山荘日記 (2015年2月20日~2月22日) 今年4回目、累計315回目  

山岳展望 八ヶ岳登山断念し清里観光に カラマツ薪割り 山藤伐採 最低気温が+に

山荘日記に掲載しなかった写真や、写真の拡大は 山岳展望 清里にて を御覧下さい。

1日目:2月20日(金) 晴れ


富士山(初狩PA)

南アルプス 赤石岳・悪沢岳 (釈迦堂PA)

南アルプス 白根三山 (釈迦堂PA)

茅ヶ岳 曲岳 黒富士
(中央道 甲府昭和IC)

金ヶ岳・茅ヶ岳 平和観音 (韮崎市武田橋)

甲斐駒ヶ岳 (北杜市武川町)

着荘時の残雪状態

お客の居ない「道の駅はくしゅう」
こんなことは初めてだった

  • 自宅(8:23)→八王子IC(8:46)→初狩PA→釈迦堂PA→甲府昭和IC(10:07 \2480)→着荘(10:50) 所要時間(2:27) 走行時間(2:04) 走行距離(124.8km)
    前回離荘時からの最高気温(9℃) 最低気温(-7℃)、着荘時の外気温(5℃) 室温(1℃)
  • 本日から3日間は天気が良さそうなので前日の夜になって急遽 訪荘を決めた。妻は所用のため辞退。
  • 大月で富士山が綺麗に見えたので初狩PAに寄って写真を撮る。笹子トンネルを抜けると南アルプスが見えたので釈迦堂PAにも寄って縄文遺跡博物館まで登って写真を撮る。
    中央道はカーブが多いのだが、唯一、甲府盆地は直線が続くのでホッとする。運転をしながらでも南アや八ヶ岳、茅ヶ岳などの展望が楽しめる。
  • 甲府昭和ICからR20を走るが韮崎の船山橋北詰を左折。釜無川を渡り右折。老人福祉センターを右折。途中で車を停め、茅ヶ岳と平和観音を撮る。
  • 武田橋西詰から甲斐駒広域農道に入る。武川町山高(真原桜並木入口付近)で猿の群れが寛いでいた。この付近は本当に猿が多いと感じる。
  • 山荘に着くと残雪は意外と少ないのでホッとした。この状態なら庭仕事が出来ると思った。
  • 午後は道の駅へ買い物に行ったが、何と、全くお客が居ないのだ。2001年にオープンして以来、300回以上寄っているが、こんなことは初めてだったので記念に店内の写真を撮った。

  • 帰荘後、先月の24日に東側の雑木林で立ち枯れていたカラマツを伐採し玉切りしたまま私道に積み上げておいた薪を一輪車で中庭に運び、薪割りをしてデッキの下に積み上げた。
  • 久しぶりに裏庭の沢へ下りて、流れを堰き止めている枯枝や落葉、大きな石を整理した。雪解け水が冷たかったが、力仕事なので体は暖まった。
    しかし、上流での砂防ダム工事で魚が全く姿を見せなくなったのは寂しい。
  • 周辺の雑木林から枯枝を集め、焚火を始めた。焚火場の周囲は雪が残っているため寒いのだが、焚火を始めると止まらなくなる。日が暮れるまで庭で過ごした。

2日目:2月21日(土) 快晴


これから向かう八ヶ岳を眺める(白州町横手)

甲斐駒とアサヨ峰(長坂の清春にて)

鳳凰三山(同左)

まきば公園(遠景に富士山)

まきば公園(遠景は断念した三ツ頭)

赤岳

甲斐駒とアサヨ峰(八ヶ岳大橋)

北岳(同左)

富士山と金ヶ岳
(同左)

吐龍の滝への入口

吐龍の滝

小海線(吐龍の滝にて)

