なんとなく体調がよくない.しかし,買いたい本があるので渋谷に出ることに. 最新作は避けたいところなんだけど時間的には「 ネバーランド 」にするしかないな.
先にチケットを購入してからお買物.例によってBook1stとHMVにて.
開始30分前には戻って来る.ここはエレベータが混むので. 上についたらほどなく開場.ぴったりでした.
「ネバーランド」.劇作家のジェームズ・バリはここのところ書いた作品の評判 がよくない.パトロンからはまだ見放されずにいるが,次こそはと次回作の構想 を練っていた.そんなとき公園でデイヴィス一家と出会う.未亡人と4人兄弟は つつましく暮らしていたが,3男の様子がちょっとおかしい.彼は父親の死を受 け入れられずにいるらしい.バリは子供達を楽しませるため,一緒に遊び始める.
ディズニーアニメの方がおなじみですが,元は舞台の「ピーター・パン」が書き 上げられるまでを描いた作品.実話を元にしてます.
良い話だぁ.バリは子供のままに大人になってしまったんですね.だから,こう と思ったことにはそのままつっ走ってしまう.でも,こういう素直な生き方をし てみたいものだ.多分回りに迷惑はかけまくりなんだろうけど.
ケイト・ウィンスレットって「 タイタニック 」のだよな?ずいぶん細くなった なぁ.
帰ろうかと思ったのだけど,体調が良くなったような気がするので,もう一本行っ ておくことにした.時間的につながるのは「 オランダの光 」しかありませんでした.
久しぶりのユーロスペース.既に開場していた見たい.席につくや否や開始. どうも覚えていた時間は間違っていたらしい.危なかった.
「オランダの光」.フェルメール,レンブラントなど,光と影を操る画家を排出 したオランダ.芸術家たちは,オランダの光は他の場所の光とは異なるという. そして,今,その光が失われつつあるのだと.果して,オランダの光は特別なも ので,それが失われつつあるのか,インタビューと定点観測により検証を試みる.
ドキュメンタリーです.
えー,不覚ながら一瞬意識が遠のいてしまいました.瞼が重いのは自覚していて かなり耐えていたのですが,一回舟を漕いでしまった.それ以降は復活したんだ けど.
もうちょっといろいろな画家の作品と照らし合わせて見せてくれることを期待し ていたのだけど,現在のアーティストや評論家の意見が多くて,正直いって面白 いつくりにはなってなかった.淡々としているというか.
今回はプロジェクター上映でした.帰りに映写室のところを確認したので間違い ありません.ミニシアターですからあまり大きいといえるスクリーンではないの ですが,このサイズでも字幕部分のジャギーが気になった.
さらに,終盤にさしかかってから左から大きなノイズが.ブチッ,ブチッってい う感じで数回.なんだったんだろう,あれ?なんかソースに乗っている感じでは なく,音響機器や設備の方に問題ありげな感じだった.
帰る時に「 moog 」のチラシをもらって来てみました.
[一覧] [前の日記] [今日は2005年1月29日] [次の日記]
[Top Page]