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Hello, world!

何はともあれ,いわゆるHello, world!ですね。
Windows95のDOSプロンプト・ウィンドウで動かしてみましょう。
C:\WINDOWS\TEMP>python
Python 1.5.1 (#0, Apr 13 1998, 20:22:04) [MSC 32 bit (Intel)] on win32
Copyright 1991-1995 Stichting Mathematisch Centrum, Amsterdam
>>> 'Hello, world!'
'Hello, world!'
>>> print 'Hello, world!'
Hello, world!
>>> import sys
>>> sys.stdout.write('Hello, world!\n')
Hello, world!
>>>
といった具合です(‘>>>’がインタプリタからのプロンプトです)。インタプリタから抜けるときは,^Z(Unixでは^D)を入れます。

次に,これをスクリプトにして動かします。ファイル名は hello.py としましょう(Pythonのソース・プログラムの拡張子は,‘.py’です)。

C:\WINDOWS\TEMP>type hello.py
print 'Hello, world!'

C:\WINDOWS\TEMP>python hello.py
Hello, world!

C:\WINDOWS\TEMP>
Unixであれば,

#!/usr/local/bin/python
print 'Hello, World!'
と1行目に追加して(もちろん,pythonインタプリタのパスですよ),これを実行可能にしておけば(chmod +x)
hello.py
で動きます。

では,ウィンドウ・プログラミングをしてみましょう。Tcl/Tkがインストールされているものとします(Windows用のもあります)。


#!/usr/local/bin/python
from Tkinter import *
Label(text='Hello, world!').pack()
mainloop()
これを実行すれば,というウィンドウが表示されます。

# これはPythonの威力というよりは,Tkの威力ですね。
# でもTkを簡単に使えるのはPython(正確にはTkinterライブラリ)の威力です。


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