アップルシード(日本:2004年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:荒牧伸志 出演:デュナン(小林愛:声)/ブリアレオス(小杉十郎太)/ヒトミ(松岡由貴)/他 |
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物 語 | 人類が世界大戦を終結し最期に手にしたユートピア<オリュンポス>そこには、50%の人間と、50%のバイオロイド(優良種クローン)が存在し七賢老と呼ばれる老人達と巨大コンピュータによって平和が管理されていた。一見理想郷のように思えるここでの人々の暮らしは<感情>を抑制・制限されたバイオロイドの存在がバランスを保つシステムになっていると言うが、その陰には隠された真実がありその陰謀と真実をあばくため?女戦士デュナンは連行され、連行された先には彼女のかつての恋人であり、過去の戦いでサイボーグなってしまったブリアレオスが待っていた....。 |
感 想 | ストーリーや仕掛けは普通に楽しい.....。CGの人間は途中何度も「操り人形」に見えてしまいちょっと変だった。メカとアクションはかなり良くできていたと思います。構築された世界の説明に一生懸命なんだけれど台詞による説明が多い印象。しかし説明多い割には世界観に厚みが感じられないのは演出による所なんだろうな。その説明が終わる頃には一気にストーリーを終わらせるための急展開!強引に納得させられたようなこの気持ちはなんなんだ? |
etc | 2004.11.18--DVD http://www.a-seed.jp/index2.html |
あらしのよるに (日本:2005年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:杉井ギサブロオー 出演:中村獅童(ガブ)/成宮寛貴(メイ)/林家正蔵(タブ)/山寺宏一(バリー)/KABAちゃん(ヤギのおばさん)/他 |
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物 語 | 嵐の夜に出会ったオオカミとヒツジの友情が描かれる。 |
感 想 | 「食うモノ」と「食われるモノ」の友情はあり得るのか?素直な気持ちのオオカミとガードを下げすぎにも思えるヒツジの関係は時にヒトを信用しにくい大人の世界を知ってしまっているとハラハラドキドキできる、これはきっと子供が観ている時に感じるドキドキ感とはまるで違うのでしょうね。そんなこと感じてしまいました。〜舞台となる背景・景色・色彩がとても美しかったので「世界」に入りこみやすかった〜 |
etc | 2006.6.17---DVD 好奇心のゆくえ→ |
イノセンス(日本:2004年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:押井 守 声優:バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一 |
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物 語 | 「Ghost in the shell」の続編作品人形が暴走した殺人事件の謎を追う物語りを軸に様々な視点からこの世界の倫理観を考察できるようになっている。 |
感 想 | 人・サイボーグ・人形・犬、万物に命があるとして?共存する意味を問われている気がする。観る人それぞれの感性で捉え方や理解度は違うと思います。どこかのインタビューでプロデューサーが「大きく分けて3通りの見方ができるはず」と語っていました。DVDは買いかもしれません。映像技術の今後にも興味が湧くほどすごいことになってました。 |
etc | 2004---劇場 |
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー (日本:1984年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:押井守
出演:平野文(ラム)/古川登志夫(諸星あたる)/神谷明(面堂終太郎)/島津冴子(しのぶ)/鷲尾真知子(サクラ)/他 |
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物 語 | 友引高校は、学園祭を明日に控えて大騒動。夜食調達のために、深夜の友引町に出かけたあたると面堂は、異様な雰囲気のチンドン屋とデカ帽子の少女を目撃した。翌日、生徒たちは再び学園祭の準備をしている。時間が進まず、毎日が学園祭の前日なのだ。この事態に気づいた温泉先生とサクラは...。(goo映画より抜粋) |
感 想 | なつかし観賞。はじめて観た時は物語のカラクリが良く分からなかった気もしていたけれど、当時から絶賛されていた作品。オトナになって?観賞の今回は物語の展開も理解できて、あいかわらず面白かったけれど、いわゆるアニメノリ(うる星やつらのノリなんだけどね...)のセリフまわしが多いのでちょっと疲れた。この作品が生み出されてから23年経ったのですね...この23年、僕がココまでやってきたことも夢だったらいいのに....(何かあったのか僕?...笑) |
etc | 2007.5.22---スカパーch.724 アニマックス 好奇心のゆくえ→ |
ULTRAMAN (日本:2004年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:小中和哉 特技監督:菊池雄一 脚本:長谷川圭一
出演:別所哲也(真木舜一)/遠山景織子(水原沙羅)/大澄賢也(有働貴文)/祐木奈江(舜一の妻)/広田亮平(舜一の息子)/永澤俊矢()/隆大介()/草刈正雄()/ウルトラマン・ザ・ネクスト:アンファンス/ビースト・ザ・ワン:サ・ワン・イドロビア/他 |
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物 語 | 航空自衛隊F15Jのパイロット真木舜一は病気の息子のため、自衛官をやめる決心をしていた。そのラストフライトで真木は「赤い発光体」との衝突で機は墜落したが、一命はとりとめていた。その後の真木は悪夢を観るようになり....。除隊後民間のセスナパイロットとして家族とも新たなスタートをしたのだが、真木はBCSTに拘束され研究所に連行されていってしまう。そこで彼は3ヶ月前に起こった怪物の脱走を知り。そして自らの運命と変化を思い知らされることになる。 |
感 想 | 予想外に面白かった。なにが良いって、この1作でULTRAMAN誕生〜怪獣退治〜その後〜と1つの作品として完結していたし、感情移入できたこと。巨大なウルトラマンと小さな人間との接点がある演出。あとはULTRAMANの空中戦が新鮮に思えたからかな。〜勤務している会社の前で撮影されていたのには驚いた。あの闘いの時、僕はオフィスで仕事していたのだろうか?ぎゃぁぁ!笑〜 |
etc | 2005.9.25---DVD http://www.ultraman-movie.com/index_flash.html 好奇心のゆくえ→ |
COWBOY BEBOP〜天国の扉〜(日本:2001年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:渡辺信一郎 出演:山寺宏一(スパイク)/ジェット(石塚運昇)/林原めぐみ(フェイ)/多田葵(エド)/磯部勉(ヴィンセント)/小林愛(エレクトラ)/他 |
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物 語 | 2071年。火星の都市・アルバシティの高速道路でタンクローリーが爆発炎上、タンクから漏れた物質により500人以上の死傷者が出る大惨事が発生した。警察は、バイオ兵器を使用したテロの可能性を示唆し、犯人に3億ウーロンという巨額の懸賞金をかけた.....。 |
感 想 |
TVアニメーションシリーズ「カウボーイビバップ」は、テレビ東京で98年4月3日から13話のみが放送された。その後、ファンの絶大な支持と熱い声援を受け、98年10月からはWOWOWで全26話が完全放送されるという、異色な形で世の中に登場した。ジャズのリズムと、良き時代の映画を彷彿とさせるコンセプト。2071年の太陽系を舞台にした人間ドラマと、洗練されたストーリー展開。世代や性別を越えた本物の魅力と、本物のエンターティメントと言うべきアニメーション…。それが「カウボーイビバップ」である。(公式HPより抜粋) と、観たモノだけが知ることのできる魅力的な世界を映画でも堪能!30分1話完結でテンポが良かった映像は映画尺になるとどうなんだろう?と心配しましたが、これはこれでイイのではないかと思えました。TV版のオープニングは使って欲しい気もしましたが。 |
etc | 2005.6.5---DVDhttp://www.cowboybebop.org/ 好奇心のゆくえ→TVシリーズ「COWBOY BEBOP」をどうぞ! |