  • 今朝の最低気温は-5℃。特に寒いとは感じなかった。天気が良かったので山登りに行く決心をした。
    入笠山が候補だったが土曜日なのでスキー場のゴンドラが混むことを懸念して八ヶ岳(三ツ頭)に決めた。
  • 8:20に出発。清春芸術村の手前の広場で甲斐駒の展望を楽しむ。私は ここから見える甲斐駒が気に入っているのだ。
  • 長坂ICの先(長坂IC東)を左折。大泉町西井出の路肩に車を停め、八ヶ岳や甲斐駒を眺める。私は山岳展望が趣味と言っても良いと思う。
  • 小海線(八ヶ岳高原線)の甲斐大泉駅を越え、八ヶ岳高原ラインへ向けて北上すると歩道や道路脇に除雪した雪が積み上がっている。
  • 登山口の「天女山入口交差点」へ到着すると愕然! 駐車場が満車だったのだ。
    積雪のため駐車場が狭く、数台しか停められないことは解っていたが、厳冬期なので土曜日でも登る人は少ないと楽観視していた。
    小淵沢方面へ走ってみたが路肩は雪の山で どこにも停められない。引き返し、「八ヶ岳牧場まきば公園」へ向かった。
    ここは広いので何処にでも停められたので、ここから登山口へ向けて歩こうかとも思った。(距離は約1200m)
    しかし、歩道には雪が積み上がっているし、車道を歩くのは危険だったので止めた。(^^;
    誰も居ない「まきば公園」で、アルペン的な赤岳の雄姿や、富士山の遠景を眺めながら過ごすが、観光バスが入って来たので登山口まで引き返す。
  • 登山口付近の路肩に何とか停められないか思案したが、駐車禁止の罰金を払うことになったら馬鹿らしいので諦めた。
    しかし、「八ヶ岳倶楽部」の駐車場に停めさせてもらおうとしたら、店内から駐車場を監視している人が居たので、結局、登山は諦めた。
  • このまま引き返すのはモッタイナイので、凍結の「吐龍の滝」を見に行くことにした。
    その前に、八ヶ岳大橋を渡った左側にある駐車場に車を停め、八ヶ岳と南アルプスの展望を楽しむ。
    橋を前景にした甲斐駒が素晴らしい。鳳凰三山や北岳も綺麗だ。
  • 「吐龍の滝」駐車場からはスノーハイキングとなる。簡易アイゼンを装着し、静かな雪の森を歩くのは気持ちが良い。なお、誰にも会わなかった。
    「吐龍の滝」は残念ながら凍結していなかった。一部、凍っていた場所もあるが、期待外れだった。(^_^;
  • 帰路、長坂への道は、清里へ向かう観光客の車が多く、冬でも土日の清里は混むのだと感心した。
  • 七里岩から釜無川へ下ると新しい橋が完成していた。(右の写真:白州町花水)
    橋を渡り、そのまま直進すれば、台ヶ原宿の山梨銘醸(七賢)へ出るのだが、私は裏道に入って白州小学校へ出た。
  • 参考までに:吐龍の滝から山荘(走行時間 0:37) 23.6km
  • 11時に帰荘し、暖かかったので午後は殆どを庭で過ごす。
  • 一昨年の9月12日に伐採し、昨年の1月24日に薪割りをしたが、硬くなっていて割れなかったカラマツの玉切りを、再度、薪割りに挑戦。
    今度は殆どは割れたが、数本は割れなかったので、試しに1本を薪ストーブへ入れてみた。
    夜10時頃に灰となるまでチロチロと燃えていた。(^_^;
  • 焚き付け用の薪を作るため、軒下から端材を抜き出して丸鋸で切断し、手斧で薪割り。
  • 本日も夕方から焚火をはじめ、周辺の雑木林から焚き木を集めた。
    本日は暖かい。最高気温は9℃にも上がったのだ。

3日目:2月22日(日) 曇り

  • 今朝の最低気温は+1℃。この時期に最低気温が+になるのは珍しい。
  • 暖かいので朝から庭仕事が躊躇なく出来る。剪定鋏と剪定鋸を持って南の雑木林を整備する。
    実は、昨日、山荘周辺の雑木林に入って焚火用の枯枝を集めていたら、山藤の蔓が絡みついて醜い枝が目に付いたのだ。
    力仕事なので汗が噴き出た。防寒着を脱ぎ捨て、その後も約1時間雑木林の整備をする。自称“勝手な里山整備事業”だ。(^_^;
  • 午後は特に用事が無かったし、小雨が降り出したので早めの離荘にした。
  • 離荘(13:25)→甲府昭和IC(14:06)→あきる野IC(15:05 \1960)→(15:14 1:48 120km)病院(15:43)→帰宅(16:04) 走行時間(2:10) 走行距離(130.2km)

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