一部、違っている箇所もあるかも知れませんが、気づかれた方は

メールで教えてくださると嬉しいです。あ、あと専門用語がちょっと分からないので、

知ってる方、教えてくださると嬉しいです。

注:『』はジングルです。♪は曲が流れていました。

 

★四人のトーク 前半★

 

『池田秀一です。ラジオとは、常に23手考えながら喋るものだ。

西川貴教のオールナイトニッポンスーパー。西川、奴との戯れ事はやめろ』

 

【西】すみませんでした

【池】いえ、どういたしまして

【西】全然、何も考えないで喋ってました。23手て言うことも、考えたほうが良いと思うんですけどね

成り行きだけで番組やってるんで、スミマセン。

てことで、今週は秋のアニメ祭りと題しまして、声優さん、 もうホントに、声優さんていうか、

もうホントに、とんでもないことになってます。池田さんと石田さんと、そして、林原さんに来て頂いて

ホントにまだ、あと30分あります

【林】はい

【石】(笑い声)

【西】お辛いでしょうが

【林】いいえ、楽しいです

【西】よろしくお願いします

【林】はい

【西】葉書が来てますんで紹介させてください。

これはですね、大阪府堺市、ペンネーム仲間はずれから この時点で、

林原さんへのお葉書だなと「最初、林原さんの声を聞いた時、声がアニメと違ったことが驚きでした

【林】あぁー

【西】やっぱり、声は、声優さん自在に扱ったりすることが出来るのですか、

どれぐらいの種類の声を出すことが出来ますか?

是非教えてください」実際、ほら、今ちょっと前に石田さんの、女性のね

【石】あの色物的なことやること多いじゃないですか、僕

【林】うんうんうん

【石】で、ちょっとそういう話もしてたんですけど

【林】うぅーん

【石】でも、何種類出来るってもんでもないですよね

【林】ないですよねー、多分ねー

【西】その役に合わせて役を作っていくって感じなんですよね、

【林】うぅーん

【西】それがやっぱ、違うように聞こえるってのが、やっぱすごいなって、

ことだと思いますけどね、うぅーん

【林】難しい質問だわ

【西】あ、分かりました。もう、難しかったら良いです

【林】企業秘密

【西】全然、どんどんいきましょう。東京都、三鷹市、ペンネーム、えぇー、あさり、ね、あさり

【林】ふぅ〜う

【西】ちょっとね、微妙なものが、視界に入ったんですけど、気にしないで下さい。

えぇー「それぞれのキャラクターの声は どのようにして決めているのですか?

自分でこんな感じの声にしようと決めているのですか?」という風に来てるんですが。

まず、ほら、まぁ当然、えぇー、今日は、今回は、この役でってくるじゃないですか、

それを見て自分の役を作っていくわけじゃないですか

【石】うん

【西】どういう風に作っていく、何か順番であります?別にそんなんないか、雰囲気で、何ですかね

【林】儀式

【西】儀式!?どんな?

【林】降ろす

【西】あ、連れてくる、いたこ的、なるほどね

【林】私の声帯を使って

【西】はーはーはー

【林】以上

【西】はーはー、そんな感じでしょうね

【林】いえ、皆さんは違うと思います

【西】ホントですか

【石】少なくとも、僕は降ろせません

【林】(笑い声)

【西】降ろせない

【石】降ろせません(笑いながら)

【西】降ろせない、降ろせない派、

【石】降ろせません(笑いながら)

【西】ホントです?

【石】えぇ

【林】(笑い声)

【西】でも、どう考えても、ぱっと見て、髪の色とか、容姿とか見て想像していくじゃないですか

【石】えぇ

【西】降ろす作業に近いですよね

【石】え、どうなんだろう、僕は第一印象でこんな感じって言うので

【西】はいはい

【石】最初に出たとこ勝負みたいなとこあります

【西】えぇーでもほら

【石】それたたき台にして、で、ダメだししてもらったりしながら

【西】あぁー

【石】だんだん出来てくって感じですかね

【西】あぁー林原さんの場合は、ま、今の言い方でいくと、降ろしてくるところを、ま、あの盾に

演出家の方に

【林】(笑い声)

【石】(笑い声)

【林】随分戻る、

【西】じゃあ

【林】物凄い戻る、

【西】やっぱ戻った

【林】戻った。そこ好きなんだ

【西】大好き

【林】大好き

【西】これ好き、もう、ホントに。池田さんすみません

【池】僕は、もう、引き出しが少ないですから。降りてこようが、こっちから行くのか、

まぁ元気でやってくれればと思ってます

【西】はぁー

【林】おぉぉぉー

【池】よく分かんないけどね

【林】メモっとけ、メモっとけ

【西】もう

【林】メモっとけ、西川君、

【西】もうちょっとこう。ちなみにね、今までにやった役で、自分の中で、

これは自分的に、苦労したって言うか、その、ま、降ろすまでに

時間がかかったとか、あのー出来上がるまでに、自分の最初の第一印象で、

これかなって思ったんだけど、ま、あぁでもない こうでもないって、時間がかかったのってあります?