崖の上のポニョ(日本:2008年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:宮崎駿 出演:山口智子(リサ)/長嶋一茂(耕一)/天海祐希(グランマンマーレ)/所ジョージ(フジモト)/奈良柚莉愛(ポニョ)/土井洋輝(宗介)/柊 瑠美(婦人)/矢野顕子(ポニョの妹達)/吉行和子(トキ)/奈良岡朋子(ヨシエ)/他 |
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物 語 | 崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。その後、家出を許さなかったフジモトにより連れ戻されてしまうが、ポニョの行動力はそれさえもはね除け宗介の所へ!その事によって自然のバランスが崩れてしまうが、宗介とポニョの純粋なままの思いを親達は暖かく見守る? (公式 HPを参考に) |
感 想 | 今の小さな子等にアニメーションの楽しさを伝えたいのだろう!海の生き物・お母さんの運転・海面を走るポニョ...その気持ちは分かったし、面白かった。でも物語が拍子抜けだ...。子供だって手に汗握るような勇気を感じたり、ポニョの人間になりたい!気持ちに対する同情心を盛り上げるような童話的な演出は好きだとは思うけれどな〜。そういう時代では無いってことなの?こんな時代だからスカッとするような冒険活劇が観たいょ。(追記)5歳の男の子と人間になりたいポニョの視線とその世界で語られていた「物語」。そこに感じる「何か」を見つけられなかったという僕は...汚れた大人なのだろう |
etc | 2008.7.23---劇場http://www.ghibli.jp/ponyo/ |
仮面ライダーカブト God Speed Love (日本:2006年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:石田秀範 出演:水嶋ヒロ(天道総司:カブト)/佐藤祐基(加賀美 新:ガタック)/徳山秀典(矢車想:ザビー)/加藤和樹(風間大介:ドレイク)/永田杏奈(岬祐月)/西牟田恵(竹宮弓子)/弓削智久(三島正人)/山口祥行(田所修一)/森下千里(北斗修羅)/小林且弥(織田秀成:ヘラクレス)/虎牙光揮(大和鉄騎:ケタロス)/武蔵(黒崎一誠:コーカサス)/本田博太郎(加賀美陸)/里中唯(ひより)/他 |
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物 語 | 1999年、巨大隕石が地球に落下。世界の全ての海が干上がり、ワームと呼ばれる地球外生命体が地球に侵入する。ワームは人間に擬態する能力を持ち、人間社会に潜伏・侵食を始める。ワームの脅威から人類を守るため、秘密機関ZECT<ゼクト>はマスクドライダー・システムを開発。選ばれた戦士=仮面ライダーとワームとの壮絶な闘いが始まった。そして7年後。ゼクトが内部分裂を起こし、反乱分子<ネオゼクト>が誕生。事態は“ゼクト対ネオゼクト対ワーム”という三つ巴の様相を呈する。天道総司=仮面ライダーカブトは、ゼクトとネオゼクトの双方に、自分の“力”を売り込んでいくが。天道の真意は見えない...。 |
感 想 | 今回の平成・仮面ライダーの夏映画の目玉は「仮面ライダー宇宙へ!」。今までと違い今回はどんな作品なのか知識0で観に行きましたが。全体的には前2作よりはストーリーは好きだった。舞台となる廃墟や砂漠などもTVシリーズより「隕石」落下後の荒廃感をよく映しだしていました。毎回の如く今回の展開や結末がTVシリーズにどう絡んでくるかが楽しみです。 戦隊シリーズとの同時上映もあって毎回悩むのが上映時間。まぁまぁの内容だっただけにディレクターズカット版だともう少し印象が違うのかな? |
etc | 2006.8.6---劇場 http://www.tv-asahi.co.jp/kabuto-movie/index.html 好奇心のゆくえ→ |
仮面ライダー The First (日本:2005年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:長石多可男 出演:横川田将也(本郷猛:1号)/高野八誠(矢野克彦・一文字隼人・2号)/小嶺麗奈(緑川あすか)/ウエンツ瑛士(三田村晴彦)/小林涼子(原田美代子)/宮内洋(立花藤兵衛)/津田寛治(バット)/板尾創路(スパイダー)/風間トオル()/並樹史朗()/北見敏之()/石橋漣司()/本田博太郎()/他 |
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物 語 | 本郷猛は類い希な頭脳の持ち主で、将来を有望視されていた青年だった。だがその将来はある組織によって潰えてしまう……。組織の名はショッカー。彼らは様々な実験によって生み出した“改造人間”を使い、社会を意のままにしようとする秘密結社である。本郷はショッカーによって、バッタの能力を持った改造人間=仮面ライダー1号へと改造されてしまったのだ。そして意志を剥奪され、ショッカーに従う尖兵にされてしまう。しかし、ふとしたきっかけで自我を取り戻し、自分が悪に荷担していたこと。そして二度ともとの身体に戻れないことを知る。それは本郷に深い哀しみと自らの力への怖れを与えた。(公式サイトより抜粋) |
感 想 | 初代ライダーから35年。1号2号が現在風にアレンジされ帰ってきた。ストーリーは子供向きになっているが、アクション・造形は大人も唸るカッコよさ!元々単純な「パンチ!キック!」のアメリカンアクションがイメージの仮面ライダーだったが、今回は各動作が一連の流れとなって考えられていて、器用に動く仮面ライダーを見る事が出来ました。......そして映画はV3へと続くのだろうか?..その布石は感じられたが。 |
etc | 2006.4.23---DVDhttp://www.maskedrider1st.jp/ 好奇心のゆくえ→ |
仮面ライダー電王 俺、誕生!(日本:2007年) | ★★ |
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スタッフ |
監督:長石多可男 出演:佐藤健(野上良太郎:電王 他)/白鳥百合子(ハナ)/中村優一(桜井侑斗:ゼロノス)/秋山莉奈(ナオミ)/石丸謙二郎(オーナー)/渡辺裕之(牙王:ガオウ)/ほしのあき(千姫)/陣内智則(真田幸村)/他 |
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物 語 | 2007年のとある日。未来からの侵略者である「イマジン」たちがやってくる。その頃、何をやってもいまひとつ冴えない不運な青年・野上良太郎は、奇妙なパスを拾う。良太郎の目の前に突如現れた謎の電車。その電車からパスを返すように迫る少女が降りてくるが、良太郎は突如「イマジン」たちに襲われてしまう。少女は良太郎にパスを使って変身して闘うことを告げ、ここに「仮面ライダー電王」が誕生した。時空を変える列車デンライナーに乗り、仲間と共にイマジンたちの侵略を食い止めるべく電王は立ち上がる!宝石泥棒に憑依したイマジンを追って、デンライナーに乗り過去の世界へやってきた良太郎たち。しかし、それはデンライナーを奪うために敵が仕組んだ罠であった。(goo映画より抜粋) |
感 想 | 一部熱烈なファンに指示を得ている?平成仮面ライダーシリーズの電王。毎年の夏映画を楽しみにしていたシリーズですが、ちょっと今作のテンションは僕の肌に合わず映画館に行く事は有りませんでしたが、スカパー!にて放映されていたので観てみました......。サブタイトルの「俺 誕生!」の意味だけは判った。.....その程度の内容でした。 |
etc | 2009.8.3---スカパーch.717テレ朝チャンネル 好奇心のゆくえ→ |
仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼 (日本:2005年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:坂本太郎 原作:石ノ森章太郎 脚本:井上敏樹 出演:細川茂樹(響鬼)/栩原楽人(明日夢)/渋江譲二(威吹鬼)/川口真五(轟鬼)/松尾敏伸(歌舞鬼)/松田賢二(凍鬼)/山中聡(煌鬼)/北原雅樹(西鬼)/湯江健幸(羽撃鬼)/下條アトム(立花勢地郎・籐兵衛)/安部麻美(ヒトツミ)/ドランクドラゴン/神戸みゆき(日菜佳・ひなこ)/蒲生麻由(香須実・かずえ)/秋山奈々(少女)/他 |
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物 語 | 舞台は戦国時代。ある村では魔化魍と呼ばれる妖怪・の脅威から逃れるため、定期的に少女を生け贄に捧げていた。村人の一人、立花藤兵衛は鬼と呼ばれる人々に魔化魍退治を依頼しようと提案する。明日夢少年はある事情から鬼を憎み、この案に反対する。だが次の生贄として幼馴染のひとえが選ばれてしまい、彼女を救いたい一心から明日夢少年はかずえやひなこと共に自ら鬼探しに旅発つ。 魔化魍退治を生業とするカブキをまず仲間にした明日夢たちは、カブキの紹介で、ある男の小屋を訪れる。小屋から現れたのは戦うことを止めたもうひとりのヒビキであった。驚く明日夢。明日夢はヒビキを兄の仇として憎んでいた。ヒビキは明日夢の罵倒を聞き流し、協力を断って小屋の中に入ってしまう。 その後、明日夢やカブキの呼びかけで個性豊かな鬼たちが次々と集まってくる。 そして彼らは力を合わせ魔化魍に立ち向かうのだが・・・。(公式HPより抜粋) |
