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アメリカ・ハリウッド映画
アイ・アム・サム (アメリカ:2001年) ★★★★
スタッフ 監督:ジェシー・ネルソン
出演:ショーン・ペン(サム)/ミッシェル・ファイファー(リタ・ハリソン弁護士)/ダイアン・ウィースト(アニー:隣人)/ダコタ・ファニング(ルーシー)/リチャード・シフ(ターナー検事)/ダグ・ハッチソン(イフティ:サムの仲間:映画マニア)/ローラ・ダーン(ランディ:里親)/スタンリー・デサンティス(ロバート:サムの仲間:警戒心男)/ブラッド・アラン・シルヴァーマン(ブラッド:サムの仲間)/ジョセフ・ローゼンバーグ(ジョー:サムの仲間)/他
物 語 スターバックスで働く7歳の知能しか無いと診断された中年の男サムは、ホームレスの女性の父親になってしまう。しかし出産後母親は逃亡。サムは一人娘ルーシーを仲間に助けられながらも7歳までなんとか一人で育てた。しかしルーシーが父親の知能を越える頃になり、ルーシーが父親を気遣う事が多くなってゆくと、サムの養育能力に疑問を持った擁護施設が二人を引き裂いてしまう。仲間の助言でサムは有能な弁護士を雇って裁判で争う事になるが......。
感 想 おそるべしダコタ・ファニング(娘:ルーシー)!普通に観ていたら小生意気な子役なのに、スゴク魅力的な視線とオーラ漂う演技で観ているコチラはかなりグラグラ揺れていました(笑)。先日観た「マイボディガード」からの好奇心チョイスですがもっとこの子の演技を観てみたい気にさせてくれますね。かわいい娘を取り戻すため奔走するサムを映し出す中後半は「責任」を取れる親として認められるかが問われる訳なのですが、そこにはルーシーの気持ちに耳を傾けるオトナは無く「愛」だけでは決められない現実に傾いてゆきます。「他人が決めるルール」に奇跡を起こすのは誰......?
etc 2005.7.19---DVD
好奇心のゆくえ→「マラソン:韓国」
アイランド (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:マイケル・ベイ
出演:ユアン・マクレガー(リンカーン・6・エコー、トム・リンカーン)/スカーレット・ヨハンソン(ジョーダン・2・デルタ、サラ・ジョーダン)/ジャイモン・フンスー(ローラン・追っ手)/ジョーン・ビーン(メリック)/スティーブ・ブシェミ(マック)/マイケル・クラーク・ダンカン(スターク・2・デルタ)/他
物 語 〜人々は大気汚染から守られ管理された居住区の中で暮らしていた。排泄をするだけで健康チェックがされ、食事も栄養バランスが管理され自由に欲する事も出来ないシステム化された社会(組織)が形勢され多くは何の疑問も抱かずに暮らしていた。そんな彼等の唯一の希望は地球上で唯一汚染されていない「アイランド」に移住する事で、それには選抜され当選するしかないのだった〜優雅に海原を進むクルーザーから引き込まれ転落する悪夢で目覚める男リンカーン・6・エコー。彼は自分の住む世界に疑問や窮屈さを感じ始めていたがある時重大な真実に突き当たってしまう。それと同時に気になる異性・ジョーダン・2・デルタが「アイランド」行きのチャンスを手に入れたのだった!
感 想 最初の1時間位は、この世界を説明しながじっくりと「真実」に迫ってゆきます多少眠くなりながら...。真実に直面した時からラストまではまるっきり違う映画にかわり超ド級のアクション映画に早変わり、巻き込まれている人間はよく気絶しないなぁと思える程です。全体的に面白いといえるのだがバランス感覚がヘンな印象を受けました。最初の管理社会の設定をじっくりと説明してゆく割には、あらたな世界に飛び出した主人公達が5歳程度の教育しか受けていないという設定を活かしているトコロはホンノ少しでした...。ジョーダン・2・デルタの物語をもっとキチンと観てみたかったしコチラのテーマの方が観れる映画になる予感がしていたのですがさらっとセリフで終わっちゃいましたね。
とか何とか言いながら、映し出される近未来の映像は現在の乗り物と未来のマシンが同居していて面白く。制作者はかなりホンキでこの世界を造っているなぁ〜と感心したのも確か。
etc 2005.8.15---劇場 http://island.warnerbros.jp/
好奇心のゆくえ→
アイ,ロボット〜i,ROBT〜(アメリカ:2004年) ★★★
スタッフ 監督:アレックス・プロヤス
出演:ウィル・スミス(デル・スプーナー刑事)/ブリジット・モイナハン(スーザン・カルヴィン博士)/ブルース・グリーンウッド(ローレンス・ロバートソン:USR会長)/チー・マクブライド(ジョン・バージン副署長)/ジェームズ・クロムウェル(アルフレッド・ランニング博士)/アラン・テュディック(サニー)/他
物 語 今から数十年後の近未来。家庭用ロボットが人間のパートナーとして普及している時代。そのロボットは「ロボット3原則」によって人間に危害を加えられないように管理されていた。革新的な技術により新世代ロボットが登場し、新たなロボット社会の夜明けを迎えようとする直前、そのロボットの産みの親であり、ロボット工学の第一人者、アルフレッド・ランニング博士の殺人事件が発生した。容疑者は最新のNS-5型ロボットの「サニー」。「ロボット3原則」により人に危害を加えないハズのロボットが犯人なのか?シカゴ市警のロボット嫌いの刑事スプーナーが事件解明に動き出した!
感 想 一昔前ならば、この手の作品をワクワク期待しながら観れたのですが、最近の他の作品はこの「アイ,ロボット」より進んだ設定が多い?ので目新しさを感じられなかった。しかも先が読める展開や、CGを使う事で嘘っぽく見えてしまう物理的なハイウェーでの車の動きなどが目についてしまったり、登場人物の設定も表面をなぞっているだけで感情移入できなかった....。旧型のロボ達が結構従順で可愛いく思えたトコロはヨカッタ!
etc 2005.5.14---DVD http://www.foxjapan.com/movies/irobot/
好奇心のゆくえ→「ブレードランナー」「攻殻機動隊」「イノセンス」もっと未来は恐いかも...?
アダプテーション(アメリカ:2002年) ★★
スタッフ 監督:スパイク・ジョーンズ
出演:ニコラス・ケイジ(チャーリー・カウフマン&ドナルド・カウフマン)/メリル・ストリープ(スーザン・オーリアン)/クリス・クーパー(ジョン・ラロッシュ)/ティルダ・スウィントン(ヴァレリー)/カーラ・シーモア(アメリア)/ブライアン・コックス(ロバート・マッキー)/他
物 語 映画「マルコヴィッチの穴」の脚本家チャーリー・カウフマンは次回作の脚本を依頼されるがその原作にはストーリーが無い。それはフロリダで蘭を不法採取していた栽培家のジョン・ラロシュを取材したものであったのだが、脚本執筆は難航していた。ある日双子の弟のドナルド(性格がチャーリーと反対)を伴って原作者に会いに行くが原作者にはある秘密が.....。
感 想 自らが書き上げた脚本の主人公は自分。というなんとも不思議な物語、面白かったのは個性的な脚本家として「マルコヴィッチの穴」等を手がけている彼が次の作品を書くのに、安っぽいガンアクションやカースタントはやりたくないなんてハリウッド映画を批判しつつも映画の中の現実はそちらの方向にいってしまうというブラックなユーモア....。よ〜く考えたら結構ヘンな物語だなと...。マルコヴィッチ節?ヒューマンネイチャー節は健在か?交通事故シーンはやたらとリアル
etc 2004.8.4---DVDhttp://www.adaptation.jp/
アトミックカフェ 〜The Atomic Cafe〜(アメリカ:1982年) ★★
スタッフ 監督:ケヴィン・ラファティ/ジェーン・ローダー/ピアース・ラファティ
出演:
物 語 アメリカが原爆を広島・長崎に落とし、一つの戦争は終結に向かうが、スグに朝鮮半島による南北戦争が勃発。国連軍参戦で戦況は有利に見えたが、北側にソ連や中国の支援・参戦が起こると一進一退になる、そんな時アメリカは原爆でカタを付けてしまえばいいと考えていた.....。そして米ソの冷戦の時代に突入。政府は国民を安心させるために原爆PR用フィルムを製作し、「いかに原爆が安全か!」と大まじめに語り出す。それは政府や軍が国民や世界に対し歴史上に残る嘘をついたことを実証するものであった。ドキュメンタリーとブラックパロディの要素のある本作の素材は、アメリカ政府広報フィルムとニュースリールから構成されている。
感 想 ある監督がこう語ったそうです。「当時「アトミックカフェ」という凄い映画をとっていたケヴィン・ラファティに、”俺にも映画の撮り方を教えてくれ”と頼んだら、驚いた事に気軽にOKしてくれたんだ。」彼なしでは自分の出世作「ロジャー&ミー」も世に出なかっただろう。」〜マイケル・ムーア(ボーリングフォーコロンバイン、華氏911 他)。そしてパッケージによると、3人の監督の内2人はジョージ・ブッシュの親戚であると.....皮肉な話だ。
当時人類最悪の発明品は少なくとも科学の先端だった、しかし政府や軍が国民に説いた発明品に対する「安全策」や「対応策」の「嘘」はレベルが低すぎてバカらしい!当時の民衆は信じてしまったのだろうし、なんかどこかの国がやっている「洗脳」の類とたいして代わり映えしないなと思えますね。きっと知る事ができる時代になっている今も、こういう騙し合いや嘘は根本的に無くならないんだろうな。
etc 2005.5.9---DVD
好奇心のゆくえ→「スーパーサイズ・ミー」
あなたに降る夢 (アメリカ:1994年) ★★
スタッフ 監督:アンドリュー・バーグマン
出演:ニコラス・ケイジ(チャーリー・ラング巡査)/ブリジット・フォンダ(イボンヌ・ビアジ)/ロージー・ペレズ(ミュリエル:妻)/ウェンデル・ピアース(ボー:相棒)/スタンリー・トゥッチ(エディ:別居夫)/アイザック・ヘイズ(エンジェル:ホームレス男)/ビクター・ロジャス()/シーモア・カッセル(ジャック・グロス:投資家)/J.F.フリーマン(Sal Bontempo)/レッド・バトンズ(Walter Zakuto)/他
物 語 N.Y.にチャーリーという警官がいました。彼は善人で相棒のボーもいい奴だった。庶民の味方!そして子供好き!忍耐と良識の人!気配りも抜群!まるで警官の鏡。彼の野心家の妻・ミュリエルとの関係は冷め切っていた。一方、ウェートレスのイボンヌに災難がかかりました。夫にカードを使い込まれカード破産に追い込まれ最悪の1日だったのだ....しかしその日この3人の運命を左右する出来事が起こることになろうとは...。チャーリー巡査が宝くじを買い、ランチで立ち寄った店にて持ち合わせの無かったチップの変わりにもし宝くじが当たったなら山分けしようと約束したら、ホントウに当たってしまい.....。
感 想 もし、宝くじに当たったら.....その時、山分けを口約束をしてしまっていたら....。ホントウにこんな善人はいないだろ〜なんて思っていたら、参考に(ヒントに)している実話があるらしいです。400万ドル×100円換算でも4億だからなぁ〜日本だったらロト6の1口の最高額だし、自分だったらもっと舞い上がってしまいそう.....。
etc 2006.1.8---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→「ウェイクアップ!ネッド」宝くじ映画でつなぐ好奇心!
アニー・ホール〜Annie Hall〜(アメリカ:1977年) ★★
スタッフ 監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン(アイビー)/アニー・ホール(ダイアン・キートン)/トニー・ロバーツ(ロブ)/他
物 語 大都会、様々な人種が行き交うNYでは少々変わり者でも普通に生きける。小さな頃から物事を斜めに観てしまう彼はTVやナイトクラブのトークショーで人気の漫談芸人になっていた。一見風采の上がらない小男の彼だが、なぜか女の子には人気がいい。そんな彼がある日、友人のTVディレクターのロブとテニスに行って1人の女性と出会った。会話もユニークな彼女の名は、アニー・ホール。アニーもどこか変わっていて楽しい女性で2人の距離はスグに縮まってゆくのだっだが....。物語は2人の関係が悪化している所から始まりそして、アイビーとアニーが出会った頃まにで戻って、彼の彼女への思いとその顛末が語られる。
感 想 これは、ラブストーリであるが、いわゆるムーディーなラブロマンスではなく?コミカルな風刺による情報量の多い構成になっていました。アメリカ史や政治、アメリカンジョークに慣れ親しめるカタならかなり笑えるのではないでしょうか?僕は多分半分位は笑えていたと思います。演出の一つとして「アイビーが突然カメラ目線で僕等に語りかけてきたり」「少年期のアイビーがいるところにオトナのアイビーが現れたり」するので「演出」部分に最初は戸惑いを覚えるかも知れませんが、スグに慣れるとは思いますよ。
etc 2005.5.14---DVD
好奇心のゆくえ→「さよならさよならハリウッド(日本05.4.23公開)」が面白いって聞いたもので、予習のために観賞。
アバウト・シュミット(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ジャックニコルソン
物 語 定年退職・妻の死・娘の結婚、独り余生を過ごす事になった男の不器用な生きざまが描かれます。
感 想 定年退職後の悠々自適な人生のはずが....自分の周りにも存在しそうな人ですね。このなんとも答えの見つからない物語りで、救いとなるのはなんだったのか!ジャックニコルソンの演技に引き込まれ、思わず笑えてしまうシーンもありました。
etc 2004---DVD
アポカリプト(アメリカ:2006年) ★★
スタッフ 監督:メル・ギブソン
出演:ルディ・ヤングブラッド(ジャガー・バウ)/ダリア・ヘルナンデス()/ジョナサン・ブリューワー()/モリス・バード()/カルロス・エミリオ・バエズ()/他
物 語 マヤ文明後期の中央アメリカ。ジャガー・バウは部族長の父や妻、幼い息子、仲間たちとともに平和な日々を送っていた。しかしその平和は突然崩れ去ってしまう。村がマヤ帝国の傭兵に焼き討ちされたのだ。目の前で父を殺されたジャガーは、捕まって都会へと送られる。各地で捕縛された人間が奴隷として売り買いされる都会。そこで彼を待っていた運命は、あまりにも過酷なものだった…。(goo映画より抜粋)
感 想 何かと衝撃的な作品を創りだすメル・ギブソン。本作はマヤ文明後期、彼等種族が、人間らしく歩み始めた初期のころ?が映像として映し出されます。「本能に訴える映画を創りたかった」というメル・ギブソンの想いは僕にはしっかり伝わりましたが。R-15指定(中学生観賞不可)作品で何かと「痛く」なるシーンが多く、30代の僕でもツラかった。アメリカではアンダー17となっていたので17歳では観れないそうだけれど、この年齢差の根拠も気になる所。主役のルディ・ヤングブラッドはロナウジーニョをスラッとさせた感じの人で、劇中のフットワークの良さはなんか共通点に思えてしまった。
etc 2008.10.13---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
アメリカを震撼させた夜 (アメリカ:1975年) ★★
スタッフ 監督:ジェセフ・サージェント
出演:ポール・シェナー()/ヴィク・モロー()/クリフ・デ・ヤング()/マイケル・コンスタンティン()/他
物 語 1938年、ハロウィーンの夜に放送されたH.G.ウェルズ原作のラジオドラマ『宇宙戦争』。ニュース・スタイルのドラマ仕立てで、オーソン・ウェルズの名演が真に迫り、全米の市民の間にパニックがひろがった…。あまりにも有名なこの出来事を、監督ジョセフ・サージェント、脚本ニコラス・メイヤーで忠実に再現したセミ・ドキュメンタリー。アメリカTVドラマを語る上でも伝説的な劇場未公開作品。(シネフィル・イマジカHPより抜粋)
感 想 もうひとつの「宇宙戦争」。実際に100万人以上の市民をパニックさせたと言われる有名な事件を映像化したそうです。今ではこういったパニックが起こらないように様々な放送規定があるのでしょうが、 過去に観た映画「アトミックカフェ」の中でも、政府が国民に発表した稚拙な「核戦争を想定した核・放射能から身を守る方法」を信じこんでしまう人が多かった等もあり、情報に関して発する側も、受け取る側もまだまだ未熟な時代だったのでしょうね。そんな滑稽とも思えてしまう人々に可笑しさを感じながらも、最後のナレーションと背後に流れる「男」の声に、人類の「愚かさ」な部分にちょっと寒気がしました。
etc 2006.3.4---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→ 宇宙戦争(1953)
アメリカン・グラフィティ (アメリカ:1973年) ★★★★
スタッフ 監督:ジョージ・ルーカス
出演:リチャード・ドレイファス(カート・ヘンダーソン)/ロニー・ハワード(スティーヴ・ボレンダー)/チャーリー・マーティン・スミス(テリー・フィールズ)/ポール・ル・マット(ビッグ・ジョン・ミルナー)/シンディ・ウィリアムズ(ローリー:カートの妹)/マケンジーフィリップス(キャロン:小娘)/ハリソン・フォード(ボブ)/キャンディ・クラーク(デービー)/他
物 語 遊びと言ったらイカス車とロックと恋と街一番の人気DJウルフマンのラジオから刻まれるビート位だった。そんな小さな地方都市で青春のエネルギーを発散させる日々も今夜が最後?1962年のアメリカ地方都市でハイスクールを卒業し東部の大学へ進学するために旅立つカートとスティーブ。そしてその友人テリーとビッグ・ジョン!4人の一夜を映し出す。
感 想 自分の学生の頃の真夜中の過ごし方...と似てはいないが、懐かしさも感じる4人の若者のたった一夜の凄く濃密な物語。カートは奨学金をもらい大学に通う事が決まりながらも、明朝旅立つ事に悩んでいるような割と普通・ちょっと太めの青年だ。そんな彼だから最初はどう面白くなるのか?不安になりましたが物語が進むとカートだけではなくスティーブもテリーもビッグ・ジョンにも一夜に実に色々なエピソードがあるので引き込まれました。DJウルフマン最高~!「スタンド・バイミー(1986年:アメリカ)」の様にみんながちょっとずつ成長してゆく瞬間を捉えた作品ですね。
etc 2005.7.25---DVD
好奇心のゆくえ→
アルジャーノンに花束を(アメリカ:1968年) ★★
スタッフ 監督:ラルフ・ネルソン
出演:クリフ・ロバートソン(チャーリー)/クレア・ブルーム(キニアン先生)/リリア・スカラ(ストラウス博士)/レオン・ジャニー(ニーマー教授)/マウス(アルジャーノン)/他ネズミ(5号)/他
物 語 チャーリーは陽気な32歳。先天性の知的障害をもつ彼はパン屋で働く、同僚からはからかわれ・意地悪されても彼等のコトを「友達」と呼び疑う事を知らなかった。ある時科学者からマウスのアルジャーノンと競争をして好結果を残せば、彼の「頭を良くしてあげよう」と科学者からの申し出があり彼はがんばった!が....負けてしまい落ち込んでしまう。何故ならアルジャーノン自身が脳の手術を受け天才マウスになっていたからだった。それと同じ手術を受ける事になったチャーリーは、術後のIQも飛躍的に伸びキニアン先生よりも頭が良くなったのは明らかだった。思考が発達したチャーリーは一人の男として恋もするようになるが、彼の知らないところでマウスのアルジャーノンに衝撃の変化がおきていたコトを彼が知る事になるのは....。
感 想 この60年代の映画は知的障害の主人公に対して、世間の人間の醜さをずばっと描いてきますね。哀しくなるというよりは、情けなくなる人達だな〜と思ってしまった。
最後のシーンのチャーリーの笑顔を幸せの笑顔と感じるか、やはり不幸な笑顔と感じるのか?この作品の過程をみて選択してみてください。
etc 2005.5.10---DVD 好奇心のゆくえ→「レナードの朝(大昔観賞)」「僕はラジオ」なんてどうですか?
アレキサンダー (アメリカ:2004年) ★★★
スタッフ 監督:オリヴァー・ストーン
出演:コリン・ファレル(アレキサンダー)/アンジェリーナ・ジョリー(オリンピアス:母)/アンソニー・ホプキンス(老:Ptolemy)/ヴァル・キルマー(フィリッポス:マケドニア王:父)/ロザリオ・ドーソン(バクトリア王女ロクサネ:妻)/ジャレッド・レト(ヘファイスティオン)//他
物 語 史上初めて世界を統一したマケドニアの王、アレキサンダーの生涯を描いたスペクタクル歴史劇(goo映画より抜粋。)
感 想 世界を手に入れた男の生涯を描く!スケールがでかすぎて約3時間の長編をしてもなんか語り尽くせなかったんだろうな〜と思ってしまう程に、この映画がなんだったのか?僕には伝わってこなかった。要するにだ...現代風で言うところの自分探しの旅?に数万の部下を引き連れて、各地の統治者達と一戦交え、神話に登場する神々をも越えるような偉業を成し遂げようと「理想」に燃える若き王の大冒険!
etc 2007.3.5---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
アンドリューNDR114(アメリカ:1999年) ★★★★
スタッフ 監督:クリス・コロンバス
出演:ロビン・ウィリアムズ(アンドリュー)/エンベス・デイヴィッツ(リトルミス)/サム・ニール(リチャード・マーチン)/オリヴァー・プラット(ルパート・バーンズ)/ウェンディ・クルーソン(Ma'am)/他
物 語 近未来。郊外に住むマーティン家は家事用ロボット、NDR114号を購入した。アンドリューと名付けられた彼は、幼いリトル・ミスと友達になり、彼女等から人間について学んだ。やがてリトル・ミスは成長し、結婚して子供も生まれたが、アンドリューとの交流は続いていた。いつしか人間のようになりたいと願うようになっていたアンドリューは自由を求めて旅にでて、更に時は流れる...。(goo映画より抜粋・参考に)
感 想 1年程前に、スカパー!で途中鑑賞してからキチンと最初から観てみたかった作品。以前観ていた所迄、追いついて物語の全体像がつながればいいかな?とも思っていたけれど、一気に最後迄見続けてしまいました。アクション多めな近未来SF映画は数有るけれど、本作は全く立ち位置が違う作品で、男性よりは女性に伝わるのでは?良い雰囲気の物語。
etc 2010.9.4---スカパーch.261 チャンネル NECO
好奇心のゆくえ→
イージーライダー(アメリカ:1969年) ★★★★
スタッフ 監督:デニス・ホッパー
出演:ピーター・フォンダ/デニス・ホッパー/ジャック・ニコルソン/アントニア・メンドザ
物 語 バイクで自由気ままな旅を続ける2人の若者の物語、自由を求めて旅をするが、行く所行く所彼等を暖かく迎えてくれる所は少なく彼等もまた次の旅に出る事になる...
感 想 時代背景が分かって見ているとかなり理解が深まるかもしれません。逆に時代背景等知らずに見ていたからかラストシーンはかなりの衝撃を受けました。本当にあんな時期が合ったのだろうか!?
etc 2003---DVD
硫黄島の砂 (アメリカ:1949年) ★★★
スタッフ 監督:アラン・ドワン
出演:ジョン・ウェイン(ジョン・ストライカー軍曹)/ジョン・エイガー(ピーター・コンウェイ)/アデール・メイラ(アリスン・ブロムウェイ:コンウェイの恋人)/フォレスト・タッカー(トーマス)/ウォーリー・キャッセル(Ragazzi)/ジェームズ・ブラウン(ベス)/ジュリー・ビショップ(メリー:ストライカーが出会った女性)/他
物 語 1943年、ニュージーランドの基地で戦争訓練を行なっている米海兵隊のジョン・ストライカー軍曹は、その過酷さの故に鬼分隊長として部下の反感を買っていた。新兵のピーター・コンウェイは、戦死した父・大佐のことを元部下のストライカーが誉めるだけ、一層彼を敬遠していた。コンウェイがストライカーの反対を押し切ってアリスン・ブロムウェイと結婚する頃、分隊はタラワ上陸作戦に参加することになり、戦争を知ることになる。それぞれが心に想いをひめながら要塞と化した硫黄島上陸作戦に出撃する。(goo映画より抜粋・参考に)
感 想 2006年冬クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の評判が伝わって来て。スカパーでも以前「硫黄島」をテーマに製作された映画が放送されています。その1作がこの「硫黄島の砂」なのでしょうね。タイトルとは裏腹に硫黄島を中心とした作品ではなく鬼軍曹と若い兵士達のすれ違いや理解を映し出す物語で、一昔前の「戦争映画」以上でも以下でもない感じ。余計クリント・イーストウッド監督の2作品が気になってしまう。
etc 2006.12.30---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
INSOMNIA インソムニア(アメリカ:2002年) ★★★★
スタッフ 監督:クリストファー・ノーラン
出演:アルパチーノ/ロビン・ウィリアムズ/ヒラリー・スワンク
物 語 白夜のカナダ...殺人事件の助っ人としてウィルとハップはロスから来た。2人が到着すると捜査は進み犯人を海辺の小屋に誘い込むまで至るが逃走されてしまう。濃霧の中ウィルは犯人を追い発砲したが撃たれ死亡してしまったのはハップであった。ウィルは自らの誤射を言えなかったが犯人はその瞬間をどこかでミテイタのだ。
感 想 犯人が頻繁にウィルに接触してくるようになると、映画のテンポがあがり心理戦に次ぐ心理戦で「う〜おもしろい!」と目が離せませんでした。/監督はメメントと同じ方何ですね。他も観てみたくなりました。
etc 2004.4---DVD
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(アメリカ:2008年) ★★
スタッフ 監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード(インディ・ジョーンズ)/シャイア・ラブーフ(マット)/ケイト・ブランシェット()/カレン・アレン()/ジョン・ハート()/レイ・ウィンストン()
物 語 1957年.相棒マックに裏切られ、スパルコ率いるソ連工作員の魔手から危うく逃れたインディ。大学も強制休職となり街を出ようとしていた彼に、マットという若者が声をかけてきた。いわく「伝説の古代秘法“クリスタル・スカル”を手に入れられる」という。その言葉を信じ、インディはマットと共にペルーへと向かう。そこでようやくクリスタル・スカルを手に入れるものの、待ち構えていたスパルコたちに捕らえられてしまい……。(goo映画より抜粋)
感 想 オフィス移転にともない、移転先近辺の映画館の事を知らないな〜と早く帰れる土曜の夕方にぶらりよった映画館で観る!と言う事で観賞。テンポのよい映画ですが、ロシアの敵がちょっと恐く無い....。マット青年の「正体が判明」してからはニンマリしながら流石だ〜と楽しさ倍増は間違いなし、考古学と伝説検証に遂に未知の領域に踏み込んでしまった今回の演出は、多少賛否がありそうだけれど...。
etc 2008.7.5---劇場
好奇心のゆくえ→
ウォルター少年と、夏の休日 (アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:ティム・マッキャンリーズ
出演:マイケル・ケイン(ガース伯父さん)ロバート・デュヴァル(ハブ伯父さん)/ハーレイ・ジョエル・オスメント(ウォルター少年)/キーラ・ゼジウィック(メイ:ウォルターの母)/ニッキー・カット(スタン:探偵?)/エマニュエル・ヴォージア(ジャスミン)他
物 語 母子家庭のウォルター少年は母親・メイの勝手な都合で、今までに会った事もない2人の伯父が住む田舎に預けられた。この2人の伯父さん(ガースとハブ)には金にまつわる噂が流れ毎日どこからともなくセールスマンがやってくるが、人付き合いが面倒なのかいつも話も聞かずショットガンで追い返す!そんなシーンをイキナリ見せつけられたウォルター少年は度肝を抜きとんでもない所に置いてかれたと思いつつ寝室として与えられた屋根裏部屋で綺麗な女性の写真を見つける...。
2人の伯父さんとこの女性の関係は?それはガース伯父さんから聞かされる2人の若い頃の思い出の中にある大切な記憶であった....。
感 想 誰しも、若い頃があって老人になってしまえばまず、ただの老人にしか見えない!でも老いてなお無茶苦茶な2人の伯父さんと美しい女性の写真を発見してしまえば「若い頃」を知りたくもなるでしょうね。純粋な少年が「お金」に興味を持つ前に「伯父さんの武勇伝」に興味を持てて良かった〜と感動の物語。ティム・バートン監督の「ビッグフィッシュ」程ファンタジーな演出ではないけれど何となく似ていると思えた。「ライオン」の設定や「クルーザー」のオチに行き過ぎを感じつつ?個人的には本作「ウォルター少年と、夏の休日」の方が好きかな?観賞後にマイケル・ケインが演じているガース伯父さんの存在・人生は何だったのかが気になってしまう。
etc 2005.9.17---DVD http://www.herald.co.jp/official/s_hand_lions/
好奇心のゆくえ→「ビッグ・フィッシュ」
宇宙戦争〜The War of the Worlds〜(アメリカ:1953年) ★★
スタッフ 監督:バイロン・ハスキン
出演:ジーン・バリー(クレイトン・ウォレスター物理学者)/アン・ロビンスン(シルビア嬢)/レス・トレメイン(Gen.Mann)/ボブ・コーンスウェイト(Dr.Pryor)/サンドロ・ギグリオ(Dr.Bllderbeck)/他
物 語 ある夜、流星に似た謎の隕石が世界各地に墜落した。しかしその隕石と思われる物体の「フタ」があき、中から3機の地球外兵器が現れ地球侵略を開始しはじめる!戦車も、バズーカも歯が立たず次々と来襲し数を増やす侵略者に人類は遂に究極の兵器を使用するが.....。果たして侵略者の弱点は見つかるのか?
感 想 過去に何度かTVで放送され見た記憶はある本作だが、キチント見たのは今回が初めてだとわかった。しかし、僕の過去に観た記憶では「宇宙船からのびる触手が家の中を探り、中で一人隠れている男性が怯えている....そして画面はとにかく赤!」だったのだが今回観賞してその想い出の?(記憶にある?)シーンはなかった。ということは別の作品だったのだろうか?前半の懐かしい感じのする特撮は今となっては安っぽく感じてしまうが、ラストの暴徒と化した街・人気の無い街は凄い迫力!
etc 2005.5.16---DVD
好奇心のゆくえ→「宇宙戦争(2005)」
宇宙戦争 (アメリカ:2005年) ★★★★
スタッフ 監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ(レイ)/ダコタ・ファニング(レイチェル)/ティム・ロビンス(レイを助けた闘う男)/ミランダ・オットー(母)/ジャスティン・チャットウィン(ロビー:息子)他
物 語 アメリカのある町である日のこと、突然、稲光が何度も地上にまで達するという異変が起きていた。レイは、黙って外出した息子のロビーを探しにいくため、娘のレイチェルに留守番をするよういいつけるが、探しに行った先でレイや街の人びとが目撃した衝撃的な存在は一瞬にして人々を消し去って行く。(yahoo映画を参考に)
感 想 1953年のSFの代表的作品とも言える作品の、リメイク版。とは言え、全体のストーリーは1953年の作品が最前線の科学者や軍隊の目線から捉えたモノであるとすれば、本作は一市民・一親子からの目線となっているので全く同じモノにはなっていません。★4つは前作との比較から来るところが大きいです。それは、CG等の映像技術で圧倒的な敵の存在を感じることが出来た事、ダコタ・ファニングの「恐怖」の演技が観ている僕を煽ってくる演出、「科学者」が出てこないことで「子供騙し感(ゴジラ的な...fanのみなさんスミマセンっ)」によるシラケを感じることがなかったから...etc。〜息子が生き残れる可能性の低さに対しての解答は知りたいところだが、そこは子供も観る作品として「あぁ」でなければならないのか....〜比較観賞のしがいがあった作品でした。
etc 2006.1.22---DVDhttp://www.waroftheworlds.com/international/index.html?lang=jp
好奇心のゆくえ→もう一つの「宇宙戦争」「アメリカを震撼させた夜」
ウディ・アレンのバナナ(アメリカ:1971年) ★★★
スタッフ 監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン(フィールディング)/ルイーズ・ラサー(ナンシー)/カルロス・モンタルバン(バルガス将軍)/ハワード・コセル/シルベスター・スタローン/他
物 語 サエない男・フィールディングは「なんだか物足りない」と言われ彼女にフラれたのを期に旅にでる。それは革命に揺れる南米の小国!一旅行者として訪れたのだが、ある夜軍事政権の大統領から夕食に招待される、それは陰謀で、命を狙われることになってしまうフィールディングだったが....気がつけば彼はゲリラ革命家として活躍していた....そして。
感 想 ウディ・アレンの風刺・皮肉が満載の作品。その風刺・皮肉の矛先はアメリカと歴史的にも密接な関係のある南米の国や革命ゲリラ...。先日観賞した「チェ・ゲバラ&カストロ」にて感じる「革命が成功した後は...」といった事を笑いに変換して表現するとこうなります!といったトコロ。ハマルと結構きそうですね。
etc 2005.6.12---DVD
好奇心のゆくえ→「アニー・ホール」
海辺の家/Life as a House(アメリカ:2001年) ★★★★
スタッフ 監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ケビン・クライン(ジョージ)/クリスティン・スコット=トーマス(ロビン)/ヘイデン・クリステンセン(サム)/ジーナ・マローン(アリッサ)/他
物 語 建築デザイナーのジョージには既に別の男性と再婚している元妻ロビンと16歳の反抗期の息子サムがいる。ある日ジョージは仕事を首になり会社を飛び出す!しかし会社を出たところでジョージは倒れてしまったのだ。自らの残りの人生の期間を知った彼は、ボロの「海辺の家」を立て直す決意をし、関係の悪化してしまっている息子を強引に手伝わせ、絆を取り戻そうとするが...。
感 想 中盤から後半にかけ、好作品度がグングン上がってきた印象の作品でした。台詞で理解するよりももう一歩深い感じで?心の動きや揺らぎで見えてくるような良い「間」のある作品だと思います。サムが嫌々やった高収入バイトの仕事内容はなんだったのかが遠回しで明かされた時は結構笑えた!
etc 2004.9.30---DVD
8mile(アメリカ:2002年) ★★★
スタッフ 監督:カーティス・ハンソン
出演:エミネム/キム・ベイシンガー/ブルタニーマーフィ
物 語 エミネムの半自伝的サクセス・ストーリー現状に甘んじるか、もっと上をめざすか?ヌルイ所で目先の満足だけで喜んでいたのではのし上がれないのに、少ないチャンスを掴めるのか?
