ダヴィンチ・コード
The Da Vinci Code

川崎・チネチッタ8

話題に乗り遅れないうちに「 ダヴィンチ・コード 」を見ておくことにしました。今なら3つのスクリーンを使って一時間おきぐら いに上映されているので、着いた時間で決めよう。

到着。一番近い回は15分後。一番大きい8番スクリーンです。予想に反してまだ 余裕がある様子。とりあえず座席を確認してみたら、ベストではないがまずまず な位置が残っていた。じゃ、この回でみちゃえ。

既に開場しているのでそのまま劇場へ。しょうがないので売店でボッタクリエビ アン250円也。コンビニなら110円。

客の入りを見ていると、やっと落ち着いてきたのかなといった感じ。

「ダヴィンチ・コード」。講演のためにパリを訪れていたラングトンは、突然警 察に呼び出された。友人であり美術館長のソニエールが殺される事件が発生し、 彼に協力を求めてきたのだ。しかし、警部はラングトンが犯人だと思ってい る。それを知る暗号解読のエキスパート、ソフィーは、真犯人を探すために彼に 手助けをする。実は、ソフィーはソニエールの孫だった。

今年最大の話題作かつ問題作です。キリスト教の多い西欧では反発が起きている ようです。反感を抜きにしても、エンタテイメントとしても評価がイマイチな噂。 ここは余計な情報が入ってくる前に見ておきたいと思い、予定より繰り上げての 鑑賞となりました。

原作は2分冊、文庫では3分冊という分量かつ、難解だという噂。原作は未読です。 はたしてどこまでついていけるか?一応、テレビでやってたダヴィンチ特集は見 ました。過去にも最後の晩餐やモナリザについてはいろいろ特集がありましたけ ど、今回のはどれもこの作品に絡めて解釈しているのが特徴。

思ったよりもエンタテイメントしてるじゃないですか。多分ミステリとしての謎 解きの醍醐味はかなりあっさりと表現されているような気がしますが。2時間半、 目の離せない展開でした。逆に言えば、目を離す暇がないくらい詰め込まれてい るとも言えます。

キリスト教に関する知識が無いと辛い作品ですね。結局は聖杯を追いかける話な わけですが、その解釈がキリスト教にとっては許容しがたいものになっているわ けで。最後はイエスは人間か神かというところに行き着く。唯一神の宗教はその 根底が揺るぐとまずい。

大体は付いていけたと思っていたのですが、最後の方でジャン・レノが現場にき たあたりでちょっと関係がわかんなくなってしまいました。ジャン・レノってどっ ち側の人なんだっけ?

ところで、ラストの設定が凄く気になるんですが、ルーブル美術館のピラミッドっ て、実際にああいうふうになってるんですか?少なくとも普通に人が入れる部分 までに関しては。

この女の人、「 アメリ 」なんですよね。「 ロング・エンゲージメント 」までは同じ様な髪型だったのですが、雰囲気かわりますね。

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