感 想 | 平成仮面ライダーの夏映画第5弾。毎回ファンにとってはインパクを打ち出してくるシリーズの今回の目玉は仮面ライダーの時代劇!TV放送版の響鬼は仮面ライダーという冠を背負いながらも日本古来からある鬼伝説や桃太郎伝説・妖怪伝説などを元に現代に現れた妖怪を退治してゆく話。そんな現代の響鬼達ライダーのご先祖様達の物語です。と期待していたらイキナリ登場の新ライダーが「ダイエット..」横文字を使いまくり...おそらく笑わせるための演出なんだろうが僕は冷めてしまいました。それでも劇場内のちびっ子達の反応は上々で同時上映の戦隊モノよりもわいていて子供が充分楽しめる一作にはなっていました。CGの巨大モンスターの動きは結構気に入った。もう少しシナリオをリアルにつくってくれれば大人も納得かも..... |
etc | 2005.9.4---劇場http://www.nifty.com/hibiki-movie/ 好奇心のゆくえ→「」 |
仮面ライダー555 パラダイスロスト&ディレクターズカット版 (日本:2003年) |
★★★★ |
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スタッフ |
監督:田崎 竜太 出演:半田健人/芳賀優里亜/ピーター・ホー/他 |
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物 語 | 遠くない未来、どこかの国の物語。世界の大半は人類の進化形と言われる<オルフェノク>に支配されていた。残った少数の人間はかつて共に戦った555の復活を待ち望みそれまでなんとか生き残るためレジスタンスとなり戦う日々を送っていた。 |
感 想 | TVシリーズとはパラレルな設定の物語で、TV版をリアルタイムで観ているファンにはかなりの衝撃が走った内容でした。DC版は細かいカットを復活させることでストーリーをより分かりやすくなっています。おまけディスクGood! 1万人エキストラに参加する等、2003年思い出一杯作品です。エンドロールでは小さい文字ながら僕の名前も載っています! |
etc | 2003--劇場&DVD DC版 |
仮面ライダーブレイド Missing Ace(日本:2004年) | ★★ |
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スタッフ |
監督:石田秀範 脚本:井上敏樹 アクション監督:宮崎 剛 特撮監督:佛田 洋 出演:椿 隆之(剣崎一真:ブレイド)/森本 亮治(相川 始:カリス)/黒田 勇樹(志村 純一:グレイブ)/三津谷葉子(三輪 夏美:ラルク)/杉浦 太雄(禍木 慎:ランス)/天野 浩成(橘 朔也:ギャレン)/北条隆博(上条 睦月:レンゲル)/江川 有未(広瀬 栞)/竹財 輝之助(白井 虎太郎)/石田 未来(栗原 天音)/梶原ひかり(栗原 天音:4年前)/山口香緒里(栗原 遥香)/ゲスト:松金よね子・泉政行・村井克行・唐橋 充/他 同時上映:デカレンジャーThe Movie フルブラスト・アクション |
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物 語 | 物語は未来へ、テレビシリーズの最終回後の世界...封印したはずの53体のモンスター「アンデット」がベルトを手放したかつての仮面ライダーであった剣崎の前に現れる!何故!その疑問を解決する間も無く防戦一方の剣崎の前に3人の見たこともない仮面ライダーが現れ「アンデット」を次々と倒す!「アンデット」出現の謎を知る為に剣崎はライダー達の後について行くと......。 |
感 想 |
公開日9/11、TVシリーズ後の設定の物語ですが、TVは現段階では終了していないので、いくつかの謎が映画で解かれる、シリーズおなじみの展開でした。アクション&特撮は今までのシリーズには無いカッコよい撮影をしているシーンがあり冒頭のクライツキはイイ感じ。ストーリーが子供寄りな内容で後半の感情移入度が低かったのがこの評価になったと思います。どうせだったら最後の戦闘シーンまでブレイドの復活は封印しておいた方が盛り上がったかも! 同時上映のデカレンはTVシリーズのままだったが、主役のレッドの感情表現がいつもより20%増な感じで良かった。 |
etc | 2004.9.11---劇場 http://www.riderblade.jp/index.html |
機動警察パトレイバー THE MOVIE 1 (日本:1989年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:押井 守 出演:冨永みーな(泉 野明)/古川登志夫(篠原遊馬)/池水通洋(太田功)/二又一成(進士幹泰)/郷里大輔(山崎ひろみ)/榊原良子(南雲しのぶ)/大林隆介(後藤喜一)/千葉繁(シバシゲオ)/阪修(榊清太郎)/井上瑤(香貫花クランシー)/他 |
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物 語 | 1999年の東京。工事現場など生活の至るところでレイバーと呼ばれるロボットが活躍。警察でもパトレイバーが導入されていた。ちょうどその頃、レイバーは更新時期に入り、頭脳を操るコンピュータOSは HOS(ホス)という新型OSに書き換えられていた。ある日、自衛隊レイバーを始めとするレイバーの謎の暴走事故が発生、警視庁特車二課第2小隊のはみだしポリスたちが調査に乗り出した。 (goo映画より) |
感 想 | ロボットものアニメーションで設定が当時としては10年後の近未来(1989年→1999年)と言うスグ先の未来感と生活感や人間味がリアルであります。多少のアニメのりもあるのですが嫌味でないので映画作品として万人に観やすい作品だと思います。メカ・ロボットデザインも凄くカッコイイ!が...登場シーンは少なめなのでアクションシーンが沢山観たかった?という人には少〜し物足りなさが残るかも....刑事ドラマにロボットアクションが融合したような設定が未見の方には斬新に思えるはず。 |
etc | 2006.4.11---スカパーch.361 ファミリー劇場 好奇心のゆくえ→ |
機動警察パトレイバー2 THE MOVIE (日本:1993年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:押井 守 出演:大林隆介(後藤喜一)/榊原良子(南雲しのぶ)/冨永みーな(泉 野明)/古川登志夫(篠原遊馬)/池水通洋(太田功)/二又一成(進士幹泰)/郷里大輔(山崎ひろみ)/千葉繁(シバシゲオ)/西村知道(松井刑事)/竹中直人(荒川)/根津甚八(柘植)/他 |
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物 語 | 1999年、PKFNI参加した陸上自衛隊レイバー小隊が、東南アジア某国において全滅した--。それから数年後の東京。突如戦闘機が横浜ベイブリッジを爆破したが、報道ではそれが自衛隊機であったと告げられた。民衆は自衛隊への不信感をつのらせていく。特車二課第二小隊の後藤隊長は、事件の背後に99年のPKFで行方不明となった柘植の存在を察知するが....。 (goo映画より抜粋) |
感 想 | パトレイバーの映画第二弾は、キャラクターデザインも元々のものより大人っぽく変身、物語も目の前で起こる出来事で魅せる展開というよりは説明調色が強く、政治のダークな感じが滲み出る作風に。その後に続く2004年の「イノセンス」にも感じる「人間が造った社会が生み出してしまった問題にさらに人間が呑み込まれていく....。」といった感じ...。そんな多少・小難しくも感じる世界観の中、立ち上がる主人公達の活躍に至ると、潜在的に好む「絶えて・忍んで・最後に盛り上げる!」単純な構成が全体の複雑さを和らげ・惹きつけてくれます。 |
etc | 2006.4.16---スカパーch.361 ファミリー劇場 好奇心のゆくえ→ |
CASSHERN(日本:2004年) | ★★ |
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スタッフ |
監督:紀里谷和明 出演:伊勢谷友介/麻生久美子/唐沢寿明/寺尾 聰 |
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物 語 | 50年もの世界大戦で人類の心も地球環境も荒廃していた。環境が人類に及ぼす影響から逃れるための解決策を提唱する東博士は軍の援助により「新造細胞」の実用化にあと一歩の所まできていた。この研究の事故?偶然?により新造人間軍団が誕生してしまい、恐怖にかられ人間は新造人間軍団を排除する行動にでた.....人と人が戦い、人と人造人間が戦うこの世界でくりかえされる復讐心を治めるためキャシャーンは立ち上がる。 |
