びるが風は涼しい。
  • 11:10に出発。しばらく暑いガレ場(砂地)を歩くが、樹林帯に入るとホッとする。しかし、蒸し暑く、息も切れて苦しくなる。
    高山特有の野鳥であるメボソムシクの囀りを久しぶりに聞いた。ハイマツの匂いが懐かしい。
  • 観音平からの道を合わせると眼前に編笠山が現れた。青年小屋も見える。そして、丁度正午に三ツ頭の山頂へ到着。\(^o^)/
    標高は2580m。登山口から標高差1000mを4時間半も掛けて登って来たのだ。体力が落ちたものだ。
  • 眼前には権現岳が屹立。しかし、赤岳と阿弥陀岳は山頂に雲が掛かっていた。山頂周辺にはトウヤクリンドウが咲いている。
    山頂の西側に下りて 権現岳 ギボシ ノロシバ 西岳 編笠山を眺めながら昼食。
    登山者が権現岳方面から続々と登ってくる。なお、殆どの人は観音平方面へ下山するようだ。
  • 誰も居なくなった山頂で寛いでいると八ヶ岳主脈の雲が取れ、男性的な岩山の赤岳の全貌が姿を現した。
  • 奥秩父の金峰山や瑞牆山方面の入道雲が大きくなり、雷鳴が聞こえて来たので13:15に下山開始。
  • 下山は楽だが頭上から真夏の太陽が照りつけるので暑い。登山時にガスっていた北杜市の景色は鮮明に見えているが南アルプスの雲は取れない。
    振り返ると赤岳には巨大な入道雲が湧いている。
  • 天の河原まで順調に下山したが日差しが強いので樹林帯の自称“岩テラス”で休憩。(15:30-15:50)
  • 帰りは“まきば公園”でソフトクリームを食べようと思ったが混んでいそうだったので、大泉のセブンイレブンで冷たい飲み物を買って済ませた。
    長坂のホームセンター「Jマート」で混合ガソリン用エンジンオイルを買う。白州へ戻り「尾白の湯」で汗を流す。
  • 日も暮れて暗くなった頃に帰荘。ポストに浄化槽点検の伝票が入っていた。浄化槽は設置して9年になるが、年に3回の点検整備で問題なさそうだ。

コウリンカ

タカネビランジ

マツムシソウ

コバノコゴメグサ

トウヤクリンドウ

不明

3日目:24日(金) 晴

山荘の花など


シュロソウとトンボ

ゲンノショウコ

ギボウシ

ツユクサ

伐採地

貫禄のあるログハウス

再建計画の牛舎跡

マイカーの屋根に よじ登ろうと頑張るカエル

韮崎の田園地帯に浮き上がる富士山
  • 午前中の涼しい時間に山荘周辺を散歩。赤松林の伐採地を眺め、日陰になっているヒノキ林を潜り抜けると見知らぬ場所に出た。留守だから良かったが別荘の庭だった。(^_^; 私道に出ると以前に歩いたことのある集落だったので一安心。この集落の南側が大規模に伐採されたので見晴らしが良くなり雰囲気が変わっていたのだ。
  • 横手駒ヶ岳神社への道に戻り、問題の牛舎を視察。既に整理されていて今にも再開されそうな雰囲気だった。ショック!
  • 刈払機に燃料が残っていたので雑草が伸びている裏庭の通路や私道を刈払機で草刈り。燃料が無くなった時点で止めた。
  • デッキで寛いでいると私道を歩いてくる小さな動物が見えた。私の存在に気付かず庭に入って来た。イタチだ! ここでは初めて見た動物だ。カメラを取りに行ったら逃げられてしまった。残念!
  • 雨が全く降らないので農業用水から汲み上げた水を畑へ大量に撒いた。東京も18日の午前中に降って以来、この日記を書いている30日まで全く降っていない。
  • 離荘(15:27)→韮崎IC(15:55)→八王子IC(17:09 \1350)→帰宅(17:30) 走行時間 2:03 走行距離 125.4km

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