感 想 ボーリングフォーコロンバインを観た後だけに、銃がでてくるとドキッとしてしまいました。エミネムの自伝的映画だそうですがわりと普通に見れました。
etc 2004.5---DVD http://www.uipjapan.com/8mile/
エイリアンVS.プレデター〜AVP〜 (アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ポール・W.S.アンダーソン
出演:サナ・レイサン(レックス:女性冒険家)/ラウル・ボヴァ(セバスチャン)/ランス・ヘンリクセン(ウェイランド:雇い主)/ユエン・プレムナー(ミラー)/他
物 語 億万長者の実業家ウェイランドは、考古学者、科学者、セキュリティのエキスパートからなる国際チームを招集し、女性冒険家のレックスにガイドを頼み、南極の地下深くから放出されている謎の“熱源”の調査を敢行する。そして、600mの地底で目撃したものに、彼らは興奮し、次に恐れを抱く。彼らが発見したのは、アステカ、エジプト、カンボジアの各文明が交じりあった巨大なピラミッドだった。
突如、動く壁にメンバーは分断されてしまう。象形文字からついに恐ろしい真実が明かされる!エイリアン対プレデターの戦いの真っ直中!踏み込んでは行けない場所に閉じこめられてしまった。
感 想 タイトルからもわかる通り、あのエイリアンとプレデターが対決します!ドッチが勝つ!?という興味よりは、恐怖のエイリアンに勇敢に立ち向かうプレデターという存在にちょい感動!作品的には「プレデター3」の印象を受けました。情深いトコロもある?プレデターは病気持ちの人間(獲物)の体をサーチして弱った獲物には手を出さないというのが彼等プレデターのルールのようですが、そんな能力・機能のある彼等なのに最後のツメが甘いのはエイリアンを活かす為なんでしょうが両雄並び立たずで矛盾が....。
etc 2005.8.24---DVD
好奇心のゆくえ→
エターナル・サンシャイン (アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ミシェル・ゴンドリー 脚本:チャーリー・カウフマン
出演:ジム・キャリー(ジョエル)/ケイト・ウィンスレット(クレメンタイン)/キルスティン・ダンスト(Mary)/イライジャ・ウッド(パトリック)/マーク・ラファロ(スタン)/トム・ウィルキンソン(Dr.Howard Mierzwiak)/他
物 語 2004年、バレンタインデーの朝。ひとり目覚めて、衝動的にモントークの海辺にやってきたジョエルは、ブルーに髪を染めた見知らぬ女性、クレメンタインと出会う。マンハッタンへ戻る電車の中で言葉を交わし、惹かれ合う二人。ジョエルとクレメンタインは正反対の性格ながらも恋に落ちてゆくのだが実は....。(番組前のstory紹介より)
感 想 上記の「物語」からはうかがい知れない、この世界では人の特定の記憶を除去できる医療が存在している設定。サイエンスフィクションなのに、映し出される日常は「現在」でしかもスタイリッシュでも憧れる未来でもない。もし今、記憶を消せる技術が存在し、破局した恋人達がお互いを忘れたいと願ったら?監督・脚本家が得意とする?シュチュエーションムービーが単なるラブストーリにとどまらせない所が面白い。記憶と夢の展開が、若干混乱するかもしれなけれど、そんなに必死にしがみつくように観ていなくても最後まで通せばつながってゆく展開です。
etc 2007.2.17---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→「ペイチェック/消された記憶」
エデンの東 (アメリカ:1955年) ★★
スタッフ 監督:エリア・カザン
出演:ジェームズ・ディーン(キャル:双子弟)/ジュリー・ハリス(アブラ:アロンの彼女)/レイモンド・マッセイ(アダム:父)/パール・アイヴス(サム)/リチャード・ダヴァロス(アロン:双子兄)/ジョー・ヴァン・フリート(ケート:酒場経営女主人)/アルバート・デッカー(ウィル)/ロイス・スミス(アン)/ハロルド・ゴールドン(Mr.Albrecht)/ティモシー・ケイリー(ジョー)/マリオ・シレッチ(Piscora)/ロニー・チャップマン(ロイ)/ニック・デニス(Rantanl)/他
物 語 1917年、カリフォルニア州の小都市サリナス。農場を経営するアダム・トラスクには、双児の息子があった。兄のアーロンは真面目な青年で、アブラという美しい娘と恋仲。弟のキャルは兄とちがって何かかたくななところがあり、家族から嫌われていた。父からは母親は死んだと聞かされていたが、キャルは近くのモンタリー郊外で酒場を経営しているケートが、実の母にちがいないと思っていた。そして自分は水商売のふしだらな母の血をついでいるから不良なのだと信じこんでいた。(goo映画より抜粋)
感 想 「理由なき反抗」とも似たような作風でしたが、文学的に迫る演技と、愛に飢えている感じがとても切なく伝わる作品です。双子の兄・アロンの描写が割とあっさりなトコロがもう少し「観てみたい」トコロでもあった。※旧約聖書のカインとアベルの物語から、アメリカの農場を舞台に、二男と父の対立、兄との相克を描いたジェームズ・ディーンの初主演作(TVガイドより抜粋)
etc 2006.1.7---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→「理由なき反抗」ジェームズ・ディーン出演作
エラゴン 遺志を継ぐ者(アメリカ:2006年) ★★
スタッフ 監督:シュテフェン・ファンマイアー
出演:エド・スペリーアス(エラゴン)/ジェレミー・アイアンズ()/ジョン・マルコヴィッチ()/ロバート・カーライル()/エリチェル・ワイズ(サフィアの声)/他
物 語 17歳のエラゴンは、ある日、森で不思議な光を放つ青い石を見つける。その石こそが帝国アラゲイジアの命運を握る、ドラゴンの卵だった…!卵から孵ったメスのドラゴン、サフィラを密かに育て始めたエラゴンは、自分がかつて国を守っていた誇り高き種族・ドラゴンライダーに選ばれた事を知る。暴君ガルバトリックス王に立ち向かうため、村の語り部ブロムと旅に出たエラゴンは数々の危機を乗り越え、サフィラとの絆を深めていく。(goo映画より抜粋)
感 想 まだまだ流行?のファンタージー作品ですが、そのきっかけとなったアノ作品達と比べると時間も予算もかけられないのでしょうね。圧倒的な迫力「を、だそうとしている」演出が目についてなんだか寂しさを感じてしまった。
なんと、原作者は17歳!のクリストファー・パオリーニ君だそうです。僕が17歳の頃、書いていた落書き同然の漫画作品のことを思うと、全世界でベストセラーになっている彼の作品の事を語るのもおこがましいですね。
etc 2008.11.11---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
エンド・オブ・ザワールド (完全版)(アメリカ・オーストラリア:2000年) ★★★★
スタッフ 監督:ラッセル・マルケイ
出演:アーマンド・アサンテ()/レイチェル・ウォード()/ブライアン・ブラウン()/他
物 語 2006年、台湾と中国の紛争によって全面核戦争が勃発した。オーストラリアのメルボルンを除いて、地球は死の灰に覆われる。潜航していて難を逃れたアメリカ原子力潜水艦の艦長・タワーズは、部下と共にメルボルンに寄港した。しかし、そこにも死の灰が迫りつつあった。ある日、潜水艦にアメリカから"絶望するな"という電子メールが届く。タワーズ艦長たちは人類の存亡を賭けてアメリカを目指すが…。//1959年に映画化されたSF小説「渚にて」をリメークしたTVムービー。(DVD紹介を参考に)
感 想 この作品は、このサイトを始める前に1度観ていたが、レビューとして残っていなかったため思いだし観賞となりました。映画のタイトルと、パッケージからすると、B級パニックアクションか?という印象で観始めた作品だったと記憶していますが、実は人類の最期の姿を切なく描くヒューマンドラマで、とても印象に残る作品です。(完全版は3時間半位と長いけど...)。※1回目観賞の時にも気がついてしまいましたが、途中「ある死体」がマバタキをしてしまう映像が....(軽いホラーの要素?有)。〜後のために...作品の舞台年代と同じ2006年と言えば、北の核実験により、リアルな「核への不安感」がつのっている時でありました。〜
etc 2006.11.3---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
オープン・ウォーター (アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督・脚本・撮影・編集:クリス・ケンティス
出演:ブランチャード・ライアン(スーザン)/ダニエル・トラヴィス(ダニエル)他
物 語 「オープン・ウォーター:開放水域」に取り残されたダイバー2人が体験したであろう?海の...自然の恐怖と生と死と...。
監督・脚本のクリス・ケンティスは、数年前にダイビング雑誌やニュースレターで目にした、ある特殊な「真実の出来事」から、本作の着想を得て製作にとりかかった。2004年1月・サンダンス映画祭・世界から注目を集めるこのインディペンデント映画祭にて立ち見が出る程埋め尽くされ、観客はその驚異の世界に息を呑んだ。(公式サイトを参考に)
感 想 特殊効果・CGは一切使用しないので、映画的演出(映像・音楽)からくる恐怖ではなく、「恐れている自分」や「生物としての人間のちっぽけさ」を味わせてくれる作品です。夢や希望を売るアメリカ映画が多い中でこの作品のラストは印象に残った。
etc 2006.1.15---DVD http://www.openwater-movie.jp/
好奇心のゆくえ→ハヤカワ文庫「大西洋漂流76日間:スティーヴン・キャラハン著」真実の海洋遭難記録!...映画じゃないがお薦めします。
ガープの世界 (アメリカ:1982年) ★★
スタッフ 監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ロビン・ウィリアムズ(T.S.ガープ)/メアリー・ベス・ハート(ヘレン・ホルム:レスリングコーチの娘)/グレン・クロース(ジェニー・フィールズ:母・看護婦)/ジョン・リスゴー(ロバータ:元フットボール選手)/ヒューム・クローニン(ミスター.フィールズ:ガープの祖父)/ジェシカ・タンディ(ミセス.フィールズ:ガープの祖母)/スウォージ・カーツ()/ジェームズ・マッコール(ガープ幼少期)/ピーター・マイケル・ゴーツ()/ジョージ・エディ(ダン)/マーク・ソファー(マイケル・ミルトン:若い学生...)/イアン・マクレガー(ウォルト:次男?)/Nathan Babcock(ダンカン:長男)ジェニー・ライト(クッシー:ガープの初恋の?娘)/ブレンダ・カーリン(プー:クッシーの妹)/アマンダ・プラマー(エレン)/ブレンダン・ロス(Infant Garp)/Tomas Peter Daikos(空飛ぶ赤ん坊:ガープ)/他
物 語 フェミニストの母親を持つガープが成長し、小説家に..そして家庭を築いてゆく...。(goo映画を参考に)
感 想 フェミニストである以前に、ずっと看護婦の格好のままの不思議な母親。想像好きで・レスリング好き・しかもかなりの女好き。母子家庭の不思議な親子の人生はどんな方向に進んでゆくのか、それを目撃する作品。その道中には興味が持てただけにラストの展開は夢から覚まされるような気がして、もやもやした気分になってしまった。
etc 2006.7.17---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
海底2万マイル (アメリカ:1954年) ★★
スタッフ 監督:リチャード・O・フライシャー
出演:カーク・ダグラス(銛打:ネッド)/ジェームス・メイスン(ネモ艦長)/ポール・ルーカス()/ピーター・ローレ()/他
物 語 19世紀の半ば、謎の怪物の襲撃による沈没事故が続発していた。それを調査するために米政府が送り出した軍艦の目の前にも遂に怪物は現れた!怪物の正体は当時の人類にとってオーバーテクノロジーとも思える程のエネルギーを手にしたネモ艦長とその部下達が乗り込むノーチラス号!彼等の真の目的とは!? まだ潜水艦が想像上の乗り物であった時代に描かれたジュール・ヴェルヌの古典SFをディズニーが映画化。
感 想 子供の頃に読んだ子供向け本の「海底2万マイル」での記憶では「ネモ船長」「ノーチラス号」「一角」がキーワードだったのですが、観賞しながらこんな話だったっけ?と思い出せない記憶を辿りながら、はじめて知る作品のように惹きつけられて観ていました。〜1954年の作品・DVDでの観賞でしたが製作年代の割にみょ〜に映像が綺麗でしたが、デジタル修正されているのかな?。
etc 2005.11.26---DVD
好奇心のゆくえ→
華氏911(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア/ジョージ・W・ブッシュ/他
物 語 9/11。アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュがとったテロに対する行動。パパ・ブッシュから続くサウジアラビアのラディン一族との石油ビジネスの疑問。イラク戦争でのアメリカが行い、兵士達やイラクの市民達がどういう目に遭っているのか....。数々の疑惑・疑問を様々なメディアにより映し出された素材を巧みに再編集。多くの事実を隠し、理解することを不可能にしている「この国」の向かっている方向をムーア流の愛国心でもって捉えた作品。
感 想 ボーリングフォーコロンバインでは、銃社会という「社会問題」の大きな原因と思える一つの核心に迫った感があったが、流石に相手が国そのものだと核心に迫りきれないか?各素材から感じられるものを上手につないで「おかしいよこの国!なにかあるよきっと!」という気持ちにはさせてくれるが、マイケルムーアが切り込むことで小さな何かが崩れるか?と言うところまでのツッコミはされてませんね。この映画を観る人=「映画の中の弱者」とは違ったのだろう、本作上映後の大統領選挙にてブッシュは再選している。大統領が彼である内に、観ておいた方が良いとも思います。
etc 2005.1.17---DVDhttp://www.kashi911.com/
好奇心のゆくえ→アトミックカフェ
ガタカ(アメリカ:1997年) ★★★★
スタッフ 監督:アンドリュー・ニコル
出演:イーサン・ホーク/ユマ・サーマン/アラン・アーキン/ジュード・ロウ
物 語 遺伝子操作により人間は優秀な者だけが社会を動かすようになっていた。主人公ビンセントは自然出産で生まれ劣性遺伝子をもつ不適正者として差別されていたが宇宙飛行士になる夢はどうしても諦められずにいた。そんなビンセントはある時優秀な遺伝子をもちながら事故により下半身が不自由になった男と出会い取り引きをすることになる。
感 想 近未来スタイリッシュムービーとはこの作品です。と言い切れる作品です。ジュード・ロウにもぴったりな内容の映画ですね。
etc 2003---DVD
彼女は夢見る ドラマ・クイーン(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:サラ・シュガーマン
出演:リンジー・ローハン(ローラ)/アリソン・ピル(エラ:親友)/イーライ・マリエンタール(サム)/ミーガン・フォックス(カーラ:ライバル)/グレン・ヘドリー(カレン:母)/アダム・ガルシア(スチュー:ロックスター)/他
物 語 将来芸能人を希望し、憧れのバンドを崇拝してやまないティーンのローラは「夢と希望」のNYから彼女曰く「失意」のニュージャージーに引っ越した。新しい学校の登校初日にローラはエラと出逢う、そのきっかけは「シッダルタ」というバンドがお互い好きだと言う事。スグにも意気投合の2人だが、ある日「シッダルダ」解散のニュースが!そしてNYで開催される「シッダルタ・ラストコンサート」に様々な壁をのりこえ無事行き着けるのか?
感 想 リンジー・ローハン主演作。この前みた「ミーン・ガールズ」をもう少し子供っぽくしたような内容でした。NYにて登場するローラのお父さんが出てくるエピソードは結構好きでしたが。ローラという主人公が夢見る少女過ぎて展開がちょっと強引なのが気になりました。演技で判らせるベキ所も台詞(ナレーション)でテキパキと説明されちゃうので慌ただしい。今回は歌う・踊るリンジー・ローハンが沢山観れるので、リンジーファンはちょっと幸せに?
etc 2005.6.22--DVD http://www.movies.co.jp/dramaqueen/
好奇心のゆくえ→フォーチュン・クッキー
眼下の敵/THE ENEMY BELOW(アメリカ:1957年) ★★★★
スタッフ 監督:ディック・パウエル
出演:ロバート・ミッチャム(マレル艦長)/クルト・ユルゲンス(Uボート艦長:フォン・ストルバーグ)/アル・ヘディソン/ラッセル・コリンズ(船医)/他
物 語 第2次大戦時の南大西洋。アメリカ軍の駆逐艦の新任艦長マレルは艦長室から出てこない。そんな船長をクルーは「上層部は素人民間人船長」をよこしたと噂しあっていた。ある日Uボートをレーダーに捉えると噂のマレル艦長はクルーの前に姿を現し指示を出してゆくが....。一方Uボートの艦長フォン・ストルバーグはクルーの絶大な信頼を得てある重大な任務を遂行するため目的地に向かっていたところアメリカ駆逐艦に後を付けられていることに気が付き...アメリカ駆逐艦 VS Uボートの頭脳戦が繰り広げられる。
感 想 Uボートの艦長が言った台詞に「昔の戦争には人間味があった」とありますが、現在の「映画」や「兵器のレベル」から比べればまだまだこの作品の人間にも兵器の性能にも「生き残る」ための「人間味」の要素があることがわかります。この「人間味」の要素がラストを清々しくさせてくれています。
etc 2004.9.14---ビデオ
好奇心のゆくえ→U・ボート DC版
GUMMO 〜ガンモ〜(アメリカ:1997年) ★★★
スタッフ 監督:ハーモニー・コリン
出演:ジェイコブ・レイノルズ(ソロモン)/ニック・サットン(タムラー)/ジェイコブ・セーウェル(バニー・ボーイ)/クロエ・セヴィニー(ドット)/カリサ・バラ(ヘレン)/ダービィ・ドーアティ(ダービィ)/リンダ・マンツ(ソロモンの母)/マックス・パーリッチ(コール)/他
物 語 大竜巻の被害を受けたオハイオ州ジーニア。荒廃しきった町で無為な日々をすごす住民たち。野良猫を肉屋に売りつけて日銭を稼ぐソロモンとタムラー。妹とふざけ散らすドットとその友人の女の子。町はずれをうろつくうさぎの帽子をかぶったままのバニーボーイ。ソロモンの母もタムラーの父も、大人も子供もその日をただ生きているだけ。刹那的な一瞬が時間が経つのも忘れたように続いていく。(goo映画より)
感 想 まず「猫好き」の方は鑑賞をヤメた方がいいです!
「荒廃しきった町」は町が荒廃しているのではなく、人や人の暮らしが荒れてしまっています。笑わない主人公ソロモンの母が親として接してくるシーンにて、ソロモンは無視して体を鍛えていると母親はいきなり彼の後頭部に銃(モデルガン?)をつきつけ汚い言葉を投げかけます。ホント子供も子供なら親も親だなんて...。終始顔面が引きつってしまう映画でした。パッケージのバニー・ボーイにコミカルな映画なのか?と興味を持ったが、中身は想像とは違うモノだった。
etc 2005.6.18---DVD
好奇心のゆくえ→
ギフト (アメリカ:2000年) ★★
スタッフ 監督:サム・ライミ
出演:ケイト・ブランシェット(アニー)/キアヌ・リーヴス(ドニー)/ヒラリー・スワンク(ヴァレリー)/グレッグ・キニア(ウェイン:教師)/ジョヴァンイ・リビシ(バディ:修理工)/他
物 語 ジョージア州の小さな町に住む未亡人の占い師アニーは、人の運命を見抜く特殊な能力の持ち主。夫婦仲に悩むヴァレリーにも助言をするが、暴力的な夫・ドニーには魔女扱いされている。ある日、息子の教師ウェインと婚約者ジェシカの結婚の行方を占うが....。(goo映画より抜粋)
感 想 何となく、スッキリ〜...でも何かスッキリしない〜。犯人が捕まれば解決かもしれないが、暴力男ドニーとヴァレリー夫婦のその後は?長男の心の葛藤はこれで解決?なんか隙があるような、ゆるいような...。
etc 2007.8.17---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
ギャング・オブ・ニューヨーク (アメリカ・独・英・伊・蘭:2002年) ★★
スタッフ 監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ(アムステルダム:ヴァロン)/キャメロン・ディアス(ジェニー)/ダニエル・デイ・ルイス(ビル・ザ・ブッチャー)/リーアム・ニーソン(ヴァロン神父:父)/ヘンリー・トーマス(ジョニー)/ブレンダン・グリーソン(モンク)/ジム・ブロードベント(ウィリアム'ボス'ツイード)/ジョン・C・ライリー(ハッピージャック)/ゲイリー・ルイス(マクガロイン)/他
物 語 1864年、ニューヨークのファイヴ・ポイント地区の支配権をめぐる戦いの中で、アイルランド移民集団デッド・ラビッツのリーダー、ヴァロン神は、アメリカ生まれの集団ネイティヴズのリーダー、肉屋のビル・ザ・ブッチャーに敗れる。ヴァロンの幼い息子アムステルダムはそれを目撃。15年後、少年院から出所してきたアムステルダムは、復讐のためなのか?街のボスとして君臨するビルの組織に素性を隠して入り込む。(goo映画を参考に)
感 想 1860年代のNYの混乱の様子はとても人間がヒトらしく生きてゆける街ではないように思えて緊張します。ただし僕はアメリカ史に詳しくは無いので時代背景を感じながら画面に起こる出来事を咀嚼するまでには至らず1回だけの鑑賞ではラストの展開などは少しばかり混乱させられましたがそれはそのままこの時点のアメリカの混乱ぶりを表現している事になるのでしょう。
ルールのある生死を賭けた決闘にて「アメリカ人らしく死ねる」と言ったビル・ザ・ブッチャーのセリフがこの時代の終焉を象徴していました。
etc 2006.7.15---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
キング・アーサー (アメリカ・アイルランド:2004年) ★★
スタッフ 監督:アントワン・フークア
出演:クライヴ・オーウェン(アーサー)/ヨアン・グリフィズ(ランスロット)/マッツ・ミケルセン(トリスタン)/レイ・スティーヴンソン(ダゴネット)/ジョエル・エドガートン(ガウェイン)/レイ・ウィンストン(ボース)/ヒュー・ダンシー(ガラハッド)/キーラ・ナイトレイ(グウィネヴィア)/スティーヴン・ディレイン(マーリン:闇の魔術師)/ステラン・スカルスゲールド(セルディック:サクソンの独裁者)/ティル・シュヴァイガー(シンリック:セルディックの息子)/他
物 語 西暦415年---ローマ帝国の支配下にあったブリテンでは、帝国からの独立を求める反乱軍(ウォード)と帝国軍が終わり無き戦闘を繰り広げていた。その一方で、残虐なサクソン人が虎視眈々とブリテンの侵略を狙っており、ローマ帝国・ウォード軍・サクソン軍の3つの勢力争いが混迷を極めていた。
ローマ帝国の司令官であるアーサーは無敵を誇る<円卓の騎士>を率いて内乱が続くブリテンの<ハドリアヌス城壁>を守っていた。しかし、繁栄を極めたローマ帝国にも終焉の時が近づき、遂にローマ帝国はブリテンからの撤退を決定する。しかし既にサクソン軍はアーサー達のスグ背後に迫っていた...。
感 想 ロードオブザリング以後?増えてきたこの手の作品。もっと以前はこの手の作品は殆ど面白くない中途半端な作品が多い印象だったのですが。結構観られる作品にはなっていました。ですが、円卓の騎士達の突っ込んだ演出にまでは踏み込んでいないためにキャラがたっていない感じがず〜っとしているのです。だからか?シンリック:サクソンのセルディックの息子の方が印象に残った。逆に言えば真面目なつくりということか....。
etc 2005.11.25---スカパーch.315 http://www.movies.co.jp/kingarthur/
好奇心のゆくえ→
キング・コング (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:ピーター・ジャクソン
出演:ナオミ・ワッツ(アン・ダロウ)/ジャック・ブラック(カール・デナム:映画監督)/エイドリアン・ブロディ(ジャック・ドリスコル:脚本家)/アンディ・サーキス(king kong/lumpy)/ジェイミー・ベル(ジミー)/コリン・ハンクス(プレストン:助手)/カイル・チャンドラー(ブルース・バクスター:2枚目俳優)/トーマス・クレッチマン(エングルホーン船長)/エヴァン・パーク(Hayse)/他
物 語 1933年、大恐慌時代のニューヨーク。売れない女優のアン・ダロウは芝居小屋が突然閉鎖になり路頭に迷う。そんな彼女を救ったのは、出資者から見離された映画監督カール・デナム。彼は幻の島へ行って冒険映画を撮ることに賭けていた。最初は彼の誘いに抵抗を感じたアンだが、脚本が憧れのジャック・ドリスコルのものだと知り、承諾。こうしてデナムは、助手のプレストンに命じ、主演男優のブルース・バクスターらスタッフと機材を3時間足らずで船に乗せ、急いで大西洋へと出航していった。唯一、本当の目的地をデナムから聞いていたエングルホーン船長は、危険を承知で南インド洋の海域に近づいていく。そして探し求めていた髑髏島に辿り着つくとそこは...。(goo映画を参考に)
感 想 演出は迫力重視なモンスターアクション映画!想像していたより面白かった。真面目に見てしまうとコングの手に握られたままのアン・ダロウがあれだけ振り回されて気絶一つしない・死なない・骨も折れない..他にも恐竜の足の間をすり抜けてゆくシーンなどには無理がある!だけど楽しめてしまいます。恐竜がでてくるついでに言えば、「ジュラシックパーク2(似てるからあえて2)」の恐竜達では表現できない「感情」がコングにはある!言葉を発しないコングはキャラがタツからこそ!NYの街中でのラストも気持ちが冷めずにいられたのではと思いました。
etc 2007.3.17---スカパーch.315 スター・チャンネル
好奇心のゆくえ→
グーニーズ (アメリカ:1985年) ★★
スタッフ 監督:リチャード・ドナー
出演:ショーン・アスティン(マイキー)/ジョシュ・ブローリン(ブランド:兄)/ジェフ・コーエン(チャンク)/コリー・フェルドマン(マウス)/ケリー・グリーン(アンディ)/マーサ・プリンプトン(ステフ:兄のガールフレンド)/キー・ホイ・クァン(データ)/ジョン・マツザック(スロース)/ロバート・ダヴィ(ジャック)/ジョー・パントリアーノ(Francis)/アン・ラムジー(ママ)/他
物 語 オレゴン州・アストリア。この町はゴルフ場開発のため明日には立ち退きを迫られていた。町の仲良し「グーニーズ」の子供等も立ち退くのをいやがっていた。そんな時にマイキー少年の家の屋根裏で海賊「片目のウィリー」の宝の地図を見つけ半信半疑で地図に書かれている場所を目差す。宝の地図が示す3つの岩...そこにはオフシーズンで人気の無いレストランがあった。グーニーズが近ずくと突然銃声が 、さらにこわごわ近づくと、誰もいないはずのレストランに人影が...。
感 想 グーニーズは過去にTV放映版で何度も観ていますが、たま〜に観たくなる一作です。特別に壮大な...感動的な..といった物語でもないのですが、なんか童心に戻れたり、細かく笑えたり。シンディーローパーの主題歌も耳に飛び込んでくると「おっグーニーズ!」と..パブロフの犬的に反応してしまいます。
etc 2006.12.12---スカパーch.317 スター・チャンネル
好奇心のゆくえ
グッドモーニング・ベトナム (アメリカ:1987年) ★★★★
スタッフ 監督:バリー・レヴィンソン
出演:ロビン・ウィリアムズ(エイドリアン・クロンナウアー)/フォレスト・ウィテカー(ガーリック一等兵:世話係)/トゥング・タン・トラン(ツアン:ベトナム少年)/チンタラ・スカパタナ(トリン)/ブルーノ・カービー(ホーク少尉)/ノーブル・ウィリンガム(テイラー将軍)/J・T・ウォルシュ(ディカーソン軍曹)/他
物 語 1965年北爆を開始した米軍は「ベトナム戦争」の泥沼に踏み込んでゆく...。前線の兵士達の士気を高めようと、テイラー将軍は本国から米軍放送の人気DJクロンナウアーを抜擢した!彼はラフな格好で到着すると世話役のガーリックに敬礼も好まずと型破りな印象を与え、基地への移動中もベトナム女性に目の色を変える始末。ガーリックはスグに新任のクロンナウアーに好感を覚え「何かが起こることを期待する」。クロンナウアーの最初の朝6時の番組開始は度肝を抜く「グッドモーニングベトナム〜」の一言ではじまり、兵士達を惹きつける話術と、今までは規制されていたロックを流しスグに人気者となってゆく。しかし軍の中にはクロンナウアーのセンスを好まない者もいて、命令によって番組内容を変更する様に圧力をかけてくる、ベトナムの人を知り・友人をつくり、戦争のもどかしさを徐々に知っていくクロンナウアーのとる行動は軍の規律をまたしても破ってしまう....。
感 想 軍内部の規律を気にもせずユーモアと皮肉とロックで兵士達に声を届ける姿は気持ちの良い映画です。他にも色々あるベトナム戦争映画で観る最前線の悲惨さは、この作品だけでは感じることが出来ませんが、それでも兵士でもなく、民間人でもないクロンナウアーの目で見たベトナム市民との交流は一時戦争も忘れ感情が揺れることもありました。
etc 2005.9.10---DVD
好奇心のゆくえ→
グラディエーター(アメリカ:2000年) ★★★★★
スタッフ 監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ/ホアキン・フェニックス/コニー・ニールセン
物 語 西暦180年、大ローマ帝国。皇帝の後任に約束される事になったマキシマス将軍は皇帝の息子に陥れられた。奴隷にまで落ちたマキシマスは奴隷剣闘士として勝ち抜き生きてゆく!やがてマキシマスの強さは評判になり再びローマの地に赴く!
感 想 この物語りは最初の奴隷にまでの転落。遠い地での奴隷剣闘士としての物語り。ローマでの復讐。の3つのエピソードに別けられている。この手の映画では復讐に成功して終わるか、帝国という大きな力にのまれていくという結末が予想出来るのですが、僕はこの映画のラストで涙がジワ〜っとながれました。
etc 2003---super bit DVD http://www.uipjapan.com/gladiator/
クリムゾン・タイド(アメリカ:1995年) ★★
スタッフ 監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン(ハンター副艦長)/ジーン・ハックマン(ラムジー艦長)/ジョージ・ズンザ()/ヴィゴ・モーテンセン()/ジェームズ・ガンドルフィーニ()/他
物 語 ロシアの過激な国粋主義者が軍の反乱派勢力と結託し、シベリアの核ミサイル基地を占拠した。アメリカと日本が核攻撃の危機にさらされ、米海軍の原潜アラバマに出撃命令が下った。歴戦の叩き上げのフランク・ラムジー艦長と、ハーバード大卒のエリートであるロン・ハンター副官は、核に対する思想で真っ向から対立する。目的海域に達し、敵潜水艦の影を捉えたアラバマは臨戦体制に突入。ペンタゴン(米国防総省)からの通信が入ったその時、敵の魚雷攻撃が艦をかすめて爆発した。通信は途中で途切れ、ミサイルの発射か中止か!(goo映画より抜粋)
感 想 潜水艦と言う狭い世界の中での争いが世界の運命をわけると思えばなかなか、緊迫感もある内容ですが、潜水艦映画の定番的な展開で目新しい感じは少なかった。何が物足りないのか?きっと艦長と副艦長のそれまでの人生を感じる演出がほとんどなかったため感情移入しづらかったからだろう。
etc 2008.3.18---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
クローバーフィールド(アメリカ:2008年) ★★★★
スタッフ 監督:マット・リーヴス
出演:マイケル・ヴォーゲル()/ブレイク・ライヴリー()/リジー・キャプラン()/マイケル・スタール=デヴィッド()/オデット・ユーストマン()/他
物 語 ニューヨークのとある高級アパート。東京への転属が決まったロブのためにサプライズ・パーティが開かれている。そんな中、突然、とてつもない爆音が響き渡る。表を見ると、外では大爆発が起きている。そこに何かが飛んでくる…近くのビルに激突し、地面に落下したのは自由の女神の頭だった…。―コードネーム “Cloverfield”と呼ばれるビデオ映像。かつてセントラル・パークと呼ばれた場所で見つかったものである。(goo映画より抜粋)
感 想 久しぶりのレンタルDVDによる観賞。アメリカ・ハリウッドの演出や作風は飽きられている感が強いと思うけれど、まだまだ非現実をリアリティある映像にする技術は抜きん出ています。ストーリーを楽しむというよりは、突然の災難・災害を体験するアトラクション型の作品。全編手持ちカメラによる撮影を意識した映像のブレが多い画なので、細部を「観よう!」としてしまうと、酔うかもしれません。
etc 2009.2.27---DVD
好奇心のゆくえ→
K-19(アメリカ:2002年) ★★★★
スタッフ 監督:キャスリン・ビグロー
出演:ハリソン・フォード/リーアム・ニーソン/他
物 語 冷戦下のソ連は初の核弾頭搭載型原子力潜水艦K-19のテスト航海の新艦長にアレクセイを任命した。航海に出てもアレクセイの船体の限界に挑むような厳しい訓練にクルーの間には不穏な空気が流れはじめる。そしてある時K-19の冷却装置が故障し乗務員の命、そして国家間の戦争を巻き起こしかねない一大事になってしまう。
感 想 実話を元にしている物語のようです。「勇気」を感じる物語でした。
etc 2003---DVD
ゴーストシップ(アメリカ、オーストラリア:2002年) ★★
スタッフ 監督:スティーブ・ベック
出演:ロン・エルダード/デズモンド・ハリントン/アイザイア・ワシントン
物 語 海難救助用タグボートの腕利き乗組員達はある男に持ちかけられた謎めいた漂流船を探し出し一儲けする目論見にのった。漂流船はカナダ空軍の情報などから比較的簡単に発見できたのだが、この船には何かがありそうな雰囲気であった。そして...
感 想 最初のゴーストシップになる理由?のシーンは大変怖かった。最後の最後のああいう展開は本当に商売を感じてしまい残念です。近くのレンタルショップでかりるのに2ヶ月以上かかった割には物足りない?恐く無い?...
etc 2003---DVD
ゴーストバスターズ (アメリカ:1984年) ★★
スタッフ 監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ビル・マーレイ(ピーター)/ダン・エイクロイド(レイモンド)/シガニー・ウィーヴァー(デイナ:顧客1号)/ハロルド・レイミス(イーガン)/リック・モラニス(ルイス)/アニー・ポッツ(秘書)/他
物 語 ニューヨークのコロンビア大学で3人の教授が超常現象の研究をしていた。女性に目のないピーター、ひょうきんなレイモンド、沈着冷静なイーガンの3人で、市立図書館で幽霊出現というので早速駆けつけた。緑色のもやに包まれた老女の幽霊を見た 3人は、あわてて逃げ出す。大学に戻った3人は首を宣告される。口のうまいピーターに乗せられてレイモンドが自宅を抵当に入れて借金し、ゴーストバスターズ(=幽霊退治屋)を開業し秘書も雇い入れると、疑心暗鬼のお客が一人やってくる。(goo映画より抜粋)
感 想 久しぶりにゴーストバスターズを観ました。保存状態に難ありなのか?内容は色褪せていないのに、画質は....。それにしてもマシュマロマンはホントウにカワイイっすね。あのつり上がる怒りの目を見ると僕の中に湧き上がってくる不思議な感情はなんなんだろう?
etc 2007.6.20---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
ゴーストバスターズ2 (アメリカ:1989年) ★★★
スタッフ 監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ビル・マーレイ(ピーター)/ダン・エイクロイド(レイモンド)/シガニー・ウィーヴァー(デイナ)/ハロルド・レイミス(イーガン)/リック・モラニス(ルイス)/アニー・ポッツ(秘書)/他
物 語 ゴーストバスターズの彼等は政治やマスコミにペテン師扱いされ解散。それから5年、それでも彼等はそれぞれが「その時」のために活動を続けていた。ある日、デイナの赤ちゃんを乗せた乳母車が勝手に動き出し車道をまるで車をよけるかのように方向を変え進んでゆく...。そんな小さな大事件をきっかけにデイナから真相解明を依頼を受け動き出す!(goo映画より抜粋)
感 想 ゴーストバスターズの「2」は初めて見たけれど、1作目のNYの街全体が突然現れたヒーローを盛り上げるような、あの「感じ」があまり無くスケールが小さくなってしまったような。恒例?の巨大キャラもこじつけ感が強いしなぁ〜。ノリだけで作ってしまったのかな?
etc 2007.9.1---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
コーヒー&シガレッツ (アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ロベルト・ベニーニ/スティーブン・ライト/ジョイ・リー/サンキ・リー/スティーブ・ブシェミ/イギー・ポップ/トム・ウェイツ/ジョー・リガーノ/ケイト・ブランシェット/ビル・マーレイ/アルフレッド・モリーナ/スティーブ・クーガン/他
物 語 カフェを舞台に、ジム・ジャームッシュ監督が18年に渡り撮りためたコーヒーとタバコにまつわるユーモラスな短編「変な出会い」「双子」「カルフォルニアのどこかで」「それは命取り」「ルネ」「問題なし」「いとこ同士」「ジャック・メグにテスラコイルを見せる」「いとこ同士?」「幻覚」「シャンパン」の11本。(雑誌・公式HPを参考に)
感 想 コーヒーとタバコにまつわる作品の中で唯一、紅茶を飲み交わす「いとこ同士?」。滑稽な若者の趣味?に笑った「ジャック・メグにテスラコイルを見せる」。ビル・マーレイが登場! ユーモアたっぷりの「幻覚」が特に気に入りました。リラックスして楽しめるショートショートムービ〜。
etc 2007.4.6---スカパーch.312 ムービープラスhttp://coffee-c.com/
好奇心のゆくえ→
コールド マウンテン(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:ジュード・ロウ(インマン)/ニコール・キッドマン(エイダ)/レニー・ゼルウィガー(ルビー・シューズ)/フィリップ・シーモア・ホフマン(ヴィージー:汚れ?牧師)/ナタリー・ポートマン(セーラ:赤ちゃんと2人暮らしの女性)/アイリーン・アトキンス(マディ:森の老婆)/ジョヴァンニ・リビシ(ジュニア:死んだ牛と水辺にいた男)/ドナルド・サザーランド(モンロー牧師:エイダの父)/キャシー・ベイカー(サリー・スワンガー)/ブレンダン・グリーソン(スタブロッド:ルビーの父)/ジャック・ホワイト(ジョージア:スタブロッドのバンド仲間)/レイ・ウィンストン(ティーグ:元地主・義勇軍のリーダー)/他
物 語 コールドマウンテンと言われる土地に細々と暮らす人々の村に新しいモンロー牧師とその娘エイダはやってきた。村に戦争へ参戦するムードが漂う中、村の青年インマンとエイダはお互いに意識しあうが、無口で気持ちを上手く伝えられないインマンと気持ちを素直に伝えたいのに口から出る言葉が裏目になってしまうエイダにとってお互いが気持ちを深めて行くにはあまりにも時間は短すぎた。インマンは南軍兵士として前線に送られ、戦場で重傷を負い病院に収容される...。
病床のインマンはエイダから届いた手紙の内容を知りコールドマウンテンに戻ろうと決意する!脱走兵は射殺刑という重罪にもかかわらず!
感 想 上記の説明はほんの入り口です。ここから物語は面白くなってゆきます!逃走劇として様々な人々と出会い、騙され、癒され...数々のエピソードがなかなか良かった!ジュード・ロウはキャラの濃い役の印象ですが、「スターリングラード」や本作のような役・演技もハマっていますね。
etc 2004.10.30---DVD http://www.coldmountain.jp/
コンスタンティン (アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:フランシス・ローレンス
出演:キアヌ・リーブス(ジョン・コンスタンティン)/レイチェル・ワイズ(アンジェラ&イザベル)/シア・ラブーフ(チャズ:助手)/ティルダ・スウィントン(天使ガブリエル)/ブルイット・テイラー・ビンス(ヘネシー神父)/ジャイモン・フンスー(ミッドナイト)/ギャビン・ロズデイル(バルサザール)/ピーター・ストーメア(サタン)/他
物 語 悪魔を見分ける特殊能力を持ったジョン・コンスタンティンは、人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返し続けている。その体は末期ガンに冒され、余命は1年。悪魔祓いの最中、不穏な空気を感じたジョンは、地上を成立させている、天国と地獄の均衡が崩れかけていることを知る。同じ頃、妹の自殺に不審を抱く女刑事アンジェラが、ジョンに協力を頼んできた。妹、イザベルの手首には、サタンの子ルシファーの印が刻まれていた…。<goo映画より>
感 想 地獄の悪魔と天国の神様の均衡を崩すのも恐れず、本来これないハズの悪魔が人間界に姿を現す!と設定は小・中学生が喜びそうなものです。ジョン・コンスタンティンの「苦悩や葛藤している」設定は理解できましたが、演技としてあまり伝わってこず、ひたすらカッコヨク映ってしまうのがキアヌ・リーブスの欠点?かもしれません。(演技力ね....)全体的にはセンス良くまとめたな〜というしかないかな。どっか〜んと来ないんだよな。
同じような設定の(最悪)映画「地球で最後の男」の直後にもし、観たならば評価はもっと高かったかも、この頃アメリカではこういう作風が流行っていた??
etc 2005.9.24---DVD http://constantine.warnerbros.jp/
好奇心のゆくえ→「地球で最後の男」こっちは最悪のセンスです。
サイダーハウスルール(アメリカ:1999年) ★★★★★
スタッフ 監督:ラッセ・ハルストレム
出演:トビー・マグワイア/マイケル・ケイン/シャーリーズ・セロン/デルロイ・リンド/エリカ・バドゥ
物 語 セント・クラウズにある孤児院でホーマーは産声を上げた。院長は何度かホーマーを養子に出したがその度に戻されてしまい、いつしか孤児院の面倒見のいいお兄ちゃんとして暮らすようになっていた。青年になったホーマーはある事がきっかけで外の世界を知りたくなり孤児院をでる、ここから外の世界を知り大人になってゆく。
感 想 外の世界に飛び出したホーマーはりんごの農園(サイダーハウス)で青春と大人への一歩を歩む事になる。〜孤児院での子供たちの台詞〜サイダーハウスでの仲間達のドラマ〜そしてラストの優しさ〜いろいろな所で心が揺さぶられ最後は結構泣けました。お薦めします!
etc 2003---DVD
サイン(アメリカ:2003年)
スタッフ 監督:M.ナイト・シャマラン
出演:メル・ギブソン/ホアキン・フェニックス/ローリー・カルキン/アビゲイル・ブレスリン
物 語 グラハム・ヘスは周りから信頼を寄せる牧師であった。妻は二人の子供を残し交通事故で息を引き取る、ヘスに不可解な言葉を残して....半年後ヘス家のとうもろこし畑にあの現象が!ヘスの前につぎつぎと現れる不思議な兆候(サイン)の意味するものは?