感 想 | 最初は、この世界の設定が薄く感じてダメ映画なのか?と....ブライ(唐沢)が初めて言う台詞に至る過程と、キャシャーン誕生までのエピソードに辿り着いた時になんとか観れるって気持になりました。新造人間軍団の悲しみが一番丁寧に描かれており良かった!〜コントラスト高めの映像・CGはゲーム映像の延長的な感じで好きか嫌いかに分かれそう〜もう少し深みのある世界観があって欲しかったかな?上映後には「面白かったね」の声があちこちで聴こえました...。大人向けでもなく、子供向けでもない映画に感じられ微妙。 |
etc | 2004.5.1---劇場 好奇心のゆくえ→「スカイキャプテン~ワールド・オブ・トゥモロー~」 |
銀色の髪のアギト (日本:2006年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:杉山慶一 出演:勝地 涼(アギト)/宮崎あおい(トゥーラ)/古手川祐子(ヨルダ)/濱口優:よゐこ(カイン)/布川敏和(ハジャン)/遠藤憲一(シュナック)/大杉漣(アガシ)/他 |
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物 語 | 月面から樹木が巨大化し、龍のような怪物となって地球に襲いかかる。爆発による激しい閃光が地表を包んで、未曾有の大災害が地球全土を覆う。遺伝子を操作して植物をあやつろうとした人類の愚かな計画の失敗から、やがて300年の歳月が流れた・・・。 "森"が意思を持って人を襲うようになってしまった地球で、人類は森と共生しようとする人々と、森と敵対する人々とに分かれて生き延びていた。森との共生を模索する『中立都市』に暮らすアギトたちは、そんな荒れ果てた環境にもめげずに、たくましく愉快に暮らしていた。ある日、アギトは親友のカインとともに、踏み入れてはいけないと言われている泉に水を汲みに出かける。そこで不思議な光を放つ機械を発見した彼は、その中から現れた美しい少女トゥーラと運命的に出逢う。(公式HPより抜粋) |
感 想 | なんだろう..?凄くイイ感じ(個人的には好きな感じ)で始まるのだが、途中からあれれ...なんか展開が....盛り上がらない...。一つの未来としての世界観やドラマを盛り上げるだけのキャラクター達と言った素材はあるのに生かし切れていない!そんな印象の作品になってしまっていました。 |
etc | 2006.8.29---DVD http://www.gin-iro.jp/web/top.html 好奇心のゆくえ→ |
雲のむこう、約束の場所(日本:2004年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:新海誠 出演:吉岡秀隆(ヒロキ)/荻原聖人(タクヤ)/南里侑香(沢渡佐由理)/石塚運昇(岡部)/井上和彦(富澤)/水野里紗(マキ)/他 |
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物 語 | あの遠い日に 僕たちは、かなえられない約束をした。 日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界で米軍統治下の青森の少年藤沢ヒロキと白川タクヤは同級生の沢渡サユリに憧れていた。もうひとつ彼等の憧れ、それは国境の向こう側の蝦夷(旧北海道)に建設された謎の巨大な「塔」。いつか自分たちであの「塔」まで飛んで行こうと小型飛行機を組み立てる二人であったが中学3年の夏にサユリが突然2人の前から姿を消した事がきっかけで飛行機は飛ぶ事もなく、2人は別々の道を歩き始める。そして、3年後.....。 |
感 想 | 新海監督、初長編劇場公開作品。前作「ほしのこえ」はたった一人で制作が売りでしたが、今回は新海Worldを他人が関わる事で世界は広がりをみせるのか・狭くなるのか?と興味があっての鑑賞でしたが、エンドロールを観て見れば要所要所はやはり新海監督がきっちりおさえているようで、他スタッフが関わっても大きく新海worldが損なわれる事はありませんでした(スタッフはやりにくいでしょうが...)。逆に前作を観た限りでの監督の弱点であるキャラクターデザインは他の方が担当する事でグレードアップ!新海監督は背景画(地上から見る空・夕方の空・雷雲・大地や牧歌的な建設物、あと電車等)がとてもセンスがいいです。科学構想の部分でSF素人な僕には?な所も多々有りましたが物語の全体像を理解するのには大して影響はありませんでした。 |
etc | http://www.kumonomukou.com/staff.html 2005.5.3---DVD |
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(日本:2001年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:原恵一 声優:矢島晶子(野原しんのすけ)/ならはしみき(野原みさえ)/藤原啓治(野原ひろし)/こおろぎさとみ(野原ひまわり)/ツカヤママサネ(ケン)/他 |
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物 語 | 嵐を呼ぶ幼稚園児・クレヨンしんちゃんが映画で活躍!良き時代・20世紀へ時間を逆戻りさせようとする組織が20世紀博覧会を開催、そこでは子供達より何故だか?大人達が夢中になっていた。そしてある夜のTV放送で「20世紀博覧会」からメッセージが流れ!その途端に大人達の様子が変わっってしまった! |
感 想 | 某番組の映画紹介コーナーで紹介されていた「オトナ帝国の逆襲!」いつか観ようとは思っていましたが、ずっと忘れていたので今回レンタル店で探して観賞してみました。そもそもTVシリーズを数回観たことがある程度の「しんちゃん」だったのですが、観賞後に映画館のスクリーンで見てみたかったかも?なんて思ってしまいました。ラストのタワーに昇るシーンは非常に迫力があり、面白かったし、「しんちゃん」がカッコ良かった!いろいろな方がこの作品を薦めている理由...それは観た人達だけの秘密!? |
etc | 2005.2.13---ビデオ |
ゲド戦記 (日本:2006年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:宮崎吾朗 出演:岡田准一(アレン)/手嶌 葵(テルー)/田中裕子(クモ)/香川照之(ウサギ)/風吹ジュン(テナー)/菅原文太(ハイタカ:ゲド)/内藤剛志(ハジア売り)/倍賞美津子(女主人)/夏川結衣(王妃)/小林薫(国王)/他 |
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物 語 | 竜が人間の住む世界に現れて共食いを始めるなど、異変が起こりはじめた多島海世界“アースシー”。異変の原因を探るべく旅に出た大賢者ゲドことハイタカは、その途中で父王を刺して国を飛び出してきたエンラッドの王子・アレンと出会った。2人はともに旅を続け、ハイタカの昔なじみ・テナーの家へ身を寄せる。しかしテナーと共に住んでいた少女・テルーは、心に闇を持ち自暴自棄となるアレンを嫌悪するのだった…。(goo映画より抜粋) |
感 想 | 予想通り?予想よりは?という感じで、期待以上の作品とはやっぱり行かない...。テーマは語られるが物語は語られずといった展開で僕の「知りたい好奇心」はほったらかされたまま終わった...。宮崎駿のアニメーションのセンスというものが偉大であることをただひたすら感じてしまいました。エンドロールで原作=ゲド戦記(ル=ググウィン)のはずなのに、原案=シュナの旅(宮崎駿)もクレジットされていて、昔からこの「シュナの旅」を映画作品としてみたいと思っていた僕としては、これで「シュナの旅」は封印ですか???とちょっと残念に.....。 |
etc | 2006.8.13---劇場 http://www.ghibli.jp/ged/ 好奇心のゆくえ→ |
攻殻機動隊「Ghost in the shell」(日本:1995年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:押井 守 声優:草薙素子:田中敦子/バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一 |
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物 語 | 情報化の進展と同調するように、高度に凶悪化する犯罪に対抗するためのサイボーグ特殊部隊公安9課は指名手配された正体不明ハッカー「人形使い」の捜査に乗り出した。 |
感 想 | インターネット・パソコン等の仕組みが良く分かっていない方には難しいかも知れません。マトリックス等の映画に影響を与えた作品なのでマトリックスが好きなら(キアヌ好きとは違いますよ)お薦めします。 |
etc | 2004---DVD |
