海の日です.いくらハッピーマンデーで祝日が月曜になろうとも, おそらく最後まで動かないのがこの日でしょう.なぜなら, 東北以北以外の学校のほとんどで夏休みがこの日から始まるからです.
ちなみに,私の田舎では夏休みも冬休みも26日〜翌月20日まででした. 決められているのは年間を通しての休みの日数なので,地域によって 夏休みが長かったり,冬休みが長かったりしてもよい(はず)なのです.
で,本日の目的は「靴を買う」です.先週久々に(2ヵ月振り)スーツ・・・ といっても上はYシャツでしたが・・・を着たら,靴が壊れた. たしか,この靴は大学の入学式のために買った,しかも合成皮革の超安物 だったので,ここまで持ったのだから天寿を全うしたというものでしょう.
来週また必要になるので,忘れないうちに買いに行きましょ. では,どこにいくか?今日は「パズル」を見ておきたいので,銀座です. 今日が最終日なのです.
有楽町駅で降りる.4時過ぎです.思ったより早くついた. さて,銀座に来たのはいいが,どこに何があるのかがわからない. とにかく4丁目辺りに行ってみよう.
まずは「シネ・ラ・セット」の場所を確認.あー,ここだったの. 入り口はあんまり目立たないのね.時間も確認.変更は無し.
ついでに東映の前を通る.notまんが祭,butアニメフェアをやっている. もう一つは「ラマになった王様」.5時スタート,6:30には終る. おー,もしかして,これも見れるか?
さらについでに「シネスイッチ銀座」もチェック.今日はレディスデー ということで,看板がでてます.「900円」なんですね.女性はお得だ.
中央通りは歩行者天国になってます.さて,どこに行こう? と回りをみると「ワシントン靴店」の看板.おー,ここでいいよ.
紳士靴は2F.さくさく行ってさくさく決める.どうせあんまり履かないので.
というわけで,「シャンゼリゼ」に向かう.途中,「晴海通り」の信号待ち をしていると,角に交番があることに気がつく.狭そー. でも,結構人の出入りが激しい.道を聞く人が多いようです.
さて,東映に着きチケット購入.地下へ.ディズニーアニメにしては人が少ない. したがって子連れも少ない.逆に普通のカップルとかの方か多い.
丁度前の回との入れ替わりの時間だったのて,多少出遅れる. 少し前かな?と思う席をゲット.前には子連れのお父さん. ちょっと子どもの動きが気にならなくもないが,面白い内容で あるならば,子どもの目も釘付け・・・のはず.
さて,予告.気になる予告は,久石譲の「カルテット」.音楽もので良かった. 他の内容だったら見に行く気も起きないが,これならば期待してもよさそう. 聞こえて来る音楽はいかにも久石譲の映画音楽と言う感じ.
予告なんだが予告ではない,西城秀樹の「ラッキー・ムーチョ」のビデオクリッ プ(?)が.これは,「ラマになった王様」の主題歌の日本語版.そうそう, 今日は「日本語吹替え版」なのです.だって「字幕版」ってどこでもやってない んだもん.しかし,「走れひょうきんもの」・・・ではなくて「走れ正直者」と か,なんで,ヒデキはこういう曲が増えてきてるんだろ?
本編開始.おー,最近の日本語吹替え版は凄いことになってるぞ. 「トイ・ストーリー2」の時も思ったが,最近の日本語版は台詞と主題歌 だけでなく,本編中にも日本語が登場する.今回はタイトルが完全日本語.
さすがにメインテーマシンガーの風貌まではいじらない(いじれない?)ようだが.
よくある話で,王様がわがまましほうだい.今回の王様は「クスコ」18歳. 日当たりのいい山の丘に「クスコリゾート」なるプールをつくろうと計画する. しかし,もともとそこに住んでる村人達のことは全然考えていない. さらに,ひそかに国をぎゅうじろうとしていたイズマの怨みをかってしまい, 薬を飲まされラマにされてしまった.ひょんなはずみでリゾート建設予定地の パチャの村までやってきてしまった.
王様の吹替えを「藤原竜也」がやっていた.最後のクレジット見るまで 全然気がつかなかった.もちろんヒデキも声の出演してます.
正当派ディズニーアニメとはちょっと違った,いわゆるコメディ路線の 話です.ノリとしては「トムとジェリー」や,あるいは「ミッキーマウス」や 「ドナルドダック」の短篇ものといった感じ.視聴者(この場合は観客)に話し書 けてきたりするタイプです.
ディズニーらしく,道徳的に問題のある王様が次第に改心するという話なのです. 話の内容にも,キャラクターの動きにも随所にディズニーらしさが見受けられま す.
可もなく不可もなく.
ひきつづき「シネ・ラ・セット」.有楽町駅の目の前です.10分で移動. 階段を昇ったつきあたりがカウンタ.左が劇場です. 既に開場済.お客さんが入っています.
初「シネ・ラ・セット」でした.159席.意外と縦に長い. スクリーンサイズに合わせて6列目位のあいてる席ということで, 奥から3番目.
ん?妙に角度がついている.そうか,通路はスクリーンに対して垂直に延びてい ないんだ.いつも頼りにしてる天井のライトの配置も斜めになっている. ってことは,ほとんどの人は右から斜めにスクリーンをみることになります. 前の人の頭が邪魔そうなので,さらに一つずれる.
「パズル」.スペインのセビリア.売れない作家シモン.今は新聞のクロスワー ドパズル作家として食いつないでいる.ある日,シモンの家に脅迫紛いの電話が かかってくる.聖週間に入ったこの地では教会を狙った不可解な事件が発生して いた.
シモンの周辺で起きる明らかに不審なできごと.次第に明らかになる事実. それらを組み合わせた時,犯人とその狙いが判明する.
ふーむ,宗教と絡められると奥が深い.脚本はなかなか.書いてしまうと核心を ついてしまうので書けないが.ミスリード,逆転,またまた逆転.
はて,原題はどういう意味なんだろう?
タイトルバックとエンディングが斬新.
引続き「オープン・ユア・アイズ」.ちょうど先輩から「トム・クルーズが リメイクするらしいよ」という話を聞いたところで,見てない,今やってる, 銀座だ,というわけ.移動もないし確実に見れる.
「パズル」主演の「エドゥアルド・ノリエガ」が主演だったということで, あわせて再上映していたわけです.監督は「CUBE」の人らしい.
「パズル」が終ってすぐチケット購入.元々1000円均一であるが,「パズル」の 半券で100円引き.今回は番号札をもらう.17番.番号順での入場です.
今度はスクリーンの正面に座るべく,入り口入ってすぐのところに座る. しかし,スクリーンからは正面なのだが,椅子は斜め.ちょっと不自然な姿勢で スクリーンに正対する.
そういえば,ここの劇場は名付けて「飲食できるだけ禁止」.基本的にロビーで お願いします,なのだが,絶対禁止というわけでもなくて.
プレイボーイのセサル.同じ女と2回は寝ない.ある日,付きまとわれた女の車 に乗っていて自動車事故に会い,手術では復元できないくらい顔が滅茶苦茶にな る.その後,奇跡的に顔が復元するが何かがおかしい.
どこまでが夢か,どこからが現実か,見ている側も混乱する.そして,衝撃のラ スト.
SFとしてみた場合はありがちな話,しかも夢がらみではあるのだが, さらにそこに哲学的な要素が.これは脚本と演出がうまい.
2番煎じは多くの場合前作を越えられないことの方が多いが, トム・クルーズはどういう風に見せてくれるのか?