感 想 観る前から、噂を聴いていたので本来とは違う意味で興味が湧いてしまい。レンタルしました。家に閉じこもる発想がなんかリアルなのか?らしくないのでは?と思いました。子役の女の子の最後の方で踊るダンスがキラリ!と光ってました。Xファイルの方が数倍面白いと思います。
etc 2003---DVD
THE CORE(アメリカ:2003年) ★★★
スタッフ 監督:ジョン・アミエル
出演:アーロン・エッカート/ヒラリー・スワンク/デルロイ・リンドー/スタンリー・トゥッチ/チェッキー・カリョ/スプルース・グリーンウッド/DJ.クオールズ/リチャード・ジェンキス
物 語 ペースメーカー使用者の突然死、方向感覚を無くした鳩の暴走、地球規模で広がる異常現象を地球物理学者のジョシュは地球の核(CORE)の停止が原因と突き止める。政府もジョシュのレポートに万全の協力体制で動き出す。常識では無理と思われていた(CORE)へ向かうための手段は密かに研究が続いていたのだ!人類滅亡の危機を描いたSFパニックムービー
感 想 数歩先の未来科学を感じるような設定は結構好きなんです。しかぁ〜しパニックムービーとしては緊張感が単調でぐっと全身に力が入ってしまうような息を呑むシーンが少なかったのが残念。地球内部の映像は?一番恐かったのは暴走鳩の重量を感じるぶつかり方!これは恐さを感じた!〜何か一つ観ているお客さんを裏切るような展開が欲しかったかな欲張りでしょうか?
etc 2004.5.5---DVD
ザスーラ (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・ファヴロー 
出演:ジュシュ・ハッチャーソン(ウォルター)/ジョナ・ボボ(ダニー)/ダックス・シェパード(宇宙飛行士)/クリステン・スチュワート(リサ)/ティム・ロビンス(父親)/他
物 語 土曜日の昼下がり。パパが仕事で家を空けてしまい、6歳のダニーは、あまり仲が良くない10歳の兄ウォルターに遊び相手になってもらおうとして、逆に怒らせる。地下室に閉じ込められたダニーは、"ザスーラ“という古いボード・ゲームを発見。リビングに戻ったダニーは早速ゲームを始めてみるが、宇宙船のコマが動き出して1枚のカードが飛び出すと、彼らの住んでいる家は宇宙に漂い始めた。(goo映画より抜粋)
感 想 ジュマンジ(1995年)という映画(同じ原作者:クリス・ヴァン・オールズバーグ)が当時のCG技術を駆使して本作と同じように、「ボードゲームのイベントがそのまま現実に押し寄せる」という内容のであったが、あの頃はCGも新鮮で、かなり面白い印象だったが、本作はなんとなく盛り上がりに欠けたというか...〜子供は死なないだろう、ゲームだし〜という「安心感」が仇となってドキドキしきれない感じ、そういった気持ちを裏切るには絶好のキャラクターの宇宙飛行士も、もう一ひねりして欲しかったかな〜。
etc 2007.2.25---スカパーch.315 スター・チャンネル
好奇心のゆくえ→
さよなら、さよならハリウッド (アメリカ:2002年) ★★
スタッフ 監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン(ヴァル)/ティア・レオーニ(エリー:前妻)/トリート・ウィリアムズ()/マーク・ライデル(アル:エージェント)/デブラ・メッシング(ロリ:恋人)/ジョージ・ハミルトン(エド:出資者・エリーのフィアンセ)/ティファニー・ティーセン(シャロン)/他
物 語 オスカー賞2度受賞の元巨匠監督ヴァルは、今ではすっかり落ち目監督。細々とCMの仕事を請け負って暮らすマイナス思考の日々。そこにハリウッドのメジャースタジオからオファーが舞い込むが実は映画プロデューサーであるヴァル元妻のエリーがプッシュしてくれたからだった。ヴァルは妻を取られた恨みから依頼主からの仕事を快く思っていないが仕事も欲しい...そんな葛藤もありつつも監督を受けることに決めるのだがクランクイン直前に心因性の失明状態になってしまい...。
感 想 ウディ・アレンの映画作品の皮肉なジョークは字幕だと分かりづらいと思っていたので、今回は日本語版にて観賞。おかげで結構笑えた。ハリウッドの映画製作の雰囲気もなんとなく観られる仕組みで面白い。
etc 2005.11.20---DVD http://www.nikkatsu.com/movie/sayonara/
好奇心のゆくえ→
サラマンダー(アメリカ:2002年)
スタッフ 監督:ロブ・ボウマン
出演:マシュー・マコノヒー/クリスチャン・ベイル/イザベラ・スカルプコ/他
物 語 12才のクインは母が働く地下鉄工事現場へといつものように向かったが地下にポッカリと空いた空洞にクインは恐ろしいサラマンダーをミル。目覚めたサラマンダーは瞬く間に文明を破壊し、人を喰らい人類は絶滅の危機が迫っていた。
感 想 何が言いたいのか?よく分かりませんでした。ファミコン初RPG!東芝EMIのスーパーハイドライドをやり終えたときの感じに似ている.....わからないよねこんな感想では。モンスターファンならもしかしたら理想のサラマンダーがここにいるのかも?
etc 2003---DVD
ザ・リング(アメリカ:2000年) ★★
スタッフ 監督:ゴア・ヴァービンスキ
出演:ナオミ・ワッツ/マーティン・ヘンダースン/ブライアン・コックス
物 語 そのビデオを見た者は7日後に必ず死ぬ..記者であるレイチェルは姪にあたる少女ケイティの死の謎を追ううちにその「ビデオ」を見てしまう、そして自分の息子までもが!
感 想 日本版のリメイク作品ですが、日本の恐怖はやはり外人には演出できませんね。息苦しくなるような恐怖体験は日本版の方をお薦めします。それよりも原作本ですか?やはり!
etc 2004---DVD
シークレットウインドウ(アメリカ:2004年) ★★★
スタッフ 監督:デビット・コープ
出演:ジョニー・デップ(モート・レイニー)/ジョン・タトゥーロ(ジョン・シューター)/マリア・ベロ(エイミー)/ティモシー・ハットン(テッド)/チャールズ・S・ダットン(ケン・カーシュ)/他
物 語 人気作家モート・レイニーは妻との離婚協議に疲れ、湖畔の別荘に愛犬と暮らしている。しかし最近は筆も進まず1日に16時間もの睡眠をとっていた。そんなある日、彼の元に一人の男性がやってきて「俺の小説を盗んだ!」と迫ってくる。しかし盗作をした覚えのないモートは彼の言う事を一蹴するしかなかったが、モートのまわりで起こる出来事を目の当たりにすると、「脅しではなく本気である」ことをしり恐怖を覚える。一体あの男の正体は?なぜ盗作では無いハズなのに男の原稿と自分の作品が同じ文章なのか....。
感 想 原作・スティーブン・キング。主演・ジョニー・デップの期待の一作でしたがなんか、結構先読み出来てしまう展開でした。とはいえ想像してた事は結構ベタな展開だったのでまさかなぁ〜と、イイ意味で裏切られたいと思いながら観賞していたのですが.....そのまんまでした。(笑)ラストのオチを知った後に様々なシーンを思いだすと「ぞ〜っ」とするかもしれませんん。
etc 2005.7.9--DVD http://www.sonypictures.jp/movies/secretwindow/site/contents.html
好奇心のゆくえ→
地獄の黙示録 特別完全版(アメリカ:2001年(1979年)) ★★
スタッフ 監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーティン・シーン(ウィラード大尉)/マーロン・ブランド(カーツ大佐)/サム・ボトムス(ランス:部下)/アルバート・ホール(チーフ:部下)/フレデリック・フォレスト(シェフ:部下)/ローレンス・フィッシュバーン(クリーン:部下)/ロバート・デュヴァル(キルゴア中佐)/デニス・ホッパー(フォト・ジャーナリスト)/スコット・グレン(コルビー)/ハリソン・フォード()他
物 語 1960年代のベトナム戦争下。最前線で米軍を指揮するカーツ大佐の異常な行動を止めるため暗殺を命じられ現地に赴いたウィラード大尉と極秘任務とだけ伝えられナン川上流を目指す4人の若い部下達が「目撃・体験する戦争の狂気」に徐々に侵されてゆく様子が映し出される。
現地に向かい移動中ウィラード大尉は軍より渡されたカーツ大佐に関しての機密書に目を通してゆくが、当初司令部から聞いていた人物像とにズレを感じ始めていた......。
感 想 本作は、1979年に製作されたオリジナル版に53分の未公開映像を加えて再編集されたディレクターズカット版です。有名な作品ですが僕は今回が初見でした。内容はかなり興味を持てたないようでしたが202分という尺の長さが評価の別れ道?ですかね....カーツ接触後に作品の雰囲気(登場人物?)がガラリと変わるため再集中していないといけませんでした。53分短いオリジナル版の方に興味の湧くところです。
etc 2005.7.24---DVD
好奇心のゆくえ→
シザーハンズ (アメリカ:1990年) ★★★★
スタッフ 監督:ティム・バートン
ジョニー・デップ(エドワード)/ウィノナ・ライダー(キム:ヒロイン)/ダイアン・ウィースト(ペグ:化粧品訪問販売員)/アンソニー・マイケル・ホール(ジム:キムのボーイフレンド)/キャシー・ベイカー(ジョイス)/ヴィンセント・プライス(城の発明家)/アラン・アーキン(ビル:夫)/他
物 語 雪嵐の降る町。お祖母さんが孫娘をベッドに寝かしつけている。孫は『どうして雪が降るの?』と聞くと、祖母はその問に答えて話し始める。「あの窓から見える山の上の屋敷に老発明家が住んでいた。彼は人間を作るのにも成功し、その人造人間はエドワードといって、両手はハサミのままだった・・・。(goo映画より抜粋)
感 想 ティム・バートン監督の世界をジョーニーデップが見事に演じるファンタジー。人造人間であるエドワードの心のユレやストレスまでもが表現されて、笑えて、感情移入できて最後まで楽しめました。人気のジョニーデップですが、シリアスなだけの役よりも「シザーハンズ」「パイレーツオブカリビアン」のような表現力豊かな演技を必要とする作品の方がイイカンジ。
etc 2006.7.1---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
16ブロック(アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:リチャード・ドナー
出演:ブルース・ウィリス(ジャック)/モス・デフ(証人)/デビッド・モース(刑事)/ジェナ・スターン()/他
物 語 わずか16ブロック(区画)先の裁判所に証人を送り届けるという、簡単な任務を課せられたNY市警の刑事ジャック。しかし、証人はある事件の不正を目撃しており、証人を消そうと何者かに襲撃されてしまう。閉廷までに残された時間は118分。彼の人生最悪の日が始まる…。(goo映画より抜粋 wikipediaより抜粋 公式 HPより抜粋 ネットより抜粋)
感 想 「彼の人生最悪の日が始まる...。」と、いってもダイハードではない。ダイハードのジョン・マクレーンが知力・体力・幸運ならば、知力・判断・反省?だろうか。似て非なる作品。
etc 2008.10.16---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
シッピングニュース(アメリカ:2001年) ★★★★
スタッフ 監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ケヴィン・スペイシー/ジュリアン・ムーア/ジュディ・デンチ/他
物 語 バイキングの血をひく男が生まれ故郷に帰る。そこで自分の家系についての謎などが複線でありつつ展開する物語り
感 想 ラッセ・ハルストレム監督作品をいくつか観ましたが、何故か主人公は最初不思議というか少し頭の悪いというか変な人が多いです。でも物語が進むといつも一番のしっかりものになっているような気がします。
etc 2003---DVD
シネマニア (アメリカ=ドイツ:2002年) ★★
スタッフ 監督:アンジェラ・クリストリーブ & スティーブン・キヤク
出演:ジャック・アングストライヒ/エリック・チャドボーン/ロバータ・ヒル/ビル・ハイドブレダー/ハーヴァイ・シュワルツ/他
物 語 「シネマニア」とは、要するに映画オタク。彼等の一日は映画に始まり、映画に終わる。その日毎に観る作品を厳選し、ハシゴする映画館の移動ルートを設定。鑑賞前の席取りやトイレ励行も忘れない。人生そのものが映画への愛と執着という、映画の街NYに暮らすちょっとイタイけど魅力的な映画オタク達を追ったドキュメンタリー。(シネフィル映画紹介より)
感 想 まぁ、僕もちょっと映画依存症なトコロあるな〜と思っていますが、彼等の「それ」は人生の芯になってしまっていますね。たとえば食生活から考える映画鑑賞スタイル...などは究極でしょうか??この先どうのめりこんでも僕が映画鑑賞に集中したいがために「普段から野菜をあまり食べない」なんて事はできないだろうな〜。なぜ野菜を食べないのかは.....。洋画★シネフィル・イマジカ直輸入作品だそうです。
etc 2006.9.5---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→
シモーヌ:SIMONE(アメリカ:2002年) ★★
スタッフ 監督:アンドリュー・ニコル
出演:アル・パチーノ(タランスキー監督)/レイチェル・ロバーツ(シモーヌ)/イライアス・コーティーズ(ハンク・アレノ)/キャサリン・キーナー(エレイン:元妻)/エヴァン・レイチェル・ウッド(レイニー:娘)/ウィノナ・ライダー(ニコラ:女優)/他
物 語 女優の我が儘で映画製作に失敗し、上司でもある元妻にも見限られた落ち目の映画監督ヴィクター・タランスキーの前にCG女優を作成できるシステムを開発したことを告げにある男性が現れる。しかし彼は数日後他界、遺言によりタランスキーの手元にシステムのデータが届くと、タランスキーはそのシステムを使ってみる....契約書に無謀な条件もつけない・監督の意向にもそってくれないような現実の俳優とは違い、思うがままに演技させることのできるCG女優シモーヌと組み注目されるようになる!当然マスコミもシモーヌを追うが現実には存在しない彼女は一度もみんなの前には姿を現さない!監督は彼女がCG女優である秘密を公表するタイミングをつかめないまま人気がヒートアップしてゆく!
感 想 CG女優が現在のハリウッドシステム(特に俳優の契約面?)に一石を投じる?とくにタランスキー監督演じるアル・パチーノに批判めいたセリフを言わせる所に重みがありました。それとシモーヌには人工知能は付いていないようなのですが、そこが「ファンタジー」にはならないリアルな人間ドラマになるのだなと思えた。真実を知るものと知らないものの会話に沢山の嘘が見えてくるのはなんか皮肉な笑みを浮かべてしまった...。
etc 2004.9.23---DVD
ジャイアンツ (アメリカ:1956年) ★★★★★
スタッフ 監督:ジョージ・スティーヴンス
出演:エリザベス・テイラー(レスリィ)/ロック・ハドソン(ビッグ)/ジェームズ・ディーン(ジェット・リンク)/マーセデス・マッケンブリッジ(ラズ:ビッグの姉)/ジェーン・ウィザース(Vashti_Snythe)/チル・ウィルス(Uncle_Bawley)/キャロル・ベイカー(Luz_Benedict 2)/デニス・ホッパー(ジョーダン)/ジュディス・イヴリン(Mrs.Horace_Lynnton)/ポール・フィックス(Dr.Horace_Lynnton)/ロドニー・テイラー(Sir David_Karfrey)/サル・ミネオ(Angel_Obregon 3)/他
物 語 第一次大戦の終わった1920年頃のアメリカ。テキサスの大牧場主ビッグの許に東部の医者の娘レスリィが嫁いだ。何かにつけて保守的な地域にあるビッグの大邸宅は、実質的には姉のラズが仕切る。ラズは牧場の使用人ジェットに目をかけていたが落馬して亡くなりレズリーは主婦の地位に。ビッグと妻・レスリィが牧場主となって子供達を育て、夫婦の問題を乗り越え、時代の波に時にもまれながらの半生を描いてゆく。(番組の紹介テロップを参考に)
感 想 06年新年観賞第一作目に名作をチョイス。しかも★5つけちゃいました。人生(半生)を通し壁を乗り越え、いつしか子供達も大きくなり様々な展開を魅せてゆくサクセスあり!大河?でもあり!のまさにジャイアントな物語に大満足。本当のところ出だしから2人が結ばれテキサスで暮らし始めた最初の頃は作品が何処に向かって行くのかつかめていなかったのですが、妻・レスリィが息子達を連れ東部の実家へ里帰り〜ペドロ(七面鳥の名前)の最期〜レスリィの妹の結婚式〜のエピソード辺りから急に面白くなった印象でした。※ジェームズ・ディーン出演三作目にして遺作。
etc 2006.1.7---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→「エデンの東」ジェームズ・ディーン出演作
シャンハイヌーン(アメリカ:2000年) ★★★★
スタッフ 監督:トム・ダイ
出演:ジャッキー・チェン(チョン・ウェン)/オーウェン・ウィルソン(ロイ)/ルーシー・リュー(ぺぺ姫)/ブランドン・メリル(インディアンの妻)/マイケル・ユアン(ローファン)/他
物 語 1881年清朝・中国紫禁城。ぺぺ姫はアメリカへ誘拐をされてしまった。王は身代金と姫の交換場所として指定されたネバダ州のカーソンシティに近衛兵を派遣し、同行する叔父の口利きでチョン・ウェンもアメリカに渡るが、ウェン一行が乗っていた列車を列車強盗が襲い、ウェンの叔父は列車強盗ロイの手下に撃たれてしまう。このことで一騒動あり近衛兵達とウェンはバラバラに引き離されウェンは独りカーソンシティを目差すことになる。そして道中様々な人と出会い、先の列車強盗のボス、ロイとも「縁」を感じるような出会いから行動を共にするようになってゆき、カーソンシティへ、ぺぺ姫を救出するために向かう!
感 想 ジャッキー・チェンに西部劇はなかなか合いますね。もともと西部劇は好きな方なので結構楽しめました。アクションも「ラッシュアワー」などよりはずっとカンフー映画らしいアクションに仕上がっていてカッコヨカッタ!今回のジャッキーの相棒オーウェン演じるロイの最後のオチは少し強引だが、これまた西部劇の中でも大好きな●●だったのでなんか嬉しくさせてくれました。評価はジャッキー好き&西部劇好き、そしてハリウッド進出映画作品の中では好きな作品になったので、ちょっと甘い?けれど★4つに!
etc 2004.8.24---DVD
シャンハイ・ナイト(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:デビッド・ドプキン
出演:ジャッキー・チェン(チョン・ウェン)/オーウェン・ウィルソン(ロイ)/ファン・ウォン(リン:妹)/アイダン・ギレン(ラズボーン卿)/トーマス・フィッシャー(アーサー・ドイル)/ドニー・イェン(ウ・イェン)/アーロン・ジョンソン(チャーリー)
物 語 1887年紫禁城、皇帝の秘宝が奪われる!秘宝の守り役であったチョン老人は殺害されその娘リンは父の敵を討つため単身イギリスへ旅立つ。その頃アメリカ西部で保安官として活躍していたウェンは中国から小包が届くその中身は父チョンの訃報と父親の形見の箱が入っていた。父の死を知ったウェンはイギリスへ渡るためニューヨークで出世しているはずの相棒ロイに預けた財産を返してもらいイギリスへ向かおうとしていた.....。奪われた秘宝と父の仇と妹の消息を追うウェンとロイは某有名人達とスレ違いながらもイギリス王室の陰謀に巻き込まれつつ挑む!!
感 想 このシャンハイ・ナイトは前作シャンハイ・ヌーンの続編で、ヌーンでの面白要素をさらにグレードアップした上に、アメリカ西部から舞台をイギリスに移してのアクション&コミカル映画に仕上がっています「いや〜面白かった!これぞジャッキーとハリウッドの融合の成功例ではないだろうか?」「ラッシュアワー」シリーズよりはコチラの方が好きだな!〜パート3もあるとの噂もありますね!
etc 2004.8.26---DVD
十二人の怒れる男 (アメリカ:1957年) ★★★★
スタッフ 監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ(陪審員8:建築家)/リー・J・コップ(陪審員3:罵声する男)/エド・ベグリー(陪審員10)/E・G・マーシャル(陪審員4:眼鏡の人)/ジャック・ウォーデン(陪審員7)/マーティン・バルサム(陪審員1)/ジョン・フィードラー(陪審員2)/ジャック・クラッグマン(陪審員5:スラム出身)/エドワード・ビンズ(陪審員6)/ジョセフ・スウィニー(陪審員9:老人)/ジョージ・ヴォスコヴェク(陪審員11)/ロバート・ウェーバー(陪審員12)/他
物 語 ニューヨークの法廷で殺人事件の審理が終わった。被告は17歳の少年で、日頃から不良といわれ、飛び出しナイフで実父を殺した容疑だった。12人の陪審員が評決のため陪審室に引きあげてきた。夏の暑い日で彼らは疲れきっており、早く評決を済ませ家に帰りたがっていた。第1回の評決は11対1で有罪が圧倒的、しかし、判決は全員一致でなければならなかった。無罪は第8番(ヘンリー・フォンダ)ただ1人。彼は不幸な少年の身の上に同情し、犯人かもしれないが有罪の証拠がないと説明。<goo映画より抜粋>
感 想 民間から選ばれた人物が裁判に立ち会い、12人全員が一致して有罪ならば刑は執行されるというもの...。この民主主義なシステムはキチント機能すれば、素晴らしい方法なのだろうが本作に出てくるように面倒がられながら裁かれていると思うと恐ろしくもなりますね。有罪11人:無罪1人から状況がひっくり返ってゆく様子は熱くなれます!しかし裁判長・検事・弁護士は無能か!はたまた人種差別のある国の悲劇か!
密室劇のみで96分。でも丁度良い面白さ。
etc 2005.8.26---DVD
好奇心のゆくえ→
16歳の合衆国 (アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督・脚本:マシュー・ライアン・ホーグ
出演:ライアン・ゴズリング(リーランド・P・フィッツジェラルド)/ドン・チードル(パール・マディソン:作家志望の教師)/クリス・クライン(アレン・ハリス)/ジェナ・マローン(ベッキー・ポラード)/レナ・オリン(リーランドの母親)/ミシェル・ウィリアムズ(ジュリー・ポラード)/マーティン・ドノヴァン(ハリー・ポラード)/アン・マグナスン(カレン・ポラード)/ケリー・ワシントン(エイシャ:パールの浮気相手)/シェリリン・フェン(カルデロン夫人)/ケヴィン・スペイシー(アルバート・T・フィッツジェラルド:作家の父)他
物 語 平凡な16歳の少年リーランドはある日突然、障害者のライアンを刺し殺してしまう。ライアンはリーランドの恋人ベッキーの弟だった。逮捕されたリーランドが矯正施設に入れられる。そこで教師(教官)であり、作家志望の男パール・マディソンと出会い、お互いが心の内を語り合う内に、繊細な 16歳の少年の心の内が見えてくる。〜世界は哀しみにみちている〜
感 想 罪を犯すに至るまでの少年の思考は「犯罪」に結びつくものではなく、事件の起きるまでの彼と彼のまわりの人々と、進行形の彼等の状況が語られてゆく。それらを観てゆく内に「理由」を「感じる」ことができる展開になって.....。
etc 2005.10.15---DVD http://www.16sai.jp/
好奇心のゆくえ→
ジュラシックパーク3(アメリカ:2001年) ★★★
スタッフ 監督:ジョー・ジョンストン
出演:サム・ニール/ウィリアム・H・メイシー/ティア・レオーニ/アレッサンドロ・ニヴォラ/エリック・カービー/トレヴァ・モーガン
物 語 古生物学者アラングラント博士は発掘のための資金調達に苦労していた。そこへ実業家を名乗る夫婦が訪れ資金援助と引き換えにイスラ・ソルナ島上空ガイドを依頼する。島には降りない約束だったがそれは破られ、島に降り立った時、博士は本当の目的を知らされる。
感 想 第3弾ともなると、動く恐竜の新鮮さはもう無いが今回は携帯電話と恐竜がキーとなって?笑えた。でもこう言った映画で子供は喰われないと言う暗黙の設定は何とかしないと先が見栄過ぎて冷めてしまう人もいるだろうな。93分という上映時間の見やすさからか嫌いでは無いんですが...
etc 2003---super bit DVD
ショーシャンクの空に(アメリカ:1994年) ★★★★★
スタッフ 監督:フランク・ダラボン
出演:ティム・ロビンス/モーガン・フリーマン/ボブ・ガントン/ウィリアム・サドラー/他
物 語 若くして大銀行の副頭首のアンディーは妻とその浮気相手を殺害した罪で終身刑になり、ショーシャンク刑務所へ送られる。口数も少ない彼であったが、やがて自らの能力を武器に仲間達にも尊厳を取り戻す存在になってゆく。
感 想 アンディーやレッドがこの刑務所にいた時間の長さを感じた時に何やらグッとくる映画です。はじめてみた時ラストがああいう展開になるとは思わなかった!まぁ有名な映画ですから鑑賞済みの方も多いとは思いますが、まだの方にはお薦めします!
etc 2003---DVD
女子高生ロボット戦争 (アメリカ:2001年) ★★
スタッフ 監督:ティム・T・カニンガム
出演:ミシェル・フェアバンクス()/マリア・ジョーンズ()/マシュー・ジョーンズ()/フェイス・ショーンフェルド()/デイル・ダッドリー()/他
物 語 天才少女ブリトニーと運動神経抜群のスーパーガール・アリー。二人は大親友だったが、一人のイケメン転校生の登場で友情にヒビが.....。嫉妬心はブリトニーの頭脳作戦とアリーの体をはった作戦でイケメンのクリスを奪い合う形になるが次第に過激になり遂にロボットまで出てきてしまう。はたして二人の友情の結末は..........。
感 想 ココ最近、くだらなく笑えそうな作品を観たいナァ〜と思っていまして選んだのですが、あまりにもくだらなすぎて....。タイトルの「ロボット戦争」はロボットの戦争になってないし、それでも最後の方まではセンスのよろしくない青春ラブコメディと無理矢理観賞していましたが、作品として重要なラストを盛り上げるハズの格闘シーンでテンションがみるみる下がっていきます。覚悟はしていたがこれほどの作品だったとは...。
etc 2005.9.6---DVD
好奇心のゆくえ→
シン・シティ(アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー
出演:ブルース・ウィリス(ハーディガン刑事)/ミッキー・ローク(マーヴ)/クライヴ・オーウェン(ドワイト)/ベニチオ・デル・トロ(ジャッキーBoy)/イライジャ・ウッド(Kevin)/ジュシュ・ハートネット(The Man)/ブリタニー・マーフィ(シェリー)/デヴォン青木(Miho)/ロザリオ・ドーソン(ゲイル)/ニック・スタール(ロアークjr)/マイケル・クラーク・ダンカン(Manute)/ルトガー・ハウアー(Cardinal Roark)/マイケル・マドセン(ボブ刑事)/ジェイミー・キング(ゴールディ&Wendy)/アレクシス・ブレーデル(Becky)/カーラ・グギノ(Lucille)/他
物 語 ●醜い傷跡が顔に残る仮出所中のマーヴに愛をくれたのは、高級娼婦のゴールディだった。しかし彼女は殺され、罪をきせられたマーヴは復讐を心に誓う....。●ある時、ドワイトは、恋人のシェリーにつきまとう男、ジャッキー・ボーイを痛めつける。退散したジャッキーは、ドワイトの昔の恋人ゲイルが仕切る娼婦たちの自治区、オールド・タウンへ向かうが殺人兵器ミホに殺されるが、それはオールド・タウンの秩序を崩す事に..。●ハーディガン刑事は、引退の日にも幼女殺人犯ロアーク・ジュニアを追っていた。誘拐された11歳のナンシーを救出したハーティガンだが、相棒ボブの裏切りの銃弾に倒れ、ロアークに罪をきせられる。8年後、出所したハーディガンは....。(goo映画より抜粋)
感 想 白黒映画のような、映像はアート的とでもいうのだろうか?過激な表現も白黒(時折、赤い血そのままだったりもしますが)で表現すると、平面的なアニメーションを観てるようでドギツい感じは多少緩和されている気もしますが、年齢規制のある作品なのでそれなりに分別のある大人が観るものなのか?...でも分別のある大人がこういう映像演出を好むってのもおかしな話だけど。ヒーローが自殺や犠牲を被るアメリカ的ではない作品です。
etc 2008.3.20---スカパーch.315 スター・チャンネル
好奇心のゆくえ→
スイートノーベンバー(アメリカ:2001年) ★★★
スタッフ 監督:バット・オコナー
出演:シャーリーズ・セロン/キアヌ・リーブス
物 語 広告代理店のエリート社員ネルソンにっとて成功し続ける事は最優先されることであった。そんな彼の前に不思議な魅力を持った女性サラが現れる。サラは言う「あなたを私の11月だけの恋人にしてあげる」
感 想 雰囲気は良いね、キアヌリーブスが出演しているよ。薦められて鑑賞したが思えば初ラブストリーものだったような気がします。
etc 2003---DVD http://www.warnerbros.co.jp/sweetnovember/index.html
スーパーサイズ・ミー(アメリカ:2004年) ★★★★
スタッフ 監督:モーガン・スパーロック
出演:モーガン・スパーロック/他
物 語 2004年1月のサンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で上映されるやいなやファーストフード王国のアメリカを騒然とさせ、その反響は全世界を巻き込み始めている人体実験食生活ドキュメント!
監督のモーガン・スパーロックはある時、ニュースで流れていた「肥満に悩む2人のティーンエイジャー」が「私たちが肥満になったのはハンバーガーが原因」とマクドナルドを訴えたニュースに釘付けになった。しかし訴えられたマクドナルドのスポークスマンが、自社の提供する食品の栄養バランスと肥満との因果関係は全くなく(証明された資料もない...)大量に食べたのは本人の責任と原告の請求を棄却したのだった!このニュースを見た監督は立ち上がる!それじゃあ僕が1ヶ月マクドナルドメニューだけを食べる実験をし証明してみよう!
感 想 すごい、すごい〜衝撃的。何がスゴイって全てなんですが、アメリカの学食業者のメニューのバリエーション!スナック菓子やチョコバー。ジュースも充実だから当然自己管理もできない年齢の子供達が選ぶランチのメニューがスゴイ!自分が食べているビッグマックのトータル個数を数えているマクドナルド信者!がすごい!中毒になるのがスゴイ!映画が「大きな存在」を動かす事ができるのか?あれ?そういえば日本でもサラダ等のメニューが増えましたね。
etc 2005.7.8--DVD http://www.supersizeme.jp/
好奇心のゆくえ→「ボーリングフォーコロンバイン」
スカイキャプテン〜ワールド・オブ・トゥモロー〜 (アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ケリー・コンラン
出演:ジュード・ロウ(スカイキャプテン)/グウィネス・バルトロウ(ポリー)/アンジェリーナ・ジョリー(フランキー)/ジェヴァンニ・リビシ(デックス)/マイケル・ガンボン(ペイリー編集長)/バイ・リン(謎の組織の女)/他
物 語 1939年のNY。突如、上空から謎の巨大ロボットが舞い降り街を破壊し始めた。新聞記者のポリーはカメラ片手にこのスクープをモノにしようとロボットに接近するが、危うくロボットに踏みつぶされそうになる!それを間一髪の所で救ったのは。空軍パイロットのスカイキャプテンだった。ポーリーはこのロボット襲来が最近頻発している科学者達の誘拐事件に関係するとにらみ、キャプテンと友に調査を開始する!(goo映画を参考)
感 想 こ、これは!自慢のハズのCGアニメーションやそのアクションシーンが全然迫力がなく無感動に一定のリズムで動くカメラ(視線・視点)が気になってしょうがなかったです。ストーリーも厚みが無く感情移入させてくれるキャラクターもいなかった.....。どこかで観たようなメカデザインも、どこかで観たようなモノを越えられていないし。似た作風の「キャシャーン」(アニメ・特撮/日本)とイイ勝負。アメリカ製のこういった作品は対象年齢をどこかで発表してくれるといいのだけれど......。
etc 2005.7.2--DVD http://www.skycaptain.jp/
好奇心のゆくえ→ casshern 映像も物語も似ている.....?
スクールオブロック(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:リチャード・リンクレイター
出演:ジャック・ブラック/マイク・ホワイト(兼脚本)/ジョーン・キューザック
物 語 いきすぎた熱いロッカーのデューイはバンドの仲間からも愛想をつかされ首になってしまう。ある日居候先の代用教員でもあるネッド宛にきた名門校からの代用教員依頼の連絡を受けてしまう。しかもネッドには内緒でデューイが名前を偽って学校へいってしまうのだった...