ゴジラ FINAL WARS(日本:2004年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:北村龍平 出演:松岡昌宏(尾崎真一)/菊川怜(音無美雪)/ドン・フライ(ダグラス・ゴードン)/水野真紀(音無杏奈)/北村一輝(参謀:X星人)/ケイン・コスギ/宝田明/國村隼/水野久美/伊武雅刀/泉谷しげる/船木誠勝/長澤まさみ/大塚ちひろ/須賀健太/中尾彬/上田耕一/小橋賢児/篠原ともえ/マイケル富岡/角田信朗/レイ・セフォー/ゲーリー・グッドリッジ/他 |
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物 語 | 20XX年。突如、世界各地で一斉に怪獣たちが暴れ始めた。地球防衛軍及び新人類ミュータント兵士、通称・M機関は迎撃を開始するが、事態を収めたのは、地球に飛来したX星人と名乗る異星人であった。友好的に思えたX星人の真の目的は地球の支配・人類の家畜化だった。それをいち早く見破った主人公達は、X星人の計画を阻止すべく立ち上がる。ところが、本性を現したX星人の統制官は、サイボーグ怪獣・ガイガンを目覚めさせると、次々に他の怪獣も投下、地球侵略に乗り出した。そこで、地球防衛軍が誇る海底軍艦・新轟天号の艦長・ゴードン大佐の下、あるとんでもない作戦に打って出る。それは、地球の最終兵器とも言える南極の氷海に眠るゴジラを蘇らせる事だった!(goo映画より抜粋) |
感 想 | 始まって暫くは、何処かで観たような演出にイマイチ乗り切れなかったのだが、キング・シーサーの脚と腕の細さとそれに伴う動きの滑稽さ・他の怪獣との違和感に楽しくなってしまいました。そんな所で心掴まれ始めるとなんとなく全てが許せてしまい、ラストに向かって結構真面目に楽しめました。 |
etc | 2007.3.25---スカパーch.707 日本映画専門チャンネル 好奇心のゆくえ→ |
魁!!男塾(日本:2007年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:坂口拓 出演:昭英()/山田新太朗()/尾上寛之()/菅田俊()/榊英雄()/他 |
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物 語 | 日本のどこかにあるという、武士道精神を継承し真の男を育てる私塾、男塾。剣の達人・桃太郎、ド根性男・富樫、野生児・虎丸、そして軟弱男の秀麻呂らが入学してきた。常軌を逸したシゴキと懲罰に耐え、血と汗と涙の塾生生活をともにする仲間たち。そんなある日、男塾の乗っ取りをたくらみ、邪悪集団、関東豪学連が戦いを仕掛けてきたのだった。(goo映画より抜粋) |
感 想 | 原作も読んだことないので、どこまで面白さが再現されていたのか?など、ノリがつかみづらかった。登場人物のキャラが濃いようなんだけれど、初めての僕が理解するには物足りないし、テーマはあるのだろうでも、映画作品としての「芯」はないような。 |
etc | 2008.11.23---スカパーch.310衛生劇場 好奇心のゆくえ→ |
スカイ・クロラ The Sky Crawlers(日本:2008年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:押井 守
出演:菊池凛子(草薙水素)/加瀬亮(函南ユーイチ)/谷原章介(土岐野ナオフミ)/栗山千明(ミツヤミドリ)/山口愛(草薙ミズキ)/兵藤まこ(クスミ)/ひし美ゆり子(ユリ)/安藤麻吹(フーコ)/榊原良子(笹倉)/他 |
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物 語 | 完全な平和が実現した世界で、大人たちが作った「ショーとしての戦争」。そこで戦い、生きることを定められた子ども達がいる。思春期の姿のまま、永遠に生き続ける彼らを、人々は「キルドレ」と呼んだ。この物語は空と地表の境で繰り返される、終わらない、愛と生と死の物語。(映画パンフより抜粋) |
感 想 | 僕としては、珍しく?原作シリーズを読み終えてからの観賞というスタイルをとりました。まず、地上パートの間(ま)や空気感が僕の思っていた感覚とあっていてとても心地よかった。表情を崩していないような草薙水素の口元が一瞬笑ったように見えたり、様々な感情の揺らぎも表現することで活字の表現を軽く越えてくる瞬間が発見できた。そして空パート、そのスピード感は原作から感じる数倍以上といったテンポで興奮できる!あの!?「ティーチャ」のフェイントにかかり後ろをとられてしまったときの恐怖感は何とも息苦しい感覚でおもわず体が硬直。※立体的なサウンド作りも意識して作られているので映画館ではなるべく真ん中?(各スピーカーから等距離)の位置で観賞するだけでも臨場感倍増かもしれません。 |
etc | 2008.8.10---劇場http://sky.crawlers.jp/index.html 好奇心のゆくえ→ |
STEAM BOY(日本:2004年) | ★★★ |
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ゼブラーマン(日本:2003年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:三池崇史 脚本:宮藤官九郎 出演:哀川 翔(市川新市:ゼブラーマン)/鈴木京香(浅野可奈)/渡部篤郎(及川:防衛庁)/安河内ナオキ(浅野晋平)/大杉 漣(教頭)/他 友情出演多数 |
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物 語 |
2010年横浜市八千代区では50cmの巨大ザリガニや、アゴヒゲアザラシの大群が川に押し寄せ。異常な犯罪も増えていた。そんな町の小学校に、さえない教師 市川新市はいた。家族はいるがバラバラで彼も家では部屋にこもり34年前に大好きだったヒーロー「ゼブラーマン」のコスプレを楽しんでいた。 この町で起こっている秘密を知る防衛庁は密かに「警戒」をしていたが、ある日異常な犯罪が殺人事件にまで発展してしまう。そこに偶然「ゼブラーマンの格好」で居合わせた市川は犯人と格闘を繰り広げる!そして自らの資質に気がつき始めココから救世主として彼の孤独な戦いが始まる! |
感 想 |
哀川翔出演100本目となる記念作品!僕にとって今年(04年)101本目になる作品です。 ヒーローモノの「矛盾」はそのまま開き直って表現されていますから、細かい事にこだわらずに観る体制で望まないと、変に気になってしまうかも知れませんが、割り切って製作したのだろうと思えば嫌いいでは無い。 |
etc | 2004.8.19---DVD http://www.zebraman.jp/ |
千年女優(日本:2001年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:今敏 出演:荘司美代子・小山茉美・折笠冨美子(藤原千代子)/飯塚昭三(立花源也)/津田匠子(鳥尾詠子)/鈴置洋考(大滝)/京田尚子(千代子の母)/徳丸亮(銀映専務)/片岡富枝(美濃)/石森達幸(ゲンヤ)/小野坂昌也(井田恭二)/山寺宏一(鍵の君)/津嘉山正種(傷の男)/他 |
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物 語 | かつて一世を風靡した女優の語る一代記……のはずが、その思い出はいつの間にか彼女が出演した映画のエピソードと渾然一体となり、彼女の話を聞くインタビューアー二人を巻き込んでの波瀾万丈の物語になって行く。 彼女、藤原千代子にインタービューをするために訪れた立花が彼女に渡さなければならない「あるモノ」を差し出した時、その時から女優藤原千代子の一代記は、女・藤原千代子の物語として映画という虚構と現実の間を自由に行き来しながら、時間と空間を越えて行く。ただ初恋の殿方との約束を果たすために...。 |
感 想 | 今敏監督作品好きになりました。見応えのある作品を「映画らしい映画」なんて言ったりしますが、心から「映画らしいアニメ」と称えたくなります。最近ちょっと興味が湧いてきているアニメーションの世界!ですが、僕が興味を失って10年程経ってしまっていますが、知らない間に様々な才能が現れているのですね。 |
etc | 2005.4.18---DVD |
WXIII PATLABOR THE MOVIE 3(日本:2002年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:遠藤卓司 総監督:高山文彦
出演:綿引勝彦(久住武史:刑事)/平田広明(秦真一郎:刑事)/田中敦子(岬 冴子)/穂積隆信(栗栖敏郎)/拡森信吾(宮ノ森静夫)/森田順平(石原悟郎)/池田勝(大隅課長)/冨永みーな(泉 野明)/古川登志夫(篠原遊馬)/池水通洋(太田功)/二又一成(進士御幹泰)/郷里大輔(山崎ひろみ)/大林隆之介(後藤喜一)/他 |
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物 語 | レイバーを狙う奇妙な破壊活動が続く東京湾沿岸。城南署の刑事、久住と秦はその捜査に難航していた。そんな中、秦は大学講師の冴子に出会う。秦は冴子との時間を重ねるうち、次第に彼女に惹かれていった。捜査の途中、久住と秦は湾岸に浮かぶ備蓄基地で次々と人間を食い殺す“怪物”に遭遇する。この“怪物”こそがレイバー連続襲撃事件の犯人なのか。残された“怪物”の肉片から判明した事実が、すべての状況を一変させた。事態は警視庁、防衛庁、特車二課まで巻き込み、やがて秦の知らない冴子の姿が浮かび上がる。明かされていく驚愕の真実。暗躍する自衛隊の影。様々な思惑が交錯する中、再び“怪物”が東京湾に上陸する。この悲しい戦いに決着をつけるため、イングラムが立ち上がる・・・! |