【林】綾波は時間かかりましたね

【西】あぁーそうです

【林】エヴァのね。ちょっとやると、出しすぎって言われて。

この人は感情がないんじゃなくて、知らないんですって

監督に言われて、その意味を自分の中で砕くまでに

【西】うん

【林】あ、じゃあ、感情ってどこから来るのとか、感情って何とか

【西】うんうん

【林】それこそ心理学の本とか読んだりとしつつ、すごい自分がやばい状況になりそうだったのね

【西】あぁー、入っていくタイプっぽいですもんね

【林】人が、思うってことが何とかって、あ、ヤバイヤバイ、とか思って返ってきたりして。

もうちょっと、もうちょっと普通に。

ちょっと特殊な番組だったじゃないですか、エヴァって

【西】まぁーね

【石】そうですね

【林】だから、それは、ちょっと時間かかったかもしんない

【西】でも、ほとんどさっきの、何かね、劇中のセリフみたいですもんね、あの、私って誰みたいな

【林】そうそうそう、そんなのを読んでみたりとかして、結構不健康になっちゃうんですよ、

心理学ってやりすぎちゃうと

【西】へぇー

【林】心理学の先生と偶々対談する機会があって、お話したら

【西】えぇ

【林】自分、犬が自分の尻尾を追いかけてる作業に似てるんですって、

結局、自分探しは自分だから、グルグルグルグル、回っちゃうって

答えが出ないから、人が投げた骨を、思いっきり足を使って、

あの、取りに行くのも実は健康に大事みたいなことを言われて

【西】ほー、なるほど

【林】で、やりすぎると、自分否定になって、そのうち生まれてこなければ良かったとか

そういうところになったりとか

【西】あぁー

【林】そういうことも書いてあったりするのね、それで、

そのうち世の中が悪いになって、社会が悪いになって

【西】あぁー

【林】ちょーヤバイみたいな

【西】違う、それは違うもんね

【林】違う、それは違う。だから、あれはでも、ちょっと、そういう要素もあってでしょエヴァってちょっと

【石】いや、うん

【林】うん

【石】確かに、そうなのかも知れないけど、それは林原さんがそこまで真面目に取り組んだから、

そ、そこまで、自分を追い込んじゃったりしたことも

あったってことで

【林】だって、分かんなかったんだもん

【石】僕なんか、僕なんか、エヴァ行き当たりばったりでしたからね

【林】あ、すごい、最後のちょっとだけだったからね出てくるのね

【石】(笑い声)ホントに

【西】いやーね、ホントに、こうー、ふぅーっとすごく思ったのは、

だって、普通に、だから、ボーっと聞いてましたけど

綾波と渚カヲルが普通に、普通に会話してるんですね

【林】(笑い声)普通じゃない、こんなじゃないし

【西】あ、いや、そうなんだけど

【林】(笑い声)

【西】ホントはだから、例えば、あの、ほら、ディズニーとかの映画の、はい、カットみたいな、

CGなんだけど、そのNG集があったりするのと一緒で

【林】うんうん

【西】実は、カットがかかると、綾波が、あぁ〜もう、ちょっと取って包帯痒い

【石】(笑い声)

【西】結構、皮膚弱いのよ、金属アレルギーとか持ってるから、みたいな、

それはね、レイがね、それで今日飲みに行くって言う会話をしている 錯覚に陥りますよね

【林】錯覚。あぁーね

【西】池田さんとかって、ちなみにあったりします?何か。出てくるまでに、悩んだりとか

【池】うぅーん、そうですねー。あのー、これはあのめぐみちゃんも一緒だったけども、

燃えるお兄さんてのあったでしょ

【林】はいーやりましたね、

【西】燃えるお兄さん

【林】すっごい、前ですね。デビューぐらいです、私

【西】あ、ホントです

【林】うん

【池】ま、ギャグアニメなんですけど

【西】えぇえぇ

【池】すごいデフォルメされていて

【林】そうそう

【池】その火堂という役でですね

【林】面白かった

【池】すごい変なお兄ちゃんなんだけど、いやー疲れましたですよ

【西】あ、ホントです

【池】いやーホントに

【西】当然(林原さんとかぶりで)

【林】池田さん(西川さんとかぶりで)あ、ゴメンなさい

【西】いえ、当然、池田さんみたいな感じじゃないんですね

【林】池田さん、ギャグってあんまり

【池】やらないんですけどね

【西】え、そん時の

【林】きちょー

【西】そん時のトーンってどんな感じなんですか?

