- 前回の八ヶ岳(三ツ頭)登山に引き続き、今回も、2日目に登山と決めた。目的地は蓼科山。
1995/5/20に、御泉水登山口(七合目)からピストンしたことがあるので、17年ぶりとなる。
- 6:20に山荘を出発した時は晴れていて、八ヶ岳や南アルプスが良く見えていたのだが、八ヶ岳山麓の西側(原村のエコーライン)を走っていると、濃い霧が湧き、折角の展望を消してしまった。(下記*容疑者が同じ時間、同じ場所を走っていた可能性がある。茅野市の山中とは唐沢鉱泉らしい。)
- エコーライン終点からはビーナスラインを走る。7月5日に車山へ登った際に間違って走った道路だ。竜源橋付近からは蓼科山が良く見えた。
- 山荘を出発してから1時間の7:20に登山口(すずらん峠園地)の駐車場へ到着。山荘からの距離は50kmだった。車から降りると寒いので長袖のシャツを着る。
- 7:35に出発。この時点では快晴だった。
女神茶屋登山口からは朝露に濡れた笹が覆い被さる登山道を歩くが、ズボンがびっしょり濡れてしまった。(^_^;
- 足元が見えない程の笹薮で動く動物がいる。身構えたが小鳥だった。
その小鳥が私の足元から数メートル先の登山道に飛び移ったが、その後は、付かず離れずで先導してくれる。
カメラを構えても動じなかった。尾が青く、顔の可愛い小鳥だが種類は不明。
しばらく先導していたが、前から登山者が降りて来たので、その小鳥は笹薮に逃げたようだ。
その登山者と登山道の様子などを話してから歩き始めると、どこからか、小鳥が再び登山道に現れ、私の顔を見ながら先導を再開してくれた。
不思議な気持ちだったが嬉しくなった。(^_^) しかし、その小鳥は登山道が広くなった地点で笹藪に消えてしまった。
- その後は大きな石がゴロゴロしている急坂を頑張って登るが背後に展望が開けて来た。八子ケ峰ヒュッテの赤い屋根がアクセントになっている。
- バテないように超スローペースで登ったら、計6名の登山者に追い越された。なお、追い抜いた人は居ない。(^_^;
結局、コースタイム2時間半を3時間半も掛かってしまったが、時間に余裕があるし、登山そのものを楽しむために登って来たので全く問題ない。
- しかし、山頂付近は濃いガスが湧き、楽しみにしていた北アルプスの展望は得られなかった。残念! (11:05到着)
晴れるのを待って山頂の広い窪地で長い時間を過ごした。一瞬、雲の隙間から青空が覗くのだが、次々と濃いガスが流れてきて展望を隠してしまうのだ。
気温も20℃以下だ。寒いので長袖シャツを着る。防寒に雨具を来ている人もいるほどだ。
- 後ろ髪を引かれる思いで登って来た道を引き返す。(12:25出発)
このコースは下山の方が精神的に疲れる。大きな石がゴロゴロしている段差の大きい登山道なので、殆ど景色を見ながら下ることが出来ないのだ。
15:05に無事下山。結局、コースタイム1時間40分のところを2時間40分も掛かってしまった。
なお、このコースの良いところは人工の階段が全く無いことだ。
- 下山後のビーナスライン(女の神展望台)からは南八ヶ岳の西岳,編笠山,権現岳が見えたし、蓼科山の山頂も晴れていた。悔しい!
- 帰路の甲州街道(R20)はパトカーや白バイが多かったが、容疑者を探していたのだった。
- 白州へ戻り、塩沢温泉で汗を流す。(16:10〜17:00)
* 渋谷区神宮前のマンションで女性と男児が殺害された事件で、警視庁は13日、同居していた会社社長の男が、2人を殺害後に車で逃走した疑いがあるとみて行方を追っている。男の車は練馬ナンバーのベンツ社製の白いジープ型。車は八王子ICを通過し、午前6時半ごろ、小淵沢ICで中央道を降りていた。長野県原村に男の別荘があるが、立ち寄った形跡はないという。(9/13のニュースから転載)
逮捕状が出ていた同居の男の行方を追っていた警視庁の捜査員が茅野市の山中で男性の遺体を発見した。(9/17のニュースから転載)
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