阿修羅のごとく

渋谷・渋東シネタワー3

掃除の予定が午後まで寝ている.最近,寝てばっかり.でも,最低限やらなきゃ いけないことだけはこなしておいて,今日は「 阿修羅のごとく 」だけにする.

さて,渋谷.ちょっと早めに着いてしまったが,お金をおろして劇場に直行. 「渋東シネタワー3」です.

中に入って時間まで読書,と思っていたら,ロビーの椅子が埋まっている. とはいえ混んでいるわけではない.ちょうど椅子の数+αしか椅子がないのだ. 今まであまり意識していなかったけど,ちょっと椅子が少なすぎるかな. とにかく,時間まで読書は実行.

時間になり掃除終了後に入場.まあ,予想はしていたけどあまり混んでいない. 久々に通路脇に座る.

予告.「 ブルース・オールマイティ 」.この作品に出てくる電話番号って, 555 じゃないんだって.なんかトラブルもあったらしい.

「阿修羅のごとく」.竹沢家の四姉妹.ある日,三女の滝子が久々に姉妹を集め る.実は70歳を超えている父親が浮気をしているらしいというのだ.動揺する四 人であったが,母には内緒にしておこう,ということで話をつける.しかし,彼 女たちもそれぞれ,問題を抱えていた.

向田邦子原作の元テレビドラマを映画化.ドラマは20年も前の話なので私の記憶 にもない.監督は森田芳光.

時代設定は昭和54年.これはどうやらドラマ化された年らしい.つまり,当時と してはリアルタイムな現代劇として書かれたということだ.しかし,今は昔.い ろいろ懐かしい雰囲気.

この時代だと四人姉妹,しかも長女と四女が20歳も離れているというのは既に珍 しいと思う.まあ,そこはドラマ.あり得ない話でもないし.

日本版の「 若草物語 」なのかなぁ,これって.

ふーん,八千草薫ってドラマにもでてたんだ.ナレーションもやってるのかと思っ たら,そちらは加藤治子なのね.

古き良き日本の家族,って感じですね.今の日本には欠けているものかもしれな い.

終わりの方,しめかたがいまいちだったけど,なかなかいい作品だったと思いま す.

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