感 想 | う〜む この作品は「パトレイバー」という名称と、その世界を利用して製作したアナザーストーリー色が濃い内容ですね。本来の主人公達は完全に脇に退けられ、二人の刑事の視点を中心に展開するという企画の面白さは「理解」できなくもないが、一体誰に見てもらいたくて創ったのかが理解できないです。例えば劇中に一つのエピソードとして、いつもの「特車二課」の(結構むちゃくちゃな行動の)視点を今回の主人公達(警察側)から観てどう写っているのか...といった描写も含めておけば、いつもとは違う角度からモノを観れて面白いと思うのだが...。 |
etc | 2005.12.29---スカパーch.361 ファミリー劇場 http://www.bandaivisual.co.jp/patlabor/ 好奇心のゆくえ→「」 |
鉄コン筋クリート (日本:2006年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:マイケル・アイリス 原作:松本大洋
出演:二宮和也(クロ)/蒼井優(シロ)/木村(伊勢谷友介)/沢田刑事(宮藤官九郎)/本木雅弘(蛇)/他 |
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物 語 | 義理と人情とヤクザの町、宝町には2人の少年、クロとシロが住みついていた。親を知らない2人は、かつあげやかっぱらいで、毎日を過ごしていた。ある日、昔なじみのヤクザ、ねずみが町に戻って来る。何かが起ころうとしていると察したクロは、刑事の藤村、沢田に近づくが、確かな情報は得られなかった。が、実はレジャーランドの建設と、町の開発の話が水面下で進んでいた。町をそしてシロを守りたいクロは、狂気の行動に出るのだった…。(goo映画より抜粋・参考に) |
感 想 | 2007年最初の観賞は劇場からスタート。原作も未読・映画の前知識も無しの状態で観賞しましたが、数分でこの宝町という世界にずっぽりとはまれる魅力作。今回声優初挑戦の蒼井優はココでも(声でも)他のキャラクターの存在感さえ喰ってしまう程の演技をしていました。◎アニメーションならではの精神世界の表現は作品事態がしっかりとしたものだったので退いたり冷めたりしませんでしたが、こういうのって逃げの演出になってしまったり、表現力が足りない演出をしてしまうとヤスっぽくなるので違う意味でドキドキしてしまった。w◎アニメーション映画が楽しめるか否かはその世界観や背景画に重きを置きたくなる僕としては充分楽しめる作品でした。 |
etc | 2007.1.4---劇場http://tekkon.net/ 好奇心のゆくえ→ |
デビルマン(日本:2004年) | ★★ |
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スタッフ |
監督:那須博之 出演:伊崎央登(不動明)/伊崎右典(飛鳥了)/酒井彩名(牧村美樹)/渋谷飛鳥(ミーコ)/冨永愛(シレーヌ)/宇崎竜童(牧村啓介)/阿木燿子(牧村恵美)/ボブ・サップ(キャスター)/他 |
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物 語 | 両親を亡くし牧村家に引き取られ高校生活を送っていた明は、親友・飛鳥了の父の死をきっかけにデーモン(悪魔)からの合体を受けてしまうが明の強い意志により人間の心が残ったまま変身できる「デビルマン」として誕生した。 世界中で、人間を滅ぼす勢いで勢力を伸ばすデーモン達に人間は恐れ、デーモンでもない人達をも疑い殺し合うようになってゆく、人の中の本性を目の当たりにした明と親友であったはずの了....デーモンとして生きる道、人を守って生きる道。友を救いたいという気持ち、恋人を守りたいという気持ち。それぞれの思いは一瞬にして奪われ........。 |
感 想 | スゴイダメ!キャシャーンよりもダメ..と言われ恐いもの見たさで観賞。その結果僕の中ではキャシャーンよりは面白かったかも...でもやっぱり...という印象。ホンノちょっとのCGの為に多くを費やすしすぎたためなのか、実写特撮パートの安っぽいこと...。カメラワークもTVドラマレベル。街・国・世界・地球が崩壊してゆく様子をボブサップが演じるキャスターのコメントと町内自警団なんてもので演出していましたが、個人的にはこの「崩壊」してゆく設定や映像をもっと掘り下げて映し出せれば世界観がブ厚くなるのにな〜なんて思っていました。<この映画を楽しむ為にはクサイ台詞の多い脚本で笑えた!ってことでしょうか「ハッピーバースディ デビルマン!」この台詞の笑えるセンスに心奪われる方なら、最後まで(違う意味で)楽しめるのでは?僕はそうやって観ていました。笑> |
etc | http://www.devilmanthemovie.jp/ 2005.6.7---DVD 好奇心のゆくえ→「CASSHERN」「キューティハニー(未見)」「鉄人28号(未見)」なんか流行だったのかな? |
東京ゴッドファーザーズ(日本:2003年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:今敏 出演:江守徹(ギン)/梅垣義明(ハナ)/岡本綾(ミユキ)/こおろぎさとみ(清子)/寺瀬今日子(幸子)/他 |
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物 語 | クリスマスの夜にホームレスのギン、ハナ、ミユキが見つけた神様からの贈り物「捨て子の清子」の親探しのための奔走記!それぞれの抱えている問題や、運命が様々なところで交差しながら「捨て子の清子」がみんなに幸運をもたらすストーリー。 |
感 想 | 出だしはそのリアルな人物の動きや、実写的な背景などにアニメで制作する意味があるのかな?と考えながら捻くれて鑑賞を開始している自分がいましたが。数々の奇跡が映し出されると、最初の思いとは逆に「これが実写だったら退くだろうなぁ〜、アニメでやることで成功してるな〜」なんて掌を返して納得していたりして...。いわゆるアニメノリは無いので普通に「映画」をみている気持ちになれるイイお話でした。 |
etc | http://www.sonypictures.jp/archive/movie/worldcinema/tgf/2005.4.8---DVD |
となりのトトロ(日本:1988年) | ★★★★★ |
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スタッフ |
監督:宮崎 駿 声優:日高 のり子/坂本 千夏/糸井 重里/島本 須美 |
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物 語 | 昭和30年頃の日本にて、11才のサツキと4才のメイの姉妹がお父さんと田舎に越してきた。家のすぐ隣の塚には大きな樹がありその森にはサツキとメイにしか見えないお化けのトトロがいた。 |
感 想 | 宮崎駿作品は終わった時にもっと先が観た〜いと思わせてくれる暖かい作品が多いですね。久しぶりに観ましたが夏に観ると気持良い映画です。 |
etc | 2003---劇場&DVD |
茄子 アンダルシアの夏 (日本:2003年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:高坂希太郎
出演:大泉洋(ペペ)/小池栄子(カルメン)/平野稔(カルメン)/緒方愛香(リベラおじさん)/平田広明(フランキー)/坂口芳貞(監督)/羽鳥慎一(実況アナウンサー)/市川雅敏(解説者)/筧利夫(アンヘル)/他 |
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物 語 | ペペは、ただひたすら走っていた。照りつける熱い陽射しの中、南スペインの乾いた道を。ツール・ド・フランスと並ぶ「世界3大自転車レース、ブエルタ・ア・エスパーニャ」で今シーズン成績のふるわない彼は、スポンサーから契約解除の通達を知る。やがてペペは生まれ育ったアンダルシアの村にさしかかり...そこでは兄アンヘルと、かつての恋人カルメンの結婚式が行われていた。 |
感 想 | 長編だと思っていたら1時間程度で終わってしまう短編でした。日本のアニメ好きにどれだけ自転車レースファンがいるのか?とか考えないでいい本作ですが。「魅せる」のはアニメーションとしての技術力・表現力の部分のようなのでそういう部分に興味がある人には良いのかもしれません。「茄子の漬け物」はあんまり美味しそうには見えなかったのは僕だけか? |
etc | 2005.11.20---スカパーch.724 http://www.nasu-summer.com/ 好奇心のゆくえ→ |