【池】いや、出来ません

【西】無理ですよね

【林】何とか原作本探して見ていただいたほうが良いと

【西】是非ね、是非ね

【林】うわぁー

【西】燃えるお兄さん

【林】ビデオとかになってないのかな

【池】うぅーん

【林】見てー

【西】どれぐらい前です?

【池】どうだろ

【林】じゅう、四年とか五年とか前とかじゃないかな、出て間もない頃だったから

すごいこんな口なんですよね、ふぎゃーって

【池】そうそう

【西】それが、それが池田さんなんですか

【林】それが、池田さんなの。あぁー、そうだった

【西】それは、ほとんど林原さんもデビューぐらい

【林】デビューぐらい、です

【池】でも、偶然にって言うかね、その音響ディレクターの方が

ガンダムの初代の音響監督の方でそのキャストに

【西】じゃあもう何か、ちょっとしたミスマッチみたいなところが良いなみたいな

【池】そうですよね

【林】マッチマッチですよ

【池】いやいや

【林】ご本人はきっと色々あったんだと思いますけども

【西】へぇー

【林】そうか

【西】面白いなー

【林】是非、もう一回見たいなー

【池】でも一年間の予定がね、あれ、途中で打ち切りになったんだよね

【林】あららー、池田さんのせいじゃないです

【池】いや、でも、打ち切りになった時、あぁ〜良かったと思いました

【林】良かったんだ

【西】良かったんだ、辛かったんですね

【林】もぉーギャグやって欲しい

【西】なるほど、何かね、でもこう、仕事で、ほら、来る仕事のって、

こう、当然、こう、そんなのって自分の要素としてあるかないか分からないじゃないですか?

石田さんとかもそうだと思うし、結構寡黙、普段はね、

こうやって話して打ち解けてくると心開いてくれるんですけど、

最初は、もう地面しか見てらっしゃらなくて

【林】(笑い声)

【石】確かに

【西】どうかなーと思ったんですけど、でも、ほら、見てると、

シャアをやられている池田さん、あぁーピッタリとかね。

まぁ、今回のアスランとかって、ストイックな感じじゃないですか

【石】はい

【西】あ、ピッタリ、スレイヤーズ、あぁー分かる分かるとかあるじゃないですか。

それって、嵌るんですよね、僕ら、確かにオンエア−に なってるものを見てるから

当然嵌ってるんですけど、そのうえにキャラクターを見てたりストーリーを見てたりして、

ちょっとこれ俺じゃないな、これ私じゃないなってあったりします?

【林】どうですか?

【石】うぅーん、これ、自分じゃないなって思いながらやってると、非常に辛いです

【西】ですよね

【石】やってることが、うぅーん、なの、最初やり始めた時に、

これ俺じゃないのにって思ってる、思って始めた作品ってやっぱあるんですけど、

途中で、何とか追いつかなきゃ、追いつかなきゃ、とはしますね

【西】ほーほー

【石】何とか番組が終わるまでに追いつければ、ラッキーだし

【西】ほー

【石】追いつけずに終わっちゃった、って言うのも

【西】結構あります?

【石】結構っていうか、この仕事、始めた頃、アニメーションじゃなかったんですけど、

あの、洋画の吹き替えで

【西】あーなるほどなるほど

【石】結構あのギャグメーカーな役だったんですけど、自分の中に笑いの要素っていうのが何もなくて

【西】ないから

【石】なくって、どうやって対処したら良いか分からない

【西】あぁー

【石】で、あの向こうのドラマって笑い声入るじゃないですか、ギャグやった時に

【西】あ、ちょ、分かった、ドラマ的な感じのやつとか

【石】だから、ここは、明らかに面白いんシーンだって言うのはあるんですけど、

僕が全部面白くなくしちゃってるんです

【林】すてきー

【西】なるほどね

【石】これはダメだー

【西】へぇー

【林】(笑い声)

【西】難しいですよね、そこら辺の加減って、

また、ほら、向こうのアメリカンジョークを日本語にしたら、すごく、ねぇ

【林】うーん

【石】うーん

【西】うちの母親がさー、しらねーよ、みたいな話ですもんね。あると思うんですよね。

分かりました、と言う事でですね、まだまだ、お聞きしたいこと山ほどあると思うんすよ、

メールも沢山来てますんで、

この後、質問とか沢山しますんでよろしくお願いします。

 

CM

 

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