感 想 全編ハイテンションで押し切られました。最初観ている方としても主人公のキャラに押されっぱなしで着いていけないかな?と思ってしまったが、生徒達がデューイを理解する頃には僕も物語りの世界にグイグイ引き込まれていました。面白かったという記憶はしっかり残る映画です。DVD出たら買うかもしれません。
etc 2004.4.29---劇場 
STAR WARS EPISODE1~ファントムメナス~ (アメリカ:1999年) ★★
スタッフ 監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン(クワイ=ガン・ジン)/ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)/ナタリー・ポートマン(パドメ/アミダラ)/ジェイク・ロイド(アナキン・スカイウォーカー)/イアン・マクダーミド(パルパティーン元老員議員)/ペルニラ・アウグスト(シミ・スカイウォーカー)/アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)/ケニー・ベイカー(R2-D2)/フランク・オズ(ヨーダ)/サミュエル・L.ジャクソン(メイス・ウィンドゥ)/レイ・パーク(ダース・モール)/他
物 語 長い間安定を誇った銀河共和国も、いつしかほころびが生じ、混乱の時代が始まろうとしていた。紛糾の元は辺境の星系との交易ルートへの課税問題だった。強大かつ貪欲な通商連合は実力でこの問題にかたをつけるべく、武装艦隊によって惑星ナブーを武力封鎖してしまった。共和国議会はこの緊急時にも堂々めぐりの議論を繰り返すばかり。元老院最高議長はこの膠着状態を外交的手段で解決すべく、ひそかに、銀河の平和と正義の守護者であるジェダイの騎士二名を派遣した・・・(公式HPより)
感 想 終焉を迎えるスターウォーズ(以下SW)のエピソード3「シスの復讐」を観賞に行く前にもう一度観ておこう企画(勝手に)!「エピソード1〜ファントム・メナス〜」を観賞しました。はじめて映画館で観賞した時はそんなに面白いとは思わなかったのですが、何度か観ている内に少〜しずつ味がでてきています(苦笑)。魅せたいシーンがてんこ盛りでかなり急ぎ足な印象なんですが、「母と子の別れ」「ジェダイの戦士VSダース・モール」「C-3POとR2-D2のファーストコンタクト」など結構好きなシーンもあります。
etc 2005.7.14---DVD http://www.starwarsjapan.com/index.html
好奇心のゆくえ→「SWシリーズを観よう!」
STAR WARS EPISODE2~クローンの攻撃~ (アメリカ:2002年) ★★★★
スタッフ 監督:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)/ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー)/ナタリー・ポートマン(パドメ)/クリストファー・リー(ドゥーク伯爵)/サミュエル・L.ジャクソン(メイス・ウィンドゥ)/イアン・マクダーミド(パルパティーン最高議長)/ペルニラ・アウグスト(シミ・スカイウォーカー)/テムエラ・モリソン(ジャンゴ・フェット)/アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)/ケニー・ベイカー(R2-D2)/フランク・オズ(ヨーダ)/他
物 語 『エピソード1』から10年後。銀河共和国は、またもや争いと混沌の中に陥ろうとしている。何百もの惑星と有力な企業同盟の間に広がり出した分離主義者の運動は、ジェダイの騎士たちでさえ防ぎきれない新たな脅威を銀河にもたらしつつある。そんな大きな流れの中、パドメは女王の座を退位し、政治家として活動していた、しかし迫りくる暗殺者の影に身の危険を感じかつての盟友であるオビ=ワンとアナキンが警護に就く事になる。暗殺者を追い徐々に見えてくる大きな陰謀の数々にオビ=ワンは...そして目の前に立ちはだかる障害にアナキンは...パドメは.....。(公式HPを参考に)
感 想 終焉を迎えるスターウォーズ(以下SW)のエピソード3「シスの復讐」を観賞に行く前にもう一度観ておこう企画2弾!EPISODE2はいよいよSWシリーズに大きくリンクしてくる内容・キャラクターが満載です。今回のパドメ(ナタリー・ポートマン)はかなり綺麗!ヨーダのアクションに驚き!アナキンの揺れ動く感情を察知するヨーダのシブイ表情!暗黒面に引き込まれてゆくアナキンの抑えきれない感情を垣間見る!さぁ準備完了〜!いよいよSW エピソード3を見に行きます!
etc 2005.7.15---DVDhttp://www.starwarsjapan.com/index.html<
好奇心のゆくえ→「SWシリーズを観よう!」
STAR WARS EPISODE3~シスの復讐~ (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ)/ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー)/ナタリー・ポートマン(パドメ)/クリストファー・リー(ドゥーク伯爵)/サミュエル・L.ジャクソン(メイス・ウィンドゥ)/イアン・マクダーミド(パルパティーン最高議長)/テムエラ・モリソン(コーディ中佐)/アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)/ケニー・ベイカー(R2-D2)/フランク・オズ(ヨーダ)/ジミー・スミッツ(ベイル・オーガナ元老員議員)/ピーター・メイヒュー(チューバッカ)/他
物 語 クローン戦争の3年後、ジェダイの騎士団はいまだクローン兵を率いて銀河を奔走していた。分離主義者との戦闘が続いていたのである。そして邪悪なシスが1000年にもわたって企ててきた銀河系征服の陰謀が明らかになった時、共和国軍は崩壊し悪の皇帝が出現してしまう。ジェダイの英雄アナキン・スカイウォーカーはフォースのダーク・サイドにいかに魅了されて行くのか...。
ジェダイはどのように滅んでゆくのか?27年かかって辿り着いた本作はSW第1作「EPISODE4〜新たなる希望〜」へとつづく(公式HPを参考に)
感 想 今回はデジタル上映をしている映画館に行き美しい映像で最後のSW 3を堪能!の予定でしたが、なんとデジタル機器の故障で急に字幕が映し出されなくなるトラブルが発生し途中で映像がSTOP。その後、機器の故障は重傷である事が判明。上映が急遽中止になり全額返金&観賞サービス券をもらって次の日にフィルム上映での観賞に行ってきました。貴重なトラブル体験でした。
映画の感想は1回目を観ていた時は、アナキンの心の変化があっけなく感じていたのですが、翌日の観賞では揺れ動くアナキンの様子がキチント伝わってきて印象が良くなったり、後半たたみかけるようなEPISODE4に向かうつじつま合わせも受け入れやすいように思えました。10代の頃観たSWが今こうして結末を迎えた感動と寂しさと共に今、EPISODE4がもの凄く観たい気持ちです。
etc 2005.7.16〜17---劇場(デジタル上映〜フィルム上映) http://www.starwarsjapan.com/index.html<
好奇心のゆくえ→「SWシリーズを観よう!」
STAR WARS EPISODE4~新たなる希望~特別版 (アメリカ:1977年) ★★★★
スタッフ 監督:ジョージ・ルーカス
出演:マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)/キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ姫)/ハリソン・フォード(ハン・ソロ)/アレック・ギネス(ベン(オビ=ワン)・ケノービ)/ピーター・カッシング(グレンド・モフ・ターキン)/アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)/ケニー・ベイカー(R2-D2)//ピーター・メイヒュー(チューバッカ)/デビッド・ブラウズ(ダース・ベイダー)/ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)/フィル・ブラウン(オーウェン・ラーズおじさん)/シラー・フレイザー(ベルー・ラーズおばさん)/他
物 語 時は内乱のさなか。凶悪な銀河帝国の支配に反乱軍は秘密基地から奇襲を仕掛け、帝国に対して初めて勝利を収めた。さらにその戦闘の合間に反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。それは「デス・スター」と呼ばれ、惑星をも破壊するパワーを持つ宇宙要塞基地だった。反乱軍の指導者の1人レイア姫は宇宙に平和を呼び出すため、その設計図を携え故郷へと急いだ。しかしすぐ背後に帝国軍の戦艦が迫り捕まってしまう!その寸前に設計図をR2-D2に託し脱出ポッドで密かに脱出させていた!
感 想 本来EP4〜6で観客にとっても秘密のベールで隠された部分をEP1~3を観賞済みで知ってしまっている事でどう感じるのか?答えは。秘密を共有している登場人物達の目配せの演技や、セリフの一つ一つに広がり・奥行きを感じる事ができ感慨深い作品になり新鮮に感じられます。
ルーク旅立ち前のおじさん・おばさんとの暮らしに時の流れを感じたり。ベン・ケノービが砂漠でルーク達に出逢いR2-D2がオビ=ワンを探していると知った時の「遂にその時が来たか!」の表情!オビ=ワンがダースベイダーに抵抗無く斬られる時のルークへの視線に明確な意味を感じられたり。いや〜スゴイ映画だったんだと改めて思い直せました。
etc 2005.7.18---DVDトリロジーBOX http://www.starwarsjapan.com/index.html<
好奇心のゆくえ→「SWシリーズを観よう!」
STAR WARS EPISODE5~帝国の逆襲~特別版 (アメリカ:1980年) ★★★★
スタッフ 監督:アービン・カーシュナー
出演:マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)/キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ姫)/ハリソン・フォード(ハン・ソロ)/アレック・ギネス(ベン(オビ=ワン)・ケノービ)/ビリー・ディー・ウィリアムス(ランド・カルリジアン)/アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)/ケニー・ベイカー(R2-D2)/ピーター・メイヒュー(チューバッカ)/デビッド・ブラウズ(ダース・ベイダー)/ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)/フランク・オズ(ヨーダ)/ジェレミー・ブロック(ボバ・フェット)/他
物 語 反乱軍にとって暗黒の時代が訪れた。氷の惑星ホスに構えた基地が壊滅的な攻撃を受けて以降、反乱軍は帝国の容赦ない追撃により、今や散り散りとなっていた。ルークは伝説のジェダイ・マスター・ヨーダを探し単独旅立ち、同じ頃ハン・ソロとレイア姫は帝国軍の追っ手を振りきり、ベスピンにあるクラウド・シティへ流れ着いていた。一方ルークをダークサイドへ引き込もうと目論むダース・ベイダーはルークを罠へとおびき寄せる事に成功する、そこでライトセイバーでの死闘が繰り広げられ、ルークは驚愕の真実を知る事になる。(DVDパッケージより抜粋・参考に)
感 想 SWシリーズで初めてリアルタイムで劇場で観賞したこともありシリーズで一番のお気に入りの本作です。初めて観た時に印象に残っていたハン・ソロが吹雪きのなか倒れたルークを生物の腹を割きその中でルークを暖めるシーンの「あたたかいよぉ〜」がカットされていたりするので残念。しかし全体的に見応えのある作品。小学生の頃ひたすら恐怖を感じたダースベイダーにこんなにも感情移入ができるようになるとはっ!EP1~3が公開されていない時点で観るのとではまるで違い心がゆれている自分を発見出来ました。
etc 2005.7.18---DVDトリロジーBOX http://www.starwarsjapan.com/index.html<
好奇心のゆくえ→「SWシリーズを観よう!」
STAR WARS EPISODE6~ジェダイの帰還~特別版 (アメリカ:1983年) ★★★★
スタッフ 監督:リチャード・マーカンド
出演:マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー)/キャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ姫)/ハリソン・フォード(ハン・ソロ)/アレック・ギネス(ベン(オビ=ワン)・ケノービ)/ビリー・ディー・ウィリアムス(ランド・カルリジアン)/アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)/ケニー・ベイカー(R2-D2)/ピーター・メイヒュー(チューバッカ)/デビッド・ブラウズ(ダース・ベイダー)/ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)/セバスチャン・ショウorヘイデン・クリステンセン(アナキン)/フランク・オズ(ヨーダ)/ジェレミー・ブロック(ボバ・フェット)/イアン・マクダーミド(皇帝)/ジェーン・バスビー(チャーバ族長)/マルコム・ディクソン(イウォーク戦士)/マイク・コットレル(イウォーク戦士)/他
物 語 壮大なるSW・サーガの最終章の幕開けである。ルークとレイア姫は、惑星タトゥーイーンに住む大悪党ジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入し、ハン・ソロ救出作戦を実行、そこには以前より逞しくなったルークの姿があった。再び団結した反乱軍は、帝国軍との決戦に向け、森の惑星エンドアにてイウォーク族と手を組む。一方皇帝とダース・ベイダーはルークをダークサイドに転落させようと共謀するが、ルークはベイダーの中にまだ残るジェダイの魂を呼び覚まさんとギリギリの駆け引きに打って出る。そのころ反乱軍は第2のデス・スター攻撃のため地上から、そして宇宙から総力を結集し挑む!(DVDパッケージより抜粋・参考に)
感 想 EP1~3観賞以前は、そんなに感極まる事の無かったのが正直な所のこのEP6でしたが「ルークがレイアに告白」するシーンや「最後のダースベイダーの行動の意味」がずっしっと伝わってきてポロッと涙が.....そして特別版(DVD版)はEPISODE1~6を1つのサーガとしてくくるために最後サプライズな手直しが加えられていました。(Fanの間では賛否両論あるようですが...)この特別版を世に出す事で、劇場公開版のいわゆるオリジナル版は封印されたと聞きます。もしビデオでオリジナル版をもっている人、TVで放送されたオリジナル版を録画で持っている人、大事に取っておいた方がいいかもしれませんよ〜。
etc 2005.7.18---DVDトリロジーBOX http://www.starwarsjapan.com/index.html<
好奇心のゆくえ→「SWシリーズを観よう!」
ステルス (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:ロブ・コーエン
出演:ジョシュ・ルーカス(ベン・ギャノン大尉)/ジェシカ・ビール(カーラ・ウェイド大尉)/ジェイミー・フォックス(ヘンリー・パーセル大尉)/サム・シェパード(ジョージ・カミングス大佐)/ジョー・モートン()/他
物 語 近未来のアメリカ。海軍が極秘に進めているテロ対策プロジェクトのために、集められたエリートパイロットからトップの3名が選ばれた。ベン・ギャノン大尉、カーラ・ウェイド大尉、ヘンリー・パーセル大尉。最新のステルス戦闘機を操縦する彼らは、3機でのチームワークを高めてきたが、指揮官のジョージ・カミングス大佐から、チームに新たな仲間が加わることを告げられる。それはエディと名付けられた、最新鋭の人工頭脳が操縦する無人ステルス戦闘機。ところが落雷に巻き込まれて頭脳に異常が起こったエディは、タジキスタンで移送中の核弾頭を撃破する任務の際、命令を無視して近くに農村がある地帯へミサイルを投下してしまう。自我に目覚め暴走しはじめたエディに対し、チームの 3機はエディを追跡を開始する!しかし...
感 想 スカパー!のスターチャンネルに昨夜申し込みをしておいて、仕事から帰ってきたら受信できていたので、つけたらやってた!というタイミング観賞。普段はこの手のジャンルは積極的に観ないので、新鮮ではあったが、ステルス機のスカイアクションは「めまぐるしく速い!」という感想は残るものの速すぎて「カッコイイ」と思うようなタメがない気がします...。ストーリーは面白くするために、墜落するなら「あの国」でしょ〜といったやや強引な展開だが、まぁ何も考えなければ単純に面白いカモ知れない。
etc 2006.12.4---スカパーch.315 スター・チャンネル
好奇心のゆくえ→
スプラッシュ (アメリカ:1984年) ★★
スタッフ 監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス(アレン)/ダリル・ハンナ(マディソン)/ユージン・レビイ(コーンブルース:海洋学者)/ジョン・キャンディ(フレディ:アレンの兄)/ダディー・グッドマン()/他
物 語 海でおぼれかかった青年を助けた人魚が、彼に恋をしてNYへやってくる!人間社会にやってきた人魚と青年の恋の物語。(goo映画より)
感 想 ストーリーは基本を押さえたラブ・コメディ作品。トムハンクス若い!ってのに尽きるかな〜。
etc 2006.11.3---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
333<スリーハンドレッド>(アメリカ:2006年) ★★★
スタッフ 監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー()/レナ・ヘディー()/デイビッド・ウェナム()/ドミニク・ウェスト()/ビンセント・リーガン()/他
物 語 紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。その数はたった300人。対するペルシアの軍勢は、なんと100万の大軍だった…。(goo映画より抜粋)
感 想 遠い昔の他国の出来事、でも劇中にはアジアの何処かの国の忍者っぽいの迄登場し、彼等300人の精鋭の魂が民衆の勇気を奮い起こさなかったならば....今頃、全世界の歴史は変わっていただろう...なんてことが、伝わる映画であればいいのだが、残酷なシーンを描けば、勇敢さや危機感が伝わるとでも思ってしまったのか?ちょっとソトガワの映像表現としてしか心に引っかかってこなかった。
etc 2008.9.23---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
戦火の勇気 (アメリカ:1996年) ★★
スタッフ 監督:エドワード・ズウィック
出演:デンゼル・ワシントン(ナット・サーリング中佐)/メグ・ライアン(カレン・ウォールデン大尉)/ルー・ダイアモンド・フィリップス(モンフリーズ)/マイケル・モリアーティ(ハーシュバーグ将軍)/マット・デイモン(イラリオ:衛生兵)/セス・ギリアム(アルタマイヤー)/ブロンソン・ピンチョット()/スコット・グレン(ガードナー記者)/レジーナ・テイラー(メレディス:妻)/ショーン・アスティン()/他
物 語 湾岸戦争のさなか、アル・バトラの砂漠の激戦において、米軍のナット・サーリング中佐は自軍の戦車とは知らずに攻撃を加え、親友のボイヤー大尉を死なせてしまった。ワシントンに戻ったサーリングは、軍のセレモニーや名誉勲章などを扱う部署での事務職を命じられるが、それは彼にとって辛い仕事だった。戦友を殺した罪の意識にとらわれているサーリングは、妻メレディスとの仲もうまくいっておらず、以前にも増して酒を飲むようになった。一方、事件を嗅ぎつけたワシントン・ポスト紙のガードナー記者が、しつこく彼にまとわりついたいた。サーリングはハーシュバーグに命じられ、救助ヘリの女性パイロットで、イラク軍と勇敢に戦って戦死したカレン・ウォールデン大尉の名誉勲章授与に関する調査を命じられるが調査するうちに証言者の矛盾点に気がつく...。(goo映画より抜粋)
感 想 真実を探しながら、自らが背負った苦しみとも向き合あってゆく作品。じっくり練り込まれたんだろ〜な〜と謎が謎を呼ぶ展開ながら心地よいテンポでストーリーは進んでいきます。作品中、役者の中でもとにかく気合いが入っているな〜と思ったのが、マッド・デイモン(イラリオ:衛生兵役)!その心境をガリガリに痩せてまで演技していましたょ!
etc 2006.9.20---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
戦場にかける橋 (アメリカ:1957年) ★★
スタッフ 監督:デイヴィッド・リーン
出演:ウィリアム・ホールデン(シアーズ:米国軍人)/アレック・ギネス(ニコルソン大佐)/ジャック・ホーキンス(ウォーデン少佐)/早川雪洲(斎藤大佐)/ジェームズ・ドナルド(クリプトン軍医)/ジェフリー・ホーン(ジョイス)/他
物 語 1943年第二次大戦下のビルマ。日本軍の斎藤大佐を所長とする捕虜収容所に、ニコルソン大佐率いる英軍捕虜が送られてきた。鉄橋建設を急ぐ斎藤大佐は、米軍のシアーズとともに建設現場で働く事を彼等に命令。大佐のプライドという壁もありながら、工事は着々と進められていく...。戦下における人間の尊厳や誇りを描き、戦争のむごさ・むさしさを訴えた作品。
感 想 斎藤大佐・ニコルソン大佐・シアーズといった3つの立場が交錯する展開はどれもが「戦争」という出来事の中では正常に感じられる事であり、決定的な悪人を設定しないからこそ最後の3つが合わさる時に出た、圧倒的な迫力に一瞬どう捉えたらいいモノなのか「唖然?愕然?」上手く表現できないけど、そういう気持ちになりました。
あの口笛の曲は小さい頃から良く聴いていましたが、この映画で流れていたことに気がつきました。
etc 2005.8.14---DVD
好奇心のゆくえ→
センター・オブ・ジ・アース(アメリカ:2008年) ★★★
スタッフ 監督:エリック・ブレヴィグ
出演:ブレンダン・フレイザー(トレバー)/ジョシュ・ハッチャーソン(ショーン)/アニタ・ブリエム(ハンナ)/他
物 語 アイスランドで地質学の調査を行っていた科学者トレバーと甥っ子ショーン、地元ガイドのハンナは、洞窟の中に突然閉じ込められてしまう。脱出する道を求め進は地球の奥深く、頼みの綱は道先案内人の青い地底鳥。巨大な恐竜、未知の植物、磁力で浮かぶ不思議な岩場、荒れ狂う大自然の猛威などに次々と遭遇。さらに、地底の火山活動まで活発化。急いで地上に戻る道をみつけねば!ところがー。(DVDパッケージより抜粋)
感 想 2009年末あたりから巷では、映画3D元年なんていわれキャメロン監督の「アバター」などが自らの「タイタニック」の興行成績を抜くなど、盛り上がりを見せています。そんなことでDVDで家で観られる3D映画は無いものか?と調べていたら「元祖赤緑の3D眼鏡」付きの本作にたどり着きました。まぁ赤緑の眼鏡ですからと軽く思っていたら、登場人物を映し出すシーン等は奥行きも十分感じられたりして楽しくスタート!が、奥から手前に迫るようなスピーディな映像は立体感を感じる前に場面が流れてしまって一番美味しい所はちょっと残念な感じでした。結局イントロの三葉虫の触覚が飛び出すのが一番インパクトがあったような?劇場だと3D技法が違うということでもっと迫力あったんでしょうね。
==追記==初見は大きめの画面(プラズマ36V)にて鑑賞していたのですが、その後PCの17インチ位の画面で再生してみたら「なんと!」3D感が増したので驚きました。さらに気がついたのは個人差や疲れ具合も有るのでしょうが、字幕版で観ると自然と3Dの距離感(目の焦点?)を修正できる気がしました。機会があったら色々お試しを!
etc 2010.1.29---DVD
好奇心のゆくえ→
SAW / ソウ(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ジェームズ・ワン 原案・脚本:リー・ワネル
出演:リー・ワネル(アダム)/ケアリー・エルウェズ(ゴードン)/ダニー・グローヴァ(タップ:刑事)/モニカ・ポッター(アリソン・ゴードン:妻)他
物 語 老朽化したバスルームのような場所で目覚めた2人の男、アダムとゴードン。2人とも部屋の対角線になる隅で足を太い鎖で繋がれ。部屋の中央には頭を撃ち抜かれた死体が横たわっている。不可解な状況で彼等に与えられたもの....テープレコーダーとテープ、一発の弾丸、タバコ2本、携帯電話、2本ののこぎり(ソウ)、生き残りたければ与えられた時間内に相手を殺さなければならないルールを告げられる。この密室劇を裏で操る謎の人物は何のためにこのような事をするのか?
感 想 アメリカで1500劇場で公開予定の本作は突如公開延期になる!その理由は「一般映画」としては内容が過激であるために年齢制限問題などで「待った!」がかかったそうです。04年サンダンス映画祭・カンヌ映画祭・東京国際ファンタスティック映画祭は全米中止Verが上映されたそうで、劇場で観たVerは全米公開Verで表現が緩和された再編集版だそうです。.....こういうのを凝った宣伝と観ることもできますが、実際はどうなんでしょう?主演男優が原案・脚本を書いている等の話題性は色褪せてしまいます。「恐い」映画ではなく、「精神」「理性」という壁が打ち砕かれた究極状況に追い込まれた時「生の素晴らしさ」を感じさせる????映画だソウです。映画が終わった時の最初に思ったのは「救いの無い作品だな〜」と言う感想。
etc 2004.10.31---劇場 http://sawmovie.jp/
ソラリス(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー(クリス・ケルヴィン)/ナターシャ・マイケルホーン(レイヤ)/ジェレミー・デイヴィス(スノー)/ヴィオラ・デイヴィス(ゴードン)/ウルリッヒ・トゥクール(ジバリアン)/他
物 語 神秘的な惑星ソラリス。この惑星を探査する宇宙ステーション「プロメテテウス」の研究者クルーが地球との連絡を絶ち、政府が派遣した救援部隊も連絡を絶った...。
心理学者ケルヴィンの元へ「プロメテウス」研究チームリーダーであり友人のジバリアンからビデオメッセージが届き、重大で判断困難な出来事が起こっているので手助けのため「プロメテウス」に来て欲しいと伝えてきた。
ケルヴィンが「プロメテウス」に到着するとステーション内には2名の生存者、しかし2人は「謎」については積極的に話そうとしない。そんな時ケルヴィンは基地内にいるはずのない少年の姿を見かけ追いかけるが途中で見失う!何かがステーション内で起きていることを実感し始めるケルヴィンだが、本人にも「現象」が現れる時は迫っていたのだ。
感 想 観賞前からツマラナイのでは?と思いながら観賞するのはどうかと思いながらでしたが、想像よりは面白かったです。原作はSF小説だそうで、僕が今までに読んだSF小説の中にもこういう「現象」を取り上げている作品はあったので入りこみやすかったですね。まぁ活字向きの内容だとも言えるかもしれませんが...。記憶パートの映像とレイヤの瞳が美しくそのことで最後まで観ることが出来たのかな?
etc 2004.10.3---DVD http://www.foxjapan.com/movies/solaris/intro.html
ゾンビ:Dawn of the dead(アメリカ:1977年) ★★
スタッフ 監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:デイヴィッド・エンゲ(ステファン:フランの彼)/スコット・H・ラインガー(ロジャー:swat白人)/ケン・フォーレ(ピーター:swat黒人)/ゲイラン・ロス(フラン:妊婦)/他
物 語 20世紀末のアメリカ。大爆発を起こした惑星から発せられた特殊な光線により、死者が蘇り人間を襲うパニックが起きていた。SWAT隊員のロジャーとピーターは友人ステファンと恋人のフランと4人でステファンの操縦するヘリコプターで街を離れ安全な場所を探すが、田舎も都会もゾンビで溢れ行き場所が見つからなかった、そして飛行中に巨大なショッピングモールを発見し屋上にヘリコプターを着陸させる...。食べ物や服・貴金属など人の欲求を満たすものが揃っているショッピングモールに籠城することを決め活路を見いだそうとするが....。
感 想 先日2004年度版を観賞して、気になったので「ゾンビ」の方を探してレンタル!。なるほど04版のリメイク版が斬新なのではなく、元祖の頃からショッピングモールを舞台にした映画だったのですね。元祖の方はゾンビの動きがゆっくりなので、主人公達とのやりとりも結構コミカルに見えてきて面白かった。数以外では、人間の方が強いなという印象でした。本作と2004年版とでは物語は別モノなので両方とも楽しく観れました。恐怖とマヌケさが一緒になって、でも人類は滅びる?という重さも感じられて不思議な感覚になれる映画です。
etc 2004.11.13--ビデオ
ターミナル(アメリカ:2004年) ★★★★
スタッフ 監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス(ビクター・ナボルスキー)/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(アメリア・ウォーレン)/スタンリー・トゥッチ(フランク・ディクソン)/チー・マクブライド(ジョー・マルロイ)/ディエゴ・ルナ(エンリケ・クルズ:食材運搬係)/バリー・シャバカ・ヘンリー(レイ:警備員)/クマール・パラーナ(グプタ:掃除員)/ゾーイ・サルダナ(トーレス:入国手続の女官)/他
物 語 ある約束を果たすためビクター・ナボルスキーはアメリカにやってきた。しかし空港に降り立ち入国手続きをしている途中で、係員に呼び止められ、警備員に連れられ警備局の責任者の所に連れてこられた。カタコトの英語しか喋れないビクターには彼等の言っていることが半分も理解できなかったが、どうやら「今日は」空港から出ることを許されなかったらしい?なぜなのか疑問に思いつつも言われたとおりロビーで待つことにする....と、ロビーで流れるTVニュースは母国でクーデターが起こったことを報じていたのだ!このことにより母国とアメリカとの国交が閉ざされ入国も帰国も出来ない状況になってしまった事を知るビクターは混乱しながらも自分の置かれた立場を理解し夜を迎える.....。想像しがたい困難に迷うよりも空港内で逞しくも「待つ」事に希望を抱いた男と、彼等を支えてくれる人々とのハートフル・コメディ物語。
感 想 この作品は、実際にこのような境遇に見舞われた男の話を「物語」として脚色したものだそうです。 ハリウッド系の映画は企画や脚本でそうとう奇をてらわないと面白いと感じなくなってきていますが、この作品は「いかにも!」な展開なのに、まんまとハリウッドマジックにかかっていく自分を感じました。
「人のために何かをしてあげる思いや行動」が「契約」や「規則」で縛られた不自由さを浮き彫りにしながら矛盾を抱え、でもみんな逞しく活きているのには好感がもてた。
etc http://www.terminal-movie.jp/ 2005.4.30---DVD
ターミネーター(アメリカ:1984年) ★★★★
スタッフ 監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(ターミネーター)/マイケル・ビーン(カイル・リース)/リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)/ポール・ウィンフィールド()/ランス・ヘンリクセン()/リック・ロッソヴィッチ()/ベス・マータ()/ディック・ミラー()/他
物 語 未来からやって来た殺人機械に生命を狙われる女性、彼女を助けようとする戦士を描くSFアクション。(goo映画より抜粋)
感 想 TVドラマではサラコナークロニクルズ等が放映中ですが、そもそもの始まりの作品。映画の技術の進歩をシリーズを追って鑑賞できる「時期」の作品で懐かしさと、CGがなくても表現はできる!技術力を感じる作品です。鏡の前にて自ら顔の修復を試みるターミネーターが最後「シュシュッと」髪を整える所アタリに可愛らしさというか?違和感と言うか?を感じてしまう1作目でした。
etc 2010.1.29---スカパーch.706ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
ターミネーター2 特別編(アメリカ:1991年公開、1993年特別編) ★★★★★
スタッフ 監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー(ターミネーター)/リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)/エドワード・ファーロング(ジョン・コナー)/ロバート・パトリック(T-1000)/アール・ボーエン()/他
物 語 あれから10年後の1994年、人類滅亡の日は3年後に迫っていた。表面上は平和に見えるロサンゼルスの街に、未来から2体のターミネーターが送り込まれてきた。1体は未来社会を支配しているミリタリー・コンピューター、スカイネットにより送り込まれたT1000型。未来の指導者となるべく運命づけられた少年ジョン・コナーを抹殺するという使命を与えられたT1000は、形状記憶擬似合金で構成されていて、触れることでどんな物体にも変化でき、しかもその戦闘能力は以前の101型をはるかに上回っていた。もう1体は未来のジョン・コナー自身が送りこんだT800型で、少年ジョンを守ることを使命としてインプットされていた。(goo映画より抜粋)
感 想 ターミネーターシリーズを思い起こすとこのT2が思い出される程に、映画技術と脚本と演じる俳優陣がぴったりとハマった作品。公開当時誰しも、前作の恐怖の延長を想像していた筈なのに、ターミネーターに泣かされるとは...。まだまだ若いこれからの映画ッ子は必ず観るように!?
etc 2010.1.31---スカパーch.706ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
ターミネーター3(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:ジョナサン・モストウ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ニック・スタール/クレア・デーンズ/クリスタナ・ローケ
物 語 「審判の日」はこなかった。未来は塗り替えられたのだ、しかしジョンコナーは心のどこかで不安を拭いきれずにいた。その予感は彼等の出現によって現実のものとなってしまうが、それでは未来はかわっていないのか?...
感 想 真実に気がつく直前までの主人公達の緊迫感がもう少しキチンと演出されていれば...。ラストシーンまでは迫力があり良かったのですが。いかにも続きますって感じの終わり方に賛否両論?
etc 2003---劇場 http://www.t3-jp.com/index.html
ターミネーター4(アメリカ:2009年) ★★
スタッフ 監督:マック G
出演:クリスチャン・ベイル(ジョン・コナー)/サム・ワーシントン(マーカス・ライト)/アントン・イェルチン(カイル・リース)/ムーン・ブラッドグッド(ブレア・ウィリアムズ)/ブライス・ダラス・ハワード(ケイト・コナー)/ヘレナ・ボナム・カーター(セレーナ・コーガン医師)/コモン(バーンズ)/ジェーン・アレキサンダー(バージニア)/ジェイダグレイス・ベリー(スター)/他
物 語 2018年。核戦争で荒廃した世界は、人工知能搭載のスーパーコンピューター“スカイネット”に支配されていた。生き残った人々は抵抗軍を組織し、機械との最後の戦いに備えていた。部隊のリーダーであるジョン・コナーは、“スカイネット”がやがて自分の父親となるカイル・リースの命を狙っていると知り、彼を探し始める。一方、ターミネーターがさまよう荒野をたくましく生き抜く少年カイルは、核戦争のことも、今が何年かさえもわからない屈強な男・マーカスと出会う。(goo映画より抜粋)
感 想 審判の日後の話、主人公(リーダー格?)扱いがジョン・コナー、マーカス・ライト、カイル・リースと多数登場になっていて、ハリウッド特有のジェットコースター感に溢れた展開の中ではワビサビを感じる余裕が少なかった。観賞中に「もう着いたのか!」「次から次へと」と心の中でツッコミを入れてしまう程だったのがちょっと残念でシリーズを観てきた者にとっては、既に判っている筈の未来だったけれどやはり抵抗軍の勢力図やジョン・コナーの変わり様(...俳優の力量がいままでと良い意味で違うからしょうがないのかな)、マーカス・ライトの心理や強さ弱さをもっともっと時間を割いて欲しかったな〜。それでもマーカス・ライトの時折魅せる表情や目線、歩く姿が「あの人」を思い出させてくれたり、「あの人」が登場した時のジョンコナーの感じただろう恐怖感は伝わってきて良かった。全体を通して映し出される荒廃した未来や、切迫した人間の様子はよく表現されていたり、ラストのバトルはなかなかターミネータ度が満載で凄かったです!
etc 2009.6.24---劇場
好奇心のゆくえ→
大脱走(アメリカ:1963年) ★★★★
スタッフ 監督:ジョン・スタージェス
出演:スティーブ・マックィーン(ヒルツ:独房王)/ジェームズ・ガーナー(ヘンドレイ:調達屋)/リチャード・アッテンボロー(バーレット:ビッグX)/ジェームズ・コバーン(セジウィック:オーストラリア人)/チャールズ・ブロンソン(ダニー:トンネル王)/ドナルド・ブレザンス(コリン:偽造屋)/デヴィッド・マッカラム(アシュレイ:運び屋)/ジェームズ・ドナルド(ラムゼイ英国空軍大佐)/ハンネス・メセマー(フォーン・ルーゲル独空軍大佐:所長)/ハリー・リーヴァウアー(ストラッチュウズ独軍看視長)/ゴードン・ジャクソン(マクドナルド:英国将校)/ロバート・グラーフ(ヴェナー看視兵)/他
物 語 「これは実話である。登場人物や時、場所に多少の脚色はあるが、脱走の手順は細部に渡り、事実を再現している...」
第二次大戦末期。ドイツ・サガン近郊のドイツ軍第三捕虜収容所には欧州、アフリカ戦線で捕虜となり、何度も脱走を試みた連合軍の強者将校ばかりが収監された。
米国空軍兵ヒルツは収監早々有刺鉄線に近づいた罪で独房に20日間入れられる事になるが出てくる度に次なる作戦で脱出をこころみては失敗し独房へ....いつしか彼は「独房王:クーラーキング」と呼ばれるようになった。
ある日、英国の脱走王:ビッグXが収監されてくると、他の捕虜達は団結し250名脱出への準備を始める。独房王・ヒルツはその計画を聞いてもなお独りで脱出を試みて成功!.....した かに見えたが数日後に彼はまた戻ってきた...それはビッグX達に「情報」をもたらす為でもあった。
感 想 この作品は、過去に何度か観賞していますがやはり十数年前の子供の頃に観た作品は結構忘れているものですね。マックィーンが演じるヒルツがバイクで逃走するシーン位しか覚えていませんでした(笑)。172分という長い上映時間は、それでも「えっ終わり?」と思える程に充実していて古い映画なのに古典映画と冷めてしまう事もなく楽しめる名作でした。
etc 2005.7.9--DVD http://www.cqn.co.jp/escape/
好奇心のゆくえ→
ダイ・ハード4.0(アメリカ:2007年) ★★★★
スタッフ 監督:レン・ワイズマン
出演:ブルース・ウィリス(ジョン・マクレーン)/ジャスティン・ロング()/マギーQ()/ティモシー・オリファント()/メアリー・エリザベス()/ウィンステッド()/他
物 語 全ての機能がデジタルによって制御された現在、もしそのシステムがテロによって攻撃されたら……全米のインフラがストップし、米政府すらも機能しなくなってしまう。ハイテクの犯罪に、不運のローテク男が巻き込まれる!(goo映画を参考に)
感 想 ダイハードと言えば不運なクリスマスってイメージですが、今回はその辺りにこだわりはないようで、世間は「24」なんかに洗脳されているので、ジョンマクレーンに感情移入ができるのか?が心配でもありました。結果ダイ・ハードというくくりで眺めてしまうと、ブルースウィリスの違う作品と思えてしまう事もないのですが、面白さには満足ができました。エンディングいかにもハリウッド映画のおめでたい締めくくりだったりしますが、そこも素直に受け入れられたしね。
etc 2008.9.23---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
タイムマシーン(アメリカ:2002年)
スタッフ 監督:サイモン・ウェルズ
出演:ガイ・ピアース/ジェレミー・アイアンズ
物 語 SF作品の原点ともいえるH・Gウェルズ原作の映画化。
感 想 ちょっと遥か未来に行き過ぎで?冷めてしまいました。80万年後だよ〜?元祖にモノ申すのも何だが、人間の生きていられる範囲でのぞきに行くタイムトラベルモノが個人的には好なので。
etc 2003---DVD
タイムライン(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:リチャード・ドナー 原作:マイケル・クライトン
出演:ポール・ウォーカー(クリス)/フランシス・オコナー(ケイト)/ジェラルド・バトラー(マレク)/ビリー・コノリー(ジョンストン教授)/アンナ・フリエル(レディ・クレア)
物 語 考古学発掘チームはジョンストン教授を中心に14世紀のフランスとイギリスの百年戦争当時の爪痕の残る修道院跡を調査していた。ほんの2日前スポンサーでもあるITC社に向かった教授の留守中に修道院跡で落盤事故が発生し現場に向うが、そこから1357年からのジョンストン教授のSOSメッセージとその当時あるはずもない技術で造られた博士の眼鏡レンズが発見され騒然となる!教授の最後の足跡でもあるITC社へ連絡をするとここから時空を越えた物語は急展開していく!
