五線譜のラブレター
De-Lovely

川崎・チネチッタ1

もう終わったと思っていた「 五線譜のラブレター 」がまだやっていたので見に行くことにした.

チネチッタです.上映回数が少ないせいか,ちょっと混んでいるらしい.劇場が 小さいということもあるけど.そんなわけでうしろの方は席が取れなかった.前 から三列目.

図で見るのと実際はかなり印象が違う.かなり見上げるなあ.5列目より後ろで ないとまともではないな.

前から思っているんですが,前の方の席ってスクリーンを見上げなくてもいいよ うに角度つけてもらえるとうれしいんですけどね.全席リクライニングしてくれ ればそれで問題ないわけですけど.

「五線譜のラブレター」.コール・ポーターはパーティでリンダと出会う. 彼女にひかれた彼だったが,実はバイセクシャル.彼女にそのことを告白するが, 彼女はそんなことは気にもしなかった.そのことで彼はますます彼女にひかれ, 結婚を決意する.そして,彼女のおかげでミュージカル作家の仕事を手にする.

ゲイであるコールとバツイチのリンダ.そんなことは関係なく二人は愛し合う. 彼らは男が女を,女が男を愛するのではなく,人間が人間を愛するという上で, 偶然出会っただけなのかもしれない.

映画ではリンダが妊娠する.しかし,一説では二人の間には関係は無かったとも 言われる.だが,二人がお互いを愛し合っていたことは間違いのない事実だった. 彼の書いた曲は,リンダのためのものであったし,彼女は常に彼のことを考えて いた.

もし,彼がゲイではなかったら,二人の人生は別のものになっていたのだろうか?

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