住所: | 仙台市青葉区一番町2-6-1,5F |
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電話: | 022-222-5252 |
客席数: | 165 |
音響: | DOLBY SpectralRecording |
「松竹劇場」と同じ歴史を持つ「ピカデリー」ですが,本当はこちらが「松竹劇 場」なのかもしれません.
もともとひとつの劇場だった,というのは「松竹劇 場」で書いてますが,こちらは元の劇場の後ろ半分を横に使っていて,ほぼ 長方形に近い形をしています.座席は2列あり,左右対象に見えますが実 は微妙に違っています.左の方が席が多いのです. 私は中央に座りたい人だったので,左のブロックの通路脇というのが多かったで す.
上映作品は「松竹劇場」と入れ替わっていることがありました.多くの場合はこち らは邦画,向こうは洋画ということが多かったです.洋画の方がお客が入るとい うことなんでしょうかね.
松竹劇場と比べると少し音響的に劣ります.少しこもっているような場 合があるのと,向こうは低音の響きがいいのです.予告の時のタイトルは同じも のが流れるのでそれで違いが分かりました.
座席は背もたれが高く,頭のところまであるタイプ.スクリーンはそれよりも高い 位置にあるので,画面が見えなくなるということはほとんどありませんでした.
こちらの映写室は,6階部分にありました.
ここ「ビカデリー」と「松竹劇場」では,インターバルのBGMがビートルズナン バーのストリングスアレンジであることが多かったです.もちろん上映作品のサ ウンドトラックという場合もありましたが,そうでない場合はビートルズ.個人 的にはこれは好きでした.
「ピカデリー」ではごくたまに,ごくまれにでしたが,二本立て構成になること もありました.他にも.夕方以降から作品が切り替わるということもありました. 言ってしまえばレイトショーなんでしょうけど.最初の「オースティン・パワー ズ」は夕方以降のみでしたね.
松竹系の劇場は,新聞販売店と提携していることが多く,契約すると特別鑑賞券, いわゆるタダ券がもらえたんです.期限は月末まででしたが.そういうこともあっ て,私が映画を見始めた最初のころはよくお世話になったものです.
最終更新:2002/11/17
画像は1998年末から1999年にかけてのものです.