感 想 タイムトリップ作品好きな僕には普通に観られた作品。物語の複線張りが意外とわかりやすく、先読みが殆ど当たってしまいそうですが、タイムトリップの王道要素?なので「ぼぉ〜っと」頭カラっぽにして観賞されることを進めします。
etc 2004.8.15---DVD http://www.timeline-jp.net/
太陽の帝国 (アメリカ:1987年) ★★
スタッフ 監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:クリスチャン・ベール(ジム:ジミー)/ジョン・マルコヴィッチ(ベイシー)/ミランダ・リチャードソン(ミセス・ヴィクター)/ナイジェル・ヘイヴァース(ドクター・ローリング)/伊武雅刀(ナガタ)/Emily Richard(ジミーママ)/Rupert Frazer(ジミーパパ)/ジョー・パントリアーノ(フランク)/片岡孝太郎(日本人少年)/他
物 語 1941年-欧米諸国の租界が交錯する中国・上海を舞台に、戦火の波に呑み込まれた英国人少年のサバイバルを感動的に描く映像叙情詩。(スカパー!TVガイドより抜粋)
感 想 僕がまだ、ジミー少年の様な年齢の頃?もうちょっと歳とっていたかな??に観てみたい映画としてずうっと頭の片隅に残っていたタイトルを今回初めて鑑賞。「零戦」への憧れからか、単なる「おぼっちゃま君」からなのか、どんな状況においても敵も味方もなく、まるで彼の近くにある「死」を感じないように振る舞う事で心に壁をつくり、見るからに「楽しそう」に生きている。それでも目の前で次々に起こる耐え難い事実は彼を変えていって...。少年の明るさは映画を楽しくさせるが、その「明るさ」が何とも苦しい感情となって観ている者に語りかけてくる。
etc 2006.8.22---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
タキシード(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:ケヴィン・ドノヴァン
出演:ジャッキー・チェン(ジミー)/ジェニファー・ラヴ・ヒューイット(デル・ブレイン)/ジェイソン・アイザックス(クラーク・デヴリン)/デビ・メイザー(スティーナ)/リッチー・コスター(ディートリッヒ・バニング)/ピーター・ストーメア(シムズ博士)
物 語 ジミーは運転は凄腕のタクシードライバーだが平凡な毎日を過ごしていた。ある日ジミーの運転手としての能力の噂を聞きつけ、金持ちでプレイボーイの「謎」の主人デヴリンの元で今の4倍以上の給料で「運転手」として雇われることになる。ある夜主人のデヴリンを乗せ走行中無人のスケートボードがをつけてくる。それはデヴリンの命を狙う爆弾が仕掛けられているようで、ジミーは持ち前のドラテクで交わすが逃げ切れず車は大爆発。デヴリンは重傷を負い、無傷で済んだジミーにあるメッセージを残す。デヴリンを病院まで見届け屋敷に戻ったジミーは秘密兵器「スーパータキシード」を手に入れそこへ秘密組織CSAの女性エージェント:デルから連絡が入る。
感 想 タキシードを身につけなければ只の人のハズだが、冒頭のシーンから結構ジャッキーアクションが...(笑)。最近ジャッキーの「怒」の迫力ある演技を観れていないな〜とフッと思ってしまいました。あいかわらずメイキングなどの特典映像は面白い!
etc 2004.8.22---DVD http://www.uipjapan.com/tuxedo/
タクシードライバー(アメリカ:1976年) ★★★★
スタッフ 監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ(トラビス)/シビル・シェパード(ベッツィ)/ピーター・ボイル(ウィザード)/ジョディ・フォスター(アイリス)/アルバート・ブルックス(トム)/ハーヴェイ・カイテル(スポート)/他
物 語 NY。海軍を除隊し今はタクシードライバーのトラビスは街や人々の汚れた姿が目に付き失望し、自分の将来にも不安を抱えながら、要望されるまま高級地区だろうがスラムだろうが客を送り届けていた。
ある日トラビスは大統領候補パランタインの選挙事務所に勤める美しい女性ベッツィに好意を寄せ彼女をデートに誘う事に成功する、しかしトラビスは彼女とのデートで失態をしでかしフラれてしまう。再び孤独でツマラナイ日々がおとずれるが、ある時に一瞬だったが出逢った若い売春婦のアイリスを街で見かけるようになると彼女のコトが気になるように...。いつしかトラビスは決心する。「大統領にも清浄できないこの街を俺がクリーンにしてやる!」と.......。
感 想 若いデ・ニーロがカッコよく、最近のアメリカ映画には無くなってしまった?映画らしい映画でした。世の中を批判の目でみているトラビスの思考は、僕にとって正常には決して見えない「ちょっとズレている男」に見えたが、最期の展開は「こっちにイッチャタッカァ〜」と驚かされ、世間は彼に関してある評価を下す。それは彼が正常であると言うことが認められたのか(素直にとればこうなる)、それとも彼自身も社会に呑まれてしまったと言うことなのか、だから彼はフリダシに戻った?....。
etc 2004.10.24--DVD
旅するジーンズと16歳の夏 (アメリカ:2005年) ★★★★
スタッフ 監督:ケン・クワピス
アンバー・タンブリン(ティビー)/アメリカ・フェレーラ(カーメン)/ブレイク・ライブリー(ブリジット)/アクレシス・ブレーデル(リーナ)/ジェンナ・ボイド(ベイシー:助手の少女)他
物 語 母親たちがマタニティ教室で知り合い、以来、ずっと一緒に同じ気持ちを分かち合ってきた4人。自由奔放なブリジット、内気なリーナ、皮肉屋のティビー、情熱的なカーメン。性格はまったくバラバラでも、お互いに誰よりも分かり合っている大切な存在。つらい時も4人でいたから乗り越えてくることができた。カルメンの父親が家を出ていった時も、10歳以上も年の離れた弟の誕生にティビーが憤慨した時も、そして、ブリジットの母親が自ら命を絶った時も…。他人には心を閉ざしてしまうリーナも、彼女たちと一緒なら自分らしくいられる。そんな4人が初めて別々に過ごすことになった16歳の夏の物語。(goo映画より抜粋)
感 想 世界で翻訳されたヤングアダルト小説「トラベリング・パンツ」を映画化。映画でこれだけイイドラマなんだから原作はもっと読み応えがあるのだろうなぁ〜!久しぶりに「やればできるじゃん!アメリカ映画」なんて...大袈裟ですが、そんな興味を持つことのできたイイ作品でした。
etc 2006.7.22---DVD
好奇心のゆくえ→
ダ・ヴィンチコード(アメリカ:2006年) ★★
スタッフ 監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)/オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー)/イアン・マッケラン(リー・ティービング)/アルフレッド・モリーナ(アリンガローサ司教)/ユルゲン・ポロホノフ(ヴェルネ)/ポール・ベタニー(シラス)/ジャン・レノ(ベズ・ファーシュ警部)/他
物 語 講演会のためパリを訪れていたハーヴァード大学教授のラングドン。突然、深夜にフランス司法警察のファーシュ警部に呼ばれ、ルーブル美術館に連れ出される。美術館長のソニエールが殺され、彼に捜査に協力して欲しいとの要請を受けるが、実は、ラングドンも容疑者にされていたのだった。そこにソニエールの孫娘で、暗号解読者のソフィーが現れる。ソフィーは、現場の写真を見て、祖父が自分だけに分かる暗号を残したことに気付く...。(goo映画より抜粋)
感 想 話題の「ダ・ヴィンチコード」を久しぶりの映画館にて鑑賞。公開前からスカパー!などの特集番組などを観てしまっていたからなのか、ダ・ヴィンチ作品の謎の部分に「驚き」を感じる事ができず、純粋に楽しむ事を妨げられてた印象。映画のストーリーとしてはミステリー&真実色8:トレジャーハント&アドベンチャー色2。くらいのバランスかな〜?このジャンルでもっとエンターテインメント風が好みなら「ナショナルトレジャー」。完全なるアドベンチャーなら「インディージョーンズ」。そんな感じだと思いました。
信仰心が強い人には人生をひっくりかえされるような思いがするのでしょうか?それも、その国の文化や信じるものの違いによって様々なんでしょうね。〜評価を1ランクアップしました。〜
etc 2006.6.4---劇場 http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/
好奇心のゆくえ→ナショナル・トレジャー
タワーリング・インフェルノ〜The Towering Inferno〜(アメリカ:1974年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・ギラーミン
出演:ポール・ニューマン(ダグ:設計士)/スティーヴ・マックイーン(オハラハン:消防隊長)/ウィリアム・ホールデン(ジム・ダンカン:オーナー)/ノーマン・バートン(ギディングス:工事主任)/O・J・シンプソン(ハリー:保安主任)/ロバート・ワグナー(ダン・ビグロー:広報部長)/リチャード・チェンバレン(ロジャー・シモンズ:ダンカンの義理の息子)/フレッド・アステア(ハリー・クレイボーン)/他
物 語 サンフランシスコの空にそびえ立つ138階建ての世界一高い超高層ビル「グラス・タワー」の落成パーティが行われる日、設計者の意図とは違う施工工事が原因となりビルの保全システムの運用が正常に行われない可能性があると設計士ダグはパーティの中止を提案するが、ビルオーナーの判断によりパーティは強行された。彼の心配事はその時既に「惨事の火だね」として広がり始めていたのだった。
感 想 有名な、タワーパニックムービー。81Fからの出火に対して逃げる人・救助する人達が何処にいるのか・次にどう行動するのかによって様々な状況が映し出されかなり充実していて面白かったのですが、160分はちょと長いかな?最上階のガラスがあんなに簡単に割れてしまうなんて...火も恐かったがそっちのほうが不安になった。(笑)
etc 2005.6.11---DVD
好奇心のゆくえ→「ポセイドン・アドベンチャー」
ダンジョン&ドラゴン (アメリカ:2001年) ★★
スタッフ 監督:コートニー・ソロモン
出演:ジャスティン・ワーリン(リドリー:シーフ)/ゾー・マクラーレン(マリーナ見習い魔法使い)/ジェレミー・アイアンズ(プロフィオン宰相)/ブルース・ペイン(ダモダー)/マーロン・ウェイアンズ(スネイル:リドリーの相棒)/ソーラ・バーチ(サヴィーナ女王)/エドワード・ジューズベリー(ヴィルダン魔術師)/他
物 語 魔法を操る貴族メイジが支配するイズメール王国。魔法を使うことのできない平民たちは奴隷のような扱いを受け、この現状に若き女王サヴィーナは心を痛めていた。そして邪悪な宰相プロフィオンは、そんな彼女を革命思想の持ち主だと激しく糾弾する。その頃、サヴィーナは魔術師ヴィルダンから究極の力であるレッド・ドラゴンを操る魔法の杖、サブリールの杖の存在を知らされる。しかしこの情報は、同時にプロフィオンも知るところとなってしまい、彼は杖のありかを記した巻紙を手に入れようと、ダモダーをヴィルダンのもとへ送り、殺害。その様子を目撃した見習い魔法使いのマリーナは、巻紙を手に町へと消える。彼女と行動を共にすることになるのは、プロフィオンの罠でヴィルダン殺害の犯人として手配されてしまったコソ泥のリドリーと、相棒のスネイルズ。三人は巻紙の謎を解こうと必死になり、やがて杖を使うには、ドラゴンの瞳なるものが必要だとわかる。そして彼らは、ドラゴンの瞳が隠されているという危険な地下迷宮を、果敢に進んでいくのだった。(goo映画より抜粋)
感 想 ファンタジーな世界をギュット詰め込んだ作品なんですが、こういった作品になれていない人のためなのか?物語も当たり障りのない平凡なものに...。そもそもがRPGボードゲームの元祖をモチーフに製作されたそうですが、最近のコンピュータゲームのシナリオの方がよっぽど練りに練った展開が有るような気がしてなんか「大冒険」に感じられない所が残念。
etc 2005.12.24---スカパーch.725 AXN
好奇心のゆくえ→
チェ・ゲバラ&カストロ〜FIDEL and CHE〜(アメリカ:2002年) ★★
スタッフ 監督:デイヴィット・アットウッド
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル(チェ・ゲバラ)/ビクトル・ユーゴ・マルティン(フィデル・カストロ)/パトリシア・ヴェラスケス(ミルタ)/セシリア・スアレス(セリア)/トニー・プラナ(バチスタ)他
物 語 伝説の革命フィデス・カストロ、チェ・ゲバラ...アメリカ資本主義に乗っ取られたカタチになっていたバチスタ独裁政権を倒すべく立ち上がった彼等はどのようにして出会ったのか。世界を揺るがす革命の申し子と語られるようになっていったのか!20世紀の奇跡「キューバ革命」を成し遂げた革命家達の情熱的な戦いの日々が語られる。
感 想 「モーターサクイル・ダイアリーズ(イギリス=アメリカ製作)」を一つ前に観賞しその自然な流れとして観賞した本作ですが、チェ・ゲバラ(ガエル・ガルシア・ベルナルが両作とも演じてます)は本作で登場した時には既に革命家として活動していて同一人物としての違いはイキナリ感じてしまいました。普通の青年を戦いに駆り立たせた「変化」はちょっと知りたかったのですが....。演説をすればスゴイ求心力のあるカストロが頭角を現し革命のリーダーとなって行く姿には惹かれるものがありましたが、彼には国家を治めるというビジョンは無かったようで、武力による革命成功後は国を治める立派な政治家にはなれなかったようです、そのように描かれていました。...とここで観賞すれば気がつくのですが、本作の主人公はカストロです。邦題「チェ・ゲバラ&カストロ」はチェ・ゲバラ(ガエル・ガルシア・ベルナル)の名前が先頭に来ている所あたりが劇中での資本主義に対するブラックユーモアにも感じられますね。
etc 2005.5.27---DVD
好奇心のゆくえ→視点は違うが「夜になるまえに(アメリカ:2000年)」なんかは時代的には本作の後に。「モーターサイクル・ダイアリーズ」
チェルシーホテル(アメリカ:2002年) ★★
スタッフ 監督:イーサン・ホーク
出演:ユマ・サーマン(グレース)/ロバート・ショーン・レナード(テリー)/スティーヴ・ザーン(ロス)/クリス・クリストファーソン(バド)/ジミー・スコット(スキニー)/他
物 語 詩人を夢見ながらウェイトレスとして働く女性グレース。彼女を密かに想う画家フランク。作家で酒飲みで女好きのバド。ミュージシャンを夢見てNYへやって来た2人組テリーとロス。詩人を夢見ながら愛する彼(ヴァル)の悪友との付き合いを気にするオードリー。彼等が住むチェルシーホテルを題材に詩的に日常を紡ぎ出した一作。
感 想 ストーリーが無いんですよね?一番多く登場する作家のバドの生き様・価値観が僕には合わないので。イイナと思えたのはミュージシャン志望のテリーが歌う曲が良く、いつしかBGMになっているところ!探偵志望の少年もなんか小生意気でイイ。実在のチェルシーホテルは数多くのアーティストを輩出した名所だそうで、劇中の撮影は本当のチェルシーホテルで行われたそうなので実際の伝説を感じたい方には良いのかも知れません?様々なレビューを拝見するとこの作品をイイと思うかたは「理屈」ではなく「心で感じる」映画と評されてます。自分はどっちだ!なんて好奇心でみるのも一興???
etc 2004.9.8---DVD
地球で最後の男(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ダグラス・シュルツ
出演:ジョン・ベネット(ガブリエル)/クリスティーナ・シェルドン()/クリストファー・ミラー()/ジェフ・バーガー()/リジー・ラッセル()/アレックス・サフィ()/ジョン・クーリガン()/マーク・C.シュワルツ()/他
物 語 警官のガブリエル・グッドマンは妻を亡くし、心に今だ癒えぬ傷を抱えていた。ある時、勤務中に何者かに襲われ、気を失ってしまったガブリエル。そして目覚めた時、世界はゴーストタウンと化していた。人影のない街。逆回転する時計。ラジオからは異星人侵略のニュースが流れていた。そんな中、ガブリエルは神父と名乗る男に出会い、すべては聖書の黙示録の予言通りだと聞かされるが…。(ネットより引用)
感 想 いわゆるジャケットチョイス鑑賞作品!!!終末パニックムービーなのか!!と思えば、宗教色の濃い暗いB級作品です。物語が進み一つ謎が解けるたび....核心に迫るたび....ドキドキ・ワクワクするはずなのですがどんどんツマラナクなって行きます。邦題の「...最後の...」も始まってしばらくすると第2、第3の登場人物が....近くのレンタル店で1本しか置いてなくずっとレンタル中だったのですが、つまらなすぎて返却の気力も失せさせていたのかも?2005年ワースト1候補作品です。
etc 2005.6.18---DVD
好奇心のゆくえ→「コンスタンティン」似てるけれど観れる作品をお探しなら?
父親たちの星条旗(アメリカ:2006年) ★★
スタッフ 監督:クリント・イーストウッド
出演:ライアン・フィリップ(John Doc Bradley)/ジェシー・ブラッドフォード(Rene Gagnon)/アダム・ビーチ(Ira Hayes)/バリ−・ペッパー(Mike Strank)/John Benjamin Hickey(Keyes Beech)/他
物 語 一人の老人が最期の時を迎えようとしている。ジョン・“ドク"ブラッドリー。1945年、衛生兵として硫黄島の戦いに赴き、そこで撮られた一枚の写真によって英雄と讃えられた男だった。しかし彼は戦争について、写真について沈黙を守り通した。それは何故だったのか?彼の息子が今、真実を辿り始める。(goo映画より抜粋)
感 想 前日に、地上波にて「硫黄島からの手紙」を観たので、対になっている作品として観賞してみました。一つの戦場の2つの国の戦士たちは、それぞれに政治的な情勢等も背負いつつ相手がどんな奴等なのかも知らないまま、敵を倒していった。戦争映画等は特に、製作国の思想や、愛国心を煽るかのようにつくられる事が多いのは周知の事実。この2つの作品のように両軍の一兵士の視点から語られることは少ないので、是非両方を観賞し考えてみるのもいいのでしょうね。※「硫黄島からの手紙」は TV放送版としての観賞なので、レビューをアップしていません。
etc 2009.8.16---DVD
好奇心のゆくえ→
チャーリーとチョコレート工場 (アメリカ:2005年) ★★★★
スタッフ 監督:ティム・バートン
ジョニー・デップ(ウィリー・ウォンカ)/フレディ・ハイモア(チャーリー・バケット)/ジュリア・ウィンター(ベルーカ・ソルト:チョコ買い占め娘)/アナソフィア・ロブ(バイオレット・ボームガード:チューインガム娘)/ジョーダン・フライ(マイク・ティービー:ゲーマー少年)/フィリップ・ウィーグラッツ(オーガスタス・グループ:食いしん坊少年)/他
物 語 チャーリー少年の家の貧しさはたいへんなモノでした。大きな街の外れ、今にも崩れそうな家に7人家族は暮らしていました。失業中の父、殆ど寝たきりの4人の老人。母親がつくる夕食は薄いキャベツのスープだけ。そんな少年の耳にも届いたウォンカチョコレートに入れられた全世界でたった5枚だけの招待状。
〜世界の皆さんへ。私、ウィリー・ウォンカは今年、5人のお子さんに私の工場の見学を許可することにしました。この幸運な5人のお子さん達は、私みずからの案内で私の工場の秘密と魔法の全てを知る事になります〜(公式HPを参考に)
感 想 ティム・バートンならではの色彩感覚とファンタジー満載・それに名コンビと言えるジョニーデップの演技がキラリと光る一作。さらにウンバ・ルンバ族のミュージカル調の歌と踊りになんか気持ちを持ってかれました。ストーリーも辺にヒネクル事もないのでダークな童話なりに素直に鑑賞できるでしょう。
etc 2006.7.31---DVD
好奇心のゆくえ→
デイ・アフター・トゥモロー(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ローランド・エメリッヒ
出演:デニス・クエイド(ジャック・ホール)/ジェイク・ギレンホール(サム・ホール)/イアン・ホルム(ラプソン教授)/エミー・ロッサム(ローラー)/サラ・ウォード(ルーシー)/他
物 語 地球温暖化問題が深刻化する中、古代気象学者のジャック・ホール教授は自らの調査結果をもとに地球規模での危機を察知していたが、学会でも、政治家にも信用されなかった。数ヶ月後、東京やLAなど世界各地でジャックでさえ予想しえなかった速度と規模で異常気象が発生。副大統領に相手にされなかったジャックの元に大統領から話が聞きたいと要請が.....。しかし人類に自然の猛威から逃れる術はない。
感 想 これは劇場で、できるだけ巨大なスクリーンで観賞すると「凄さ」が伝わる作品なのでしょうね。科学的な検証に基づいたパニック映画にプラス定番の家族の絆や判断を誤った人たちの末路...。そしてこの大災害を受け(やっと)アメリカが世界に向け素直に心を開いてゆく?そんな展開でした。
etc 2004.10.2---DVD http://www.foxjapan.com/movies/dayaftertomorrow/
トゥームレイダー(アメリカ:2001年) ★★★
スタッフ 監督:サイモン・ウェスト
出演:アンジェリーナ・ジョリー(ララ)/ジョン・ヴォイト(クロフト:父)/イアン・グレン(パウエル:父の宿敵)/ノア・テイラー(ブライス:天才プログラマー)/ダニエル・クレイグ(アレックス)/クリス・バリー(執事ヒラリー)/他
物 語 トレジャー・ハンターのタフな女性、ララは、20年前に失踪した父の隠し部屋から不思議な時計を発見する。それは、5000年に一度のグランド・クロス=惑星直列によって巨大な力を発揮するという、古代の秘宝への手掛かりだった。彼女は人類の運命を変えるという父の遺志を継ぎ、相棒の天才プログラマー、ブライスや、アレックス、執事のヒラリーと共に謎解きにとりかかる。しかし、ララや彼女の父の宿敵であるマンフレッド・パウエルもまたこの機会を狙っていた!(goo映画より抜粋)
感 想 スーパーヒロイン・ララが父の意志継ぎ活躍するアドベンチャー作品。アクションとちょいと魅力的なアンジェリーナ・ジョリーとアンコールワット遺跡に現れる守護戦士の妙な気持ち悪さだけがインパクトを残してくれますが、各シーン・各カットのつなぎ方が「突然」な印象を受けこの世界にのめり込むのを拒まれているよう....そのためか迂闊にもウトウトしてしまうほどの作品でした。
etc 2006.6.8---スカパーch.725 AXN
好奇心のゆくえ→
トゥモロー・ワールド(米・英:2006年) ★★★★
スタッフ 監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:クライヴ・オーウェン(セオ)/ジュリアン・ムーア()/マイケル・ケイン()/他
物 語 西暦2027年。ロンドンには移民が溢れ、当局は移民たちを厳しく取り締まっていた。街にはテロが横行し、全てが殺伐としていた。18年間、人類には子どもが誕生しておらず、人々は未来のない世界を生きていた。ある日、エネルギー省官僚のセオは、元妻・ジュリアンが率いる地下組織FISHに拉致される。彼らはセオを利用し、人類救済組織“ヒューマン・プロジェクト”に、人類の未来を担う一人の少女を届けようとしていたのだ……。(goo映画より抜粋)
感 想 人類が生殖機能を失くして18年、「減ってゆく」だけの人類なのに、戦争や闘いは増すばかり、劇中のテロシーン・戦闘シーンなどはドキュメンタリーを観ているかのようで悲惨だった。それでも「最後の希望」を前にした時にほんの短い間だけだが争いがなくなるあの瞬間!は感動でした。でも、それでも人類は戦いをやめないのですね.....。
久しぶりのレンタル作品鑑賞。最近ちょっと観ていないSFチックな作品をうぉうぉ、いいながら観たいな〜とチョイスしたが、予想は良い方にスカされた。なかなか良い作品でした。
etc 2008.1.14---DVD
好奇心のゆくえ→
遠い空の向こうに (アメリカ:1999年) ★★★★
スタッフ 監督:ジョー・ジョンストン
出演:ジェイク・ギレンホール(ホーマー・ヒックマン)/クリス・クーパー(ジョン・ヒックマン:父)/ウィリアム・リー・スコット(ロイ・リー・クック:友人)/クリス・オーウェン(クエンティン・ウィルソン:変人扱いの友人)/チャド・リンドバーグ(オデル:友人)/ナタリー・キャナディ(母)/スコット・トーマス(ジム・ヒックマン:兄)/ローラ・ダーン(ライリー先生)/他
物 語 1957年10月5日。ウェスト・ヴァージニア州の炭鉱町コールウッド。米国民にショックを与えたこの夜、ソ連の人工衛星スプートニクを見た高校生ホーマーは自分でロケットを打ち上げようという夢を抱く。彼は悪友のロイ・リーとオデル、そして級友で数学の奇才だが嫌われ者のクエンティンを仲間に引き入れて《ロケット・ボーイズ》を結成。だが、ロケットは何度改良を加えても失敗が続く。昔ながらの炭鉱夫で周囲の信頼も厚い炭鉱の責任者である父のジョンはホーマーの行動が理解できず、父子は激しく対立する。実際にNASAのエンジニアとして活躍したホーマー・H・ヒッカム・Jrの自伝的小説「ロボット・ボーイズ」を映画化。
感 想 炭鉱町という土地柄での家族を描くとなぜかイイ映画になる印象があるのですが本作もその例にもれず「嬉しい・感動」の涙が溢れました。主人公役のジェイク・ギレンホールもトビー・マグワイアのような素朴なキャラクターでこういう作品には必要な役者だな〜と思えました。エンディングで流れる実在の彼等のその後も興味深いですね。
etc 2005.11.3---DVD
好奇心のゆくえ→こちらもお薦め、炭鉱町ムービー「フラガール(日本)」
10日間で男を上手にフル方法 (アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:ドナルド・ペトリー
出演:ケイト・ハドスン(アンディ・アンダーソン)/マシュー・マコノヒー(ベン)/キャスリン・ハーン(ミシェル:アンディの同僚であり友人)/アダム・ゴールドバーグ(トニー:ベンの同僚ヒゲの方)/トーマス・レノン(セイヤー:ベンの同僚トニーとコンビ)マイケル・ミシェル(スピアーズ:アンディの同僚研ナオコ似?)/シャロム・ハーロウ(グリーン:アンディの同僚)/ベベ・ニューワース(ラナ編集長:アンディの上司)/アニー・パリッセ(ジェシー:アンディの親友)他
物 語 全米No.1の女性誌でHow toモノの記事を担当するアンディが本当に書きたい記事はもっと硬派な政治や社会問題だった。編集会議でもその事をアピールするアンディだったが編集長のラナには却下されてしまう、その代わりに提案されたのは「失恋までの体験記」のHow to記事を書き上げる事だった。とにかく実力を認められようとこの企画にやる気を示すアンディだったが...。
感 想 スカパーでなんとなくつけていたら、主役の女性をかわいい・綺麗な女優さんだな〜と思いつつ、いつの間にか観賞していた作品。タイトル通り10日間で「上手?」にフル方法はほとんど嫌がらせのような作戦で(笑)...そ〜と〜恋に溺れていなければ1日で終わるかも?
ベン(主役の男)が金はリッチそうなのに車ではなくバイクに乗っている(ダサ感の演出なんだろうが)のがちょっと新鮮だったかな。
etc 2005.11.13---スカパーch.316 http://www.uipjapan.com/10days/
好奇心のゆくえ→
ドーン・オブ・ザ・デッド(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ザック・スナイダー
出演:サラ・ポーリー(アナ)/ヴィング・レームズ(ケネス)/ジェイク・ウェバー(マイケル)/メキー・ファイファー(アンドレ)/タイ・バーレル(スティーブ)/マイケル・ケリー(CJ)/ケヴィン・ゼガーズ(テリー)/リンディ・ブース(ニコール)/ジェイン・イーストウッド(ノーマ)/ボイド・バンクス(タッカー)/インナ・コロプキナ(ルダ)/R・D・レイド(グレン)/キム・ポイリアー(モニカ)/マット・フルーワー(フランク)/ジャスティン・ルイス(ルイス)/ハンナ・ロックナー(ヴィヴィアン)/他
物 語 ホラー映画の金字塔ともいえる「ゾンビ」の現代リメイク版。看護婦のアナは仕事を終え家に帰ると夫のルイスとのいつもと同じ生活が待っていた。が、2人が寝静まった頃、寝室の扉が何者かによって開かれ、それに気が付いた夫はそこに隣家の少女ヴィヴィアンが佇んでいるのを見つける、その少女こそが全ての始まりである事も知る事も無く夫ルイスは絶命するが次の瞬間そのルイスもゾンビと化していた!
感 想 面白かった!ゾンビという存在を通しておこる、夫婦と生まれてくる命のエピソードや。屋上の向こうとコッチでのコミュニケーション。ショッピングモールという隔離した空間で世界の恐怖と戦っている人間が環境に慣れるとそこには「楽しいひととき」が映し出されたり...。逃げ回るだけではない、戦って生きて!ビックリさせるだけがゾンビ映画じゃない!と言う感じの映画です。....しかしゾンビを倒す数々のシーンは「うわぁぁ〜」「ぐりゃぁ〜」と目を塞ぎたくなりました。
etc 2004.11.11--DVD
閉ざされた森 〜BASIC〜(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・マクティアナン
出演:ジョン・トラボルタ/コニー・ニールセン/サミュエル・L・ジャクソン
物 語 嵐の中、密林に訓練のため向かったレンジャーが消息を絶った。基地から調査に向かうと訓練に向かった仲間同志が銃撃戦を繰り広げいる....謎の銃撃戦から救い出された2名からそれぞれに事情聴取を開始するが2人から引き出した証言は食い違い何があったのかを解いてゆく...
感 想 謎は解いてゆくのだが、解かれた謎にたいしてもドンデンがえしが?そしてまた?観終わった直後は「おぉ〜」と楽しめた感情があったが、1日たって考えたらなんか騙された感じもする。確かにCMでも「最後まで騙される」言っていたが、「茶番劇だ!」と思ってしまう方も多いと思う。
etc 2004.3---DVD
ドッジボール (アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ヴィンス・ヴォーン(ピーター・ラ・フルール)/ベン・スティラー(ホワイト・グッドマン)/クリスティーン・テイラー(ケート:弁護士)/リップ・トーン(オフリーハン:伝説のドッジプレイヤー...)/ジョエル・ムーア(オーウェン:もてない男)/クリス・ウィリアムズ()/ジャスティン・ロング(ジャスティン:チアリーダー男)/スティーブン・ルート(ゴードン:怒れない男)/アラン・テュディック(スティーブ:海賊男)/チャック・ノリス/ランス・アームストロング/他
物 語 ピーター・ラ・フルールは、半年間も滞納警告を無視して、さびれたスポーツ・ジムを差し押さえられ、30日以内に5万ドルを支払わないとジムを買収されてしまう。買収を画策しているのは、ピーターのジムの目の前で大盛況のジムを経営しているホワイト・グッドマンだ。ホワイトはその名前とは裏腹に、自己中のナルシストで全てが「オレ様主義」に徹底したイヤ味な奴。ピーターは、ホワイトの魔の手からジムを守れるのか?ジムの個性はじける会員達に相談し一つの希望をミツケル!それはベガスのドッジボール大会に出場し優勝すること!優勝賞金5万ドルを目差して!
感 想 ドッジボール・オバカムービー!ちょっと下品で、意味もなく笑える。そんな気分転換したい時にみるといいのかな?ラストのどんでん返しや、締めくくり方はちょっとクドイ?アメリカで人気上昇中のスポーツとして注目されているそうです........。僕は小学校以来やってないな〜。
etc 2005.9.3---DVD http://www.foxjapan.com/movies/dodgeball/
好奇心のゆくえ→
トッツィー (アメリカ:1982年) ★★
スタッフ 監督:シドニー・ポラック
出演:ダスティン・ホフマン(マイケル&ドロシー)/ジェシカ・ラング(ジュリー)/テリー・ガー(サンディ)/ダブニー・コールマン(ロン)/チャールズ・ダーニング(レス:ジュリーの父)/ビル・マーレイ(ジェフ)/シドニー・ポラック(ジョージ)/ジョージ・ゲインズ(ジョン)/ジーナ・デイヴィス(エプリル)/他
物 語 演技を若い俳優たちにコーチしている中年の男マイケル・ドーシー。実は彼も俳優なのだが、演出家ともめたりするのでトラブル・メーカーとみられて、役がつかず失業中。ルーム・メイトで脚本家志望のジェフと生活のためにウェイターをしている。生徒の一人サンディは、明日の病院ものソープ・ドラマのオーディションに自信がなく、マイケルが翌日TV局までついて行ってやったが、その甲斐もなくサンディは落第。翌日、彼は女装して、TV局へ行きドロシー・マイケルズと名乗る。ディレクターのロンはドロシーを見ただけで、もっとタフな女性が欲しいという。そこでドロシーが怒ってみせると、プロデューサーのリタが気に入ってカメラ・テストをした上で採用。その時、マイクは看護婦役のジュリーと知りあい一目惚れする。(goo映画より抜粋)
感 想 小学生位の頃、インパクトがあり記憶にも残っていた映画。でも映画を観に行くお金もなく「懐かしさ」はあるのにどんな映画か?知らない〜。そんな動機から鑑賞。
マイケルとドロシーを見事に演じ分けるダスティン・ホフマンの演技は知っていても同じ人が演技している事を忘れてしまいそうなくらいに「別人」に感じられた。テンポが良く、飽きさせない内容に楽しめます。
etc 2006.3.26---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→
隣のヒットマン (アメリカ:2000年) ★★
スタッフ 監督:ジョナサン・リン
出演:ブルース・ウィリス(ジミー)/マシュー・ペーリー(ニコラス・オズ・)/マイケル・クラーク・ダンカン(フランキー)/ロザンナ・アークェット(ソフィー:オズの妻)/ナターシャ・ヘンストリッジ(シンシア:ジミーの妻)/アマンダ・ピート(歯科助手:...)/他
物 語 カナダのモントリオールで歯科医を開業中のオズは、妻ソフィの父が残した借金を抱えテンテコ舞いの日々。当然、妻との仲もすっかり冷えきっていた。そんな夫婦の隣に、別名チューリップという殺し屋のジミーが引っ越してくる。シカゴを牛耳るマフィアを裏切ったうえ本人は刑期を終えて出所してきたばかりの身。奇妙な隣人をいぶかるオズだったが、なぜか2人の間に通じるものを感じ始める。しかしそれも束の間、妻ソフィにそそのかされ報酬欲しさにジミーを密告する計画を立て、シカゴ行きの飛行機に乗り込むが到着してから、マフィアとの交渉の中でジミーの妻シンシアと出逢い、オズは彼女に惚れてしまう。それが二転三転の殺人ゲームが始まることになる事も知らず....。<goo映画を抜粋・参考に>
感 想 ブルース・ウィリス主演の映画って大きくハズさない作品が多い様な気がするんですよね。彼の存在がなければ小粒になりそうな作品もちょっと豪華に見えるし...不思議な人だ。作品はヒットマンが沢山でてきて、裏切りと友情?とのバランスを探りながら観賞してしまいますが期待するマンマ、思ったとうりの展開(死人は出るが...)でした。気軽に楽しめる一作だとは思います。
etc 2005.10.4---DVD
好奇心のゆくえ→
隣のヒットマンズ 全弾発射(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ハワード・ドゥイッチ
出演:ブルース・ウィリス(ジミー"チューリップ"チュデスキ)/マシュー・ペーリー(ニコラス・オズ・オゼランスキー)/ナターシャ・ヘンストリッジ(シンシア)/アマンダ・ピート(ジル)/ケヴィン・ポラック(ラズロ)/他
物 語 かつて17人を殺した伝説のヒットマン、ジミー“チューリップ”チュデスキは、4年前の騒動で“ヒット数”を増やしたものの、今は引退して愛しのジルとともにメキシコに住んでいた。彼は拳銃を包丁に、機関銃を掃除機に持ち替え、カリスマ主夫として日々を送っていた。相変わらずプロのヒットマンを目指しているジルが、今日も“クリーン・ヒット”出来なかったことを訴えるが、彼にとってはローストビーフの焼け具合の方が大切な様子。一方絵に描いたような幸せな結婚生活を送っていたオズとシンシアは借金返済も終わったのかリッチになっていた。ただ過去の経験からかオズは自宅を完全武装化し少々マフィアの復讐に過敏になっていた。そんなある日、彼の家にマフィアのボス・ラズロが占拠しており妻のシンシアが誘拐されたことを知る。<公式HPより抜粋・参考に>
感 想 前作「隣のヒットマン」の続編。タイトルが複数形になったことでなにかキャラクターに膨らみがあるのかな?と思っていましたがメインキャラはそのままでした。しかも監督がかわったからか、前作の洗練された雰囲気はコメディ寄りの展開が多くなっていて「パート2」にありがちな雰囲気。ジミーって一応ダークヒーローなんだろうけれど、ダークヒーローの「心」が動く瞬間って言うのが「あっさり」な感じ...。前作以上にジミーの思考回路が理解しきれなくなっていました。
etc 2005.10.8---DVD http://www.gaga.ne.jp/hitmans/index.html
好奇心のゆくえ→
トロイ(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ブラッド・ピッド(アキレス)/オーランド・ブルーム(パリス王子)/ブライアン・コックス(アガメムノン)/エリック・バナ(ヘクトル王子)/ショーン・ビーン(オデッセウス)/ダイアン・クルーガー(スパルタ王妃:ヘレン)/ローズ・バーン(プリセウス:トロイの巫女)他
物 語 古代ギリシャの詩人ホメロスの詩「イリアス」にある伝説的な戦争、トロイア戦争をテーマにした。歴史スペクタクル。トロイとスパルタが交えた和平交渉は成立するが、トロイの王子パリスがスパルタの王妃と恋に落ち、トロイに若き王妃を連れ帰ってしまう所から戦争に....。スパルタ・ギリシア連合の武将の独りに無敵の戦士アキレスはいた。生まれついての戦士の彼は「王への忠誠」よりも歴史に名を残すために戦いに明け暮れていた。名を残す事ができそうな戦争と聞きつけ参戦したアキレスだがこの戦いで彼は王を知り、友を知り、そして恋をする.....。
感 想 久しぶりに長い映画を鑑賞しました。つまらない映画だと2時間半はきついのですが、以外と?楽しく観賞できました。気になるのはオープニングからパリス(オーランド・ブルーム)がストーリーを引っ張っていたと思っていたのに、彼の心は最期どう成長したのか?彼の演技からは伝わってこなかったのが「ざんねんっ」。ブラピもそうだけど全体的にキャラクターに癖が無い感じで誰が主役なのか?考えるとヘクトル王子(エリック・バナ)だなぁ〜なんて思ってしまった。
etc 2004.11.2---DVD http://www2.troy.jp/
ナショナルトレジャー (アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ(ベン・ゲイツ)/ハーヴェイ・カイテル(セダスキーFBI捜査官)/ジョン・ボイト(パトリック・ヘンリー・ゲイツ:ベンの父)/ダイアン・クルーガー(アビゲイル・チェイス博士)/ショーン・ビーン(イアン・ハウ:秘宝を狙う男)/ジャスティン・バーサ(ライリー・プール)/クリストファー・プラマー(ジョン・アダムス・ゲイツ:ベンの祖父)/他
物 語 太古の昔より、その《秘宝》は存在した――。
紀元前2000年、エジプトのファラオの墓に。紀元70年、エルサレムのソロモンの神殿に。14世紀、フランスのテンプル騎士団のアジトに。1492年、コロンブスを乗せたサンタマリア号に。そして1521年、アステカの太陽のピラミッドに…。だが、幾多の戦乱を逃れきたこの太古の《秘宝》は、1779年、独立戦争が激化するアメリカで忽然とその痕跡を絶った。
2005年――伝説の秘宝を求め、ひとりの男が立ち上がる!歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ。何世代にもわたり秘宝の謎を追い続けてきたゲイツ家の末裔として、卓抜した推理と行動力、そして無尽の歴史的知識を武器に、彼はついに秘宝へと導く驚くべき手がかりを発見する。それは、アメリカの魂ともいえる一枚の文書──【アメリカ合衆国独立宣言書】に隠されていたのだ!巨大な敵から秘宝を守りFBIからも追われながら、ベン・ゲイツの命をかけたトレジャー・ハントが始まった!(公式HPより抜粋)
感 想 派手すぎず、ハズしすぎず....まるでニコラス・ケイジの存在のような(笑)映画。最近の観ていて疲れるアクション映画とも違うし、偶然が偶然を呼ぶラッキーだけが頼りな、作品でもないので普通にサラッと観賞してしまいました。劇中の謎解きをベン・ゲイツがどんどん解いていってしまうので、観客が一緒に考えたり・好奇心を湧きたててくれる時間帯が少なかったのが作品としても、ベン・ゲイツというキャラクターとしても、もう少し何かが欲しいところでした。(これは僕がハリウッド映画に毒されているからなのでしょうか?)
etc 2005.8.31---DVD http://www.movies.co.jp/nationaltreasure/
好奇心のゆくえ→ダ・ヴィンチコード
ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女(アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ウィリア・モーズリー(長男:ピーター・ペベンシー)/アナ・ポップルウェル(長女:スーザン・ペベンシー)/スキャンダー・ケインズ(次男:エドマンド・ペベンシー)/ジョージー・ヘンリー(次女:ルーシー・ペベンシー)/ティルダ・スウィントン(白い魔女)/リーアム・ニーソン(アスランの声)/ジム・ブロードベント(カーク教授)/ルパート・エヴェレット(狐の声)/他
物 語 第二次世界大戦下のロンドン。ベンジー家の4人兄妹は、疎開のため、田舎の古い屋敷に預けられる。長兄のピーター、長女スーザン、次男のエドマンド、そして、無邪気な末っ子のルーシーは、屋敷の中で静かにするように、と女執事に厳しく言われる。しかし、遊び盛りの4人は、言いつけを破り、怖い執事に見つからないように、屋敷中に隠れる。末っ子のルーシーが隠れた部屋には、衣装ダンスがあった。扉を開けるルーシー。すると、そこは一面に雪が降り積もる森だった..。そう!衣装ダンスは、別の世界への入り口だったのだ。 (goo映画より抜粋)
感 想 長過ぎて飽きた!..なんて聞いていたので、なんとなく覚悟ができず今頃になっての観賞ですが、実際に観てみたら結構面白かった!まぁ世界の設定を見事に映し出しているか?と問われれば満点という分けには行きませんが...。第2章に進むかはまだ未定ですが
etc 2008.8.6---スカパーch.317 スター・チャンネルクラシック
好奇心のゆくえ→
21g(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ショーン・ペン(ポール・リヴァース)/ナオミ・ワッツ(クリスティーナ・ペック)/ベニチオ・デル・トロ(ジャック・ジョーダン)/シャルロット・ゲンズブール(メアリー・リヴァース)/他
物 語 命が消えるその時に、人は21グラムだけ軽くなる...
