青の炎

渋谷・シネフロント

今日もよく寝た.寝てばっか.

今日は時間の確実なものを狙って「青の炎」と「 ボウリング・フォー・コロンバイン 」.チケットがとれてしまえば予定は確定.

まずは「シネフロント」に行ってチケットをゲット.いつもどおりの良い席をと れました.では,時間を計測しながら恵比寿へ移動.

地下から山手線ホームへ.タイミングよく電車が入ってくる.乗って一駅.東口 から出て「 スカイウォーク 」を歩く歩くあるくあるく・・・.終わってもまだ歩 く.いつものことながらここは遠い.

次の回は19:00から.まだ一時間以上あるのにすでに満席.私の狙っていた21:30 からの回もすでに108番.232席なので,既に半分くらい.開戦後だからなのか? まだまだ話題作だからか?いずれにせよ,終了日未定でロードショー中.

時間の方は無事間に合いそうなので,渋谷へ戻る.とある本を買いに「 Book 1st 」へ.ところが,目当ての本が見付からない.ないわけはないだろ,と思っていた のだが見付からない.雑誌扱いかと思いそっちもチェックするが無い.そんなこ んなで時間が迫って来たのであきらめて「シネフロント」に行く.

ん,エレベータから普段と客層が違う予感.なんか,中学生やら親子づれやら. そうか,嵐にあややだったんだな.アイドル映画と呼んでもいいキャストなんだ. いつもよりロビーが混雑しております.

入場.やはり混んでます.満席とまでは行きませんが8割強は埋まってます.

「青の炎」.高校生の秀一は母と妹の3人家族.父親は幼いころに事故で亡くなっ た.母はその後,曾根という男と再婚したが,暴力に耐えかねて離婚した.その 曾根が突然あらわれ,家に居ついてしまった.飲んだくれて寝てばかり.奴がい ると家の中は滅茶苦茶だ.奴を排除しなければ.俺が殺らなければ.

貴志祐介原作 の映画化. 蜷川幸雄 がひさびさの監督というだけでなく, 嵐の二宮和也と松浦亜弥が主演という話題作.原作は読んでません.貴志祐介原 作の映画化というと「 黒い家 」と「 ISOLA 」がありますが,どちらも・・・でしたからねぇ. さて,今回は?

そんな心配は無用だった.アイドル映画には成下がらなかった.流石は蜷川. 映像もなかなか良かった.

映像は良かったのだが,出だしの音が悪い.なんかこもった感じ.音響システム が悪いわけは無いので録音が悪いのか?

山本寛斎が父親役.いやー,オヤジだねえ.

鈴木杏は特別出演ということらしい.まだ15歳か・・・.「 リターナー 」の時から思ってたんですが,ちょっと太ってきた?

唐沢寿明がほんとのチョイ役.竹中直人はあいかわらず怪しい.二人とも友情出 演.

で,松浦亜弥なんですが・・・これは演技なのか素なのかよくわからん. ラストカットの表情はかなりよかったと思います.

ところで,この「青の炎」.Webサイトがみつからない.なんでだ?ジャニーズだ からかと思ったけど,「 黄泉がえり 」ではうまいこと作ってたし.

ボウリング・フォー・コロンバイン/Bowling for Columbine

恵比寿・恵比寿ガーデンシネマ2

恵比寿へ移動.無事開場前に劇場に着く.しかし,この混みようはすごい. 満席だそうです.

こういうとき,一人できてると席を探すのが楽でよい.1席だけならば,多少遅 れても良い席があいてたりするもの.まずまずの席です.

「ボウリング・フォー・コロンバイン」.アメリカでは何故こんなにも銃による 死亡事件が多いのか? コロンバイン高校での銃乱射事件 を題材に,現在のアメリ カが抱えている銃社会の問題を浮き彫りにするドキュメンタリー.

説明は無用だろう.とにかく見て感じるしかない.

結論はでない.しかし,監督の主張は十分伝わってくる.これが今のアメリカな のだ.そして, アメリカの過去 も忘れてはならない.

今年の アカデミー賞 は「 戦場のピアニスト 」と「ボウリング・フォー・コロンバ イン」を外すわけには行かないだろう.開催が危ぶまれているが,この時期に開 催するからには,この二作品にオスカーを渡さないでどうする.

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