寝ずの番

川崎・チネチッタ7

悪い評判は聞こえてこない。どうやら下ネタ満載でテレビでは放送できないんじゃ ないか、という噂を聞いたので見に行くことにした。「 寝ずの番 」。

ちょっと小雨糢様だけど、傘は邪魔なので持っていかない。とりあえずチケット を買う。時間までは、昨日からあるCDを探しているので HMVTOWER を回るが置いていない。

「寝ずの番」。落語家の笑満亭橋鶴が死に際に望んだことは「◯◯が見たい」だっ た。弟子達はなんとかその願いをかなえてやろうと必死だったが、実は師匠が言っ たのは「◯◯が見たい」だった。そんな騒ぎの中、師匠は亡くなってしまい、通 夜の晩。弟子達は生前の思いでを朝まで語り合う。

マキノ雅彦こと津川雅彦の初監督作品。「寝ずの番」ってのはそういう意味だっ たんですね。原作は中島らも。

いやー、ホントに下ネタ満載だ。っていうか、直接的過ぎる。映画は言葉につい てはOKなんですね。逆にテレビは妙に過剰反応しますが。

最近の木村佳乃のキャラがよくわからん。女優としての芸の幅はひろがっている のだろうけど。こういう役もやるようになったのね。

真由子ってのは津川雅彦と朝丘雪路の娘なんですね。母親にそっくり。で、長門 裕之は津川の兄なわけで。二人の祖父が映画界の祖「牧野省三」。

実は主役は中井貴一だったんだ。

[一覧] [前の日記] [今日は2006年4月23日] [次の日記]

[Top Page]