上映劇場が限られてきてしまったので、とりあえず見にいくことに。「 スカーレット・レター 」。渋谷で。
チケットを買ったら中途半端に30くらいしか暇がない、渋谷一周して戻る。
劇場は前回来たときと同じ2番。他の劇場にも入ってみたいんだけどな。
座席に座ると後に高校生らしき女の子三人が座った。どうやら売店でラムネを買っ たらしく、「開けてくれるのかと思った」という会話。ふむ、確かに。
「スカーレットレター」。写真館の主人が殺される事件が起きた。ギフンが捜査 にあたることになり、奥さんを疑うが決定的な証拠がない。一方、私生活では妻 と同級生の親友を愛人として囲っている。そんな時、妻が妊娠したという。捜査 をすすめるうちに容疑者と自分の妻の立場が重なりあってきた。
イ・ウンジュの遺作ということで宣伝されてますが、私としてはハン・ソッキュ の最新作。ともあれ、イ・ウンジュはこの作品の役どころを苦にして自殺してし まったそうなので、はたしてどこがそれほど彼女を苦しめたのか?
主人公は警官だけど、どちらかというと謎解きは二の次。わかる人にはタイトル だけで謎は解けるかも。それよりもハン・ソッキュ演じるギフンの堕ちていく様 がみどころ。何に堕ちるのかは御自分で確認してください。今までのハン・ソッ キュとはちょっと違った雰囲気。
イ・ウンジュがどこを苦にしたのかは謎のまま。女優としてならあのくらいはあ るだろう。何か宗教的な問題だとしたら、自殺自体が最大の罪だろうし。ま、マ スコミの報道している情報だけでは真実などわかりはしませんが。
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