本当は昨日行こうと思っていた「 moog 」.昨日はゲストに松武秀樹さんだったんです.
今日はちょっと早めに帰宅して渋谷へ.久しぶりなのと時間があるので, HMV を覗きに行く.作品を見る前にサントラを買ってしまう.
あまり遅くならないうちに劇場を目指す.結構離れてるからにして.
二回目の 渋谷シネマソサエティ .前回はかなり迷った記憶があるけど,今回はちゃんと覚えてました.
階段を降りると列ができていた.その脇を抜けてチケット購入.番号は18番. 前から番号順だったっけ?まもなく開場. レディースシートがあるわけですが,今日は開放中.
劇場内に mini moog VOYAGER が展示してある.ホイールがLEDで青く光ってる. mini moogはこんな進化をしていたのか.
珍しくプログラムを買ってみる.moogロゴの缶バッジつき.白と茶が選べるとい うことなので,moogの木目を意識して茶を選択.600円なり. ちなみに,入場時にはソフトシンセである moog modular V と minimoog V のカタログを配布している.さらに,スタンプラリーをやっているらしく,料金 割引やプレゼントがあるらしい.
「moog」.1964年,ロバート・A・モーグ博士はシンセサイザーを世に送り出し た.聞いたことのない音を発するその機械に無限の可能性を見出したミュージシャ ンたちの前に決定打となったのは1971年発売のmini moogだった.開発者である モーグ博士がmoogシンセサイザーの歴史を振り返る.
えーと,一般の方は見ても???だと思います.多少の予備知識は必要でしょう. シンセサイザは大きく二つに分けられます.アナログシンセとデジタルシンセで す.デジタルシンセは YAMAHAのDX-7 以後と考えて差し支えないでしょう.moogシ ンセサイザはアナログシンセです.オシレータからでる波形に振幅変調とフィル タで音を作ります.デジタルシンセが周波数変調で複雑な音作りができるのと比 べるとシンプルかつ直感的な操作ができるという特徴があります.
いずれにせよ,この,「波形を合成して音を作る」機械がシンセサイザであり, これを発明したのがモーグ博士なわけです.ロックでいえば,ギターとドラムと ベース以外の音はすべてシンセサイザが出していると言っても過言はないでしょ う.もしシンセサイザがなかったら・・・と考えるとモーグ博士の功績は偉大な のです.
さらに,出演しているミュージシャンたちの面々の豪華さがどれだけ凄いかが理 解できるといやでもその凄さが伝わると思うのですが.
モーグ博士萌え〜, minimoog 萌え〜,な人は必見です.
最初に覚えたのが「ムーグ」だったから,今でも「ミニムーグ」と言いそうになっ てしまう.正しい読み方が日本で広まったのは90年前後のころ.モーグ博士の名 前は「モーグ」で覚えたので「ムーグ博士」にはならない.
お,日本でも撮影したんだ.うーん, テルミン は日本でもかなり前から知ってる人は知ってるものだったと思うが. 小山田圭吾 とかはステージで使ってたし.
リピーターにはならないけど,DVDが出たら買うな.
画面が隅まで明るい.多分プロジェクタ上映だったんだろう.
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