ザ・インタープリター
The Interpreter

川崎・チネチッタ9

チネチッタのスケジュールを見たら「 ザ・インタープリター 」にまもなく終了の表示があったので、まずこれを。「 ミリオンダラー・ベイビー 」はまだまだ大丈夫でしょう。つなげかたを考えると「 フォーガットン 」がいい。ちゃんと最終にも間に合う。

外は明るいのだけど、ちょっと雨が降ってきている。でも傘を持たずにでかける。

チケット購入。もうすぐ開場なのでロビーで読書して時間つぶし。 入場したら一番乗り。

「ザ・インタープリター」。国連で同時通訳として働くシルヴィアは、マトボ共 和国大統領の暗殺計画を偶然耳にする。それを犯人に気づかれ、彼女自身に危険 が迫って来ていた。しかし、彼女の聞いたのはささやき声だけで誰かはわからな い。手がかりは、彼女の専門であるアフリカの言語を話すことだ。シークレット サービスのケラーは彼女の警護と捜査にあたる。

独裁指導者に対抗するテロ勢力に国連が介入するか、みたいな、どっかで聞いた ことがあるような話ですが、一応フィクション。

ストーリー展開も見ごたえがありますが、ショーン・ペンがいいですね。渋い。 ニコール・キッドマンの現代劇はひさしぶりのような気がします。見れなかっ た「 ステップフォード・ワイフ 」の予告ではなんかケバい雰囲気があったのですが、いやはや、素敵。

設定だけじゃなく、もっと通訳としての役どころが見たかったかも。

フォーガットン
Forgotten

川崎・チネチッタ6

本日もまた吉牛。食べたのはソースカツ丼。全然牛じゃない。

戻って劇場へ。なんでか知らないが後の列だけ混んでる。

「フォーガットン」。息子を飛行機事故で亡くしてからもう14か月。ケリーは彼 のことを忘れることができずに毎日アルバムを眺めている。ある日、部屋に飾っ てあった息子の写真がすり替えられていた。それだけでなく、周囲の誰もが息子 の存在を否定しはじめる。息子は自分が作り上げた妄想だったのか?

予告だけからだと、 パリ万博での親子の話 を思い出した。

最初のうちはミステリっぽくてよかった。NSAがでてきて政府の陰謀でもあるの ではないかと思わせて。ところが、話が進むにつれてなんだか怪しい方向に展開 してきて・・・、SFになってしまいました。こうなったらもうなんでもアリの世 界です。

結局最後は2002年冬日本公開のシャマラン監督作品になってしまいました。 なんだかなぁ。

ちょっと期待していたので、私の中ではがっくりきてます。

テーマはいいのですが、それをこういう形で見せてしまうのはなんだか勿体無い。

実は冒頭の部分で既に後半につながる伏線があったのね。

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