PERFECT BLUE(日本:1997年) | ★★★★★ |
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スタッフ |
監督:今 敏 出演:岩男潤子(霧越未麻)/松本梨香(ルミ)/辻親八/大倉正章/他 |
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物 語 | B級アイドル3人グループ「チャム」のメンバー霧越未麻はグループを脱退し女優業に転身することに決めた。その頃から未麻の周りに現れ始めるストーカーの影..。脱アイドルをインパクトづけるためにドラマでは「レイプされる女」の役に大胆にも挑戦し、さらにはヘア・ヌード写真集の発売までして世間の注目を集め「脱アイドル」は成功しているようにも思えたが未麻はその環境の急激な変化と、身のまわりで起こる「事件」に現実と虚構とが交錯し精神が混乱していくのだった。そしていつからか彼女の目の前に現れるもう一人の未麻。「あなた、誰!?」必死で追いかける未麻を嘲笑うかのように軽やかに走り去るもう一人の未麻は彼女が作り出す幻覚なのかそれとも.......。 |
感 想 | 今敏 初監督作品。アイドルとオタク(ファンか..?)とストーカーというキーワードでいかにもという物語なのですが、後半の主人公・未麻の精神の混乱がつたわる演出・どれが現実なのか判らなくなる展開にグイグイ引き込まれそしてイキナリ事の真相が目の前に現れた時にそれまでの全ての出来事が頭の中でピタっと繋がっていきました。アニメーションの技術を上手に使って魅せる作風はこの後に続く「東京ゴッドファーザーズ」等にも引き継がれていますね。映画作品としても大満足のサスペンススリラーでした。 |
etc | 2005.4.26---DVD |
ハウルの動く城(日本:2004年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:宮崎 駿 出演:倍賞千恵子(ソフィー)/木村拓哉(ハウル)/美輪明宏(荒地の魔女)/我修院達也(カルシファー)/神木隆之介(マルクル:ハウルの弟子)/大泉洋(かかしのカブ)/大塚明夫(国王)/原田大二郎(ヒン:犬)/加藤治子(サリマン:王室付魔法使い)/他 |
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物 語 | 魔法と戦争と不思議な乗り物が存在し荒地には美女の心臓をとって喰らうという魔法使いハウルの動く城が現れる世界〜ある町の帽子屋でソフィーは地道に働いていた。ある時ソフィーが町の裏路地を歩いていると何かに追われているらしい青年に出逢うが謎の追っ手はスグに迫ってきた、突然青年はソフィーと共に空中に舞い上がり追っ手から逃れるが、ソフィーにとってこの逃走は束の間の空中散歩と感じ、青年の事を印象づけ心奪われる出来事になった。しかしその夜、ソフィーは荒地の魔女と名乗る魔女に一瞬にして呪いをかけられ90才のお婆ちゃんの姿に変えられてしまう。このままでは家にはいられない!ソフィーは呪いを解くため?魔法使いがいるという荒地を目指す。 |
感 想 | 聞きたくないのに聞こえてくる前評判.....。多少の不安はありましたが、好作品でした。宮崎作品としては前作「千と千尋の神隠し」の西洋魔法版ともいえる内容なのですが、アイデア等で過去作品の要素をイロイロとチョイスして集大成的な感じも受けたのでこれは?もしや?今度こそ本気で監督が現役を退く考えなのかも?なんて心配もしてしまいました果たしてどうなんでしょうか?今回の主人公ソフィーは今までの宮崎作品にあるような、世界の最前線に自らが身を乗りだし解決してゆくというポジションでは無いので「なんかスカッと」しないという意見も当然あるのでしょうね。「大人が観ても楽しめる映画」から「子供が観ても楽しめる映画」という作り手の変化を感じました。 |
etc | 2004.12.11---劇場 http://www.howl-movie.com/ |
鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 (日本:2005年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:水島精二 出演:朴romi(エド:鋼の錬金術師)/釘宮理恵(アル)/小栗旬(アルフォンス・ハイデリヒ)/沢井美優(ノーア:占いジプシー)/かとうかずこ(デートリンデ・エッカルト:トゥーレ協会会長)/豊口めぐみ(ウィンリィ:オートメール技師)/大川透(ロイ・マスタング:焔の錬金術師)/内海賢治(アレックス・ルイ・アームストロング:豪腕の錬金術師)/柴田秀勝(フリッツ・ラング:大総統ブラッドレイ似)/江原正士(ホーエンハイム:父)/藤原啓治(ヒューズ)/他 |
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物 語 | 何かを望み手に入れるためには、同等の対価が必要となる「錬金術」を使い、自らの命を対価に弟・アルの魂と肉体を取り戻す事に成功した兄・エドが弟とは別世界に引き裂かれてから3年。 1923年のミュンヘン。エドと弟似のアルフォンス・ハイデリヒはロケット実験(ショー)のためカーニバルへ向かっていた。そこで輩に追われる占い師・ジプシーの女性ノーアを助けた事から秘密結社ノーア協会が探し・欲している「シャンバラ=理想郷」の事や、元の世界での大総統似のフリッツ・ラングに出会い。自分の世界にも戻れるかも知れない「希望」を見出してゆく。が....。 |
感 想 | 本作品はTVシリーズ最終回後の物語です。なのでTVシリーズを未見の方が観賞しても意味がわからないハズですからご注意を。全体的にかなり真面目な創りになってしまった本作の楽しみ方はパラレルワールドに存在する似たキャラクターをミツケル楽しみ位でしょうか??群像劇としてキャラクター達の掛け合いや謎が「鋼の錬金術師」の楽しみだったのですが、それはTVシリーズで解決・解散済みなので今ひとつ「鋼の錬金術師」の美味しい部分が少なかったのが残念。豪腕の錬金術師・ルイ・アームストロングの登場だけが唯一変わらないニンマリしてしまう瞬間だったかな? |
etc | 2005.7.24---劇場 http://www.sonymusic.co.jp/Animation/hagaren/ 好奇心のゆくえ→ |
東のエデン The King of Eden(日本:2009年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:神山健治 出演:木村良平(滝沢朗)/早見沙織(森美咲)/江口拓也(大杉智)/川原元幸(平澤一臣)/齋藤彩夏(みっちょん)/斎藤貴美子(おネエ)/田谷隼(春日春男)/五十嵐麗(白鳥・D・黒羽11)/玉川紗己子(ジュイス)/他 |
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物 語 | 2011年2月19日。60発のミサイルが日本各地を攻撃した。誰にも知られることなくその危機を救った滝沢朗は事件後、忽然と姿を消す。たった一人、彼のことを見守った森美咲に自分の携帯電話を託して。それから半年後の夏のある日、滝沢のノブレス携帯に新たな活動履歴が届く。再び動き出した活動履歴と滝沢の携帯に残されたメッセージを手掛かりに、咲はひとりニューヨークへと旅立った…。(goo映画より抜粋) |
感 想 | フジテレビ ノイタミナ枠オリジナル企画として11話放送された作品の続編。良質な作品特有の「空気」をもっている作品です。本作King of The Edenだけを鑑賞しても物語も、面白さのツボも理解できないでしょうからレンタルビデオ等でTV版を 鑑賞してから観てください。ジュイスと各セレソンのやり取りの変化が面白いと思っているのですが本作ではその差がエスカレートして笑えた。ただ物語の途中なのであえて評価は高くも低くもしません。 |
etc | 2010.4.14---レンタルDVD 好奇心のゆくえ→ |
東のエデン Paradise Lost(日本:2010年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:神山健治 出演:木村良平(滝沢朗)/早見沙織(森美咲)/江口拓也(大杉智)/川原元幸(平澤一臣)/齋藤彩夏(みっちょん)/斎藤貴美子(おネエ)/田谷隼(春日春男)/五十嵐麗(白鳥・D・黒羽)/玉川紗己子(ジュイス)/檜山修之(板津豊)/宮内敦士(物部大樹)/森田成一(結城亮)/遊佐浩二(辻仁太郎)/吉野裕行(直元大志)/瀬能礼子(北林とし子)/秋元千賀子(飯沼千草)/有川博(亜東才蔵)/他 |
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物 語 | ニューヨークから帰国した滝沢朗は、“東のエデン”のメンバーと合流。セレソンゲームに決着をつけるため、内閣総理大臣の別邸へ向かう。滝沢の帰国と同時に、セレソンたちの思惑も交錯する。ゲームはいよいよ最終局面を迎えつつあった。一方咲は、滝沢の過去にまつわる、ある秘密を掴むのだが……。(goo映画より抜粋) |
感 想 |
