さて,今からでかけて3本いけるか?という時間.4時半までに着けばなんとかな るかな.
今日は「レクイエム・フォー・ドリーム」が目当てなので,これを軸に考えると かなり限られる.初日ものも含めると「ドクター・ドリトル2」か「けものがれ 俺らの猿と」との組合わせ.最後は「0cm4」といったところか.
渋谷着は4:30.「ドクター・ドリトル2」には厳しい.これで今日の予定は確定. まずは「レクイエム・フォー・ドリーム」.歩いてるうちになんか雨っぽいのが ぽつりぽつり.降るかな〜?と心配になりつつも降るなら移動以外の時にしてく れれば問題はない.
「プライムビル」着.「松竹セントラル」でやってる「パール・ハーバー」は 立見の状態らしい.が,私には関係ないのでエレベータで上へ.
ふむ,思ったよりは混んでいる.でもまだまだ座れる.
予告で次に見る予定の「けものがれ,俺らの猿と」が流れる.そうか,ここの半 券提示で割引だったんだな.使おう.
「レクイエム・フォー・ドリーム」.母と二人暮らしのハリーとその周囲の人間 の物語.ひと儲けして彼女と店を開こうとするハリー.テレビに出演するために ダイエットに励む母.始めはうまくいっているように見えたが,次第に事態は悪 化していく.
まさにタイトルどおり,「夢への鎮魂歌」.人は誰でも夢を思い描く. ささやかな夢,壮大な夢,人それぞれ.夢が叶いそうに見えるが, そう簡単にはいかない.時には自分を見失ってしまうことも.
「π」の監督,ダーレン・アロノフスキーの作品.前作ほどの特殊な雰囲気は無 いが,ドラッグをテーマにしているが,映像もドラッグっぽいかも.
音楽が「クロノス・カルテット」.弦楽四重奏というのはどこがやってもあんな 感じのアレンジになってしまうのだろうか?嫌いではないのだが.音楽的にはか なりマッチ.
そういえばクレジットに「KEN ISHII」というのも見えた.
「ジェニファー・コネリー」ってあの「ジェニファー・コネリー」だよな. 俺より年上だよな.
「文化村通り」を横切るようにして「PARCO Part3」へ. 雨は降ってない.
エレベータで8階につくと,列がない.どうやら,奥の方に並んでいるらしい. 「シネセゾン」の半券で200円引き.指示されるままに進むと・・・
劇場の横に並んでいるくらいかとおもったら,階段に並んでいる.しかもかなり の数.降りていくがなかなか最後尾にたどりつかない.4階までおりてやっと最 後尾です.流石初日.
途中,「ぴあ」のアンケート隊もいましたが,帰りもこの階段ということなので しょうか?
時間になっても列が動かない.少したってやっと動き始めた.私が入った時には すでに結構な混み具合.真中のブロックはほとんど埋まってます. しかし,「アタック・ナンバーハーフ」の時とほぼ同じ位置をゲット. 視界も良好.
予告.ガーン!そうだった,チケットリターンシステムの方を使えば, 1000円で見れたのに.半券,持ってたのに.
「けものがれ,俺らの猿と」.売れない脚本家佐志のところに,大作映画の脚本 の仕事が舞い込む.しかし,この仕事を持ってきたプロデューサーという男がう さん臭い.取材に行けば,いく先々でトラブルに巻き込まれる.
原作,町田康.監督,須永秀明.主演,永瀬正敏.怪演,鳥肌実.キャストは問 題ないのですが,脚本的にはどうなんだろ?なんつーか,キャストの個性に頼っ ていてストーリーが御座なりになっているような.原作はどんな感じ?
タイトルは多分「Be a beast with our monkeys.」ってことだと思うのだが, ここんとこもいまいち伝わってこないんだよね.
ちょっと消化不良.「ぴあ」の調査隊はいなかったけども俳優5,脚本3,他は4 といったところ.ファンの方にはもうしわけないが.
次は「0cm4」を見ようと「シネ・アミューズ」へ移動.「シネマライズ」 の「ELECTRIC DRAGON 80000V」に流れる人もいるようです.どちらにも 永瀬正敏がでてますね.日本映画脇役の代表格が大杉漣ならば,主役の代表格は 永瀬正敏ってとこでしょうか.でも,世界的には役所広二とかの方が有名かも知 れませんが.
「シネ・アミューズ」に時間ぎりぎりに着.「けものがれ,〜」が約10分押しだっ たので,予定が狂った.
チケットを買おうとしたら「立見になりますが」といわれた.ガーン.初日では ないのに.時間的には20分の作品なので問題ないのだが,後ろの方で小さいスク リーンを眺めるというのはいまいちなので,退散.
さて,どうしよう?たしか「猿の惑星」の先行レイトがあったはずなので「東急 文化会館」を目指す.21:45というのがあるはず.
「東急文化会館」着.あれ?「A.I.」と「パール・ハーバー」しかやってない. 「ぴあ」確認.ありゃりゃ.ガーン!「渋東シネタワー」だった.戻る.
「渋東シネタワー」着.4館あるうち3つを使って「猿の惑星」の先行レイトショー をやっている.だいたい一時間前後の間隔でどこかの回が始まる.こんなに客が 入るのか?まだ先行だぞ.
21:45の回は「渋東シネタワー1」.初めてですね.7階へ.
「2」と間違うかの程同じような作り.カウンタやら売店やらの位置が一緒. 中に入る.椅子の色が違う.紫系.610席.「2」よりも縦長で広く感じるが, こっちの方が席数は少ない.多分2階席がないせいです.天井が「シネセゾン」 と似た感じで蒲鉾型してます.床はほぼフラット.前の人の頭が厳しいですな.
実はかなりの混みようで,いい位置の席はほとんど空いていない. そんなに話題作になっていたのか? が,距離的にいい位置に一つ空いているのを発見.ここに決める.
しかーし,前のカップルが二人とも妙に姿勢がいい.イコール,頭が邪魔. この場合,肩が椅子の上に見えていたらかなり致命的でしょう.
私の場合は,彼女の方だったのでまだ比較的良い方,といっても字幕は 見えない.ひどいのは私の隣にいたおねーちゃん.彼氏の方はかなり邪魔.私の 視界も遮ります.結局,二人の間を覗くように字幕を読む私. 隣のおねーちゃんは身を乗り出してみたりかなり大変そう.もともと小柄だし.
それでも,スクリーンは思ったより上にあったんですけどね.それでも駄目.
「猿の惑星」.リメイク,ではなくてリイマジネーションなんだそうだ. 前作から継承したアイデアは「猿が人間を支配した惑星」ということだけらしい.
磁気嵐にまきこまれ不時着した惑星では,猿が人間を支配する.人間は奴隷とし て扱われ売買されているこの世界で捕らわれの身となってしまった.なんとかこ の惑星を脱出しようと猿人たちに反抗するが・・・.
前作はラスト以外よく覚えていないのですが,そのせいで宇宙船の残骸が 冠のように見えてしまいました.
今回もラストは「そうきたか!」といった感じ.なるほど〜.
ところで,特殊メイクが凄すぎて,ティム・ロスだってことすっかり忘れてしま います.
帰り,東急-JRと乗り継ぎの切符を買おうとしたら,発売中止中.なぜに? まさか,もうJRの最終には間に合わないってか?とにかく東急の分だけでも買う.
「武蔵小杉」着.なんだまだ大丈夫じゃないか.心配させてくれて. でも,何故なんだろう?どうしてなんだろう?