全く交わりのなかった3人の人生が、ジャックが起こした交通事故が元で交差する。出逢うはずの無かった3人の運命、それぞれが失い、求める21グラム。それは絶望の果ての希望の物語。
感 想 この作品は映像の編集方法が凝っていて、時間軸を前後するような演出があるので観賞中は混乱してしまいました。2回以上観て初めて全体が把握出来るのかもしれません。観賞開始40分以上みても食らいつけない人もいるでしょう〜。同じ監督作品の「アモーレスペロス」のほうがわかりやすい映画です。眠くない時にもう一度観賞してみようと思います。
etc 2004.12.1---DVD http://www.21grams.jp/
200本のたばこ (アメリカ:1998年) ★★★
スタッフ 監督:リサ・ブラモン・ガルシア
出演:ポール・ラッド(ケヴィン)/コートニー・ラヴ(ケヴィンの女友達)/ベン・アフレック(バーテンダー)/マーサ・プリンプトン(モニカ:パーティ主宰)/クリスティーナ・リッチ(ヴァル:モニカの従妹)/ギャビー・ホフマン(ステフィ:ヴァルの友達)/ケイシー・アフレック(トム:パンク青年)/ギレルモ・ディアス(デイヴ:トムの友達)/ニコール・パーカー(ブリジット:エリックの恋人)/ブライアン・マッカーディ(エリック:×××が下手な画家)/アンジェラ・フェザーストン(ケイトリン:ブリジットの友達)/ケイト・ハドスン(シンディ:ドジな娘)/ジェイ・モア(ジャック:プレイボーイ)/エルヴィス・コステロ/他
物 語 1981年12月31日。大晦日のお祭り気分に浮かれるニューヨーク。モニカは年越ホームパーティーの準備を終えて、人が集まるのを待っている。パーティーに呼ばれた人々は、新年の朝を迎える飛び切り素敵なパートナーを確保しようと街をさまよっていた...。そんあ大晦日の夜を舞台に数組の男女の人間模様を描いた青春?コメディ。(goo映画&TVガイドを参考に)
感 想 モテナイ男と女達?とでもいうのか、人生にあまり成功していないような寂しがりやの男女がパーティに集うまでのそれぞれの一夜物語。最初は「笑うトコ」も分からずに「どんな映画?」と思っていましたが、気がついたら「クスッ」と笑っている自分が....。どんな映画なのかも知らずに録画していましたが、言えることは日曜の朝一に観る映画では無いということ...。
etc 2006.6.11---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
ニュースの天才 (アメリカ:2003年) ★★★
スタッフ 監督:ビリー・レイ 製作:トム・クルーズ
出演:ヘイデン・クリステンセン(スティーブン・グラス)/ピーター・サースガード(チャールズ・チャック レーン)/クロエ・セヴィニー(ケイトリン・アヴィー:同僚)/スティーブ・ザーン(アダム・ペネンバーグ:ライバル誌記者)/ハンク・アザリア(マイケル・ケリー:元編集長)/メラニー・リンスキー(エミー・ブランド:同僚)/ロザリオ・ドーソン(アンディ・フォックス:ライバル誌女性記者)/他
物 語 アメリカ大統領機、エアフォースワンで唯一読まれている雑誌「ニューパブリック」の人気ジャーナリストが放った、注目の記事41。そのうち27の記事が実は、フィクションのニュースであった。1998年に実際に起きた捏造発覚事件の当時の様子に迫る。
感 想 なぜ捏造記事を書いたのか....どのようにしてでっち上げたのか?....捏造は事実であることは確かなのだろうが主人公スティーブン・グラスという人物の掘り下げは充分では無いような気がしました。同僚・友人・上司までも騙しているのに逆ギレしてるし...彼の謝罪の気持ちはこの映画を通しても伝わってはこなかった。
etc 2005.9.14---DVD http://www.gaga.ne.jp/news-tensai/
好奇心のゆくえ→
ノストラダムス(米・英・独:1994年) ★★★
スタッフ 監督:ロジャー・クリスチャン
出演:チェッキー・カリョ(ノストラダムス)/F・マーリー・エイブラハム(Scalinger)/ルトガー・ハウアー(The Mystic Monk)/アマンダ・プラマー(カトリーヌ・メディチ)/ジュリア・オーモンド()/アスンプタ・セルナ(アン:2番目の妻)/他
物 語 16世紀、フランス。ノストラダムスは、幼き日から見る予言の悪夢から逃れるべく医学を学ぶが、教会は彼の先進的な知識を冒涜と決めつけた。時はカトリーヌ・メディチの治世。失意のうちに旅に出た彼はより鮮明になった悪夢が現実のものとなることを確信、民衆を刺激せぬように詩文の形にして、二番目の妻アンに書き取らせ、それを文書化しはじめた。(goo映画より抜粋)
感 想 ノストラダムスの予言書は日本人には親しみのある内容だが、彼の人物像は..彼の人生は..といった部分を描いた作品。題材の割に子供が喜ぶような内容ではなく、異端者扱いされている人たちがいる「その当時」が描かれる。現在でも信じる信じないに関わらず、いろいろな能力者がいるけれど未来にこのように映画で語られるような人はどの人だろうか?
etc 2008.4.19---スカパーch.706 The CINEMA
好奇心のゆくえ→
バーバー〜The Man Who Wasn't There〜(アメリカ:2001年) ★★★★
スタッフ 監督・脚本:ジョエル・コーエン 製作・脚本:イーサン・コーエン
出演:ビリー・ボブ・ソートン(エド)/フランセス・マクドーマンド(ドリス:妻)/マイケル・バダルッコ(フランク:理髪店店主)/ジェームズ・ギャンドルフィーニ(デイブ:オーナー社長)/キャサリン・ボロウィッツ(アン・ナードリンガー:デイブの妻)/ジョン・ポリト(トリヴァー:起業家)/トニー・シャルーブ(リーデンシュナイダー弁護士)/スカーレット・ヨハンスン(バーディ:ピアノ少女)/他
物 語 1949年夏、北カリフォルニア、サンタ・ローザ。エド・クレインは、義兄フランクが経営する床屋で働いている。もともと床屋だった訳ではなく、結婚した先の稼業が床屋だったのだ。毎日代わり映えのない仕事、漠然とした不満の中でただ過ぎていく毎日。妻ドリスはデパートの帳簿係。金の出入りを付ける仕事が楽しみでもある女。妻の上司であるデイヴもまた、エドと同様にデパートの跡継ぎ娘と結婚してその座を得た男だった。デイヴの店の景気は良く、店舗を増やし躍進することを夢見ていた。エドはデイヴと妻が深い関係にあることに気づき始めていた。そんなある日、見知らぬ客が理髪店を訪れる。起業家・セールスマン:クレイトン・トリヴァーは、ベンチャー・ビジネスの契約でこの町にやって来たが今回の契約はパアになったとぼやく。ベンチャー・ビジネス……資金1万ドル。まったく新しい世界・明るい未来。エドはこの男の話を自らの現状を抜け出すチャンスかも知れないと思い、資金を調達するため早速、不倫をネタにデイヴに金を要求する。しかし、そのちょっとした恐喝が様々な悪夢を巻き起こし、事態は思いもよらぬ方向へ。壊れ始めたエドの運命は、どんな結末を迎えるのだろうか……?(公式サイトを参考に)
感 想 髪型を変えるように、人生を少しだけ変えてみたいと思う...そんな野心が引き起こしたひとつの出来事 がそれぞれの心の闇を照らしながらも、真理の核心に近づいてゆくのではなく、この時期の社会世相・風刺を取り入れながら、事件が紆余曲折・ボヤけていく展開が観ていて面白かった。ボヤけてしまった出来事はピントをあわせなければならない.....。最後どのようにこの物語のピントを合わせてくるのか(どういう結末になるのか)を楽しみながら観賞できました!
劇中、よくタバコを吸うエドだが、彼のナレーション時にもタバコをふかしている音が入っていたりとナレーション中も役になりきっている演出などが効いてます。
etc 2005.5.21---DVD http://barber.asmik-ace.co.jp/
好奇心のゆくえ→「ねじりん棒(日本)」 「大統領の理髪店(韓国)」あなたの街の理髪店でも、今頃......(冗)
バイオハザード(米・独・英:2002年) ★★★★
スタッフ 監督:ポール・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/マーティン・クルーズ/ミシェル・ロドリゲス/エリック・メビウス/ジェイムズ・ピュアフォイ
物 語 21世紀初頭、巨大企業アンブレラ・コーポレーションの超近代的秘密研究所“ハイブ”で開発中のウイルスが、何者かの手によって空気中に漏洩するという事件が発生。メインコンピューターは汚染が地上に拡大するのを防ぐため研究所を封鎖、これにより500名以上の所員の生命が失われた。アンブレラはコンピューターをシャットダウンするため少数精鋭の特殊部隊をハイブに派遣するが、彼らを待っていたのは...
感 想 元ネタはTVゲームなのだが、凄く面白かった!ゾンビの生身の演技がイイです。2004年秋?にはパート2がそしてパート3も予定だそうです。
etc 2003---DVD
バイオハザードII アポカリプス(アメリカ:2004年) ★★★
スタッフ 監督:アレクサンダー・ウィット
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ(アリス)/シエンナ・ギロリー(ジル・バレンタイン)/ジャレッド・ハリス(アシュフォード博士)/オデッド・フェール(カルロス)/ソフィー・ヴァヴァサー(アンジェラ・アシュフォード:少女)/トーマス・クレッチマン(ケイン少佐)/マイク・エップス(L.J)/サンドリーヌ・ホルト(テリ・モラレス:報道記者)他
物 語 アンブレラ社の地下施設より脱出に成功したアリスの耳にかすかに届いた、「ネメシス計画...」。アンブレラ社は街を封鎖し、多くの人々を閉じこめ、被害がこれ以上世界に広がらないように対応したかに見えたが、それはある実験を行う陰謀であった。そのアンブレラ社によって隔離される街から事前に救助されたアシュフォード博士は自らの娘が街の中に残されているのを知り、街の中でまだ生存している人に接触を試み、娘の救出と引き替えに脱出方法を教えると駆け引きに出たのだった。
感 想 もやは、ゾンビ映画というジャンルは無視してしまったような内容で、ゾンビの扱いが雑なのが気になりました。登場人物全員の描写も印象が残らず、ワーワーキャーキャー騒いでいるのを観賞する映画になってしまっています。どこか一つ観ている人の背筋がゾクゾクくる怖さがあればいいのに...。
etc 2005.1.28---DVD http://www.sonypictures.jp/movies/biohazard2/fla/top.html
ハイド アンド シーク 〜暗闇のかくれんぼ〜(アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・ポルソン
出演:ロバート・デ・ニーロ(デヴィッド)/ダコタ・ファニング(エミリー)/ファムケ・ヤンセン(キャサリン:心理カウンセラー)/エリザベス・シュー(エリザベス・ヤング)/エイミー・アーヴィング(アリソン・キャラウェイ)/ディラン・ベイカー(ハファティ保安官)/???(チャーリー)他
物 語 母の自殺以来、心を閉ざした9歳のエミリーは、心理学者の父デビッドとともにニューヨーク郊外へ引っ越した。デビッドはエミリーに友達を作るように仕向けるが、エミリーは誰にも心を開くことはなく、見えない友達「チャーリー」とだけ遊ぶようになる。戸惑いながらも、エミリーの空想を静観することにしたデビッドだが、やがてチャーリーの存在は、彼らの生活を脅かしていく。娘を救うため、デビッドはエミリーの心の闇を解明しようとするが…。(goo映画より抜粋)
感 想 作品単体としたら面白いストーリーなのですが、この展開は結構あるので、謳い文句にある「シックスセンス」を越えたか...といわれるとどうなんでしょうか...?「シー●レッ●●ィン●ウ」よりは緊迫感があったかな〜。DVDには劇場版エンディングと、もう一つのエンディングバージョンで鑑賞できるようになっていますが、劇場版ヴァージョンで正解だと思う。ロバート・デ・ニーロに負けず劣らずでダコタ・ファニングも惹きつけてくれる演技が光ります!
etc 2006.5.15---DVDhttp://www.foxjapan.com/movies/hideandseek/
好奇心のゆくえ→
パイレーツ オブ カリビアン(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ/ジェフリー・ラッシュ
物 語 闇の力に囚われし呪われた海賊、自由を愛する孤高の男。謎の鍵となる?若々しい2人。彼等が大海原に乗出せば、この冒険は動き出す!
感 想 ジョニーデップの演技っぷりを観て欲しい!彼がいるからココまでの楽しい映画になったのでしょう!
etc 2003.夏---劇場
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト (アメリカ:2006年) ★★
スタッフ 監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)/オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)/キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)/他
物 語 ...あれから3年、ブラックパール号を手に入れたジャック・スパロウは自由気儘な海賊暮らしを謳歌しているはずであったが、その後の彼は精彩を欠き「彼が欲する元へ導く[北を指さない羅針盤]」も一方向を指さずに役に立っていなかった。船員達の間にも「何かを目差している」というよりも、「何かから逃げている」ようだと噂される始末。ある夜、そんな噂通りジャックの元に「靴ひものビル」が「深海の悪霊[デイヴィ・ジョーンズ]」の使者として契約期間の終わりを告げに現れた...。
感 想 ジャック・スパロウが走るとそれは漫画みたいに手をバタバタ振りながら。スーパーアクションも落ちがついて楽しい映画でしたが、相変わらず物語りは詰め込みギミで前作よりも更に息つく暇もないドタバタ作品に、さらにラストは.....。本作は前作同様にエンドロール後にサービスカットがありますので 最期まで楽しみたい方は最期までどうぞ。
etc 2006.7.23---劇場 http://www.disney.co.jp/pirates/
好奇心のゆくえ→
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド(アメリカ:2007年) ★★
スタッフ 監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)/オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)/キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)/ジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ)/ジャナサン・プライス(スワン総督)/ビル・ナイ(デイヴィ・ジョーンズ)/チョウ・ユンファ(キャプテン・サオ・フェン)/ステラン・スカルスガルド(ビル・ターナー)/他
物 語 “深海の悪霊”、デイヴィ・ジョーンズと東インド会社のベケット卿が手を結び、海賊たちは滅亡の危機に瀕していた。生き残る手段は“9人の海賊たち”を招集することだったが、9人のうちのひとりはあの葬り去れたジャック・スパロウだった。裏切りに次ぐ裏切り、誰を信じていれば良いのか!予測不可能な物語のクライマックスが! (ネットより抜粋)
感 想 1作目は大変面白かった、2作目は長くて、眠くて、中途半端な所で「つづく」だったので非常に疲れたのを覚えている。そんな感じだったので本作は映画館にはいかず、観る気になる迄に2年以上たってしまいました。思えば1作目の「いい感じ」からは、かなりかけ離れてしまい、忙しいだけの作品ですが、物語は終わったかな?と、ケジメが付いた感じ。
etc 2008.8.14---DVD
好奇心のゆくえ→
ハイロー・カントリー(アメリカ:1998年) ★★
スタッフ 監督:スティーヴン・フリアーズ
出演:ビリー・クラダップ(ピート)/ウッディ・ハレルスン(ビッグボーイ)/パトリシア・アークェット(モナ)/ペネロペ・クルス(ジョセファ)/コール・ハウザー(リトルボーイ)/サム・エリオット(ジムエド)/他
物 語 戦争から帰ったピートは軍隊から支払われた給料を頼りに友人でもあり、兄貴のような存在でもあるビッグボーイと一緒に牧場をやろうと夢見ていた。しかしピート達がいない間にビジネスとして牧場経営に乗り出したジムエドが幅をきかせ対立し昔ながらのカウボーイ流のやり方では豊かな生活は望めなさそうになっていた。それでもピートとビッグボーイは楽しく暮らしはじめていた、ある時ビッグボーイが彼女を紹介するとピートの元に連れてきたのはジムエド手下のレス妻モナだった。それはピートも好きな女性で複雑な感情が芽生えるのだった。それぞれの運命はこの時から決まってしまったのだろうか?
感 想 ラストカウボーイ!とでも言おうか?熱い男ビッグボーイとそれを心配し、守ろうとし、そして苦悩する青年ピーターの友情物語、成長物語。よ〜く考えると、ちょっと嫌味口調のジムエド一家だが、このお話の中ではビッグボーイ!あんたが一番みんなを乱していますからぁ〜!残念....。あっ、でも一番男気あるやつなんです。お話の展開が微妙によめてしまえるからこそ感動ができる作品でもある。ペネロペ・クルスって声も可愛い。
etc 2005.1.11---DVD
蠅の王:Lord of the Flies(アメリカ:1990年) ★★★★
スタッフ 監督:ハリー・フック
出演:バルサザール・ゲティ(ラルフ)/クリス・フュール(ジャック)/ダニュエル・ピポリー(ピギー)/バジェット・デイル(シモン)/アンドリュー・タフト&エドワード・タフト(双子)他
物 語 飛行機の海上での墜落事故からなんとかゴムボートをみつけ無人島にたどり着いた24人の子供達、一番の年長者のラルフはみんなのリーダーとして「のろし」を上げること、みんなで助け合うことで団結しようと声を上げるが、子供達の中には次第にラルフのルールに縛られるのを嫌いルールを守らない奴がでてくる、その中で頭角を現すのがジャックだった。ある時無人島の近くをヘリコプターが通り過ぎラルフは崖の上の「のろし」の場所へ走るが、火の見張りをしている子等の姿が見えず「のろし」も消えていたその時の当番がジャック達であったのだ。発見してもらうチャンスを逃したラルフはジャックを責め、そのことが切っ掛けで2つのグループに分かれてしまった。子供達は生き残れるのか?
感 想 予想を裏切る好作品?アメリカ映画であること、子供達だけで無人島で過ごすという成長物語?そんな最近では当たり前のアメリカ映画だと思っていたら痛い目にあいます。人間・子供の残酷さが「え〜っ」っと驚く展開を見せるシーンが幾つもあり度肝を抜かれました。ジュラシックパークでさえも子供は喰われないっていう暗黙のルールは、この子供達には通用しない!恐竜より恐ろしいのは確かです。原作を読みたくなりました。
etc 2005.1.12---DVD
バタフライ・エフェクト (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督・脚本:エリッック・ブレス&J・マッキー・グラバー
出演:アシュトン・カッチャー(エヴァン)/エイミー・スマート(ケイリー)/ウィリアム・リー・スコット(トミー:ケイリーの兄)/エルデン・ヘンソン(レニー)/メローラ・ウォルターズ(アンドレア)/エリッック・ストルツ(ジョージ:ケイリーの父)/他
物 語 エヴァンは、ごく普通の少年だった....時折、記憶を喪失「ブラックアウト」してしまうことを除いて。精神科の医師は彼に、治療のために毎日、日記をつけることをすすめる。やがて時は過ぎ、記憶が失われるコトの多かった日々はすっかり過去のものとなっていた。そんなある日、大学生になったエヴァンは、7歳の頃からつけていた日記を見つける。その日記を紐解いたとき、いつしか彼の意識は日記を書いた当日の陽光の中にあった。忘れていた、ある出来事が鮮烈に甦る。幼なじみの少女ケイリー、そしてエヴァンと彼女が引き裂かれることになった決定的な理由。「君を迎えに来る」....かつてその約束を果たせなかったエヴァンは彼女への想いゆえ、ある選択をする。それが取り返しのつかない新たな状況を引き起こすとは夢にも思わずに....。<公式HPより> 〜バタフライ・エフェクト:ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の裏側で竜巻が起こる....初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論のひとつ。〜
感 想 過去を「やり直す」がその事で他の存在にまで影響をあたえてしまい、新しい現実に書き換えられる。その新しい現実から更に過去を「やり直す」行為を行うことで観ている方もテンション上げていかないと訳が分からなくなるかも知れません(観終わればそんなには複雑では無いのだが)。席を離れる時は一時停止が必須?過去を修正しても世の中は大して変化がないのは、主人公エヴァンが世の中に影響を与える程の人物では無いと言うことかな??結構楽しめた。
etc 2005.10.22---DVD http://www.butterflyeffect.jp/
好奇心のゆくえ→
バタフライエフェクト2(アメリカ:2006年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・R・レオネッティ
出演:エリック・ライヴリー()/エリカ・デュランス()/デヴィッド・ルイス()/ダスティン・ミリガン()/他
物 語 設立されたばかりのIT企業で、ビッグプロジェクトを担うニック・ラーセン。恋人ジュリーの誕生日を祝うため、親友カップルと郊外でピクニックを楽しんでいた途中、会社から「すぐに出社しろ」と電話が入る。仕事を優先したニックは、渋る仲間を車に乗せ街に引き返すが、途中で交通事故を起こしてしまう。1年後。たった1人生き残ったニックは、仕事しかない孤独な人生を送っていたが、激しい頭痛に襲われた直後、事故を起こした日に引き戻され…?!(goo映画より抜粋)
感 想 もし、あの時にあ〜しておけば...そんな後悔を特殊な能力でやり直せるのですが...後悔が後悔を呼ぶ展開。それでもやっぱり、おいしい思いはしたいよな〜。
etc 2008.11.25---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
パッション (アメリカ・イタリア:2004年) ★★
スタッフ 監督:メル・ギブソン
出演:ジム・カヴィーゼル(イエス)/モニカ・ベルッチ(マグダラのマリア)/マヤ・モルゲンステルン(母マリア)/ロザリンダ・チェレンターノ/他
物 語 新約聖書を元に構成された物語。十二使徒のひとり、ユダの裏切りによって大司祭カイアファが差し向けた兵に捕らえられたイエスが裁かれ十字架を背負わされ、エルサレムの街をゴルゴダの丘へ歩をすすめる。ゴルゴダの丘でイエスは十字架にかけられ..それでもなお彼を裁こうとする人々の為に祈る彼に最期の時は近づく。
感 想 全編を通して痛々しく観ていてもツライ。でもそれだから何かが伝わってくる、そんな映画でした。感情移入をするといってもイエスには隙がない(悟っている..)ので、「目撃している」という感覚でした。
etc 2005.11.6---スカパーch.315 http://www.herald.co.jp/official/passion/index.shtml
好奇心のゆくえ→
バトルクリーク・ブロー(アメリカ:1980年) ★★
スタッフ 監督:ロバート・クローズ
出演:ジャッキー・チェン(ジェリー)/ホセ・フェラー(ドミニチ)/クリスチーヌ・ド・ベル(ナンシー)/ロン・マックス(Leggetti)/マコ(ハーバート)
物 語 テキサスの小さな町バトルクリークで繰りひろげられる世界中のプロ・ファイターたちが桃戦する格闘技選手権を中心に、それに挑む青少と彼をとりまくシカゴのギャングの陰謀を描くアクション映画。(goo映画より抜粋)
感 想 初めて観たのは、中学生の頃だったか?その頃はこの作品。なんか暗い?地味?な印象でジャッキーチェン映画の明るさに欠けていると思っていた。現在の僕の印象というと、レスラーのような体型の猛者相手にスピーディに闘う若いジャッキーにしびれっぱなしでとても面白かった。...たしか、ジャッキー初アメリカ進出の作品だったと思いますが、さらわれた兄のフィアンセなどほったらかしでいいの?etc...ストーリーのまとめ方は中途半端な所があるのがアメリカで受けなかった理由か?
etc 2008.7.2---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
バベル(アメリカ:2006年) ★★★★
スタッフ 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ブラッド・ピット(リチャード)/ケイト・ブランシェット(スーザン)/ガエル・ガルシア・ベルナル(サンチャゴ)/役所広司(ヤスジロー)/菊池凛子(チエコ)/アドリアナ・バラッザ(アメリア)/エル・ファニング(デビー)/二階堂 智(ケンジ刑事)/他
物 語 壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。 (goo映画より抜粋)
感 想 人を殺める事の出来る1発の銃弾は、それに関わってしまった迷える人間の心をあらわにし、人間社会の歪みを映し出しながらも、対照的に「心」や「愛」までも表現している...。「境界を形成するものは、言語、文化、人種、宗教ではなく、私たちの中にある。」と言った監督の言葉がこの作品の理解を深めてくれるでしょう。しっかし...「アモーレス・ペロス」の監督でもあるアレハンドロ監督流の魅せ方には毎回驚かされる..。
etc 2008.7.16---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
ハリーポッターと賢者の石(アメリカ:2001年) ★★
スタッフ 監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン
物 語 赤ん坊の時に親戚に預けられ育てられていたハリーだが何かとコキ使われていた。ある日ハリーの所に魔法学校への入学許可証が届けられホグワーツ魔法魔術学校に入学する事になった。
感 想 僕は原作を読んでいませんが、この1作目は今後のシリーズ化を狙ってか、キャラクター設定に時間をさいている感じも多々ありました。学校の美術セットは中々綺麗です。
etc 2002---劇場
ハリーポッターと秘密の部屋(アメリカ:2002年) ★★★
スタッフ 監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン
物 語 ハリーは夏休みをダーズリー家の悲惨な環境に戻りうんざりしていた時、屋敷しもべのトビーがあらわれ学校には戻るなと忠告する....。
感 想 映画2作目は主役3人のキャラクターが活きてきて中々面白かった。
etc 2003---DVD
ハリーポッターとアズガバンの囚人(アメリカ:2004年) ★★★★
スタッフ 監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)/ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)/エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)/ロビー・コルトレーン(ハグリッド)/マイケル・ガンボン(ダンブルドア校長)/リチャード・グリフィス(バーノンおじさん)/ゲイリー・オールドマン(シリウス・ブラック)/アラン・リックマン(スネイプ先生)/フィオナ・ショー(ペチュニアおばさん)/マギー・スミス(マクゴナガル先生)/ティモシー・スポール(ピーター・ペティグリュー)/デイビッド・シューリス(リーマス・ルーピン先生)/エマ・トンプソン(シビル・トレローニー先生)/ジュリー・ウォルターズ(ミセス・モリー・ウィーズリー)他
物 語 ホグワーツ魔法学校の新学期。街では危険な脱獄囚シリウス・ブラックの話題で持ちきりだった。噂によると、ブラックはハリーの両親をヴォルデモード卿に引き渡し、死に追いやった張本人。そして、今度はハリーの行方を追っている。ダンブルドア校長は、アズカバン牢獄の看守、ディメンダーを見張りに立てるが、彼らの闇の力はハリーにも影響を及ぼしていた。新任教師ルーピンから、魔力に対する防衛術を学んだハリーだが、ブラックの影はすぐそこまで近づいていた。(goo映画解説より)
感 想 監督がクリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロンに交代しての第3作目。前2作の良いところを守りつつ、新しい風を吹き込むことに成功している印象を受けました。1作目よりも2作目が、そして3作目となる本作はさらに面白くなっていて、評価の★4はハリーポッターシリーズがダメな人にはお薦めしませんが、ファンタジーが観たいなぁ〜なんて思っているタイミングの時に観ると良いかもしれませんね。エンドロールとその一番最後の演出も「イイ感じ〜」で好き。
etc 2004.12.31---DVD http://harrypotter.jp.warnerbros.com/main/homepage/intro.html
ハリーポッターと炎のゴブレット (アメリカ:2005年) ★★★★
スタッフ 監督:マイク・ニューウェル
ダニエル・ラドクリフ(ハリーポッター)/ルパート・グリント(ロン)/エマ・ワトソン(ハーマイオニー)/ロバート・パティンソン(セドリック・ドグリー:ホグワーツ校)/スタニスラフ・アイエネフスキー(ビクター・クラム:ダームストラング校)/マイケル・ガンボン(ダンブルドア校長)/クレマンス・ポエジー(フラー:ボーバトン校)/レイフ・ファインズ(ヴォルデモート卿)/ブレンダン・グリーソン(マッド・アイ・ムーディ先生)/バーティ・クラウチ・ジュニア(デイヴィッド・テナント)/他
物 語 伝説の三大魔法学校対抗試合がホグワーツで再開されることになったと、ダンブルドア校が発表。選手は、立候補した生徒の中から、炎のゴブレットが各校の代表選手1名ずつを選び出す。ボーバトン校からは美少女フラー。ダームストラング校からはスター的人気を誇るクラム。ホグワーツからは誰もが認める人気者のセドリック。ところが続いて、参加資格がないはずのハリー・ポッターも選手に選ばれてしまった!(goo映画より抜粋)
感 想 人気のハリーポッターシリーズの第4弾「炎のゴブレット」を鑑賞。3人目の監督さんになって主人公達も成長してゆく姿が描かれ映画シリーズとしても多少安心して観る事ができる作風になってきました。原作を読んでいるヒト達からすれば、物足りないところも多々あるのでしょうが(僕は未読)テキストの情報量を映像で完璧に再現するのはお金・時間のことを考えても無理なのは素人でも分かるので許してあげましょう〜僕はこの位でお腹いっぱいになれましたょ。...映画作品としてこの先、主人公達・役者達もどんどん大きくなってしまいますが、どうして行くのでしょうね?楽しみ。
etc 2006.6.18---DVD
好奇心のゆくえ→
ハリーポッターと不死鳥の騎士団 (アメリカ:2007年) ★★
スタッフ 監督:デイビッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ(ハリーポッター)/ルパート・グリント(ロン)/エマ・ワトソン(ハーマイオニー)/ルーナ・ラブグッド(イバナ・リンチ)/マイケル・ガンボン(ダンブルドア校長)/レイフ・ファインズ(ヴォルデモート卿)/ゲイリー・オールドマン(シリウス・ブラック)/他
物 語 ホグワーツの5年生になって学校に戻ったハリー。しかし、ホグワーツでは「闇の帝王」ヴォルデモートが蘇った事実が全く知られていなかった。ファッジ魔法大臣は、ダンブルドア校長が自分の地位を狙って嘘をついていると疑う。ダンブルドアとホグワーツの生徒たちを監視するために、「闇の魔術に対する防衛術」の新任教師、ドローレス・アンブリッジ先生を送り込む。ドローレス先生の仕打ちから、窮地に陥れられたハリーは…。 (goo映画より抜粋)
感 想 今回も監督さんが変わったようですね。全体に普通の映画作品になっていて、途中眠くもならなかったのはシリーズとしてはめずらしかった。物語の中で1作目の頃のハリーが登場するシーンが有りましたが、子役の役者達の成長度(身長、顔が青年顔)と比較できてしまい驚いてしまった。作品的にもうほとんどバストアップの映像でしか魅せられない?ところが可愛そうにもなった。
etc 2008.9.13---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
バルジ大作戦 (アメリカ:1965年) ★★
スタッフ 監督:ケン・アナキン
出演:ヘンリー・フォンダ(カイリー陸軍中佐:米)/ロバート・ショウ(ヘスラー大佐:独)/ロバート・ライアン(グレー将軍:米)/ダナ・アンドリュース(プリチャード大佐:米)/ジョージ・モンゴメリー()/タイ・ハーディン()/ピア・アンジェリ()/バーバラ・ウェール()/チャールズ・ブロンソン()/ヴェルナー・ペータース()/ハンス・クリスチャン・ブレッヒ()/ジェームズ・マッカーサー(ウェーバー中尉:米・戦列からはぐれた将校)/テリー・サヴァラス(ガフィ軍曹:米・戦車乗り&商売人)/他
物 語 第二次大戦のヨーロッパ戦線。破竹の勢いの連合軍の間には、ナチ崩壊も間近と噂され楽観ムードが上層部にも漂っていた。しかし陸軍中佐カイリーだけは偵察の際、感じていた直感を信じ独軍が反撃をに出ると疑っていた。必死の報告にもかかわらず楽観視されたカイリーの忠告通り独軍が動き出すと。反撃を疑いもしなかった連合軍は遅れをとり退却せざるを得なかったが....。
〜第二次大戦下のベルギーに駐留する連合軍に、ドイツ群最後の猛反撃で、多くの戦死者を出したアルデンヌの戦いを描いた戦争映画〜(goo映画を参考に)
感 想 連合軍と独軍双方の視点・登場人物でそれぞれのドラマが描かれています。このころ(60年代?)の戦争映画としても実際の戦車の登場数などから観ても、力が入っている作品だったのではないでしょうか。ラストに映し出される「大地に置き去りにされた鉄の塊の群れ」は敗北であり、最強兵器の呪縛から解かれヒトに戻っていく「身勝手な人間」を感じたりと意味深に感じ入ってしまった。
etc 2006.7.8---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
パルプ・フィクション (アメリカ:1994年) ★★★★
スタッフ 監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラヴォルタ(ヴィンセント・ベガ)/サミュエル・L・ジャクソン(ジュールス)/ブルース・ウィリス(ブッチ)/ユマ・サーマン(ミア)/ハーヴェイ・カイテル(ザ・ウルフ)/ビング・ライムス(マーセルス・ウォルス:ボス)/マリア・デ・メディロス(ファビアン:ブッチの彼女)/ティム・ロス(パンプキン:レストラン強盗)/アマンダ・プラマー(ハニー・バニー/レストラン強盗)/クエンティン・タランティーノ(ジミー:ジュールスの知り合い)/他
物 語 ロスの朝、レストラン強盗の始まりから、2人組のギャング・ヴィンセントとジュールスのシーンヘ2人はボスの命令でだまし取られたスーツケースを奪い返しに行った...。
ボスはお抱えボクサーに勝たせるために対戦相手のブッチに裏金を渡す....。
ヴィンセントはボスの妻・ミアの食事の相手を命令によりするが噂では以前の妻に少し触れただけでボスの怒りをかい、酷い目にあったヤツもいるとか、いないとか.....。
レストラン強盗・ギャングの2人組・ボスの妻とヴィンセント・ブッチとボスとファビアンと変質者・ヴィンセントとジュールズとジミーとウルフ・ヴィンセントとジュールズとレストラン強盗とめまぐるしくエピソードは展開し、いつしか引き込まれてゆく。
感 想 アメリカの低級犯罪小説であるパルプマガジン的なストーリーをコンセプトに殺し屋達の3つの物語を交錯させながら、時にコメディとして、時にヴァイオレンスとして作り上げられた作品(だそうです)。キャラの濃い監督のイメージのクエンティン・タランティーノがただ者ではないと言うことは良く分かる一作ですね。役者として微妙に思ってしまうジョントラボルタもそうですが、全配役がみんなハマッテ飽きることなく最後まで観賞できました。
etc 2005.10.30---DVD
好奇心のゆくえ→
ハンテッド(アメリカ:2003年)
スタッフ 監督:ウィリアム・フリードキン
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ベニチオ・デル・トロ
物 語 特殊部隊の殺人マシーンVS奴を育て上げた男。深い森の奥で連続殺人事件が起こるFBIが追っても追い切れない犯人をLTは「生きていたら2日後に戻る」と言って単身森の中へ....
