ギフト/The Gift

渋谷・渋谷東急

今日は一本のみ.やらなきゃいけないことの中でプライオリティを下げてたものが, 下げれないところまで来てしまって一気に上昇という感じ.

本当は「みんなのいえ」を見に行こうと思ってて,マリオンもいいけど 渋谷でいいやと思い,「渋東シネタワー」まで行ったのだが,そこに係員の声.

本日「みんなのいえ」はおかげさまで大変混雑しております.4時10分の回を御覧の お客さまはお早めにチケットをご購入の上地下へどうぞ.

そうか,混んでんだ.やーめた.

このあたりの感覚が一般人とは違うらしい.これで「みんなのいえ」を見逃す ようなことになったら「本末転倒」・・・という言い方もちょっと違うかと思うが, まあ,しばらくやってるから大丈夫でしょ.まだ2週目だし.

じゃあ,代わりに何にしようかなぁ,と.近場で「ザ・ダイバー」にしようかと 「渋谷ジョイシネマ」に向かう.そういや,ここは前もデ・ニーロだったな, と思いつつセンター街・ロフト前経由で行く.

ありゃりゃ,3:45に始まってるよ.駄目だ,次.「東急文化会館」に行ってみよう. 「デンジャラスビューティー」がいい時間にあったような気がする.

到着.一番時間のいいのは「ギフト」,30分後が「デンジャラスビューティー」. 「ギフト」でいいや.

5階のチケット売り場へ.そうか,「ギフト」は今日が初日か.初日から見るのは久々だ. えーと,「カル」以来かな.今日もまた「ぴあ」のアンケート隊が居る.2度目の遭遇. 初日の作品にしかいないわけだが.先週開始で「渋谷東急2」でやってる 「マレーナ」のチケットもここで売ってるのだが,大体半々ぐらいのようです.

購入後中に入ると横の通路に並ばされる.うーん,初日の割にこんなもん? 普通の土日並の人です.もし,入る前に列が見えるくらいだったら多分別の作品に 逃げてたな.

時間になり入場開始.やっぱり人はそんなに多くないぞ.前回の「15ミニッツ」と ほぼ同じくらいの位置につける.

予告.「A.I.」と「パールハーバー」の予告が新しくなってる.「A.I.」の方は 冒頭にスピルバーグがでてきて挨拶する.そういや,もう来週には先行上映があるな. 一方,「パールハーバー」は「戦い」路線から「感動」路線に変えてきたようだ. まあ,いろいろ日本に配慮した結果どっちつかずな中途半端な出来らしいが. 日本版ではカットされてるというのはどんなシーンなんだろう?

まあ,日本も教科書問題やらなんやらはっきりしないところがあるので, どういう描き方されようが人に言えた義理ではないのだが. 「殴られた方は覚えてるけど,殴ったやつは忘れてる」ってことですね.

ほかにも「ラッシュ・アワー2」の予告.最近は日本向けのコメントを撮るらしく, ジャッキー・チェンとクリス・タッカーが「コニチワ」とかいってる. チャン・ツィイーもでてるらしい,見ねば.

「ギフト」.記憶喪失のワケあり男が主人公のキムタクが主演のドラマ,ではない. そういや,あのドラマは「酒鬼薔薇事件」のおかげで再放送がされていないのだが, その後どうするつもりなんだろう?主題歌にブライアン・フェリーの「TOKYO JOE」 を持ってきたあたりで,かなりちゃんと見てたドラマだったのだが.脇も室井滋とか 小林聡美とか,こうなんか渋いキャスティングだったし.

あらためて「ギフト」.予知能力を持つアニーは夫に先立たれ3人の子供を養うために 占いでわずかな生活費をかせいでいる.彼女を頼ってきてくれる常連客の周りで事件が 起こり彼女の能力を手がかりに犯人が捕まえられる,がしかし・・・

「エリザベス」のケイト・ブランシェットがアニー役.実際のところ何歳なのか 知らないけど,いつ見てもなんかオバサンっぽい.というわけで, 今回の子持ちという役の上ではぴったり. 「エリザベス」みたいに昔の格好させると結構ハマリ役.

オープニングの出演者をみてたら「ヒラリー・スワンク」というのを見つける. 「ボーイズ・ドント・クライ」のあの「ヒラリー・スワンク」か?というのを 思いながらもどの人だかわからず.なんと,この役でしたか,全然イメージが違う.

逆にキアヌ・リープスをエンドクレジットでみつける.役名から考えると納得. 最近怪しい役が多いなぁ.最近は「スピード」のころの「キリリ」とした感じがまったく 無くなって,ちょっと不精なオヤジの役が多い.しかも暴力的(^^;

で話の方はちょっと何をメインにしてたのかちょっと焦点がボケた感じ. 超能力者の苦悩が描きたかったのだとは思うが,話が大きく展開するのは 後半になってから.前半がちょっと長い.

しかも,ストーリーの核である殺人事件の展開が読めまくり. 犯人がそうなるのも予想できたし,容疑者も簡単に狭められるし, 結論もやっぱりという感じ.伏線が多すぎたような気がする. いくつかダミーもあったけど.わかりやすすぎ.

途中,携帯の呼出音が鳴ること2回.私の隣の隣に座ったカップルの ねーちゃんがメール読むこと数回.やはり初日はやめとくべきだったかな.

終わって劇場をでると,まだ「ぴあ」の調査隊がいる. 避けるでもなく捕まったのでアンケートに答えてみた.

聞かれる項目は,

で,まあ素直な感想を答えてきました.写真はパスしたのですが, それもOKすれば名前とかも聞かれていたんでしょう,きっと. 載ってる人を見ると他にも職業とか聞かれてるみたいだし. それにアンケート用紙を見るとまだまだ書く欄が残ってた. 最後に,過去の表紙のイラストのポストカードを貰いました. 2000年11月27日号の広末涼子のでした.

次に見たい作品にはもちろん「みんなのいえ」と答えておきました.

しかし,このアンケート調査のバイトって結構ハードでないか? 今日の渋谷で言えば初日の作品は「ウェディング・プランナー」@渋東シネタワー, 「ギフト」@渋谷東急,「天国から来た男たち」@渋谷シネパレス. このうち後ろ2つは終了開始時間ともに近いので同じ人が同時にというのは無理. かといって一人が一作品だけの担当では途中の時間が滅茶苦茶暇だし(ボロいバイト?). そうすると渋谷だけでも二つの映画館を行ったり来たりということになるわけで・・・. いったい何人でどのくらいのところを担当しているんだろうか?

ついでに池袋の「ジュンク堂」に足を伸ばす.

講談社文庫の恒例「真夏のミステリーズ」キャンペーンが今年もあるようだ. 去年もこの小冊子を見て後輩のTのっちとSさしんとぶつくさ言った記憶が. 一年は早いのぅ.

先日,今年の江戸川乱歩賞は無事決定したようだが,3年前の受賞作が 今回文庫落ちしたらしい.「果つる底なき」と「Twelve Y.O.」. 二作同時受賞でした.しかし,江戸川乱歩賞文庫の方でそろえるつもりなので 買わない.そうすると,揃うのは何年先だ?10年くらいか?

しかし,最近の文庫本って高くなったよなぁ.平気で700円とか超えるし. 今,ノベルズっていくらくらいだっけ?

今回は文庫は買わず.しかし,別の本3冊購入.8000円弱.やっぱり 一冊が高いんだって.揃えのいい本屋は鬼門だなぁ.あるのを見ると 買っときたくなる.そしてまた引越の荷物が多くなる・・・.

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