とっても初心者のためのMacintosh講座

《第16回  ハードディスクについて》



Macintoshの内蔵ハードディスクのインターフェースはIDEとSCSIの2種類があります。
IDEは、安価ですが、複数台の接続ができません。SCSIは、接続についてのページでもお話しましたが、最大7台(機種によってはそれ以上も可能)の接続ができます。
IDEのマシンは、Performaシリーズなど(デスクトップでは)の一部のマシンです。
Macintosh LC630, Power Mac 6200, 6300, Performa 588, 630, 5210, 5220, 5260, 5270, 5310, 5410, 5420, 6210, 6260, 6310がIDEのマシンです。
ハードディスクは、基板の部分とアクチュエータ(データの読み書きを行う部分)やディスクのある部分に大きくわけられます。

 

基板上には、モーターや磁気ヘッドを制御する部分、ハードディスクコントローラ(ディスクキャッシュやディスクの情報管理を行う部分)、インターフェイス部分などがあり、実はむき出しになっています。ですから、もし先行きハードディスクを増設するようなことがある時のためにこの部分には直に触れない!ということを覚えておきましょう。
この部分は全て機械部品で構成されています。ヘッドはデータを読み書きする部分で、読み取り専用MRヘッドと書き込み専用の薄膜ヘッドが組み合わされて配置されており、メディア(プラッター)とはわずか1〜2μ(ミクロン)の隙間しかありません。
ハードディスク部分は他の基板などと比べても壊れやすくなっているのは、機械的部品であるからです。衝撃や振動が故障の原因としては多く、電子回路の方では電圧の変化などからのショートもあり得ます。とにかくほんのちいさな衝撃も命取りなので、物をぶつけたりはしないようにしましょう。
さて、メディア部分のサイズは、直径3.5インチ、2.5インチ(PCカードでは1.8インチ)などがあります。この部分の材質はアルミニウムやセラミック、ガラスなど。
ディスク部分が回転し、そこを風圧で持ち上がるヘッドがすれすれに近づいて作動しているので、ホコリや振動には弱いものになっています。ディスクの回転数やディスクキャッシュを増やしたりするとディスクアクセスを高速にすることはできますが、回転数が高くなると消費電力が増えるので、モーターの回転が安定しないという現象が起こります。
ハードディスクへの記録密度が高くなるとともに容量は増えています。記録密度が高くなるなれば磁界の変化は小さくなって、それを読み取るために高性能のMRヘッドを搭載することになります。またさらに高性能なヘッドも開発されています。
ヘッドはトラブルが起こりやすいので、それを起こす前に診断する機能が搭載されているものもあります。
ハードウェア的な故障についてはいきなり訪れることは少ないのですが、主な症状としては徐々に具合が悪くなって、そのうち重大な障害がやってくる、という感じです。ですので、その症状を早い段階で察知して、予防するのが賢明です。
とにかくハードディスクは他の機器に比べて壊れる確率が高いので、普段からバックアップをとるなどの心がけが必要です。



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