感 想 不思議な緊張感?冒頭のシーンには期待ができたが、複線もない話で盛り上がりには欠けました。最初の方の森の中でのサバイバル術のようなものを観た時はちょっと期待したんですが....
etc 200.12---DVD
飛行時間73秒 チャレンジャー号の悲劇 (アメリカ:1989年) ★★★
スタッフ 監督:グレン・ジョーダン
出演:カレン・アレン(クリスタ:教師)/バリー・ボストウィック()/ジュリー・フルトン()/リチャード・ジェンキンス()/ブライアン・カーウィン()/ジョー・モートン()/キーワン・ヤング()/レイン・スミス()/ピーター・ボイル()/他
物 語 1986年1月28日、アメリカ宇宙開発史上最悪の事故と言われるスペース・シャトル「チャレンジャー号」爆発事故の直前までの、搭乗員達の家族との交流や、訓練の様子が描き出されながら一方で、メーカーサイドで繰り広げられる「腐食するOリング」の問題に立ち向かいながらも、どうする事も出来なかったNASAとメーカーの「契約問題」や「問題認識のズレ」が虚しくも映し出される。
感 想 この作品は、当時ニュースで何度も観たスペースシャトル爆発事故直前までの搭乗員達が期待に胸膨らませて飛び立つまでを描いたドラマで、主人公のクリスタの満面の笑顔がクローズアップされるたびに、なんとも息苦しくなってしまいます。しかも劇中の事が本当だとしたら搭乗員には、トラブルが起こっている事を伝えるシステムは無いのですね。
etc 2005.7.22---ビデオ
好奇心のゆくえ→
ビッグフィッシュ(アメリカ:2003年) ★★★
スタッフ 監督:ティム・バートン
出演:ユアン・マクレガー(若きエドワード・ブルーム)/アルバート・フィニー(父親エドワード・ブルーム)/ビリー・クラダップ(ウィル・ブルーム)/ジェシカ・ラング(サンドラ:母)/ヘレナ・ボナム=カーター(ジェニファー・ヒル/魔女)/スティーブ・ブシェミ(ノザー・ウィンズロー:詩人)/マリオン・コティヤール(ジョセフィーン:ウィルの嫁)/アリソン・ローマン(若きサンドラ・ブルーム)/他
物 語 エドワード・ブルームは自らの人生を常に夢物語のようにファンタジックに語って人々に聞かせていた。その「体験談」には巨人や魔女や伝説のビッグフィッシュが登場し興味を集めたが、息子のウィルは「うんざり」であった。ウィルの結婚後親子の距離は離れ3年も実家には帰っていなかった。そんなある日母親から父エドワードの病状が良くないと連絡が入りウィルは久しぶりに実家に戻る。父の「死」を間近に感じながらも父のホントウの姿を理解できない息子ウィルは父の残された時間の中で、父親から聞かされた物語の「真実」を見つけられるのか...
感 想 人が語る時、少しだけ脚色をしたり大げさにしたりする、その話はいつしか一人歩きして真実ともなってゆく。人は語られた話を自分の想像する「映像」で記憶し真実なのか嘘なのか判断する。それは人との距離を離したり縮めたり....。最期に「納得」させられたりするようなヒネリが欲しかったかな?
etc 2004.10.27---DVD http://www.big-fish.jp/contents.html
好奇心のゆくえ→「ウォルター少年と、夏の休日」
ビッグ・リボウスキー(アメリカ:1998年) ★★
スタッフ 監督・脚本:ジョエル・コーエン 製作・脚本:イーサン・コーエン
出演:ジェフ・ブリッジズ(デュード:ジェフ・リボウスキ)/ジョン・グッドマン(ウォルター・ソプチャック)/ジュリアン・ムーア(モード・リボウスキ)/スティーブ・ブシェーミ(ドニー)/サム・エリオット(ザ・ストレンジャー)/ジョン・タートゥーロ(ジーザス・クィンタナ)/他
物 語 本名ジェフ・リボウスキは普段はデュードと名乗っている。そんなデュードの家に強盗が入るが、賊は同姓同名の金持ちリボウスキーと間違えて彼の家にやって来たようだ。その事に賊もスグに気がつき退散するがデュードのお気に入りの「お部屋のアクセントのカーペット」に放尿し去ってゆく。カーペットを汚された怒りの矛先を、間違えられたリボウスキー邸に赴き弁償させようと掛け合うがデュードは軽くあしらわれてしまう。しかし後日富豪の妻が誘拐され身代金の受け渡し役にデュードが抜擢される!仲間のウォルターに協力(邪魔)してもらいながら指定場所に行くが.......。偽装誘拐?しかしデュードの周りに第二・第三の組織が現れる........そんな不穏な事件に巻き込まれながらも彼等は今日もボウリング大会トーナメントの練習に余念がない!
感 想 この作品は登場人物全てのキャラが個性的で、観ていて飽きないのだが、掴みづらい展開でもあった。コーエン兄弟作品を初めて観たのですが、夢の演出等はとても洋画らしくなく個性を感じられました。主人公のデュードが至るところでカクテルをガブガブ呑むのですが、観終わる頃にはこちらまでタプタプな気分に?最後の「彼の死」等に関しては意味さえ理解できませんでした(笑)。兎に角、今はこの摩訶不思議な作風を脳にしみこませるのが精一杯です。
etc 2005.5.17---DVD
ピッチブラック 〜Pitch Black〜(アメリカ:2000年) ★★★★
スタッフ 監督:デヴィッド・トゥーヒー
出演:ヴィン・ディーゼル(リディック)/ラダ・ミッチェル(フライ:副操縦士)/コール・ハウザー(ジョンズ:刑事)/キース・デヴィッド(イマム)/ルイス・フィッツジェラルド(骨董商)/クローディア・ブラック(シャザ夫人:ジークの妻)/ライアナ・グリフィス(ジャック少年)/ジョン・ムーア(ジーク:地質学者)/サイモン・バーク(オーウェンツ)/他
物 語 旅客定期宇宙船が事故を起こし無人の砂漠の惑星に不時着した。生き残ったのは殺人犯リディックや彼を護送中だった刑事ジョンズを含めた数名だけだった。彼等は協力して砂漠の惑星脱出の方法を探ることになり人が住んでいた廃墟や洞窟を発見する。そこで彼等は未知の生命体に襲われ、かつてこの廃墟に住んでいた人達が滅んだ原因と、最悪にも自分たちがその時と同じ状況に追い込まれている事を知る。脱出のために協力しあうがいつ裏切るかもわからぬリディックにプレッシャーを感じつつ人々は、未知の生命にも立ち向かわなければならない!
感 想 先日「リディック(2作目)」を鑑賞。実は前作(本作)がある事をその後に知り逆鑑賞になってしまいましたが観てみました。
本作はSF・モンスター(エイリアン)パニック映画の王道的展開の中にリディックのような凶悪犯が人間達の中にいる事で「仲間を信じられるのか?」という緊張感がプラスされ手応えのある内容になっています。恐い悪人だけれど、信じたくなるようで頼もしい「ピッチブラック」のリディックに満足できました。
etc 2005.5.6---ビデオ
好奇心のゆくえ→「リディック」
フィアレス (アメリカ:1993年) ★★
スタッフ 監督:ピーター・ウェアー
出演:ジェフ・ブリッジス(マックス クライアン)/イザベラ・ロッセリーニ(ローラ クライアン:妻)/ロージー・ペレズ(カーラ ロドリゴ)/ジョン・タトゥーロ(ビル:セラピスト)/トム・ハルス(ブリルスタイン:弁護士)/他
物 語 飛行機事故から奇跡的に生還したことを契機に、死の恐怖から開放された男・マックス・クライアンはその日を境に別人に生まれ変わったような行動をとる。「死」に直面し恐怖さえ感じなくなった彼は往来の激しい車道を横切ったり、柵もない高いビルの屋上に登ってみたり、苺アレルギーであったのに食べてしまったりと奇行を繰り返した。しかしマスコミは他の生存者からの証言からマックスが救世主となって導いてくれたと書き立て、マックス自身も何かを悟ったかのごとく同じ事故で赤ん坊を失ったカーラを救おうと何かと力になってゆくが.......。
生と死の意味を問う異色のヒューマン・ドラマ。
感 想 一見ファンタジーのような設定ですが、「生と死」「精神・悟り」の真実の世界を語りながらも、家族の問題や、事故により騒ぎ出す「死」にたかってくる人々等への皮肉もこめられている作品でした。
ラストの飛行機事故の「その時」の映像はなんだか心に突き刺さってくるものがあり恐怖と感動が同時にやってきました。(僕だけかも?)
etc 2005.10.20---DVD
好奇心のゆくえ→
フォーチュン・クッキー(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:マーク・ウォーターズ
出演:ジェイミー・カーティス(テス・コールマン:母)/リンジー・ローハン(アンナ・コールマン:娘)/マーク・ハーモン(ライアン)/ハロルド・グールド(おじいちゃん)/チャド・マイケル・マーレイ(ジェイク)/チャド・マイケル・マーレイ(ジェイク)/他
物 語 精神科医のテスは几帳面で完璧主義。婚約者との結婚式を2日後に控えた彼女の頭痛のタネは娘のアンナ。おヘソの見えるファッションでお行儀は悪く、学校でも問題児。ロックに夢中で、放課後はバンド仲間とガレージでやかましい練習。なによりも新しい父親となるライアンに打ち解けようとしない。そんな二人はお互いの気持ちがわからずにすれ違ってばかりだった。ある日、家族でチャイニーズレストランへ食事に行った際にもテスとアンナは大喧嘩!見かねたお店のオーナーの母、ミセスペイペイが二人に仲直りをするようにと2つのフォーチュン・クッキーを差し出した。翌朝、テスが目を覚ますと、そこは娘のアンナの部屋だった。いったいどうして?と鏡をのぞくと・・・なんとそこにはアンナの姿が映っている!?慌てて自分の部屋にいくと、ベッドで眠りこけているのは、紛れも無く自分自身!何が起こったのか分からないが、分かる事がただ一つ!それは、テスとアンナの身体が入れ替ってしまったということ。明日は結婚式なのに・・・。(サイトより抜粋)
感 想 97年ジョディ・フォスター主演作「フリーキー・フライデー」をリメイクした。母親と娘の体が入れ替わってしまうと言う(ファンタジック)ホームコメディ作品です。テンポも良く・判りやすく・感動ポイントもしっかり抑えてあるので、軽いコメディが観たいな〜と言う時にはお薦めです。なんといっても主人公のリンジー・ローハンの可愛さは★4でも★5でもあげたいほどです。
etc 2005.6.19--DVD
好奇心のゆくえ→ミーン・ガールズ
フォーンブース(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:ジョエル・シューマカー
出演:コーリン・ファレル/フォレスト・ウィテカー/カティ・ホロムズ/ラダ・ミッチェル/キーファー・サザーランド
物 語 自称「宣伝マン」のスチュ、実際は口先だけで仕事を転がすようないい加減な男、そんなスチュがNY8番街53丁目に残る最後の電話BOXに入り用を済ませ立ち去ろうとした時にベルが鳴る。ここから彼の悲劇は始まった。
感 想 ほとんどフォーンブース(電話BOX)のシーンだけで進みます。わかりやすい設定、台詞のみで展開するのに適度な緊張感があって主人公に感情移入しやすかった。圧倒的優位の犯人像にはもう少し迫りたかったのがホンネですが、81分の上映時間もちょうど良い感じです。
etc 2004.6.14---DVD
フライトプラン (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:ロベルト・シュヴェンケ 
出演:ジョディ・フォスター(カイル)/ショーン・ビーン()/ピーター・サースガード()/エリカ・クリステンセン()/ケイト・ビーハン()/マーリーン・ローストン()/他
物 語 夫の突然の事故死に見舞われた航空機設計士のカイルは、6歳になる娘のジュリアを連れて、ベルリンから故郷のニューヨークへ向かう飛行機に乗り込んだ。夫の棺を乗せて飛び立つハイテク重層ジャンボジェット、E−474。それは皮肉にもカイルの設計した最新鋭の航空機だった。機内に落ち着くと、カイルは睡魔に襲われ、夢の中で夫の幻影を見る。やがて目を覚ますと、隣にいたジュリアの姿がない。客席、トイレ、厨房と探し回るが、乗客も乗員も誰一人として娘の姿を見た者はいない。ジュリアはいったいどこへ消えたのか?(goo映画より抜粋)
感 想 サスペンス・スリラー映画のイメージが出来上がりつつあるジョディ・フォスター。娘は現実にいたのか?いないのか?「真実はどちらに転ぶか?」とたえず観ているモノの猜疑心を大いに煽ってくれます。ラストの展開はスピーディな展開だったので少しあっけない感じもしたけれど、結構楽しめた。
etc 2007.2.19---スカパーch.315 スター・チャンネル
好奇心のゆくえ→
ブルークラッシュ(アメリカ:2002年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・ストックウェル
出演:ケイト・ボスワース(アン・マリー)/ミシェル・ロドリゲス(エデン:親友)/マシュー・デイヴィス(マット:フットボールスター)/サノー・レイク(レナ:親友)/ミカ・ブーレム(ペニー:妹)/他
物 語 ハワイのオアフ島ノースショア。アン・マリーは、親友のエデンとレナ、妹のペニーの4人で、サーフィン漬けの毎日を送っている。小さな頃から天才サーファーと呼ばれたアンは、世界一危険と言われるサーフィン大会、パイプ・ライン・マスターズで優勝するという夢があった。しかしサーフィン中の事故がきっかけで、恐怖心から思い切りのいいライディングができなくなっている。そんな自分に打ち勝つために大会出場を決意するアンだが、バイト先のホテルで出会ったプロ・フットボールのスター選手マットと甘いひとときに自らの意志も揺らぎ始め....。(goo映画より抜粋)
感 想 サーフィンの知識が0なので、画面に繰り広げられる技の凄さは今ひとつ判断できなかったのだれど、波の高さには驚いた。そしてサーフィン以外は割と軽めの青春ストーリーでもあるのだが...ラストは不思議と熱く・感動できた。感性がまた一歩・アメリカ人に近づいたのか俺?ってカンジ。
etc 2007.3.25---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
ブルース・オールマイティ(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー(ブルース)/ジェニファー・アニストン(グレース)/モーガン・フリーマン(神)/他
物 語 ニューヨーク州バッファーローのローカルTV局で面白レポーターで活躍?しているブルースにはアンカーマン(メインキャスター)になる夢があった。40歳を前に自分の出世に不安とストレスを感じていたのだが、やって来たチャンスをライバルのエヴァンスに奪われ不満を爆発させ仕事を失ってしまう。
そんな彼のポケベルに何度も不思議な呼び出しが....指定の場所に行ってみるとそこには「神」と名のる男がいてブルースに「力」を譲ってくれた。そして「神」と名のる男は「休暇」にでた........。
感 想 いかにもアメリカ!ジムキャリー!で、楽しめる映画です。ブルースが「何か」に気がつくまでに、様々な人がイイ迷惑を被っているのは確かですけれどね。
etc 2004.9.4---DVD
ブルース・ブラザース(アメリカ:1980年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・ランディス
出演:ジョン・ベルーシ(ジェイク)/ダン・エクロイド(エルウッド)/ジェームズ・ブラウン/キャブ・キャロウェイ/レイ・チャールズ/キャリー・フィッシャー(謎の女)/他
物 語 イリノイ州、刑務所から出獄したジェイクは孤児院で弟のように共に暮らしてきたエルウッドの迎えを受けた。共に帽子からサングラス、ネクタイ、スーツ全てを黒に統一した異様な服装だ。早速孤児院に行った2人は、母親代りともいえるシスターに会うが、彼女から資金難で税金が払えず、すぐにも5000ドルが必要だということを聞く。困った2人は、以前仲間と作っていたリズム・アンド・ブルース・バンドというグループを再結成し、コンサートでまっとうな金を稼ごうと考える...が(goo映画より抜粋)
感 想 学生の頃に観て、久しぶりの観賞となったが、内容に関しては忘れていたため、初観賞と言えた。黒ずくめの2人が無表情だがコミカルに振る舞うとなぜだがまわりではとんでもない事が起こり!次第にその魅力にハマル作品。最近ではあり得ない?ほどの物量でのカーチェイスは今だからこそ、その迫力を再確認できるものになっていた。
etc 2007.4.1---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
フルメタル・ジャケット (アメリカ:1987年) ★★
スタッフ 監督:スタンリー・キューブリック
出演:マシュー・モディン(ジョーカー)/アダム・ボールドウィン(アニマル・マザー:人間兵器)/ヴィンセント・ドノフリオ(パイル:ほほえみデブ)/リー・アーメイ(鬼教官)/ドリアン・ヘアウッド(エイトボール:黒人)/ケヴィン・メジャー・ハワード(ラフターマン:カメラマン)/アーリス・ハワード(カウボーイ)/エド・オーロス(タッチダウン軍曹)/ジョン・テリー(ロックハート)/キアソン・ジェキニス(クレイジー・アール)/カーク・テイラー()/ジョン・スタフォード(ドク)他
物 語 ヴェトナム戦争を舞台に、8週間の新兵の厳しい訓練の中での出来事を描き。そして時は流れジョーカーが報道隊員として赴いた戦場で訓練時代の友人カウボーイとの再会する。しかしそこで彼は戦場の無惨な実態を知ることになる。
感 想 本作は「訓練時代」「最前戦」の構成で、ジョーカーが戦争という舞台の中で比較的冷静な立場や目線で観た様子が描かれていきます。生き残るためには強く!感覚を麻痺させ・無感動に行動しなければならないかのように、前線で「強く生き残っている」兵士は気がおかしくなっている様に見え人間にとって不自然な争いであると証明しているようです。やがてこの作品を冷静に語るジョーカーでさえ戦争によって変わってしまうのか...。
etc 2005.9.3---DVD
好奇心のゆくえ→
ブレイド 2(アメリカ:2002年)
スタッフ 監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ウェズリー・スナイプス
物 語 敵は不滅の死神族!吸血だけを目的に存在する彼等は、人類のみならずヴァンパイアまでも餌食にする。
感 想 1作目は好きでした。
etc 2003---DVD http://www.blade2.jp/index_main.html
ペイチェック/消された記憶 (アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:ジョン・ウー 原作:フィリップ・K・ディック
出演:ベン・アフレック(マイケル・ジェニングス)/アーロン・エッカート(ジミー・レスリック:起業家)/ユマ・サーマン(エリチェル:生物学者)ポール・ジアマッティ()/コルム・フィオール()/他
物 語 情報化社会が進んだ近未来。フリーで仕事しているコンピューター・エンジニアのマイケル・ジェニングスは、数々のハイテク企業の極秘プロジェクトに参加して、高い報酬を受け取っては、毎回、その参加期間の記憶を消されていた。そして彼は、オールコム社のビッグ・プロジェクトに関わり、3年間もの記憶を消される。しかしそのあとに受け取った封筒には、ガラクタのような19個のアイテムと、確かに自分のサインが入った報酬辞退の誓約書が入っているだけだった。衝撃と不安に苛まれたジェニングスだったが、それに追い討ちをかけるように、FBIとオールコム社に雇われたエージェントが彼を追いかけ始める。(goo映画より抜粋)
感 想 2007年2月17日土曜日、会社がお休みだったので午前中は「エターナルサンシャイン」を観賞、午後はこの「ペイチェック」を観賞。どちらも同じように記憶を消去できる世の中...という映画で共通点があるとどうしても比較してしまいますが、本作ではいかにもハリウッド映画〜という展開でハッピーエンド度合いもいい加減にせんかいっ!と笑ってしまえる作品でした。「未来」と「19アイテム」の謎の部分に含みを持たせる展開の割に、あまりにも簡単に答えを出してしまうので心まで引き込まれたか?と問われると???となる。
etc 2007.2.17---スカパーch.315 スター・チャンネル
好奇心のゆくえ→「エターナル・サンシャイン」
ペイ・フォワード (アメリカ:2000年) ★★★★
スタッフ 監督:ミミ・レダー
出演:ケビン・スペイシー(シモネット先生)/ヘレン・ハント(アーリーン:少年の母)/ハーレイ・ジョエル・オスメント(トレヴァー少年)/ジェイ・モーア()/ジム・カヴィーゼル(ジェリー)/ジョン・ボン・ジョヴィ(少年の父)/アンジー・ディッキンソン(グレース)/他
物 語 中学1年生のトレヴァーは、母アーリーンと2人暮らし。ある日、社会の授業でシモネット先生が出した“自分の手で世界を変える方法 "の課題に対し、トレヴァーは“ペイ・フォワード"計画を思いつく。1人の人間が3人の人間に親切をし、さらにそれぞれ親切を受けた者が3人に親切をしていくというものだった....。(goo映画より抜粋)
感 想 なにげにM・シューマッハ※似のハーレイ・ジョエル・オスメント君が劇中の誰よりも全てを悟っているのがなんか神がかり的でした。そのバランスをとるためなのか「ペイ・フォワード:システム」は理想論(偽善?)の押し売になり過ぎないように....主人公達から遠いところで「次に渡されていく」ところはイイカンジだったかも。※2006年10月はF1のシューマッハが引退のためなんか意識してしまった。
etc 2006.10.24---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
ペイルライダー (アメリカ:1985年) ★★★★
スタッフ 監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド(牧師)/マイケル・モリアーティ(ハル)/キャリー・スノッドグレス(サラ:母)/クルストファー・ペン(ラフッドの息子)/リチャード・ダイサート(ラフッド)/シドニー・ペニー(ミーガン:15歳の少女)/リチャード・キール(クラブ:大男)/ダグラス・マクグラス()/ジョン・ラッセル(ストックバーン保安官)/他
物 語 ゴールド・ラッシュ時代のカリフォルニア。マウンテン峡谷から枝別れしている無数の小さな峡谷の一つ、カーボン峡谷。他の峡谷が、大きな鉱山会社を経営するラフッド一家に牛耳られている中で、このカーボンだけは、ラフッド一家の手から逃れられているが、その陥落も時間の問題だった。15歳の少女ミーガン、母のサラと、その婚約者ハル・バレットは、このカーボンの村に暮らしていたが、この日もラフッド一家のいやがらせに遭い、ミーガンは愛犬を失った。犬の墓前で、神に奇跡を願うミーガン。その祈りに応えるかのように、ラフッドの町に1人の男が向かっていた.....。<goo映画より>
感 想 スカパー導入!初映画観賞記念!?(仮登録中)にペイルライダーを観賞してみました。もともと西部劇は好きな方なのですが、本作は簡単に撃ち合いが始まるわけでもないのでドラマ部分をじっくり観ることができ好印象!そんな流れを一転させスカッとさせるスパイスになっているのがクリント・イーストウッド扮する牧師のアクション!タイミング良く!ドキドキさせて!そしてカッコイイ!謎は謎として多くは語らない!まるで「カッコイイとは、こういう事さ!」と言っているような作品です。
etc 2005.11.4---スカパーch.312
好奇心のゆくえ→
ボーリングフォーコロンバイン(アメリカ:2002年) ★★★★
スタッフ 監督:マイケル・ムーア
物 語 マイク片手に突撃アポなし取材と言うスタイルで「コロンバイン高校銃乱射事件」を発端にアメリカ銃社会を斬ってゆく、ドキュメントムービー
感 想 銃社会ってものをこんなに理解しやすく考えさせられる作品だとは!話題になる理由が分かりました。色々あるけれどこういう映画をつくる人がいるのがアメリカ人の良い所なのでは?
etc 2003---DVD
好奇心のゆくえ→「華氏911」
僕はラジオ(アメリカ:2003年) ★★★★★
スタッフ 監督:マイク・トーリン 脚本:マイク・リッチ 音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:キューバ・グッディングJr(ラジオ)/エド・ハリス(コーチ:ジョーンズ)/デブラ・ウィンガー(妻:リンダ)/アルフレ・ウッダード/他
物 語 アメリカのスポーツ専門雑誌の中で、最大の発行部数を誇るスポーツ・イラストレイテッド。1996年、この雑誌が掲載したある記事が、アメリカ中の話題となった。それは、サウスカロライナ州アンダーソンにある今も、名誉コーチとして活躍しているハナ高校アメフトチームの名誉コーチ、“ラジオ”の物語だった知的障害を持ち、学校にも行かず仕事もなく、ラジオだけが友達だった青年、ジェームズ・ロバート・ケネディ。 ハナ高校アメフトチームのコーチ、ハロルド・ジョーンズは、ふとしたことから彼にチームの世話係を頼み、“ラジオ”というニックネームをつけ“ラジオ”の高校生活が始まる。前向きで明るく純粋なラジオは、人気者になり、学校や町中の人々との友情を深めていく。(公式HP参照)
感 想 この映画は良いです!オーバーでは無い演技や、ストーリーに久しぶりに涙が溢れました。この映画が実話を元にしているというのも素敵な事だと思えたし、エンドロールやメイキング(レンタルDVD観賞)に本物のコーチ:ジョーンズやラジオが現れキューバ・グッディングJrと会話を交わす所などでもボロボロ涙が出てきてしまいました。
etc http://www.sonypictures.jp/homevideo/radio/title-navigation-1.html2005.3.3---DVD
ホステージ (アメリカ:2005年) ★★★★
スタッフ 監督:フローラン=エミリオ・シリ
ブルース・ウィリス(ジェフ・タリー)/ケヴィン・ポラック(ウォルター・スミス)/ジミー・ベンット(トミー・スミス:弟)/ミシェル・ホーン(ジェニファー・スミス:姉)/ジョナサン・タッカー(デニス・ケリー:兄)/マーシャル・オールマン(ケヴィン・ケリー:弟)/ベン・フォスター(マース・クラプチェック)/セレナ・スコット・トーマス(ジェーン・タリー:ジェフの妻)/他
物 語 小高い丘の上にたつ豪華な邸宅に3人の若者たちが人質をとって立てこもった。交渉に向かうのは、かつてLAPD(ロサンゼルス市警察)で凄腕交渉人として活躍した男。彼の前に立ちはだかる邸宅は、防犯カメラやパニックルームなど、完璧なセキュリティ・システムを逆手にとられ、今や誰にも手出しの出来ない難攻不落の要塞と化していた。だが、男を待ち受けるバッド・シチュエーションはそれだけではなかった! 若者たちが立てこもった邸宅は、巨大な犯罪組織にとって特別な場所だったのだ。最悪の連鎖が始まる!(yahoo Moviesを参考に)
感 想 ブルース・ウィリスがこんなん映画出演したらツマラナイハズが無いような〜って、最期まで飽きさせない作品。特に気になっていた作品ではなかったのですが、なんか久しぶりにブルース・ウィリスを観たくなってね〜。「あ〜ドキドキしたぁ〜」とストレス発散にはなった。
etc 2006.8.15---DVD
好奇心のゆくえ→06.8.16
ポセイドン・アドベンチャー(アメリカ:1972年) ★★★★★
スタッフ 監督:ロナルド・ニーム
出演:ジーン・ハックマン(ランク・スコット牧師)/アーネスト・ボーグナイン(ロゴ)/ステラ・スティーヴンス(リンダ・ロゴ)/レッド・バトンズ(ジェームズ・マーティン:雑貨商)/キャロル・リンレイ(ノニー・バリー:歌手)/シェリー・ウィンタース(ベル:太った叔母さん)/ジャック・アルバートソン(マニー・ローゼン:ベルの夫)/パメラ・スー・マーティン(スーザン・シェルビー:姉弟の姉)/エリック・シーア(ロビン:姉弟の弟)/ロディ・マクドウォール(エーカーズ:船のボーイ)/レスリー・ニールセン(船長)/アーサー・オコンネル()/フレッド・サドフ()/他
物 語 1400名の乗客をのせNYからギリシャに向かう豪華客船ポセイドン号(81000トン)。乗客達が新年を祝うパーティで盛り上がっていた時に悲劇は突然やってきた!〜ポセイドン号が地中海に入った時、地震観測所から、クレタ島沖で海底地震があったと電報が入り、レーダーには巨大な津波が迫っているのが映し出されていたのだ。〜突然、船内は天地がひっくり返り多くの人の命が一瞬にして奪われた。逆さまになったパーティ会場で助かった人々は、この場に残って救助を待つことを薦める人達と、生きるために上を目指そうとみんなに声をかけるランク・スコット牧師とに意見が分かれてしまう。スコット牧師に続いたのは10人。彼等が上部を目指し移動をはじめると、残って救助を待とうとしていた人々を流れ込んできた海水の激流が襲った!もう後戻りはできない次々と立ちはだかる障害を乗り越え、時に崩れそうになる信頼関係にも揺らぎながら無事脱出できるのか!
感 想 模倣しても越えられない海洋パニックムービーの元祖と言える本作は、過去に何回も観ていますが、やはりスゴイですね。とにかく水物パニックで一番恐いのが「水の中長く息を止めて出口を探すシーン!」小さい頃から必ずこういうシーンに出会うと僕も一緒に息を止めて、「自分なら助かるのか試し」をしてしまいます(笑)しかも結構生き残れていません.....。
etc 2005.5.23---DVD
好奇心のゆくえ→「タワーリング・インフェルノ」
ボビー・ジョーンズ〜球聖とよばれた男〜(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督・脚本:ローディ・ヘリントン 製作・脚本:キム・ドーソン
出演:ジム・カヴィーゼル(ボビー・ジョーンズ)/クレア・フォーラニ(メリー・ジョーンズ)/ジェレミー・ノーサム(ウォルター・ヘーゲン)/マルコム・マクダウェル(O.B.キーラー)/他
物 語 20世紀初頭のアメリカ南部。毎日夢中になって、オトナ達のゴルフプレーの真似をして練習に打ち込む少年ボビー・ジョーンズがいた。身体が弱く親たちから大切に育てられていた彼だったがゴルフだけはオトナ顔負けのセンスを発揮し、アマチュア大会に出場しては数々の成績を残す。やがて全米屈指の(アマ)ゴルファーへと成長してゆくのだが彼の性格と運がなかなか「優勝」に導いてはくれなかった。成長とともに彼は困難に打ち勝ち成績を残すようになるが、目の前に拓かれる栄光の道は、決して華やかなものではなく、「有名人」という立場や「優勝」するというプレッシャーが彼の身体を蝕んでもゆく....。
生涯アマチュアゴルファーとしてプレーをしながらも・ゴルフ界において数々の伝説や功績を残した男の姿を描いた作品。
感 想 タンタンと観賞し、そのまま終わるものと思っていたのですが、以外と最後の方は感動していました。スポーツ選手など認めない実業家の祖父、息子を信じゴルフプレイヤーとして期待する父、身体の弱い息子を想い教育熱心な母、家族の事も夫のことも心配し支える妻、彼を密着取材し続ける記者、彼を応援したファン、そして自分自身のために...全ての人々の期待に応えた男の凄さがズンっと伝わる。
etc 2005.6.4---DVD
好奇心のゆくえ→下の「ボビー・フィッシャーを探して」こっちのボビーも実在の人物。
ボビー・フィッシャーを探して(アメリカ:1993年) ★★★★
スタッフ 監督:スティーヴン・ザイリアン
出演:マックス・ポメランツ(ジョシュ・ウェイツキン)/ジョー・マンティーニャ(フレッド・ウェイツキン:父)/ジョアン・アレン(ボニー・ウェイツキイン:母)/ローレンス・フィッシュバーン(ヴィニー)/ベン・キングズレー(ブルース:コーチ)/他
物 語 アメリカ人初となったチェスの世界チャンピオンボビー・フィッシャー。彼は、ある日チェスの世界から忽然と姿を消した....。
厳しい勝負の世界。公園でもストーリートチェス(賭けチェス)が毎日のように行われていた。ある日母:ボニーは思うところがあり公園に息子のジョシュ(7歳)を連れ、息子の相手を探し1ゲームをさせるが勝負はジョシュ少年の負けだった、しかしその打ち筋にストリートの名手ヴィニーは目を見張る....。息子の才能に気がついた両親はジョシュの才能を伸ばすために往年のチャンピオン:ブルースにコーチを依頼しジョシュをチェスの英才教育の環境を整えて行く、コーチのブルースからも「第二のボビーフィッシャー」になれる逸材と言われ父親フレッドもジョシュへの期待を高めていくが....。
感 想 この作品はチェスの世界の厳しさを「ボビーフィッシャー」という実在の人物の記録を差し込みながらジョシュ少年が「彼」と同じような悩みを抱え、ジョシュ少年自身の答えを見つけてゆく物語です。と言えば良くできたお話なのですが、主人公ジョシュ少年も実在の人物と知って驚きます。原作はスポーツライターでもある父親フレッド・ウェイツキンが実子ジョシュの少年期を描いたノンフィクションを監督が脚色し映画化した作品だったのです(ビックリ)。涙が無くても良作品!と納得できました。
etc 2005.4.4---DVD
マイ・ボディガード(アメリカ・メキシコ:2004年) ★★★★
スタッフ 監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン(ジョン・クリーシー)/ダコタ・ファニング(ピタ)/クリストファー・ウォーケン()/ラダ・ミッチェル()、マーク・アンソニー()/他
物 語 ジョン・クリーシーは生きる目的も失い、仕事もなく、アルコール依存気味の日々から抜け出すためフト思いだした昔馴染みの友人に会いにメキシコ・シティにやってきた。友人は誘拐事件が多発しているこの国でボディガード派遣(警備業)で成功をしており、彼も職を得る事に.....。
彼が護衛することになったのは、実業家の娘ピタ。邸宅内の一室を与えられ住み込みで学校の送り迎えや、ピアノレッスンの送り迎え等外出の際の警護をする。彼はピタに興味を持たれるが、当初は困惑し彼女との間に小さな溝ができてしまう一幕も....しかしそれは彼の真面目さからだと理解され、徐々に2人の間には職務を越え、愛情・友情といった感情が芽生えていた。
そして悲劇は突然におとずれた.....。
感 想 海外の「誘拐」の実情、心に痛い映画です。
画の見せ方や、音楽の使い方等多彩な表現で映し出して来るのに落ち着いて観ることができるハートウォーミングな前半と、アメリカ人的な「正義」を象徴しているようなリアルでもあり残酷でもあるサスペンスな後半。気軽に楽しもうとするにはテーマが重いのですが、オトナはみるべきじゃないかな〜?
etc 2005.7.10---DVD
好奇心のゆくえ→もう一つの衝撃?「ぼくは怖くない」
マジェスティック (アメリカ:2001年) ★★★★
スタッフ 監督:フランク・ダラボン
ジム・キャリー(ペーター・ルーク)/マーティン・ランドー(ハリー:ルークの父)/ローリー・ホールデン(アデル:ルークの彼女)/デイヴィッド・オグデン・スティアーズ()/ジェームズ・ホイットモア()/ジェフリー・デマン()/ロン・リフキン()/ハル・ホルブルック()/ボブ・バラバン()//他
物 語 1951年のハリウッド。新進脚本家のピーター・アプルトンは、赤狩りの嵐が吹き荒れる中、非米活動委員会から共産主義者だと名指しされる。動揺していたピーターは車で事故を起こして川に転落、近くの田舎町ローソンの住人に助けられた。町の人々は彼が第2次大戦に出征して行方不明になっている英雄ルークに似ていたため勘違いされ、記憶喪失になっていたピーターはルークとして生きることになるが...。(goo映画を参考に)
感 想 なんとなく、オチや展開が見えてしまうストーリーだったが、結構好き。それはハズしすぎない、過度になりすぎない演出からくるのだけど「記憶喪失」というシュチュエーションを活かした様々なシーンがちょっとドキドキさせてくれたのが、僕には「ほどよい集中力を保てたから」なんだと思う。アメリカの理想的な姿を提示する作品!フっと僕らの国の理想像ってなんだろう?どんなだろう?と答えを探してしまった。
etc 2006.9.30---スカパーch.706 ザ・シネマ
好奇心のゆくえ→
マスター・アンド・コマンダー(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督:ピーター・ウィアー
出演:ラッセル・クロウ(ジャック)/ポール・ペタニー(船医)/スティーブン・マチュリン/ビリー・ボイド/ジェームズ・ダーシー/リー・イングルビー/ジョージ・イネス/マーク・ルイス・ジョーンズ
物 語 19世紀英国とフランスは海上の覇権をあらそっていた。フランスのナポレオンの勢力の前に、英国は兵力を補うために幼い少年達までが乗船していた。ある時、名艦長ジャック率いるサプライズ号はフランス軍の武装船アケロン号を拿捕する命令を受け大海原に繰り出していたが、サプライズ号より性能的に上回るアケロン号に突然霧の中から砲撃されるのだった.....。
感 想 この作品を観ることで、海の男のルール(笑?)を知ることが出来ます。CMだと玉砕覚悟で戦うイメージがあったけれど、敵の船から感じる恐怖よりは自然の恐怖のほうが大きかったかな?あとはガラパゴス諸島で撮影された自然の美しさ、生物の面白さ(亀いっぱい!や人間がいても逃げない動物たちetc...)にトキメイテル船医(生物学者でもある?)さんに感情移入できた。ドッカ〜ンとくる面白さでは無かったのですが全体を通して良くできてるなぁ〜と感心できたので★4つに。
etc 2004.7.26---DVD
マトリックス リローデッド(アメリカ:2003年) ★★★
スタッフ 監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス/キャリー=アン・モス/ローレンス・フィッシュバーン/ヒューゴー・ウィーヴィング/ジャダビンケットスミス/他
物 語 コンピュータと人類の戦いはさらにエキサイトしてゆく今回は、コンピュータ側にも1作目でのエージェントに加え、独立プログラムであるメロビンジアンや、増殖したスミスなど世界感はさらに複雑に!そんな中で予言者に出会うネオは自らがどこへ向かえば良いかを知る。
感 想 一つ一つのシーン(特にアクションシーン)が無駄に長い印象があり、初めてなら観ていて飽きないが、2回3回と見るとちょっとキツイですね。この後続く、レボリューションとつなげて観て意味が分かれば納得できるのかな?
