2002年11月27日

ダイヤ改正内容を斬る


今回はちょっとマジメな内容やで。

あと数日で、12月1日。

この日に何があるかってゆーと、JR北海道とJR東日本で大規模なダイヤ改正が
行われるんですわ。

新幹線通勤初めて、5年半の間に、長野新幹線やこまちの開業とかあったけど、
宇都宮−東京間のダイヤになぜかそんなに影響なかった。

今回は青森の八戸まで「はやて」が開業するのにあわせて

@東京発の新幹線の時刻が「毎時○○分」と統一される。

A停車駅が新幹線の愛称によって統一される。

という、なんかいかにも

「シンプルでわかりやすくするんでみなさんもっと親しんでね〜」

ってゆー感じの改編だってことは何となく聞いてたけど、

自分にとっては新幹線通勤始めてから、いちばん影響のでかい改編になりました。

時刻表が発売されたんで早速買って検証してみました。(赤字はMax)






【よくなったとこ】

  1. やまびこが全て宇都宮に停まることになった

    「はやて」・・・停まらん
    「やまびこ」・・・停まる
    「なすの」・・・停まる

    これはわかりやすい。

  2. Maxが増える

    2階建てのMax車両が増えて座れる可能性が高くなる。
    とはいっても、まー使う可能性があるのは
    帰りの下りの 20:16 と 21:12 くらいかな〜・・・
    じゃ、あんまり意味ないわ。

【悪くなったこと】

  1. 発車間隔があくことが多い

    行き先によって、発車時間を「毎時○分」という感じに統一されたのは
    ええけど、東京発−宇都宮の基本パターンが
    毎時16分(盛岡行),36分(つばさ連結),44分(仙台行)というのはいただけない。

    46分に乗り遅れたら16分まで、32分間も待たなあかん。
    36分の8分後に44分というのもあんまりありがたく無い。
    これじゃ、一時間に3本ある意味なし。

    「はやて」は毎時56分発やから、これと毎時44分発の「仙台行き」と時間のパターンを
    入れ替えてくれたらベストやったんやけどなー。



  2. トラップ(罠)が作ってある。

    「やまびこに乗れば必ず宇都宮に停まる」

    というのが今回のダイヤ改正の唯一評価できる点やけど、若干の例外がある。
    そのパターンは3つあって

    1)休日列車
    2)朝の通勤時間帯上り電車に1本
    3)夜の通勤時間帯下り電車に1本

    1)は、あんまり関係ないから良しとする。
    2)は、通過される立場やから、間違って乗りようがないからどーでもえー。

    問題は3)のパターン。

    時刻表をよく見てもらうと、時間帯発車パターンにはまってないとこが一ヶ所あります。

    「東京発 下りの 19:36発」

    時刻表に書いてないけど、実は、この時間にちゃんと、「やまびこ」は東京駅を
    発車するんですわ!

    で、こいつが、「宇都宮に停まらないやまびこ」なんですわ。

    「今日は久々に早く帰れるわ〜」

    と、これに飛び乗ってしもたら、大宮を出たら次は福島!!

    福島に着いてもリカバリ電車は一応あるんやけどすごい時間のロスになるわな〜

    これはJR東日本の陰謀やで。



  3. 終電が早くなる

    なんたって、これが一番被害がでかいわ。

    新幹線通勤初めて以来、ずっと東京発22:46分だった終電

    今回のダイヤ改正で終電時間が延びることを期待しとったんやけど、逆やがな!

    2分早くなって22:44発になりよった。

    この電車を利用することが最も多いのでインパクトでかいわ・・・

    毎時44分発にするのは「仙台行 やまびこ」なわけやから、「なすの」を無理やり
    この時間にあわせんでもええのに・・・

    そうやとしても、上に書いたとおり毎時56分にしといてくれたら、終電も10分延びて
    全てハッピーやったんやけどな〜。


どーも、納得のいかんダイヤ改正やで・・・

戻る

次へ







時速200km通勤トップへ


えだまめの館トップページへ