この物語は日本の戦後復興〜自分たちの国を「なんとかしようと」もがいていた団塊の世代〜平和すぎる時代の中で「未来」を描けなくなっている若者達との間にある相容れない空気のようなものを、少し過激に問題提起してみたら?こんなになりました....という物語。世代や、その人の状況によって、感じ方が変わるかも。
ハリウッド映画に観られるように、話が進んでいったり続編だったりすると。 「商売」が邪魔をしてどんどん派手になっていったり、現実離れしていく昨今の映画業界の中では珍しく?(それがノイタミナの企画力..) 最初は、ジュイスに頼めばなんでも叶う魔法の携帯電話の刺激的な設定を見ている人に染込ませてゆくのに、謎が一つ、また一つ解明されてゆくとルール無視な要望や、実現不可能な要望は却下され、ゲームに参加している12人以外にも政治に関わる人物達の思惑によって「万能ではないゲーム」を感じさせ、現実的な感覚を取り戻す方向に促してゆくような演出が心地良く感じた。 こういう手法をとることで、夢世界を魅せつつも現実(現代)の人たちに伝わるメッセージに昇華させようとしているのだとしたら、なんか凄い監督だなーと勝手に解釈。 |
etc | 2010.4.15---劇場 好奇心のゆくえ→ |
ブレイブストーリー (日本:2006年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:千明孝一 出演:松たか子(ワタル)/大泉洋()/常盤貴子()/ウエンツ瑛士()/木樹希林()/他 |
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物 語 | 11歳のワタルは、幽霊ビルを探検中に奇妙な出来事を目にする。キレイな顔をした少年が、宙に浮かぶ階段を上っていき、大きな扉の中へと入っていったのだ。翌日、ワタルは少年が隣のクラスの転校生・ミツルだと知り、扉の向こうに行けば、運命を変えられるのだと聞く。ワタルは平凡な少年だった。しかし突然、父が家を出ていき、母がショックで倒れてしまう。こんな運命変えてやる!扉の向こうへと飛び込んだワタルの、「幻界」(ヴィジョン)での旅が始まった。(goo映画より抜粋) |
感 想 | 気は若いとはいえ汚れすぎていている?(爆)僕には多少説教クサイ童話という印象だ、11歳の主人公ワタル君と同年代の少年少女が見ると感ずるところがあるのではないでしょうかね?キャラクターはキレイに描けているが、アニメの命(と、思っている)の背景画はまだまだこんな感じでは満足できません。 |
etc | 2007.9.4---スカパーch.707日本映画専門チャンネル 好奇心のゆくえ→ |
ベクシル-2077日本鎖国-(日本:2007年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:曽利文彦 出演:松雪泰子(マリア)/黒木メイサ(ベクシル)/谷原章介()/大塚明夫()/桜井孝宏()/森川智之()/柿原徹也()/他 |
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物 語 | 21世紀初頭、バイオ・テクノロジーとロボット産業の急速な発展から、日本は世界を大きくリードした。そのため、様々な危険が指摘されるようになると、国連の規制に反旗を翻し、2067年、鎖国という決断をとった。それから10年後、米国特殊部隊SWORD所属の女性兵士、ベクシルは、日本への侵入作戦を実行する。そこで、ベクシルが目にしたのは...。(goo映画より抜粋) |
感 想 | 曽利監督(「ピンポン」)初アニメ作品。といっても、2004年の APPLE SEEDのプロデューサーをやっていたりと、自らも手がけてみたかったんでしょうか?。その、APPLE SEEDの時の印象よりは、人間の CGも自然な動きになっていたが、やっぱりまだ違和感があるんだな〜。冒頭で日本が鎖国に至った経緯がナレーションで説明された時に思う、石油とか食料とか?輸入も無くてどう生きてゆくのか?そこの世界設定はどうするの?という疑問への答えは間接的にではあるが物語の中にあったので納得?まぁ暇つぶしにはなったかな〜。 |
etc | 2008.9.16---スカパーch.330 WOWOW 好奇心のゆくえ→ |
ほしのこえ The voices of a distant star(日本:2002年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:新海誠 出演:篠原美香・武藤寿美=声優版(長峰美加子)/新海誠・鈴木千尋=声優版(寺尾昇)/他 |
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物 語 | 2047年。異生命体・タルシアン攻撃の為に組織された国連宇宙軍の選抜メンバーに選ばれた美加子は密かな想いを寄せながらも告白出来ずにいた中学の同級生の昇と携帯電話のメールで宇宙から連絡を取り合っていた。しかし彼女が搭乗するリシテア艦隊が地球から離れるにつれ、メールの電波が往復する時間がかかるようになってしまう...。地球から8.6光年離れたシリウスからの15歳の美加子のメールは8年7ヶ月かかって24歳の昇に届く.....。近未来。宇宙と地球に引き裂かれた2人の超遠距離恋愛を切なく描く。 |
感 想 |
アニメ好きの人ならみんな知っているのでしょうが、映画好きな方はご存知でない場合もあると思いまして映画とはちょっとカテゴリーが違いますが掲載します。 この作品は新海誠という方が脚本・映像・主人公の少年の声まで、一人で作り上げた個人制作のフルデジタルアニメーションなのです。(音楽は天門さん、音響はマンガズーさん)。 全ての要素が切なさを演出し、宇宙での孤独感を疑似体験できる美しい画とテンポに酔いしれることができました。音響の効果がかなり秀逸で個人制作のクオリティをグン!と上げています。はじめてエヴァを観た時の心に突き刺さってくる感覚に似ていました。....エヴァの事詳しくはないんだけどね。 |
etc | http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/stars/index.html 2005.5.2---DVD |
マインド・ゲーム (日本:2004年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督・脚本:湯浅政明 出演:今田耕司(西)/前田沙也香(みょん)/藤井隆(じーさん)/ヤン(たくませいこ)/りょう(山口智充)/坂田利夫(みょん・ヤンの父)/島木譲二(やくざのボス)/中條健一(アツ:元サッカー選手)/西凛太朗(やくざ:兄貴)/他 |
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物 語 | 初恋の幼なじみ、みょんちゃんに再会した西。彼女が姉のヤンと営んでいる焼き鳥屋に招待されたまではよかったが、借金の取り立てにきたヤクザにあっけなく殺されてしまう。しかし、将来に未練たっぷりの西は、神様に逆らって再び現世に舞い戻る。とことんやると神様に誓った西は、ヤクザに追われて危機一髪のところで、今度はクジラに呑み込まれてしまう...。(公式サイトより抜粋) |
感 想 | シュール・コミカル・ファンタジー・アニメーション?。そのどれででもあって、どれかではない「世界観」をもっている作り手さん達の情熱を感じる作品です。今田耕治は声優として結構マッチしていて、言い回しなど、なかなか笑えた。 |
etc | 2006.2.11---スカパーch.724 アニマックス http://www.mindgame.jp/index.html 好奇心のゆくえ→ |
メトロポリス(日本:2001年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:りんたろう 出演:小林桂(ケンイチ)/井元由香(ティマ)/岡田浩暉(ロック)/石田太郎(レッド公)/富田耕生(ヒゲオヤジ)/他 |
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物 語 | 巨大都市メトロポリスでの有力者・レッド公が建設した超高層ビル「ジグラット」のオープン記念祭でわきたっていた。実はレッド公は世界征服のための拠点としてジグラットを建設していて、その最上階にロボットの守護神を座らせれば世界征服の目論見は完璧と言うところまできたのだが....。指名手配中のロートン博士に密かに造らせていた「ティマ」が博士の殺害と同時に姿を消した! 巨大都市メトロポリスを舞台に繰り広げられる、人間とロボットの愛と戦いを描いた長篇アニメーション。 |
感 想 | この作品も人の未来、ロボット・コンピュータとの共存といったテーマを描いていますが、人間を描ききれていないためなのか、目の前で起こる事は全てそのまま裏切られることなくタンタンと展開するからなのか?ググッと伝わってくる事が無かった。映像の美しさや、5.1chのサウンド造りは良くできていただけに残念。手塚治虫Fanならば嬉しい1作になったのでしょうか? |
etc | 2005.6.2---DVD 好奇心のゆくえ→ |