etc 2003---劇場
マトリックス レボリューションズ(アメリカ:2003年) ★★★
スタッフ 監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス/キャリー=アン・モス/ローレンス・フィッシュバーン/ヒューゴー・ウィーヴィング/ジャダビンケットスミス/モニカ・ベルッチ/他
物 語 ネオの選択がもたらすものは?人類全滅か?スミスの存在がもたらすモノは?マトリックスの物語はここに終結する。
感 想 話の流れは理解したけれど、細かな所までは理解しきれませんでした。DVDでたのでもう一度観ました〜(2004/4)もう少し設定をきっちりと作りこんで、その反対に物語に説得力をもたせる?もう少し分かりやすく作れそうな気がしました。
etc 2003---劇場
ミーン・ガールズ(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:マーク・ウォーターズ
出演:リンジー・ローハン(ケイディ・ハーロン)/レイチェル・マクアダムス(レジーナ)/ティナ・フェイ(ノーバリー先生)/ティム・メドウス(デュバル校長)/エイミー・ポーラー(ジョージ夫人)/アナ・ガステヤー(ベッツィ・ハーロン:母)/レイシー・シャベール(グレチェン)/リジー・キャブラン(ジャニス)/ジョナサン・ベネット(アーロン)/ダニエル・フランゼーゼ(ダミアン)/ニール・フリン(ハーロン:父)/他
物 語 動物学者の両親の仕事でアフリカ暮らしが長く、学校に通った事のないケイディがアメリカの学校に通う事になる。スクールライフに驚き、窮屈さを感じながらも最初に出来た友達2人に様々なルールを教えてもらう。そんな矢先に学校一のお嬢様〜噂ではかなり意地悪らしい〜グループに気に入られ彼女達と行動を共にするが.....。
感 想 「フォーチュン・クッキー」に引き続き鑑賞。リンジー・ローハン彼女かわいいですね〜。ストーリーは意地悪グループに潜入スパイ?して虐めの逆襲!と恋の争奪戦大会な展開が、いつしかミイラ取りがミイラに......。日本ならこんなに明るく、しかもみんな闘って問題解決できるってのは成立しないでしょうがドロドロしててもさらっと観られちゃいます。ラストに向けてまとめてくる脚本は嫌いじゃなかったな。DVDにあるNGシーンなんかをみるとリンジー・ローハンって性格も良さそうだね。
etc 2005.6.20--DVD http://www.uipjapan.com/meangirls/
好奇心のゆくえ→彼女は夢見る ドラマ・クイーン
Mr.&Mrs.スミス (アメリカ:2005年) ★★★
スタッフ 監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット(ジョン・スミス)/アンジェリーナ・ジョリー(ジェーン・スミス)/アダム・ブロディ(ベンジャミン・ダンツ)/ケリー・ワシントン(ジャスミン)/ヴィンス・ヴォーン(エディ)/他
物 語 南米コロンビアで、建築業者のジョンとコンピューター・プログラマーのジェーンは運命的な出会いを果たす。アメリカに帰国後、友人たちの猛反対に耳を貸さず、2人はすぐ結婚してスミス夫妻となった。だがそれから5〜6年後、2人はすれ違いを感じて倦怠期に突入する。それもそのはず、ジョンの裏の顔は一匹狼の殺し屋で、ジェーンの裏の顔は暗殺エージェントのエース。お互い敵対する秘密組織の任務を引き受けるプロの暗殺者であることを、ずっと相手に内緒で生活を続けていたのだ。そしてある時、同じターゲットを狙っていた2人は、ついに砂漠のど真ん中でニアミスをする...。(goo映画より抜粋)
感 想 なぁ〜んにも考えずに画面の中で展開する映像を主人公達と一緒になっておっかけていく作品。ブラッド・ピットの格好良さと、アンジェリーナ・ジョリーの美しさにトロ〜ンとなってひととき楽しむだけでしょう。人殺しの主人公達だが全く「死や罪悪」のようなものを感じさせないで、観客を麻痺させているのはドウナンダ?と疑問に思ったり・ストーリーの結末がなんか安易なのもそっとしておいてあげましょう〜。
etc 2007.1.7---スカパーch.315 スターチャンネル
好奇心のゆくえ→
Midway(アメリカ:1976年) ★★★
スタッフ 監督:ジャック・スマイト
出演:チャールトン・ヘストン(マット・ガース大佐)/ヘンリー・フォンダ(チェスター・W・ニミッツ大将)/グレン・フォード(レイモンド・A・スプルアンス海軍少将)/三船敏郎(山本五十六 大将)/ロバート・ミッチャム(ウィリアム・F・ハルゼー中将)/ジェームズ・繁田()/ロバート・ウェバー()/他
物 語 1942年、北太平洋のほぼ中央部に位置する小島、ミッドウェイにおける日本とアメリカの大海戦を描く。
感 想 この作品は、好きな人にはたまらないのだろうナァ〜という、第二次大戦の記録映画にストーリーらしきモノを付け加える事で作品に仕上げたようなものでした。疲れていたのか?画面の中での戦闘機の空中戦の最中に僕は眠気と戦っていました。最後の字幕でアメリカの軍隊を褒め称えていますで、政治色の強い作品になってしまっているような印象を受けました。
etc 2005.3.23---DVD
ミニミニ大作戦〜The Ltalian Job〜(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:マーク・ウォールバーグ(チャーリー)/シャーリーズ・セロン(ステラ)/エドワード・ノートン(スティーヴ)/セス・グリーン(ライル:ハッカー)/ジェイソン・ステイサム(ハンサム・ロブ:最速ドライバー)/モス・デフ(レフト・イヤー:爆薬のプロ)/フランキー・G(レンチ:メカ)/ドナルド・サザーランド(ジョン:ステラの父)/他
物 語 若き窃盗の天才チャーリーと、盗みのカリスマ・ジョンを含む窃盗チームが水の都ベニスで50億円にも及ぶ金塊を盗み出す計画を実行し成功!...したかに思えたが。
感 想 1969年製作の同名作のリメイク版(...だそうです)。リメイク版の公開当時のCMでタイトルはこれでいいのか?と思っていましたが、リメイク版であるのならこのタイトルにするのが正解なのでしょうね。(笑)
タイトルから想像するカーアクションもさることながら、僕には最初の方のボートによるアクションの方が迫力がありドキドキできました。リメイク版と言うことでミニクーパもデカかったな。
ストーリーに「想像力豊かな」ものがあればもう少しのめり込めたかも知れない。
etc 2005.2.27---DVD
ミリオンダラーベイビー (アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督・製作:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド(フランキー)/ヒラリー・スワンク(マギー)/モーガン・フリーマン(スクラップ)/他
物 語 「自分を守れ」が信条の老トレーナー、フランキーは、23年来の付き合いとなる雑用係のスクラップと、昔ながらのジム、ヒット・ピットでボクサーを育成している。有望株のウィリーは、教え子を大事に思う余りタイトル戦を先延ばしにするフランキーにしびれを切らし、別のマネージャーの下へと去ってゆく。そんな折、フランキーの前に現れた女性ボクサー、マギー。マギーはフランキーの指導を乞うが、昔気質のフランキーは女のボクサーを認めようとしない。だが連日ジムに通い詰めるマギーの一本気さに、やがてフランキーの心も揺り動かされ始めるのだった。<goo映画より抜粋>
感 想 家族に見捨てられ、裏切られ、それでも家族を求める主人公達。けっして順風満帆ではない人生ってやつも精一杯・輝いた時があれば、悔いはないの?単純だけど奥が深い物語は劇中にでてくる「モ・クシュラ」という言葉の意味でなんとなく分かった気に....。(感動するのだが浅い人生を歩んでいる僕には深すぎカモ?)
etc 2005.10.29---DVD http://www.md-baby.jp/
好奇心のゆくえ→
メメント(アメリカ:2000年) ★★★★
スタッフ 監督:クリストファー・ノーラン
出演:ガイ・ピアース/キャリー アン・モス/ジョー・パントリアーノ/スティーヴン・トボロウスキー
物 語 目の前で妻を殺されたショックで、10分間しか記憶がもたない前向性健忘という記憶障害に冒されたレナードが記憶を辿るためメモ、ポラロイド写真、タトゥーに重要な記憶を残し妻を殺した犯人に迫る!
感 想 この映画は時間を逆に辿りながら展開するのですが、最初こういった演出であることに気がつかず、何度か同じようなシーンが流れるのでなんだこりゃ?って感じでしたが、意味が理解できた時にすごく引き付けられている自分がいました。DVDパッケージには「もう一つのメメント」として時間を過去から未来という本来の流れで見る事ができる特典もついています。
etc 2003---DVD
メンインブラック2(アメリカ:2002年) 寝てしまい評価不能
スタッフ 監督:バリー・ソネンフェルド
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ウィル・スミス
物 語 5年前相棒のKは引退。とともに地球を救ったJはMIBの捜査官として日々暮らしていたが、ある日MIBのフロアがセクシー宇宙人に乗っ取られてしまい頼れるのは引退したKだけだった。
感 想 見た記憶が...いや確かにモニターには映し出されていたような...でも、眠てしまい映画内容はまるっきり覚えていません。1は結構面白かった印象があったのですが
etc 2003---DVD
モビー・ディック (アメリカ:1998年) ★★★
スタッフ 監督:フランク・ロッダム
出演:パトリック・スチュワート(エイハブ船長)/ヘンリー・トーマス(イシュメール)/グレゴリー・ベック()/テッド・レヴィン(スターバック)/他
物 語 白鯨との闘いで片足を失ったエイハブ船長と彼の捕鯨船に乗り込んだ元教師イシュメールが、因縁の白鯨の追跡を開始する海洋アドベンチャー。(ムービープラスHPを参考に)
感 想 古い映画かと思ったら、「白鯨」のリメイク版?90年代というとすでにターミネーター2(1991年)などの映画でCG技術が前面に出てきていた頃。本作もそういった流行にのったのか帆船や白鯨がCGで再現されていました。悪魔の白鯨といったモビー・ディックのイメージといえば数々の海の男が挑んだ銛が打ち込んだ跡があるのを想像していたが、CGで表現されたモビー・ディックは綺麗なツルツル肌で歴戦の強者ブリがちょっと伝わってこなかったデス。あと船上での鯨の解体作業は結構キモチワルイカモョ...。
etc 2006.6.25---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
モンスター(アメリカ:2003年) ★★★★
スタッフ 監督・脚本:パティ・ジェンキンス
出演:シャーリーズ・セロン(アイリーン・ウォーノス)/クリスティーナ・リッチ(セルビー・ウォール)/ブルース・ダーン(トーマス)/他
物 語 人を信じ、裏切られそれでも最後までセルビーだけを信じ・愛した女の切ない生き方が映し出されるアメリカ史上初・女性連続殺人犯アイリーン・ウォーノスの真実に迫る問題作。
感 想 「世界で最も美しい50人」に選ばれる程の美貌とスレンダーなスタイルで人気のシャーリーズ・セロンが体重を13キロ増やし凄まじい殺人犯として、心理状態の変化や、細かな身振りなどもナリきって演じていました。2002年10月に実際のアイリーンは死刑になったそうですが、作品中でも描かれるこの国の根底にある職業的地位や学歴差別・暴力等様々な社会構造の問題が改善されなければまたこういう事件は起きかねないと言う事でしょうか....。複雑な感情が残る作品でした。
etc 2005.5.29---DVD http://www.gaga.ne.jp/monster/
好奇心のゆくえ→
U-571(アメリカ・フランス:2000年) ★★★
スタッフ 監督:ジョナサン・モストゥ
出演:マシュー・マコナヘイ(タイラー)/ビル・パクストン(ダルグレン大佐)/ハーヴェイ・カイテル(クロフ軍曹)/ジョン・ボン・ジョヴィ(エメット大尉)/デイヴィッド・キース(クーナン少佐)/ジェイク・ウェーバー/他
物 語 1942年第二次大戦のヨーロッパ戦線。米海軍はドイツのU-ボートが北大西洋上で故障の為停泊中である情報を入手!戦況を打破するためこのU-ボートをドイツ軍より先に到着し奪取!そして暗号機「エニグマ」を手に入れる作戦を実行した。しかし!
感 想 アメリカ映画としては「眼下の敵」に続き潜水艦モノを観賞!第二次大戦時の潜水艦の操舵やマニュアル操作な機械達が映画をドキドキな展開に導きます!このサイト開設初のTV放送観賞レビューですが、CMが入り、エンディングはブチッときれるわで観ていても落ち着かなかった...TV観賞をレビューするのはやめておこうと思います。
etc 2004.9.19---日曜洋画劇場
夜になるまえに(アメリカ:2000年) ★★
スタッフ 監督:ジュリアン・シュナーベル
出演:ハビエル・バルデム(レイナルド・アレナス)/オリヴィエ・マルティネス(ラサロ・ゴメス・カリレス)/ジョニー・デップ(Bon Bon)/ショーン・ペン(クコ・サンチェス)/マイケル・ウィンコット(将校)/アンドレア・ディ・ステファノ(ペペ・マラス)/他
物 語 1943年6月16日キューバにてレイナルド・アレナス生誕。極貧の幼年時代、カストロに熱狂したキューバ革命を経て、20歳で作家としてデビュー。しかし独裁政権下では、作家、またはホモセクシュアルというだけで迫害の対象となり、アレナスは投獄される。80年NYへ亡命。エイズ発病...。鎮静剤の多量接種により自殺....。これが主人公であり、原作者である彼の一生であり、この作品そのものである。(公式HPキャスト紹介を参考)
感 想 キューバ革命、カストロ...名称としては良く聞くがその実何がどーなっていたのか?何も知らずに観賞。その時代・あの状況に巻き込まれた人々というものを感じるには充分な作品だと思います。正当なお色気無し、かわりにホモセクシュアルのホニャララ〜シーン満載?で耐え難い人には耐え難い所も......。ただ作品としてはかなり魅入ってしまうパワーは確かにあり、しばらくは忘れない作品になりそうだ。
etc 2004.12.16---DVD http://www.asmik-ace.com/Bnf/
ラストサムライ(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:エドワード・ズウィック 出演:トム・クルーズ/渡辺 謙/真田 広之/サイモン・スポール
物 語 南北戦争の英雄オールグレンは原住民討伐戦に失望し酒に溺れていた。そんな時近代化を目指す日本政府に教官として招かれる...初めて侍と戦いを交えた時オールグレンは勝元の軍勢に囚われの身となる、勝元の村で暮らす内に信念を貫く武士道を知り、自らの国では滅んでしまった名誉を重んじる騎士の精神とも通じる何かを見い出す..
感 想 2003年最後に映画館で見た映画。全体的に暗い映画なのですが、つまらなくは無かった。文化のギャップをトムクルーズが演じているときは結構笑えたし、全体の半分は日本語が飛び交うので、ハリウッド映画を見ている感覚よりは、日本映画にトムクルーズがでている感じです。
etc 2003.12---劇場
ラッシュアワー(アメリカ:1998年) ★★
スタッフ 監督:ブレット・ラトナー
出演:ジャッキーチェン(リー捜査官)/クリス・タッカー(カーター刑事)/エリザベス・ペーニャ(タニア)/トム・ウィルキンソン(グリフィン:ジュンタオ)/チー・マ(ハン中国領事)/ジュリア・スー(スー・ヤン領事令嬢)/他
物 語 香港の中国への返還を切っ掛けにロスへ転任となった中国領事ハンの娘が誘拐された。不安を覚えたハン領事は香港から信頼の置けるリー捜査官を呼び寄せるが、よそ者が捜査に加わることを嫌ったFBIはロス市警にリー捜査官の見張りをさせることにする。そしてロス市警はこの面倒な役をお調子者のカーター刑事にやらせることに.....リーとカーターのデコボコ?コンビが事件を引っ掻きまわす!!
感 想 ジャッキー映画をちゃんと観たのは何年ぶりだろうか?映画館で最後に観たのは酔拳2だからハリウッド進出してからの作品は殆ど観ていないことになりますね。ジャッキーアクションは健在でしたが映画の内容のためかカンフーアクションは控えめでクリスタッカーのオシャベリカンフー?がジャッキーよりも目立ってます(笑)あとはカンフー映画おきまりのラストのカンフーバトルは皆無に等しいのでそこに期待してみると残念な空気が.......。
etc 2004.8.18---DVD 
ラッシュアワー2(アメリカ:2001年) ★★
スタッフ 監督:ブレット・ラトナー
出演:ジャッキー・チェン(リー)/クリス・タッカー(カーター)/チャン・ツィイー(フー・リ)/ジョン・ローン(タン)/ロセリン・サンチェス(イザベラ)
物 語 カーターは休暇で香港のリーに会いに来ていた。しかし香港ではアメリカ大使館の爆発事件が発生しリーは捜査に加わる事に、せっかくの休暇なのにカーターはリーの捜査に巻き込まれるカタチになる。事件の鍵となる?人物タンを追ううちに、船上パーティへの忍び込みに成功したカーターはアメリカでも悪名高い人物がパーティに出席していることを知る...。そこでの一幕が良くない結果で締めくくられるとカーターは半ば強制的にロスへ帰ることになってしまったのだ。
感 想 主役コンビのバランスは微妙ですが、「2」ともなるとキャラが立ってくるのか?なかなか楽しめました。DVDで観ると本編よりも断然メイキングが面白いのは不思議です。評価は★2+赤★1で「ラッシュアワー」と同じですが、この2作品をくらぶれば....「2」のほうが厚みがありますね。なによりもアクション映画に仕上がっていました。(カンフー映画では無いけれど)
etc 2004.8.20---DVD
ランボー 最後の戦場(アメリカ:2008年) ★★★
スタッフ 監督:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン(ランボー)/マシュー・マースデン()/グレアム・マクタビッシュ()/レイ・ガイエゴス()/ティム・カン()/ジェイク・ラ・ボッツ()/ジュリー・ベンツ()/他
物 語 タイ北部の山の中で孤独な日々を送っているジョン・ランボーのもとに、少数民族を支援するキリスト教支援団体の女性・サラが彼の前に現れる。彼らは軍事独裁政権による迫害が続く隣国ミャンマーの窮状を憂い、医療品を届けようとしていた。その情熱に打たれ、頼みを受けて目的地の村まで送り届けるランボー。しかし本拠地に戻った彼に届いたのは、サラたちが軍に拉致されたとの報せ。救出のために雇われた最新装備に身を固めた傭兵部隊5人に、手製のナイフと、弓矢を手にした一人の戦士が加わる。戦場への帰還を決意したランボーだった…!(goo映画より抜粋)
感 想 簡潔な内容で有りました。銃撃戦の描写はかなり生々しいためエンターテインメントな作品ではないという事は、あらかじめ知っておいた方が良いかも、観かたによれば1作目の真の続き、まさしく最後の...と思えない事も無いかも。
etc 2010.1.6---スカパーch.312ムービープラス
好奇心のゆくえ→
リディック〜The Chronicles of RIDDICK〜(アメリカ:2004年) ★★★
スタッフ 監督・脚本:デヴィッド・トゥーヒー
出演:ヴィン・ディーゼル(リディック)/コルム・フィオーレ(ロード・マーシャル)/ジュディ・デンチ(エアリオン)/タンディ・ニュートン(ヴァーコ夫人)/アレクサ・タヴァロス(キーラ)/ライナス・ローチ(ピュリファイア)/ニック・チンランド(トゥームズ:賞金稼ぎ)/キース・デヴィッド(イマム)/他
物 語 殺人と脱獄を重ね、5つの惑星から指名手配を受けている、銀河最強のお尋ね者リディック。人並みはずれた知力・体力に加え、暗視可能な特殊視覚を持ち、生き延びるためなら容易に獣と化す、クールで危険きわまりない男。彼は、思いもよらないことに、強大な宇宙艦隊を擁して銀河全域を服従させようとたくらむネクロモンガーの首領ロード・マーシャルとの対決を宿命づけられていた....。
物語はネクロモンガー艦隊による壮絶な侵略戦争を背景に、多彩なキャラクターを配しつつ、銀河に渦巻く陰謀とリディックの戦いとがひとつの焦点に結ばれてゆくまでを、描いてゆく。(公式HPより)
感 想 どこかの映画評論家がSWよりも!なんて言っていましたが、それは同ジャンル好きの方に観て欲しいという意味だったのか?SWを越えられないまでも、まもなく20数年越しにラストを迎えるSWのSFジャンルを引き継ごう!という意気込みで制作されたのだろうなと思える作品で、リディックの過去や彼に助けられたというキャラクター達の過去。そして彼をひたすら狙う賞金稼ぎの存在など、シリーズ化されれば厚みが増すであろう前フリも随所にチリばめられていました。でも「悪VS悪」の構図をもっと全面に押し出してくれれば今までにない作品になれたのに....
05/5/6追記 前作「ピッチブラック」を逆鑑賞しましたが、パート2は1作目を越えられなかった印象です。1作目のリディックにはもう少し悪人のエッセンスがあると思いますよ。
etc http://www.riddick.jp/index.html 2005.5.5---DVD
好奇心のゆくえ→「ピッチブラック」
理由なき反抗 (アメリカ:1955年) ★★
スタッフ 監督:ニコラス・レイ
出演:ジェームズ・ディーン(ジム)/ナタリー・ウッド(ジュディ)/ジム・バッカス(ジムの父)/アン・ドーラン(ジムの母)/ロチェル・ハドソン(ジュディの母)/ウィリアム・ホッパー(ジュディの父)/サル・ミネオ(プレイトウ)/コリー・アレン(バズ)/デニス・ホッパー(ゴーン)/ニック・アダムス(ムーズ)/エドワード・プラット(レイ)/フランク・マッゾラ(クランチ)/他
物 語 17歳の少年ジムは泥酔のため、集団暴行事件の容疑者として警察に連行された。彼は、そこで夜間外出で保護を受けた少女ジュディや、仔犬を射って注意されたプレイトウ少年と知り合った。3人は説諭の末帰宅を許された。ジムの一家は転居続きで、つい最近この街へ来たばかりだった。彼の父親は意志薄弱で、家庭は男まさりの母親が、きりまわしていた。翌朝、新しい学校であるドウスン・ハイ・スクールへ登校の途中、ジムはジュディに会ったが、彼女は不良学生のバズ、ムーズ、クランチ等と一緒であった。その日の午後、学生たちはプラネタリウム館へ星の勉強に出掛けたが、不良仲間の反感を買ったジムは彼等のボスのバズに喧嘩を売られ....。(goo映画より抜粋)
感 想 名作といわれる作品にはあまり手を出していなかったが、映画タイトルも・ジェームスディーンも一度は観なければならない!を「理由」に今回観賞してみました。踏み外しそうな青少年達・両親の愛に飢えている若者達の心理が語られます。役者のキメポーズってここぞって言うシーンで「画」になって映えるもののハズなのですが、ジェームスディーンは全てのシーンが「画」になっていました。多くの人が彼に魅入られる「理由」に納得。
etc 2005.12.18---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→「ジャイアンツ」ジェームズ・ディーン出演作
Ray(アメリカ:2004年) ★★
スタッフ 監督:テイラー・ハックフォード
出演:ジェイミー・フォックス(レイ・チャールズ・ロビンソン)/ケリー・ワシントン(妻:デラ・ビー)/シャロン・ウォレン(母:アレサ)/レジーナ・キング(レイの恋人:マージー・ヘンドリックス)/アーンジャニュー・エリス(レイの恋人:メアリー・アン・フィッシャー)/クリフトン・パウエル(レイのツアー・マネージャー)/ハリー・レニックス(レイの新マネージャー)/リチャード・シフ(アトランティックレコード重役)/カーティス・アームストロング(アトランティックレコード重役)他
物 語 ピアノを楽しそうに、身体をのけぞらせながら歌うレイ・チャールズ。盲目のアーティストでもある彼の恋に生き、歌に情熱を掲げ、時にドラッグに蝕まれてしまった人生が映し出される。
彼は2004年6月にこの世を去った。
感 想 僕はレイ・チャールズさんを表面上でしか知りませんが、劇中のレイ(ジェイミー・フォックス)はまぎれもなくレイ本人に見えました。黒人である彼の映画と言うことで、人種差別を訴える映画なのかな?とも想像しましたが、そこに焦点を合わせた作品でもなく、彼自身のやりたい音楽や恋に一生懸命活きている姿を感じられるサクセスストーリーです。劇中にアドリブセッションを急遽演奏するシーンがあり、ちょっと「かっこいい〜」などと熱くなれました。
etc 2005.2.6--劇場
レインマン (アメリカ:1988年) ★★
スタッフ 監督:バリー・レヴィンソン
出演:ダスティン・ホフマン(レイモンド)/トム・クルーズ(チャーリー・バビット)/ヴァレリア・ゴリノ(スザンナ)/ジェリーモレン(ウォルター・ブルーナ医師)/他
物 語 26歳の中古車ディーラー、チャーリー・バビットは、恋人スザンナとのパーム・スプリングスへの旅の途中、幼い頃から憎み合っていた父の急逝の訃報を耳にし、葬儀に出席するため、一路シンシナティへと向かうのだった。そしてその席で、チャーリーは父の遺言書を開封し、自分に遺されたものが車1台と薔薇の木だけという事実に衝撃をうける。同時に300万ドルの財産を与えられたという匿名の受益者の存在を知った彼は、父の管財人であるウォルター・ブルーナー医師を訪ね受益者の正体を聞き出そうとするが、医師はそれを明かそうとはしなかった。諦めて帰ろうとするチャーリーは、スザンナの待つ車の中にいたレイモンドという自閉症の男と出会い、やがて彼こそが受益者であり、自分の兄であることを知るのだった...。チャーリーはお金の価値さえ判らないレイモンドから財産の半分はもらいたいとレイモンドを連れ出してしまう。(goo映画より抜粋・参考に)
感 想 レイモンドとチャーリーが理解し合うために、全てを注いだ映画で、ラスベガスでのレイモンドの才能を活かしたエピソードに辿り着くまでは、割と淡々と進んで行く展開でした。そのせいもあって、ラストにかけての心境の変化はすんなりと受け入れる事ができたかな。
etc 2006.9.18---スカパーch.312 ムービープラス
好奇心のゆくえ→
レッドドラゴン(アメリカ:2002年) ★★★★
スタッフ 監督:ブレット・ラトナー 出演:アンソニー・ホプキンス/エドワード・ノートン/レイフ・ファインズ/他
物 語 あの殺人鬼レクター博士の3作目にして1作目という物語。元FBI捜査官でプロファイリングに優れたグレアムは同僚に協力を求められるが常識を越えた犯人像が見え、自らが逮捕したレクター博士に意見を求めるようになり...お馴染みの見えない駆け引き戦がはじまる。
感 想 今回のポイントと思えるのは、主人公グレアムが正義の捜査官!と思わせるクリーンな行動をとっているように見えるが実は...と言う所に注目です。レクター博士もグレアムの事を評価?しているくらいですから。
etc 2003---劇場 http://www.uipjapan.com/reddragon/
レナードの朝 (アメリカ:1990年) ★★★★★
スタッフ 監督:ペニー・マーシャル
出演:ロバート・デ・ニーロ(レナード)/ロビン・ウィリアムズ(ドクター・セイヤー)/ ジュリー・カヴナー(エレノア看護婦)/ルース・ネルソン(Mrs._Lowe)/ジョン・ハード(Dr._Kaufman)/ペネロープ・アン・ミラー(ポーラ)/マックス・フォン・シドー(Dr._Peter_Ingham)/Alice Drummond (Lucy)/他
物 語 1969年、ブロンクス。慢性神経病患者専門のベインブリッジ病院に赴任してきたマルコム・セイヤーは無口で風変わりな男だったが、患者に対する態度は真剣で、彼らが話すことも動くこともできないものの、まだ反射神経だけは残っていることを発見すると、訓練によって患者たちに生気を取り戻すことに成功し、その熱意は治療をあきらめかけていた看護婦のエレノアの心をさえ動かしていった。そんなセイヤーの患者の中でも最も重症なのがレナード・ロウだった。彼は11歳の時発病し、30年前にこの病院に入院して以来、意識だけはあるものの半昏睡状態で寝たきりの生活なのである。何とか彼を救おうとしたセイヤーはまだ公式に認められていないパーキンソン氏病患者用のLドーパを使ってレナードの機能回復を試みる。そしてある朝、ついにレナードはめざめを迎えた...。 (goo映画より抜粋)
感 想 この作品をはじめて観たのはもう十数年前になります。その頃は小学生か?中学生の頃で、目の前に起こる奇跡に衝撃を受けた印象があり、子供ながらに良い作品だな〜なんて思っていたモノでした。歳を重ねた今、観るとレナードの「恋愛感情」に心打たれたりと大人な部分にも理解が深まって。喜びも悲しみも、勇気も!感動も倍増ってものです。
etc 2006.5.22---スカパーch.260 洋画★シネフィル・イマジカ
好奇心のゆくえ→
ロスト・イン・トランスレーション(アメリカ:2003年) ★★
スタッフ 監督:ソフィア・コッポラ
出演:ビル・マーレイ(ボブ・ハリス)/スカーレット・ヨハンソン(シャーロット)/ジョバンニ・リビシ(ジョン:シャーロットの夫)/アンナ・ファリス(ケリー:女優)/他
物 語 ハリウッド・スターのボブ・ハリスはウィスキーのCM撮影のため東京にやって来ていた。慣れない国での仕事はコミュニケーションもうまくいっているとは言えず、眠れない夜が続きホテルのバーやプールで時間をつぶしていた。
シャーロットはカメラマンの夫の仕事に便乗し日本に来ていた。夫は毎日仕事で忙しく、シャーロットは独りホテルで過ごしながら言いしれぬ孤独感を抱いていた。そんな不安や孤独を抱えた二人が、慣れない街・東京でお互いの孤独感を告白しあい打ち解けてゆくとそこには「絆」が芽生え始めるのであった......。
感 想 「スッキヤネ〜ン」などと大声では言わない2人の心の距離は恋でもあり愛でもあり友情でもある。この微妙な感情と日本人が撮るよりもリアルに感じる東京・新宿の街や人。なんかイイ雰囲気の作品です。実はこの映画のロケ地である西新宿の撮影は仕事の「遅い昼休み」中に「何か撮影してるな〜」と目撃していました。その時はビル・マーレイさんが現れる前でカメラ機材を通りの真ん中に設置している所だったのですが、観賞するにあたってどのシーンだったのかとても気になっていましたが、なんと2人のラストシーンで使われていました。探したけれど僕は映っていなかった(...残念っ!)
etc 2004.12.6---DVD
ロスト・イン・ラ・マンチャ(アメリカ・イギリス:2002年) 評価出来る日がくる事を願う!
スタッフ 監督:キースフルトン/ルイスペペ
出演:テリーギリアム監督/ジョニーデップ/ヴァネッサパラディ/ジャンロシュフォール
物 語 映画「ドンキホーテ」の撮影秘話(悲話)情熱だけでは....お金があっても....スターが出演してくれても.....この作品が完成することがなかった経緯を観る事ができるメイキング作品。
感 想 監督が助監督の知らない所で助監督をすくっているのに、その助監督から「あなたには着いて行けない」と言い切られた時の辛いシーンがなんとも複雑な気持ちに〜そして最後の言葉にはちょっと応援する気持ちになれた。
etc 2004---DVD 
ロード・オブ・ウォー (アメリカ:2005年) ★★
スタッフ 監督:アンドリュー・ニコル
出演:ニコラス・ケイジ(ユーリー・オルロフ)/イーサン・ホーク(ジャック・バレンタイン捜査官)/ジャレッド・レト(ヴィタリー:弟)/ブリジット・モイナハン(エヴァ)/イアン・ホルム()/他
物 語 世界中の紛争地域に武器を密売して巨万の富を得る「死の商人」を実在する5人の武器ディーラーをモデルに描いた作品。ソ連崩壊前のウクライナに生まれたユーリー・オルロフは、少年時代にユダヤ系と偽ってアメリカに家族で移住。両親がNYに開いたレストランを手伝う中、何かデカイ事を為し遂げる事を夢見ていた。そして彼は一つの「才能」を自らが持っている事に気がつく...。(goo映画・TVガイドを参考に)
感 想 武器商人の主人公ユーリーを偏った美化したりもせず...でも残虐な悪人にも見せない作品に終始、自分の心が落ち着いていない事に気がつきました。夢や希望も釈●の掌の中ってか?
etc 2007.4.30---スカパーch.316 スター・チャンネル プラス
好奇心のゆくえ→
ロードオブザリング 旅の仲間SP Extended(アメリカ:2001年) ★★★★
スタッフ 監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド(フロド)/イアン・マッケラン(ガンダルフ)/ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)/ショーン・アスティン(サム)/ジョン・リス=デイヴィス(ギムリ)/オーランド・ブルーム(レゴラス)/ビリー・ボイド(ピピン)/ドミニク・モナハン(メリー)/ショーン・ビーン(ボロミア)/イアン・ホルム(ビルボ)/クリストファー・リー(サルマン)/リヴ・タイラー(アルウェン)/ケイト・ブランシェット(ガラドリエル)/ヒューゴ・ウィービング(エルロンド)/他
物 語 ホビットといわれる種族の主人公フロドが、「ひとつの指輪」を義理の父であるビルボから譲り受けるが、その指輪の恐ろしさを知った魔法使いガンダルフの助言により迫る追っ手から逃れるために旅にでる....。
エルフの住む裂け谷にて各種族の代表者による会議の結果「滅びの山」へ「指輪」を葬りに行く事になる。その旅の仲間はホビットのフロド、サム、メリー、ピピン。人間のアラゴルン、ボロミア。エルフのレゴラス。ドワーフのギムリ。魔法使いのガンダルフの9人であった!
感 想 劇場版では収まり切れなかった未公開シーンを30分追加されたスペシャルエクステンデット版。1作目にあたる「旅の仲間」は作品世界の設定・説明的な位置にもあたるので追加されたシーンには、世界をより深くしるためのパートが多かったです。ハッキリ言って商業的な劇場公開作品としては向かない長さ、こだわりを持って製作された作品なので、このDVDスペシャルエクステンデット版が本当の「指輪物語」と言えるのではないでしょうか!
etc 2005.2.5---SPEXT DVD http://www.lotr.jp/index.html
ロードオブザリング 二つの塔SP Extended(アメリカ:2002年) ★★★★★
スタッフ 監督:ピーター・ジャクソン
出演:メインキャストは「旅の仲間」にて。今回登場/ミランダ・オットー(エオウィン)/バーナード・ヒル(セオデン王)/ブラッド・ドゥーリフ(蛇の舌:グリマ)/デヴィッド・ウェンハム(ファラミア)/カール・アーバン(エオメル)/ジョン・ノーブル(デネソール執政官)/アンディ・サーキス(ゴラム)/他
物 語 フロド・サムは「滅びの山」を目指すが思うように歩は進まなかった。そんな所に指輪の嘗ての所有者ゴラムが2人を襲う!
一方離ればなれになったアラゴルン・レゴラス・ギムリはオークにさらわれたメリーとピピンを救出するため後を追うが道中、ローハンから追放されたの騎士団の一隊より、セオデン王にまつわる不穏な噂を聞いた...。
感 想 3作まとめて好きなんですが、あえて一番好きなのがこの「二つの塔」です。初めて劇場でみた時のヘルム峡谷での戦いの圧倒的な迫力が何度観ても興奮できます。今回の追加シーンは43分!1作目のSPエクステンデット版を観ていないと微妙に話が繋がらないかも知れませんよ。
etc 2003---劇場&SPEXT DVD http://www.lotr.jp/index.html
ロードオブザリング 王の帰還SP Extended(アメリカ:2004年) ★★★★
スタッフ 監督:ピーター・ジャクソン
出演:キャストは上記「旅の仲間」「二つの塔」を参考に。
物 語 ヘルム峡谷の戦いで撤退を余儀なくされたサウロン・サルマン軍が次なる戦地にゴンドールのミナスティリスに兵を送り込む事を察知したガンダルフはセオデン王に援軍を要請するが....。
指輪に囚われはじめているフロド。指輪を「愛しいしと」と呼びすきがあれば奪いたいと徐々に本性を現すゴラムにサムは警戒心を強めるが.....。クライマックスに向け人間、エルフ、ドワーフそしてホビットは最期の戦いに向かう!
感 想 遂に完結です。今回スペシャルエクステンデット版が発売され1・2・3と一気観賞!約12時間かかりましたが見応えと感動の1日となりました。劇場でみた時におもいっきりカットされているなと思わせた。サルマンの最期や死者の道〜海賊船〜ミナスティリスにアラゴルン達現れるまでのつながり等が追加されていました。スペシャルエクステンデット版を見るとこの「王の帰還」の劇場版はかなり泣く泣くカットした感じがしますね。追加シーンは50分にも及びます。
etc 2004---劇場、2005.2.6---DVDspex http://www.lotr.jp/
ロッキー・ザ・ファイナル(アメリカ:2006年) ★★
スタッフ 監督:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン(ロッキー・バルボア)/バート・ヤング(ポーリー)/アントニオ・ターヴァー(ディクソン)/ジェラルディン・ヒューズ(マリー)/マイロ・ヴィンティミリア(ロバート・ジュニア:ロッキーjr)/他
物 語 かつてボクシング界の栄光の階段を昇りつめた男・ロッキー。しかし今では愛する妻に先立たれ、息子は家を飛び出し、孤独とともに日々を過ごしていた。そんな中、かつての馴染みのバーに立ち寄ったロッキーは、マリーというシングルマザーと出会う。その後彼は、心の喪失感をぬぐうために、再びボクシングを始めることを決意するのだったが… (goo映画より抜粋)
感 想 結構いい感じに思えるのだが、日本人にはあと、一歩足りない?感じも残った。しかし、懐かしさにどっぷりと浸かりたい?そんな後ろ向きな気持ちで、「あの頃の興奮を!もう一度」なんて観始めるとロッキーバルボアに叱られますよ!
etc 2008.9.5---スカパーch.330 WOWOW
好奇心のゆくえ→
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