バロウズの妻/William. S. Burough's Wife

渋谷・ユーロスペース2

今朝帰ってきたのは7時くらい.午前中は寝て午後にお出かけ. 早く帰って来たいのであまり長くないのを選んだ結果「バロウズの妻」. 「ユーロスペース」も初めての劇場です.

渋谷着.いつもはハチ公側に行くが今日は反対側.昼間通るのは初めてかも. ふーん,歩道橋がこうなってんだあ.

大体の方向しかわからないので,とりあえずはキョロキョロしながら進む. 看板を発見.しかし,結構な坂ですね.

階段を昇り2階へ.チケット購入.あら,なんか前売券みたいに絵がついてる. 裏に整理番号.23番です.正確には91023番.下2桁が整理番号なんだそうだ.

ロビーで待つ.広いわけではないが,特別窮屈なわけでもない. そのうち混んでくる.結構混んでる.

前の回がおわり人がでてくる.係の指示があるまで待つ. その後,番号順に入場.でも既に半券は切られているので,きちんと確認 しているようには見えない.だいいち,押されている番号自体が 元々かすれていたりする.

中へ入ると,予想通り小さい.スクリーンもあまり大きくなさそうなので, 前の方に座る.3列目.

後ろの列に座ったおねーちゃん達の会話が聞こえる.「シネアミューズみたいに もっと前の方に座った方がいいのかな?」.私もそう思いました.

結局スクリーンは思ったよりは大きい.でも,前の人が邪魔になることは確か. 椅子が互い違いになってはいるのだが,それでも視界を遮る. 音は定位がイマイチ.センターが弱め.ついでに音が上から降って来るような 感じ.

で,「バロウズの妻」.ドラッグに浸るバロウズとその仲間たち.ジョーンも その一人.ある日,仲間が偶発的に殺人を犯してしまい,その後疎遠になってしまう. ジョーンはバロウズと結婚するがバロウズはバイセクシャル.男をつくりいつも 家を空けている.ある日,昔の仲間であるルシアンとキンズバーグが訪ねてくる.

ウィリアム・バロウズ.作家.1950年代に起こった「ビートニク文学」の 代表作家.代表作「裸のランチ」他.

はっきり言ってよく知りません.どちらかというと「ビートニク」というと 鈴木慶一と高橋幸広の「ビートニクス」が思い浮かぶ人です.多分関係あるんだ ろな.

そのバロウズ本人ではなく,妻に焦点を当てた作品.彼女はバロウズに ピストルで撃たれて死亡してしまう.なぜ彼女は死んでしまったのか. どうして,バロウズは彼女を撃ったのか.

バロウズって人は映画「ブレード・ランナー」に多少関係がある人らしい. クレジットにも名前がでてくるらしい.

映画の方はといえば,時代の背景がわからないせいか,どうもイマイチ. そういう時代だったのねー,というか.なぜバロウズの手元が狂ったのか, あるいは本当にいつもあんなことをやっていたのかという疑問が残る.

それよりなにより気になってしょうがなかったのは私の前に座った人. 左前の席なのに,何故か画面中央寄りの私の前に頭を持って来る. で,問題なのは座高が高い.私は浅く座る人なので余計邪魔になる.

しかも,それだけじゃなくて落ち着きがない.右に寄せてみたり左に寄せてみた り,よく動く.しまいには寝てるのではないかと思うくらい頭が 真横になってみたり・・・,でもすぐに立て直す.眠いなら寝てていいので, おとなしくしてて下さい(^^;

どうやら,私の後ろの人にとっても邪魔だったらしい.

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